
From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「芯に当たって飛ばす人がやっていることとは」
というテーマで、お話ししたいと思います。
いつでもボールの芯を捉えられる人には
ある共通点があります。それは。。。?
以前のメールマガジンで
小さいスウィングと通常のスウィングの
打点を比べてみよう、というお話をしたのですが
腰から腰は当たるのにフルショットがダメ…
↓
https://g-live.info/click/260908_nikkan/
その内容に対して下記のような
コメントをいただきました。

「打点の確認は、
9時→3時と
9時ちょっと胸引く
3時での打点、
弾道 球筋 距離 各5球
力感は、60 →70パーセント
一番大事なの打点の集中
距離は、180y
9時 3時 フィニッシュ 9時 3時での確認
これで球筋、打点、距離のばらつき確認
何回か打点、距離が安定したら、
次は、力感を、70 →80%の
打点、球筋、距離の確認
動画は、正面から、
自宅では、クラブを持たず、身体の使い方
トップ 切り返し バンプ スペース 4時の位置確認 です。」
コメント、どうもありがとうございます。
練習方法そのものは
人によって違って構いません。
ですが今回のコメントには、
私がゴルフでとても大事だと思っていることが
含まれています。
それは、
小さく振った時にできているものを
大きく振っても壊さない
ということです。
小さいスウィングなら、
ちゃんと芯に当たる。
ところが、
飛ばそうとして大きく振った途端に
当たらなくなる。。。
これ、心当たりありませんか?
アマチュアの方を見ていると、
振り幅が大きくなるほど
何かを足そうとする方が多いです。
もっと腰を回そう。
もっとタメよう。
もっと地面を蹴ろう。
もっとヘッドを走らせよう。
もちろん、それぞれ必要になることもあります。
ですが、腰から腰のスウィングでは
すでに芯に当たっているんですよね。
だったら、まず考えてほしいのは
何が足りないのか?
ではなく、
大きくした時に
何を余計に加えてしまったのか?
なんです。
フルスウィングだから何かを足す必要はない
私は小さいスウィングを
とても大事にしています。
なぜなら、
勢いや力でごまかしにくいからです。
小さく振れば、
・リズム
・バランス
・軸
・クラブの流れ
・ミート
そうしたものが
とても見えやすくなります。
変な力を使わなくても、
クラブが自然に動く。
手で合わせなくても、
ボールにちゃんと当たる。
それができているなら、そこにはすでに
あなたのスウィングの「土台」があります。
ですからフルスウィングというのは、
その真ん中を捨てて
別のスウィングを作ることではありません。
小さいスウィングでできていたものを
そのまま少しずつ大きくしていく
ということなんです。
力感を上げても変わらないもの
今回のお客様は
力感を60%、70%、80%と
段階的に上げているそうです。
私は、この数字そのものを
全員におすすめしたいわけではありません。
60%がいい人もいれば、
50%から始めたほうがいい人もいるでしょう。
大事なのは、
力感を上げても
それまでの流れが変わらないか?
ということです。
60%では、リズムもいい。
軸もブレない。
打点も集まっている。
それが70%にした途端に
打点が散り始めた。
だったら、70%になった時に
何かが変わったんです。
腕に力が入ったのか。
体が急いだのか。
トップを必要以上に大きくしたのか。
あるいは、
インパクトで自分から
何かをし始めたのか。
そこを見る必要があります。
飛距離を出したいと思うと、
人はどうしても
もっと強く
もっと速く
もっと大きく
と考えます。
ですが本当に芯に当たって飛ぶ時というのは、
意外と本人は
「あれ、そんなに頑張ってないな」
ということが多いものです。
これは以前にもお伝えした、
ドライバーは
飛ばすクラブではなく「飛ぶクラブ」
という話と同じです。
自分から飛ばしにいくほど、
余計な力が入り、
クラブが本来の仕事をしなくなる。
逆に、
自分の体とクラブの流れを邪魔しなければ、
結果としてボールは飛んでいきます。
だから私は、
飛ばすための動きを足すより、
飛ぶ邪魔をしているものを減らす
という考え方を大切にしています。
加えて、もう一つ大切なのが。。。
「勝手にそうなってしまう」
以前にもお伝えしたこれも、
やはりとても大事だと思っています。
たとえば、
「右ひじをここへ通す」
「腰をこの角度まで回す」
「この位置でクラブを寝かせる」
と、いい形を一つずつ
自分で作りにいくのではなく、
小さいスウィングで
力まず
いいリズムで
バランスを保って
クラブをよどみなく動かす
それを少しずつ大きくしていった結果、
勝手にいいところを通ってしまう
このほうが良いということです。
右ひじを意識しなくても、
結果として体の近くを通る。
軸を固めようとしなくても、
結果として大きくブレない。
クラブを無理に走らせなくても、
結果としてヘッドが動く。
そういうスウィングのほうが
再現性は高くなります。
ですので練習ではいきなり
100%を目指さなくて構いません。
まず、自分が気持ちよく振れて
打点がまとまる振り幅を見つける。
そこから少し大きくする。
それでも、
リズムは同じか?
バランスは崩れていないか?
軸は大きくブレていないか?
打点は集まっているか?
球筋や距離は大きく散っていないか?
ここを見ます。
そして、あるところから急に
崩れ始めたなら、そこが
今のあなたの「現在地」です。
そこで無理に100%まで振る必要はなく、
一度戻って、また同じ流れで振れるところから
少しずつ大きくしていきましょう。
腰から腰で当たるのに、
フルスウィングでは当たらない。
そんな時、多くの方は
フルスウィングのための
新しい技術を探そうとします。
ですが私はまず、
腰から腰では
何ができていたんだろう?
と考えてください。
そこには、あなたがすでに
できているものがあります。
いいリズム。いいバランス。
安定した軸。
よどみのないクラブの流れ。
そして、集まった打点。
それらを捨てないことです。
小さいスウィングを
フルスウィングへ近づけていくのであって、
フルスウィングになった瞬間に
別人のような動きを足す必要はありません。
小さく振った時にできていることを
大きくしても、そのまま続ける。
芯に当てながら飛ばす人が
やっていることというのは、
案外そうしたシンプルなことだと思っています。
ぜひ、お試し下さい。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
<本日のオススメ>
ドライバーは本来、
飛ばすクラブではありません。
「飛ぶクラブ」
です。
その飛ぶはずのクラブを、
もう一度きちんと働かせる。
そのために必要な考え方と実践法を、
ドライバーの飛距離というテーマに絞ってまとめたのが…
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