From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「なぜ、片山晋呉はパー3が得意なのか?」
というテーマで、お話ししたいと思います。
パー3、パー4、パー5のうち
プロゴルファーというのは実は
パー3の成績が良くないんです。なぜか?
プロたちの平均データを見ると…
これは以前にも少しお話ししたかもしれませんが、
以前に私のところに所属していたプロ4名の
パーオン率とバーディー以上の率を計算し出したことがあります。
パーオン率(平均):
パー3 62.0%
パー4 64.0%
パー5 86.8%
バーディー以上(平均):
パー3 13.0%
パー4 16.3%
パー5 44.3%
見てもわかるように、4名のプロの平均値は
パー3の数字が一番悪いんです。
ですがアマチュアの方からよく言われるのは
「パー3は一発いいショット打ったらパーが取れます」
「運が良ければバーディーだって。。。」
ですが現実としては、パー3というのは
そこまで簡単なホールとは言えないんです。
というのも、パー4やパー5というのは、
ティーショットをミスしてもセカンドやサードで
ミスを挽回するチャンスがあります。
ですがパー3ですと、ティショットをミスすると
あとはアプローチで寄せるしかありません。
パー4やパー5のように挽回するチャンスが小さく、
スコアを崩しやすいというわけなんですね。
片山晋呉プロの秘密…
ですが冒頭のタイトルにもあるように
片山晋呉プロはパー3のパーオン率が高く、
パー3が得意と言ってもいいと思います。
それはなぜかというと。。。
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普段から誰よりも多く、アイアンやウェッジで
ティアップした球を打っているから
なんです。
これは、パー3でアイアンのティショットで
ティアップした球を打つのに
慣れているという面もありますし、
一方アマチュアの方は
アイアンをティアップして打つ機会が少ない、
ということはありますが、本質はそこではありません。
そうではなくて、
アイアンでティアップして練習するというのは、
「クラブの入り方」「打点」を確認できる
この「クラブの入り方」「打点」が安定して初めて
距離、方向性、球の高さ、スピン量といったことが
コントロールできるようになります。
片山プロはこの練習を重ねていることで、
誰よりも正確なショットを放っているというわけです。
私はティアップしたボールを誰よりも打たせる
「アイアンでティアップして練習なんてカッコ悪い」
「いちいちティアップするのがめんどくさい」
どうか、そんなふうに言わないで下さいね。
これは私が自負していることなのですが。。。
おそらく私は、プロを教えるコーチの中でも一番
ティアップしたボールをアイアンで打たせます。
アマチュアのあなたも、やっていただくとわかりますが
アイアンでのティアップ練習をすることで。。。
通常のアイアンショットでのクラブの入り方、
打点をハッキリと確認することができます。
クラブの芯でボールを捉える感覚、
ボールをコントロールする感覚が
自然と磨かれていきます。
まずはティアップした球をショートアイアンで
ハーフショットで打つ練習を、増やしていきましょう。
アマチュアの方が全くといっていいほどやっていないので
回りの仲間に、大きな差をつけることができます。
ツアープロが必ずやっている練習、
これであなたもパー3が得意になれるかも。。。
ぜひ、お試し下さい。
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ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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