From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「上田桃子のバンカーが上手な理由」
というテーマで、お話ししたいと思います。
タイトルの通り、上田桃子プロは
今ではバンカーショットは上手いです。
ですが以前は、普通のアゴのないバンカーでも
出せないほどだったんです。
ではなぜ、今では上手に出せるようになったのか?
それは。。。
プロ1年目。18番ホールで
あれは確か、プロ1年目の6月か7月。
北海道の試合で、18番ホールでバンカー入った時のこと。
アゴがない、なんていうことはない
普通のバンカーに入れてしまいました。
たぶん、ピンまでは15mぐらいだったと思います。
そんなバンカーショットをボアンと打ったんですが
緩んでしまい、打った時点から変わらないままだったんです。
そういう時、選手というのは決まって、
「あれ、ボールはどこに行った?」
という感じでキャディの顔を見てくるものです。
こっちからしたら
「ほら、次早く打たなきゃ」
という感じなんですけどね(笑)。
まあ、それはさておき
当時の上田桃子のバンカーが出なかった
最大の原因が、
グリッププレッシャー
あなたも同様の悩みをお持ちかもしれませんが、
バンカーというのは基本、砂を叩きますよね。
ですので、アマチュアの方もプロも
指に力入ってしまいがちです。
このミスがあって、試合が終わった後で
一時間半ぐらい、ずっと二人っきりで
バンカーの練習をしていたと思います。
その時に、とにかく一番口を酸っぱくして言ったのが
ドーンと打ったら、すぐにシュッとクラブを外せ
ということです。
いつもお伝えしている、コレですね。
ですのでそのバンカー練習ではとにかく
打ったらすぐポンと力抜いて
シュッと外しなさいと、教えました。
これは以前にも紹介した、
ジョーダン・スピースのバンカーショットが
とても参考になります。
プロで一番「クルクルッ」をやってるのは?
↓
https://g-live.info/click/240307_nikkan/
桃子のついでのバンカー話
今では、上田桃子はバンカーが上手いので、
当時のあのレッスンはかなり効果的だったと
私としては思っています。
このことを本人が今も覚えているかどうかは、
ちょっとわかりませんが(笑)。
ついでに桃子のバンカー話でいえば、
セントアンドリュース14番の
フェアウェイバンカーに捕まったときのこと。
前も出ない、横に出したらブッシュもある。
かといって、後ろは桃子本人も出したくない。。。
ですがとにかくもう、
出すとこがないわけです。
「もう、出すところないから
とりあえずこっち(後ろ)に出しなよ」
と私が言って、桃子がバーンと後ろに打って一言
「無念!」
そう言い捨てたところだけが
テレビに映ってしまったこともありました(笑)。
桃子とはけっこう長い間
毎日のように教えていましたから、
こういう思い出はたくさんありますね。
そんな話はさておき、バンカーショットでは
ドーンと打ったら、すぐにシュッとクラブを外すこと。
これだけで、グリッププレッシャーがなくなって
面白いようにバンカーから出るようになります。
ぜひ、お試し下さい。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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