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[Video] フィニッシュのコツは「逆転再生」

2016.11.14
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「フィニッシュのコツは“逆転再生”」

について、ビデオでお話ししたいと思います。

いわゆる「巻きつくようなフィニッシュ」
というところまで行かない方が、多いと思います。

ですが、ある「簡単な動作」の逆の動き
(巻き戻し動作)をやるだけで簡単に
フィニッシュの理想の形になってしまうんです。

では、その動きとは?

(続きはビデオにて)

フィニッシュ=ボールを投げる動作を逆転再生

実は、ボールを投げる動作の逆が、
フィニッシュの動きになるんです。

ただし、やってみれば分かりますが、
左手で投げる動きになります。

そして、よく肘が抜けるという動きをしてしまう方が
いらっしゃいますが、そういう方というのは、
手首が甲側に折れていないのです。

これらの動きも、左手で投げる逆の動作で、
シンプルに説明できます。

詳しくはこちらのビデオをご覧になって下さい。

 

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

ここで説明している動きがきちんとできていると、
ゴルフ言う「1つの円」で回転動作ができている、
という事になります。

何度も確認して、この動作を身に付けて下さい。

鋭意作成中。。。

2016-1114_1

2016-1114_2

2016-1114_3

10月から新教材の編集を始めて、
ようやくマスターディスクまでこぎつけました。

現在、再生確認中です。

12月ごろにはゴルフライブさんでお目見えすると思いますので、
どうぞご期待下さい。
 
 

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。
 

<本日のオススメ>

先日から公開している
近藤プロの「マジック・スクエア」メソッド。

力強いストレートボールをすぐ定着させるこのプログラムは
本日までのキャンペーンとなっております。

半額近い割引価格でお求め頂けるキャンペーンです。
気になる方はこの機会を逃さないようにしてください。

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※本日11/14(月)まで。お急ぎ下さい。

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頑固者ゴルファーの友人へ

2016.11.14
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

私の大切なゴルフ仲間に向けて、ブログを書きます。

彼は、スコアに伸び悩んでいる50台前半のゴルファーです。
昨日、夜遅くまでずっと相談に乗っていたのですが…。

なかなか、本人の気分が晴れないようでした。

どうしても彼の悩みを解決したいので、
この場を借りて、話をしたいと思います。

「なかなかスコアを出せない頑固者ゴルファー」
そんな彼のために、キーボードを叩いています。

それと、、、
今日の話は偏見に満ちていますので、
予めご了承くださいm(_ _)m

逆に、少しでも参考になる方がいたら嬉しいです。

・・・
・・・
・・・

不思議なもので、
成果を中々出せない方ほどかなりの頑固者です。

ゴルファーというのは
自分のやってきたゴルフの道に自信を持っている。

だから
「納得できないことは、行動に起こさない」

これは正しい考え方。

しかしこれが「頑固過ぎる」と
これは成果が出せない原因になってしまいます。

彼らは彼らなりの信念を持ってゴルフをしています。

ゴルフの話をしていると
「あぁ、とても熱心にゴルフに取り組んでいるな!」
「素晴らしい考え方だな」
と思うことがあります。

ゴルフに対して熱い思いを持っている人ばかりなのです。

でも、、、
実際は、なかなかスコアにつながらない。

本人もそれは分かっていて、
「言われたとおり練習すれば良いんだろうけど、それができない」
ということで、悩んでしまう。

自分の持つ信念のせいで、
自分自身の首を絞めているのです。

頑固は悪いことではない

頑固っていうのは、別に悪いことではありません。

むしろ、そういう「信念」を持っている人ほど、
義理人情に厚く、人間として出来ていたりします。

軸も何もなく、
「あれもこれも練習しよう」
「こっちは上手くいかないからこっちを練習しよう」
なんていう人よりも、
よっぽど良さそうにも見えます。

ただ、その「信念」に縛られすぎて、
自分自身が身動きを取れなくなっている。

それが辛いのだと思うのです。

理解はできるが、納得できない

別に頑固者は、理解力が乏しい訳でもありません。

「こちらの言いたいことは伝わったか?」
と確認してみても、ちゃんと伝わっています。

ところが、、、
「理解はできるが、納得できない」
と。そこでつまずいてしまうのです。

特に、「何が課題なのか」「どんな練習をすればいいのか」
への理解ができたとしても、

「なぜ、そうすべきなのか?」
という部分が抜けていると、

行動に移せない場合が多い気がします。

特に、説明下手なぶっきらぼうな教え魔ゴルファーと、
頑固者のゴルファーの組み合わせが最悪で…。

教え魔ゴルファー
「なんでこんなこともできないんだ! こうすればすぐに上手くいくのに!」

頑固者のゴルファー
「(そんなよく分からんアドバイスに従うっていうのは、おかしいんじゃないか?!)」

と。泥沼を引き寄せやすいみたいですね。

説明下手なぶっきらぼうな教え魔ゴルファーということなので、
この場合はなかなか解決が難しいですね。

頑固者は解釈力が足りない?

もしかすると、、、
頑固者は「解釈力」を身につければ
もっと素晴らしいゴルファーになることができるのではないでしょうか。

何かアドバイスしても、
「そんなの、論理的にどうなの!?」
と言われ、以降は話を聞いてもらえない。

「成果がでないから困っている」
というから必死でアドバイスしても、

「納得できない!!!」
という一言だけで、全てを一蹴されてしまう。

でもこれって、
すごく勿体無いことだと思うのです。

そのまま役に立てることはできなくても、
見方を変えれば、役立つかもしれない。

全てを役立てられなくても、
部分的には役立つかもしれない。

そんな気持ちで私のアドバイスを聞いてもらえれば
もっと力になれたのではないかと思います。

言葉尻を捉えるのではなく、
その奥に潜んだ「本質」を捉える力。

たとえば、
「ボールは目で追ってはいけない」
という言葉を聞いたときに。

その言葉をそのまま受け取ってしまうのでは、
納得できません。

「ボールは(前傾姿勢が崩れてしまうから)目で追ってはいけない」
と。裏には必ず本質が隠されているものです。

言葉尻を捉えて、
本質を汲み取ろうとしない。

頑固なせいで自分の可能性にフタをしていませんか?

私もかなりの頑固者で苦労しましたから
少し厳しいことを言ってしまったかもしれません。

でも頑固者が「解釈力」を身につければ
最高のゴルファーになると思いませんか?

あなたは、どう思うでしょうか。

またメールします。

小原大二郎

追伸・・・

チーム小原のゴルフスタジオ【ゴルフパフォーマンス】が
新店舗オープンを記念してヘッドコーチ・近藤プロのプログラムを
期間限定でキャンペーンを行っているそうです。

私がもしアマチュアゴルファーできれいなスイングを身につけたかったら
真っ先に近藤プロの門を叩くと思います

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理想的なクラブの買い替え方は?…

2016.11.13
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

少し前のメルマガでも書きましたが
私はゴルフギアが大好きです。

昔から何かをコレクションすることが好きな性格なので
一度ハマると集めることに熱中してしまいます。

先日街中でお母さんと子供のこんな光景を目にしました。

「ねーママあのおもちゃ買って。」
「こないだ買ったばかりでしょ。同じようなの持ってるじゃない。」

「違うよ、あれとはぜんぜん違うもん。」
「じゃあ前に買ったおもちゃはどうするの?」

「あれはあれで使うもん。」

わかります。私にはわかりますよ~その気持ち(笑)

興味のない人にはどれも同じに見えるかもしれませんが、
好きな人から見たら一個一個、個性がありますもんね~

この子からしたらあのおもちゃも、このおもちゃも
全部使い道が違うんですよ。きっと。

でも新しいおもちゃを買ったらきっと
古いおもちゃには見向きもしないんだろーな~

私も小さい頃そうでしたから。

子供にとって「新しいおもちゃ」ほど魅力的なものはないですから、、、

最新型が常に良いとは限らない

正直大人の私も常に新しいおもちゃが欲しいです。
あなたも欲しいですよね?何のことを言ってるかって?

もちろんゴルフギアです。

新しいドライバーでしょ、アイアンでしょ、パーターでしょ、、、
数え上げたらきりがありません。

わたしたちも常に新しいもの中毒であることは間違いないです。
だから常に新しいものは気になるし、追いかけちゃいますよね。

新しいものを追いかけてはそれにありったけの情熱を注ぎ、エネルギーを費やす。
既存のものにはその感情は段々薄れてきますよね。

例えば、買ったばかりのクラブを使いたくてそればかり使う。
なんとなく気に入ってきたので、気がつけば前のクラブは
ほこりをかぶったまま、なんてことはよくある話です。

ほこりをかぶっていればまだいいのですが
最近はクラブを買う度に使っていたクラブを売ってしまう人が
とても増えているそうです。

   

合わないものでがんばってしまうと、、、

2年前にゴルフを始めた友人が使っていたドライバーが
とても彼に合っていました。

「ああ、彼の良さを最大限に引き出せているな~」と思いながら見ていて
実際彼はテーラーメイド SLDRに変えてから飛距離もスコアも
飛躍的に伸びていました。

ところが最近会ったら新しいドライバーに変わっていたんです。

「あのドライバーどうしたの?」
「このドライバーを買うために売りました」

も、もったいない、、、

明らかにピッタリと言えるクラブでしたし、自分に合うクラブって
正直ほんっとに見つからないんです。

そのことを話したら
そうなんですか~って顔をしていました。

恐らく同じようなことを経験してる人は多いと思います。
私にも同じ習慣がありましたから、、、

今のクラブが自分にとって最高なのに
つい新しいものに目がくらんでしまって、、、

もちろん新しいクラブを試してみるということはとても大事です。
もっといいクラブに巡り合う可能性を秘めていますから。

子供の頃から変わらない習性

わたしたちは子供の頃から常に「新しいおもちゃ」を求めていて、
それはいい大人になった今も全く変わらない。

おもちゃがプラスチックの固まりだったのが、
カーボン製になっただけです(笑)

しかし「新しいおもちゃ」が必ずしも
あなたにいい効果をもたらすとは限りません。

昔ながらの汚れたおもちゃの方が遥かにいい効果をもたらしてくれる。
そんな話はよくあります。

たまには一度立ち止まって自分が「新しいおもちゃ」
をおねだりしている子供と一緒じゃないかな?と考えてみましょう。

そして自分も同じことやってないか?と考えてみてください。

そのクラブを使いだしてからどこが成長し、どのくらいスコアが伸びたのか?
よく思い出してみて下さい。

その上でそれを今手放すべきなのかどうか。を考えてみてください。

新しくクラブを買っても、すぐに今まで使っていたクラブを売るのではなく、
できれば今まで使っていたクラブと新しく買ったクラブを両方使い、
比べてみてください。

その結果、新しいクラブの方が自分に合っていたら
今までのクラブは売ってしまっても大丈夫です。

「この先ずっとこのクラブで行くんだ」
ではなく
「これ試してみようかな」
くらいの感覚の方が良いかもしれません。

万が一買ったクラブが自分に合わなかったら、いつでも前使っていた
クラブに戻れるように選択肢を持っておくことを
わたしはおすすめします。

自分に合ったギア選びをするとスコアも成長速度も
一気に加速する。それがゴルフです。

もしかしたら今手放そうとしているその一本が
あなたにとって至高の一本かもしれませんよ。


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「技」左肩が上にあがったセットアップ

2016.11.13
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・左肩が上にあがったセットアップ」

というお話をさせていただきます。

セットアップでは通常ショットでも
パッティングでも左肩が右肩より上にあがった形とします。

それは、なぜでしょうか。

でも、左肩が高くなったセットアップの形は
非常に大切なことです。

今回は、この左肩が斜め上にあがった形の理由を
見てみることにします。

それを知れば、あなたもこれからは正しく肩のラインを
セットアップで作ることができるようになります。

左肩が高くなるべき3つの理由

セットアップで両肩のラインが水平に対して
左側が高くなるべき大切な理由は次の3つです。


(1)リリースのタイミング作り

(2)両手の前後差

(3)ターゲットの狙いやすさ

クラブのリリース

まずは、
(1)リリースのタイミング作りについて見てみます。

このことはまさかこんなことが関係するのかと
驚かれることと思います。

しかし、リリースタイミングがセットアップでの両肩のラインの傾きで
変化するという事実は、かなり重要な要素です。

ボールヒットに向かっては、クラブが早すぎもせず、遅すぎもしないで、
正しい安定したタイミングでリリースされることが重要です。

しかし、クラブのリリースのさせ方については
いろいろなことが言われています。

左サイドに壁を作るとか、手元を止める、
さらには腰を逆に回そうとするということまで。

しかし、そんなことを意識的に行わなくても、実は体の構造から、
自然に最高のタイミングでクラブはリリースできてしまいます。

鞭をイメージしてみましょう。

鞭では手元から動いて、鞭全体を振り始めますが、
途中で手元を止めます。

そうすると、手元から鞭の先端に向かって、
それまでしなっていた鞭がしなり戻り始めます。

そして、しなり戻りのエネルギーが鞭の先端に集められ、
鞭の先端は最高速に達します。

しならせられている物をしならせている部分、
鞭では手元が鞭をしならせていることになりますが、
このしならせている部分を止めるなり動かす速度を遅くすることで、
しなり戻りが始まります。

そして、鞭の手元を加速して鞭をしならせますが、
その手元を急激に止めるほどしなり戻りは急激になります。

ゴルフでは下半身の動きで骨盤から上の体幹が回転することで、
上半身、中でも特に左肩甲骨を体の正面方向にスライドすることと、
それに連動する右手甲側に折れるヒンジや、右腕などをしならせて
ボールヒットに向かいます。

ですから、体幹の動きが止まれば、
上半身のしなりは急激にリリースされ、
その先の腕とクラブが鋭く振られます。

体幹が止まる様子

ボールヒットに向かって体幹が止まる様子を詳しく見てみます。

まずは腰の回転について。

腰はダウンスイングで左に回転してきて、左に45度程度回転してきたら、
腰はまだまだ回転はできますが、それまでの回転速度よりは遅くなってきます。

それは、股関節の曲がり具合を見てもわかります。

股関節が一番深く入るのは、ダウンスイングしてきて
少し重心を落としてきたあたりです。

そして、腰はセットアップで骨盤を前傾させて
上半身の前傾角を作っています。

その骨盤が前傾した状態から、骨盤はセットアップでの前傾角度を保ったまま
トップからボールヒットまで回転することで、
上半身は下半身の回転で大きくしなります。

ボールヒットに向かって骨盤を前傾角度を維持して
背骨を中心に斜め回転させるためには、左サイドを斜め上方向にあげ、
右サイドを左斜め下方向に落とす動きとなります。

ということは、左脚を伸ばしていくことで
左サイドを斜め上方向に持ちあげる動きが必要となります。

そこで、ボールヒットに向かっては、
左股関節はある程度曲げて入れたままで骨盤の前傾角度を保ちますが、
左膝と左股関節を伸ばす動きで骨盤をターンさせてきます。

ところが、膝も股関節もある程度伸びてくると、
それ以上伸ばしても伸ばす角度の変化に対して、
脚の長さが長くなる程度は少なくなってきます。

ということで、脚の長さが長くなることの減速により、
腰をフルターンさせるつもりでも、腰は左に45度程度ターンした辺りからは
左へ回転する速度は減速してきます。

さらに、腰から上のお腹周りはお腹を凹めるなどして、
できるだけねじれないようにするほど、
下半身のパワーを上半身のしなりに反映できます。

そして、腰の回転に体幹の回転は直結します。

重い内臓などの動き

また、背骨の前側には重い内臓があるので、
その内臓の重さの影響は想像以上に大きなものです。

さらに、腕の重さは体重の6%程度が平均的ですから、
体重70kgだと約4kg、両手では約8kgもの重さがあり、
ゴルフのスイングではそれらが背骨の前側にある形でスイングします。

そこでこの重い内臓と腕の動きを見てみます。

ゴルフのスイングでは、
胸がスタンスの正面方向を向いているポジションが、
胸が一番下にあるときです。

そして、バックスングでは体幹が右に回転する分、
頭の高さは一定でも、お腹も胸も両腕も右上にあがってきています。

その右上にあがった背骨の前側の部分はダウンスイングでは
一番低いポジションに向かって落ちてくることで、
体幹の左回転を加速させる方向にエネルギーをプラスしてくれます。

そして、特に肘から先はダウンスイングではしならされて
体に対しては右側に遅れてついてきます。

そうなると、体の前側が一番低い位置であるスタンスの正面方向に向いたところから
少し左にターンした辺りが、体の前側が一番低い位置になります。

そこから体幹が左にターンするほど、
体の前側のパーツは左斜め上にあがり始めることになります。

そうなると、胸が向いている方向がスタンスの正面を少し過ぎると、
体幹の回転が体の前側の重さを上にあげる分、左にターンすればするほど
より体の前側を上にあげる角度が急になり、体幹の減速率は大きくなります。

しかも、ボールヒットに向かっては右腕も伸びてきて体から離れてくることで、
回転のしにくさである慣性モーメントが大きくなり、
体幹はより回転できなくなります。

スケートのスピンで両手を広げるほと回転速度が落ちます。
それと同じです。

体幹の回転が遅くなるタイミング

ということで腰が左に45度程度回転したところでは、
この腰を回転させる原動力である脚を長く伸ばす動きの減速と、
体の前側を上に持ちあげることや慣性モーメントなどの急増のトリプルパンチで、
体幹の回転は急激に減速してきます。

そして、一旦体幹の回転力が落ちると、
体幹の回転でしならされていた上半身のしなりとしての左肩甲骨のスライドや
右手甲側へ折れるヒンジや右腕のしなりは、急激にリリースされてきます。

さらに、上半身のしなりのリリースによってクラブまで連動して振られ、
そのリリースされる反対方向への力が体幹にかかってきます。

そうすると体幹はさらに回転速度が遅くなり、
一瞬止まるところまできます。

そうなったらさらに上半身は急激にリリースされてきます。

そして、シャフトがしなり戻ってきて
クラブヘッドまでリリースされながらボールヒットに向かいます。

ただしボールヒットでは上半身のしなりは
まだ完全にはリリースされていないで、まだまだリリースの最中です。

そして、肩から先の腕とクラブが鞭のようにヘッドから遠い順に
急激にリリースされてボールヒットしてヘッドがボールを打ち抜きます。

特に、上半身でもクラブに一番近い右手甲側へ折れるヒンジは
セットアップよりも深く入った状態でボールヒットします。

このような自然なリリースの場合、ボールヒットでの両肩の傾きに対して、
ヒンジがセットアップよりボールヒットで残っている分ぐらいは浅いですが、
セットアップで両肩は左側が上になって傾いていることが
良いセットアップとなります。

左肩が上にあがっている二つめの理由

セットアップで左肩が上にあがっているもう一つの理由
(2)両手の前後差について見てみます。

まっすぐに立ってクラブを両手の間を目一杯離して持ってみてください。

左手はグリップで右手はシャフトの真ん中ぐらいを持ってみます。

そうすると、できるだけクラブを支えるだけの力でクラブを持ったら、
シャフトの向きはどんな方向を向いているでしょうか。

そうです、体の正面に対して右斜め前方向に向いています。

そこから両手の間隔を狭めて、通常のグリップの形ぐらいまで寄せてきても、
右向きの角度は浅くなってきますが傾向は変わりません。

通常のグリップでの両手の前後差でも、
シャフトは体の正面方向に対して右斜め前方に伸びます。

そして、グリップエンドはだいたい左股関節辺りを向きます。

そこからグリップエンドが左股関節前でおへその高さあたりを向けます。

上半身の形をできるだけ変えないようにしながら、
両股関節を曲げることを意識して膝も少し曲げてバランスをとりながら、
ヘッドをボールの後ろにおろしてきます。

そして、シャフトの傾きもボールヒットをイメージしてセットします。

そして、そこに体を入れていきます。

このように上半身の正しい形を作ってから、
その形をできるだけ変えないでセットアップに入ると、
左肩が少し上にあがったほうが楽にセットアップできることがわかります。

これは、手元の前後差により、シャフトが体の右斜め前方に伸びていることで、
胸を真下に向けた形ではなく、胸を左に少し回した形が
ヘッドを楽にボールの後ろにセットできる形となるからです。

左肩が上にあがっている三つめの理由

左肩が上にあがっている三つめの理由
(3)ターゲットの狙いやすさについて。

ヒトはボールの後ろからターゲットに向かってまっすぐに向いていると、
ターゲットとの距離感や方向を右脳や小脳に精密に入力できます。

それによって、論理的に考えるよりも強力にターゲットに対して
体全体が同期して集中できます。

体の細胞の一つ一つをターゲットに向けているイメージが湧いてくるぐらいです。

しかし、ゴルフではターゲット方向に対して横向きで体をセットします。

そうすると、先ほどの体全体をターゲット方向へ向けたときに比べて、
ターゲットを狙う意識が薄れます。

そこで、肩のラインを水平にするのではなく、
ターゲット方向である左側を右側よりも少し上にあげるだけで、
ボールを後ろから覗くイメージとなり、
ターゲットを狙っている感じが強くなります。

この肩のラインの傾きかただけでも、
ターゲットとの距離感とか方向性が良くなります。

こうしてみてくると、セットアップで真面目に考えすぎて、
肩の傾きまで平らにしょうとしていると、
無駄な努力となることがわかります。

両肩のラインの傾きを決めるコツ

両肩のラインがセットアップでどの程度左あがりになっているといいのかが、
わかるためのコツがあります。

それは、セットアップでできるだけ余計な力を入れないことです。

余計な力というのは、
クラブを正しいポジションに保持する以外の力のことになります。

セットアップでは余計な力がものすごく小さくても、
スイングでクラブが遠心力を受けてくると、より大きな力を出して
セットアップでの余計な力のしっぺ返しをしなければならなくなります。

ですから、セットアップでの余分な力というものをしっかり排除することが、
簡単でパワフルで気持ちの良いスイングの要となります。

そして、セットアップで余計な力を取り除く一番簡単な方法は、
ボールに対してヘッドからクラブ全体をセットしたら、
そのクラブに対して体を入れていくことです。

体を入れるというのは、ボールの後ろにセットしたヘッドとシャフトの形を
できるだけ変えないようにして、足踏みをしながら
気持ち良く振れそうな足場を探すことです。

足踏みをすることで、全身の余計な力は知らないうちに激減します。

足踏みで楽に振れそうな足場が決まったときの、
両肩のラインの水平方向に対する傾きをチェックしてみましょう。

左肩側が上にあがった形になります。

そして、足踏みをしていると両肩のラインも
自動的にあなたにとって最適な傾きに合ってきます。

左肩が上にあがった形になってもそれは自然なのですから、
それを無理やり平らにしようとしないで、
足踏みが決めてくれた両肩のラインの傾きを信じてスイングしましょう。

そうすれば最高に気持ちの良いショットが、あなたを待ち構えています。

追伸

週明けの大阪でワンデーレッスン会、
11/15(火)でしたらまだ若干の空きがあります。

まだ間に合いますので、本日いっぱいまでに
下記よりお申し込み下さい。


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また、中部地方にお住まいの方は
岐阜でのレッスンも現在募集中です。

こちらも期限がありますので、
気になる方はお早めにどうぞ。

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※定員に達し次第、終了となります

では、また。

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プレッシャーがかかるとミスが出る人へ

2016.11.12
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて、今日は

 「プレッシャーがかかるとミスが出る人へ」

についてお話しようと思います。

 「うーん、なんで肝心なところで、ミスが出るんだろう?」

あなたもゴルフをしていて、そんなふうに思ったことは
一度や二度ではないのではないでしょうか?

もちろんモンゴだって、
そんなふうに思ったことは数知れずです~(T_T)

でも、そのようなミスが出ないようにするには、
ほんのちょっとした工夫をするだけで、いいんです!

実はもう、解決したも同然!?

レッスンをしていますと、時々お客様から
こんなことを言われることが多いんです。


お客様「モンゴプロ。私、肝心な時にミスが出るんです」

モンゴ「えー、そうなんですかあ~
    でもレッスンでのスイングでは、
    ミスが出ているようには、見えないですけどね」

お客様「いや。そんなことないです。
    きっと、プレッシャーがかかってくると
    手打ちになっているんだと思うんですよね」

モンゴ「おお、そうなんですか。
    でも、そういうことだったら、
    それはもう解決できたも同然ですよ!」

お客様「え、どういうことですか?」

 

なぜモンゴがここで「簡単だ」と言ったのか、
その理由は「簡単」です(笑)。

どういうことかというと、たとえばこのお客様の場合、

 「手打ちになっている」

ということに、すでに自分で気づいていらっしゃるわけですよね。

モンゴは、手打ちになっているというマイナスよりも、
そこにすでに気づいているということを
むしろプラスだと捉えています(捉えるようにしています)。

だって冷静に考えて、自分で自分のミスに気づけているって、
それだけでスゴイことだと思いませんか?

もしあなたが「これが原因でミスが出ている」ということが
すでにわかっているのでしたら、もうそれだけで
自信を持っていいですし、ほぼ解決したも同然ですよ!

切り替えのスイッチを入れる

さて、本題です。

肝心な時にミスが出る、プレッシャーかかると手打ちになるなら、
まず、あなたがすべきことは。。。

 「深呼吸をしましょう!」

えーと、この深呼吸のことを言うと、みんなたいてい
「えー、そんなことだけですかあ?」という顔をするんですが。。。

それでもモンゴはやっぱり、
この深呼吸を自信を持ってオススメしたいです!

ミスが出るときというのは、脳に酸素が行き渡っていない時です。
そうすると、いつもできることができなくなるわけです。

手打ちなんかとは普段は無縁の人であっても、
つい手でスイングをしてしまって、それがミスになってしまうわけです。

そして、深呼吸は酸素を行き渡らせるためだけではないんです。

 「切り替えのスイッチ」

として、深呼吸を使って欲しいんです。

どういうことかというと、私たちは普段呼吸をする時に、
特に意識をしないで呼吸をしています。

ですが意識をすれば、普段は意識をしていない呼吸も
自分でコントロールすることはできるわけです。

その無意識の呼吸から、意識的な呼吸に切り替えるという行為が、
緊張を和らげる、切り替えのスイッチになっちゃうんです!

ということで、深呼吸は切り替えのスイッチとして
何度もやってみてください。

そしてついでに、深呼吸をした後はしっかりと
肩を回すようにしてください。
ゴルフクラブを肩に担いで回すような動作も効果的です。

これだけでも、手打ちになる原因をなくせるはずですよ~
ダマされたと思って、ぜひお試しあれ!( ´ ▽ ` )ノ

プロはみんなやっていること

実はこの深呼吸とか肩を回すとかだけではなくても
プロたちはこうした切り替えのスイッチを各自持っているものです。

・ジャンプしたりだとか

・思いっきり身体を反らせたりとか

・しゃがんで足のももを伸ばしたりだとか

他のスポーツになりますが、野球とかでも
バッターがネクストバッターズサークルに入った時に
しゃがんでももをのばしたりしているのを見ますよね。

あれもきっと、スイッチだとモンゴは思うんです。
みんな、切り替えの方法を持っています。

モンゴだったら、さっきの肩回しやクラブ担ぎ回しの他にも、
両手でクラブを持って、頭の上にぐっと上げてバンザイしたり
そこからさらに体をグリグリまわしたり、反らせたり。。。

気づけば結構いろいろやってますね。。。(´Д` )
でも、プロはみんな何かしら方法を持っているものです。

ちょっと話はそれちゃうかもしれませんが。。。

ひとは誰でもミスが出ます。
もちろん、モンゴもそうです。
実はトッププロだって、それに悩んでいます。

ですが、そんな時に

 「自分のミスはなくせない→どうせ自分には無理」

このようには考えないようにしましょう。

 「自分のミスはなくせない→だったらこうしてみたら」

「だったらこうしてみたら」これが正しい考え方なんです!

ミスが出るということを前提に考えたとしても、
こっちの考え方のほうが、はるかに前向きです。

そのためのスイッチが、深呼吸だったり、
今日紹介した体の動作だったりするんですね。
 

ちなみに、ここで紹介するのは場違いかなと思ったんですが、
モンゴの好きなビデオをここでご紹介しちゃいます。

ゴルフとは直接関係ない話ですし、20分ぐらいあるビデオなので、
お時間がある人だけ、ご覧になってください。

でも、ゴルフのみならず、現状の問題に悩む人にとっては、
“20分”という時間以上の価値があるはずですよ~♪(*^_^*)

 
Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo

スマホの方、動画が見れない方はこちら
 
 

以上、少しでも参考になればうれしいです!

それでは、今日も楽しいゴルフを!

追伸:近藤プロの人気教材!

実は、モンゴもレッスンにあたっているゴルフスタジオ
「ゴルフパフォーマンス」の新店舗が池袋にオープンします!
(∩´∀`)∩ワーイ

それを記念して、ヘッドコーチの近藤プロの教材
「近藤雅彦の究極のスクエアスイング上達法」
が期間限定のキャンペーン中とのことです。

スライスやフックに悩んでいる方には必見の教材ですよ~
ぜひ、チェックしてみてください!

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※11/14(月)までだそうです!

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