ゴルフ上達を一番遠ざけてしまう行動とは?

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2025.12.18
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「ゴルフ上達を一番遠ざけてしまう行動とは?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

最初に、質問です。

これから話すようない状況が起こった後で
あなたはその次に、何をしていますか?

練習場でよく見る光景ですが

たとえば、あなたが練習場にいたとして
1球、ミスショットをしたとします。
 

そのミスの後、あなたは何をしているでしょうか?
 

 ・ ←考える時間です
 

 ・ ←考える時間です
 

 ・ ←考える時間です
 

もしかしたら、あなたは
 

 ミスショットが出た瞬間、
 間髪入れずに次の球を打つ

 

これ、練習場でよく見る光景かもしれませんね。
 

あたかもまるで
「さっきの球をなかったことにしたい」
かのように。
 

ですが、ちょっと厳しい言い方をすると。。。

それが、上達を一番遠ざけている行動なんです

アマチュアの多くは、1球ミスをすると
そのミスにとらわれ過ぎてしまいがちです。
 

そうすると、
 

 ・早く次の球を打ちたい

 ・いい当たりで上書きしたい

 ・嫌な感覚を消したい
 

こんなふうに思ってしまう。。。
 

もちろんこれは、
人として自然なことかもしれません。
 

ですが、ゴルフに限って言えば
この反応がクセになってしまうと、
絶対に伸びません。
 

厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが
それは一体、なぜか?

そのミスは、今の自分のスウィングの体現

なぜかというと、ミスした球の中にこそ
 

 今の自分のスウィング
 

が、一番正直に表れているからです。
 

私はレッスンでよく
こんなふうに言っています。
 

 「ボールは、嘘をつかない」

 「ボールは、最高の先生」
 

ボールのゆくえをちゃんと見ていれば、
自分がどんなスウィングをしたかを
必ず教えてくれます。たとえば、
 

 ・左に打ち出された → アウトサイドイン

 ・右に打ち出された → インサイドアウト

 ・右に曲がった → フェースが開いている

 ・左に曲がった → フェースが被っている
 

これは理屈ではなく、事実です。
 

ボールは「今のあなたの動きの結果」を
そのまま見せてくれている
んですね。

なのに、それを見ることなく
次の球を打ってしまうのは。。。
 

本当に、もったいないことです。

繰り返しますが、ミスした瞬間に
「忘れたい」と思うのは自然なことです。
 

ですがそれを習慣化するのは危険です。
 

決して、やらないでください。
 

じゃあ、そうならないように
どうすればよいかというと、

やってほしい「3秒フィニッシュ」

そこでまず、私が強くおすすめしたいのは
「3秒フィニッシュ」です。
 

やることはとてもシンプルです。

 ドライバーからパターまで、
 1球打ったら、3秒間フィニッシュを取る

 

たったこれだけです。
 

大事なことは、その3秒で
フォームを決めることではありません。
 

 「考えるための3秒」
 

だと思って下さい。
 

 ・なぜ、この球が出たのか?

 ・どこに当たった感触があったか?

 ・イメージと、何が違ったのか?
 

これらを考えるための「3秒フィニッシュ」です。
 

トライ&エラーを「ただのエラー」で
終わらせないために、
この時間を必ず、作ってほしいんです。
 

月並みな言葉ですが、練習でミスが出るのは
悪いことではありません。
 

 ・ミスを見ない

 ・ミスを考えない

 ・ミスを流す
 

問題なのはむしろ、この3つです。
 

 「なぜ、こうなった?」

 「じゃあ、どうすればいい?」
 

この問いを、フィニッシュを取りながら
3秒でいいので、繰り返してみてください。
 

ミスは次の成功につなげてこそ
意味があります。
 

たったこれだけの心がけで
1球1球の質が、変わってきます。

球を打つより、大事にしてほしいこと

前回のメールマガジンでもお伝えしたように
「練習=球を多く打つこと」ではありません
 

「トラック一杯の球を打て」のウソ

https://g-live.info/click/251216_nikkan/

 

これはこの場で何度も
お伝えしていることですが

素振りこそ、最も大事な練習です。
 

たとえば、
 

 ・スウィングプレーンを良くしたいなら
  重い野球のバットや長い棒を振る

 ・フェースの使い方を覚えたいなら
  短く切ったアイアンやテニスラケットを使う

 ・イメージと動きの差を縮めたいなら
  20秒かけて、ゆっくりと1回スウィングする

 

こうした練習は、球を1球も打たなくても
確実にあなたを上達させます。
 

ゴルフの上達が早い人には
共通点があります。
 

 ・ムダ球を打たない

 ・考えずに打たない

 ・素振りをおろそかにしない
 

この3つです。
 

練習は、やったらやった分だけ
間違いなく効果が出ます。
 

ですがそれは
「たくさん打てばいい」
という意味ではありません。
 

 考えて、意味を持ってやった分だけ効果が出る
 

これが、正しい捉え方です。
 

 ・1球打ったら、必ずフィニッシュで3秒止まる

 ・止まっている間に「今の球は、なぜ出た?」
  「次は、何を意識する?」と、自分に問いかける

 

たったこれだけで、あなたの練習は
「ムダな作業」から「鍛錬」に変わります
 

そしてあなたのゴルフは、必ず良くなります。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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江連忠
江連忠ゴルフアカデミー(ETGA) 所属 1968年東京都生まれ。 中学高校と故・棚網良平プロに師事。アメリカの3大コーチのひとりであるジム・マクリーンの元で学び日本初のマスターインストラクターを取得。 プロを教えるプロとして日本の第一人者となる。 教えたプロは片山晋呉、伊沢利光、星野英正、諸見里しのぶ、上田桃子など、賞金王やツアー優勝プロを含むツアープロが多数。1996年に、ゴルフダイジェスト社のレッスン・オブ・イヤー受賞。「江連忠ゴルフアカデミー(ETGA)を主宰し指導にあたっている。 2016年、長年のゴルフ界への貢献が認められ、皇室から賜る宮賞「日本三大賞」のうちの一つである「東久邇宮記念賞」を受賞。
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カテゴリー: メルマガ, 上達テクニック, 新着メルマガ, 素振り | 投稿日: | 投稿者:
江連忠

江連忠 について

江連忠ゴルフアカデミー(ETGA) 所属 1968年東京都生まれ。 中学高校と故・棚網良平プロに師事。アメリカの3大コーチのひとりであるジム・マクリーンの元で学び日本初のマスターインストラクターを取得。 プロを教えるプロとして日本の第一人者となる。 教えたプロは片山晋呉、伊沢利光、星野英正、諸見里しのぶ、上田桃子など、賞金王やツアー優勝プロを含むツアープロが多数。1996年に、ゴルフダイジェスト社のレッスン・オブ・イヤー受賞。「江連忠ゴルフアカデミー(ETGA)を主宰し指導にあたっている。 2016年、長年のゴルフ界への貢献が認められ、皇室から賜る宮賞「日本三大賞」のうちの一つである「東久邇宮記念賞」を受賞。

 

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