From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「片山晋呉が年間一位になれたきっかけの言葉」
というテーマで、お話ししたいと思います。
若い頃の片山晋呉を教えていた時、
「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で
かけた言葉があります。それは。。。?
JTカップの練習場で
ご承知の通り、ツアー終盤によみうりカントリーで行われる
「ゴルフ日本シリーズJTカップ」
には、男子で出場資格のある30人しか出られません。
そんな一年で一番調子のよい
選ばれた30人が集まる大会なわけですが、
そんな選手たちも試合が終わってから
たいていは練習場で練習をしています。
だいたい15人ぐらいしか練習ができない場所なんですが、
練習場に着いてから片山晋呉と
こんな会話をしたことを覚えています。
「ほらあれ、尾崎直道さんのここいいね。」
「丸山茂樹、ここがいいね。」
「田中秀道、ここいいね。」
「細川和彦、ここがいいね。」
「ジャンボさんの、ここいいね」
という具合に、みんなのいいところを
バーっと言っていったんですね。
「●●だったら、誰が一番だと思う?」
当然その場には伊澤利光さんいて、谷口徹さんもいて
という感じだったんですが、その時の片山晋呉に
「シンゴ、たとえばリズムだったらこの中で誰が一番いいと思う?」
ということも続けて聞いていきました。
「アドレスのオーラは、やっぱりジャンボさんすごいねと」
「アイアンの切れは、田中秀道いいね。」
「バックスイングの上げ方は、細川和彦いいね」
という感じですが、その上で彼にこう伝えたんです。
「シンゴ、ここにいる選手たちの
一番のところは、全部勝てないわ。
だけど、全部で平均以上の2位を狙おう。
たとえばロングゲーム、ショートゲーム、
ゴルフではいろいなデータがあると思うけど。。。
ゴルフの技術に関して、スイングに関して、
アドレスの取り方、ボールポジション、グリップ、上げ方、
切り返し、インパクトの位置、
安定性、リズム、バランス、タイミング。。。
それらで全部二位になれたら、一位になれるよ」
というふうに伝えて。。。
翌年、彼は「一位」になったんですね。
同じものを見て「いい」と思えること
もちろん、片山晋呉は絶え間なく努力を重ねたからこそ
「一位」をつかみ取ったのはもちろんなんですが、
このように、コーチと選手との関係の中で
・同じものを見て感動する
・同じものを見ていいと思える
こうした共有ができることが何よりも大事で
それは他の選手を観察しての
「盗み稽古」
の訓練にもつながってきます。
以前に、タイガー・ウッズが調子の悪い時に
何をしているのかについてお話ししましたが、
タイガーも実践?上手くなる人、ならない人
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調子の悪い時に、練習をせずに
練習場のみんなが見えるところに行って、
「やっぱり●●はココがいいな」
「ああ、●●のココはいいな」
何かを食べながらでもいいので、
そのような観察ができることは
あなたのゴルフにも大きな力になるはずです。
「見て覚えろ」なんて、いかにも昭和な感じで
今の時代にそぐわないようにも聞こえますが。。。
ぜひ、お試し下さい。
追伸:観察して学ぶすることに加えて…
スウィングづくりでぜひやっていただきたいのが。。。
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真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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