ストレートボールではない「真ん中」を知れ

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2026.09.10
2026-0909_ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「ストレートボールではない『真ん中』を知れ」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

ドローとフェード。
 

コースに合わせて両方を打ち分けられたら
ゴルフはもっと有利になると思いませんか?
 

実際、その考え方はアリです。
 

ですがその前に、あなた自身の
「真ん中」を知っておく必要があります。

ゴルフにも「スイッチヒッター」はある?

先日、読者の方から
こんな質問をいただきました。
 

2026-0909_1
 

「ゴルフというスポーツは、自然を相手に行うため、
 同じようなコースは2つとない。

 例えば私が30年前に購入したホームコースには
 ミドルホールが8ホールあり、
 左と右のドッグホールの比が3:1で
 フェードヒッターには、有利にコース設計がなされている。

 私は元々ストレート~ドロー打ちであったが、
 本コースを入手してからコースの形状に合わせて、
 フェードうちに切り替え、今日に至っている。

 したがってドローヒッターに有利な
 左ドッグのミドルホールが相変わらず苦手である。

 即ち、右ドッグの300ヤード弱が多ければ
 攻めのゴルフが可能である。

 野球でスイッチヒッターをたまに見かけるが、
 その考え方をゴルフに適用できるアイディアは
 ないものでしょうか・・・?
 江連先生よろしくお願い致します。」

 

このお客様のご質問
 

 「野球のスイッチヒッターのように、
  コースに合わせてドローとフェードを
  打ち分ける考え方はどうでしょうか?」

 

と受け取りました。
 

まずはコメント、どうもありがとうございます。
 

これは、とても面白い質問ですね。
 

結論から言えば、
 

 ゴルフでも「スイッチヒッター」のように
 ドローとフェードを打ち分ける考え方は、アリです。

 

右ドッグならフェード。
左ドッグならドロー。

今回のご質問のように、
もともとドロー系だった方が
コースに合わせてフェードを身につけた。
 

そして今度は、左ドッグで
以前のドローも使えないだろうか、と。
 

もしそのドローを今でも
自信を持ってコントロールできるのであれば、
私は使っていいと思います。
 

その両方を自分の技術として
自信を持って扱えるのであれば、
コース攻略の大きな武器になります。
 

とはいえ、左ドッグだからという理由だけで
普段ほとんど打っていないドローを
コースで突然使うのは、また別の話です。
 

というわけで、今回のご質問に対して
「そんなことはしないほうがいい」
というのが私の答えではありません。
 

ただし――
 

ドローとフェードを実戦で打ち分けるためには、
その前にまず分かっていてほしいことがあります。
 

それは。。。
 

 ・ ←考える時間です
 

 ・ ←考える時間です
 

 ・ ←考える時間です

 

まず「自分の真ん中」を知ること

ドローがいい。
フェードがいい。
 

その前に、
 

 自分の真ん中はどこなのか?
 

ここを知ってほしいんです。
 

ここで言う「真ん中」というのは、
必ずストレートボールを打つとか
そういう意味ではありません。
 

自分が無理をせずに振った時、
どんな球が出るのか。
 

どちらへ曲がりやすいのか。
 

どちらの球なら
自信を持ってコントロールできるのか。
 

まず、自分自身のクセや
得意なところを知るということです。
 

つまり「真ん中」というのは、
ストレートボールのことではなく、

今の自分が無理なく繰り返せる
基準の球筋や動き
、という意味です。
 

意外と多いのが、
 

 「自分はフェードヒッターです」
 

と思っている方が、
実際にはかなり強くカットに振っていたり。。。
 

逆にドローを打っているつもりが
単に大きなフックになっていたりします。
 

自分が何をしているのか分からないまま、
 

 「今日はフェード」

 「次はドロー」
 

とやっても、
なかなかコースでは使えません。

まずは「球で遊ぶ」

私がいろいろなところでお伝えしていますが
だから練習場では、
いろいろな球を打ってみてください。
 

わざと右へ曲げる。
 

わざと左へ曲げる。
 

少し高くする。
少し低くする。
 

そんなふうに、
球で遊んでみるんです。
 

そうすると、
 

 「あ、自分はこっちの球のほうがラクだな」

 「こちらはかなり頑張らないと曲がらないな」

 「こうすると、自分は急にカットが強くなるな」
 

ということが見えてきます。
 

それが「自分の真ん中を知る」ということです。
 

ゴルフというのは、
正しい球を一つ教えてもらって
それだけを打てば終わりというものではありません。
 

いろいろ試してみるからこそ、
 

 自分はどこが真ん中なのか
 

が分かってくるんですね。

両方打てるなら、もちろん武器になる

自分の真ん中が分かっていて、
ドローもフェードも
ある程度自信を持って打てる。
 

それなら、
コースによって使い分けるのは
もちろんアリです。
 

右ドッグレッグならフェード。
 

左ドッグレッグならドロー。
 

あるいは風向きや
ピンの位置によって球筋を変える。
 

それができれば、
攻略の選択肢は増えます。
 

ですが大切なのは、
 

 「このホールは右ドッグだから
  絶対フェードを打たなければ」
 

ということではありません。
 

その球を打つ技術に
自分が本当に自信を持っているのか。
 

そして、打つと決めたら
セットアップの段階から
その球を打つ準備ができているのか。
 

そこまで含めて、
初めて「打ち分ける」なんです。

難しいなら、持ち球で攻めればいい

反対に、
 

 「ドローもフェードも
  両方打つなんて難しい」

 

という方もいるでしょう。
 

それなら無理に
両方を持つ必要はありません。
 

自分の一番自信のある球、
つまり持ち球を使って
どうコースを攻略するかを考えればいいんです。
 

苦手なドッグレッグだからといって
急に普段打たない球を打つよりも、
 

 ・ティーアップする位置を変える

 ・狙い所を変える

 ・クラブを変える
 

そうやって自分の得意な球を生かす方法は
いくらでもあります。
 

大事なのは、
 

 「ドローとフェード、
  どちらを打つのが正解か?」

 

ではないんです。

答えは、自分の中にあります

今回の質問に対して、
 

 「持ち球一本で行くべきです」

 「両方を打ち分けるべきです」
 

どちらか一つだけを
正解にする必要はないと思います。
 

両方を扱えるなら、
使い分ければいい。
 

まだそこまで自信がないなら、
まず持ち球で攻略すればいい。
 

そして、もっと大事なのは
その判断をする前に
 

 自分は何が得意なのか?

 何をするとミスが出るのか?

 どの球なら自信を持って打てるのか?
 

そこを知っていることです。
 

つまり、
 

 「己(おのれ)を知る」
 

ということですね。
 

自分のことが分かっていれば、
右ドッグだからと慌てて
フェードを作る必要もありません。
 

逆に、両方の球を自由に扱えるなら
それは素晴らしい武器になります。
 

どちらが正しいかではなく、
 

 今の自分には何ができるのか?
 

そこから考えてください。
 

その答えは、
誰かに決めてもらうものではありません。
 

いろいろな球を打って、
自分のクセを知って、
自分の真ん中を知る。
 

その上で、
自分が扱える球を使って
コースを攻略する。
 

それが一番、
あなた自身のゴルフになると思います。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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江連忠
江連忠ゴルフアカデミー(ETGA) 所属 1968年東京都生まれ。 中学高校と故・棚網良平プロに師事。アメリカの3大コーチのひとりであるジム・マクリーンの元で学び日本初のマスターインストラクターを取得。 プロを教えるプロとして日本の第一人者となる。 教えたプロは片山晋呉、伊沢利光、星野英正、諸見里しのぶ、上田桃子など、賞金王やツアー優勝プロを含むツアープロが多数。1996年に、ゴルフダイジェスト社のレッスン・オブ・イヤー受賞。「江連忠ゴルフアカデミー(ETGA)を主宰し指導にあたっている。 2016年、長年のゴルフ界への貢献が認められ、皇室から賜る宮賞「日本三大賞」のうちの一つである「東久邇宮記念賞」を受賞。
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カテゴリー: コースマネジメント, スコアアップ, セットアップ, セットアップルーティーン, ドロー, フェード, メルマガ, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
江連忠

江連忠 について

江連忠ゴルフアカデミー(ETGA) 所属 1968年東京都生まれ。 中学高校と故・棚網良平プロに師事。アメリカの3大コーチのひとりであるジム・マクリーンの元で学び日本初のマスターインストラクターを取得。 プロを教えるプロとして日本の第一人者となる。 教えたプロは片山晋呉、伊沢利光、星野英正、諸見里しのぶ、上田桃子など、賞金王やツアー優勝プロを含むツアープロが多数。1996年に、ゴルフダイジェスト社のレッスン・オブ・イヤー受賞。「江連忠ゴルフアカデミー(ETGA)を主宰し指導にあたっている。 2016年、長年のゴルフ界への貢献が認められ、皇室から賜る宮賞「日本三大賞」のうちの一つである「東久邇宮記念賞」を受賞。

 

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