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スコアを上げるために本当にやるべきこと。

2016.10.11
近藤kondou

From:近藤雅彦
ゴルフパフォーマンス神田店より、、、

おはようございます!
近藤雅彦です。

先日、カフェで休憩をしていた時、
隣で、二人のサラリーマンらしきスーツ姿の男性が話していました。。

どうやら、一人の男性が、もう一人に向かって、
ゴルフで上手くなるためのうんちくを語っているようでした。

『すごいこと発見したんですよ!
この間スコアが高かった周りの知り合いに
共通点を探したんですよ。

そしたらスコアが高かった知り合いには、
共通点が一つだけ、見つかったんですけど、なんだと思います・・・?』

なんだろう?
隣の話が聞こえてしまって、僕も考えてしまいました(笑)

『それはね。毎朝起きてからストレッチをしていたんですよ!』

『へぇーー』

『でも、毎朝ストレッチしてるからって成功するなら僕達みんな上達できるよねぇー』

当たりまえだろー!
ストレッチは確かに重要な事ですが、
めちゃめちゃうさん臭いじゃないですか!その話!
と心の中で突っ込みを入れました。

『僕は最近、もうゴルフの教本を読まない事にしたんですよ!』

『だってね。いくら本を読んでも上達しないんですよ。
本って読んだ時は、へぇーーーって思うんですけど、しばらくすると忘れちゃうんですよね。』

『これだけね。上達するための本が色々出てるのに、
僕達含め、世間のゴルファーはダフリ、トップに悩んだり、
100切り出来ずにいるじゃないですか!?
だから、本なんかを読んでも意味ないんだなって思ったんですよ!』

と、なかなか面白い屁理屈を展開していました。

あなたはどう思いますか?

なかなか、屁理屈言ってるな~
と思って聞いていましたが、一つ気づいた事があります。

本を読むだけで満足して、実践しようとしていないんです。

たった一つ上達する方法は、体を動かして、
実行する事だと私は思っています。

いくら教材を買って、知識を得たとしても、
実践しなければ身につきません。

ダフリやトップがでてしまう原因を、
ネット等で調べて納得しても、

その調べた事を実際にトライアンドエラーを繰り返して、
身体で感覚を覚えて行ったほうが
上達スピードは全然違うんです。

本は悩みを解決するきっかけの一つです。
そのきっかけを実践しなければ、

「本を読む」という行動は
無意味なものとなってしまいます。

上達は本を読むだけでは手に入れられません。
スコアアップについていくら考えてもスコアはあがりません。

たった一つ上達する方法は、体を動かして、
実行する事、と私は思っています。

行動によってしか、結果、成果は生まれません。

結果、成果が生まれなかったらもちろん、上達するはずもないんです。

でも安心してください。

私達は行動するタイプの側にいます。

ゴルフ上達の為に何かしたい!という気持ちで、
あなたはこのメールにたどり着いたとおもいます。

ですが、具体的に実践するといっても、
どうすればいいのか迷ってしまうかもしれません。

安定したスコアを出したいのであれば、
以前のメルマガでもお話しましたが、

  • 「ビジネスゾーン(腰〜腰)」
  • 「肩〜肩」

こちらの基本スイングを反復練習することをおすすめします。
基礎はやった分だけ自分の力になります。

また、パッティングが原因で、
スコアを崩してしまう方は、

パターヘッドの芯で
ボールを捉えられていない可能性があります。

そのようなときは、
フェースの芯の中心から2cmずつ感覚を開けて、
約4cmの隙間を作ります。

その両端に短く切った割り箸をテープで貼ります。

このような状態で、パッティングを行うと、
芯でボールを捉えられた時のみ、
真っ直ぐ転がっていきます。

非常に有効な練習方法なので
まず、何からしようかな~と
お悩みの方は実践してみてください!

話は戻りますが。。

もしあなたがこのようなゴルフ評論家に出会ったら
サクッと席を立って、その人から離れたほうがいいかもしれません。

こういった方は時間やエネルギーを
あなたから吸い取って行きます。

落ち着きにカフェに来ましたが、
5分もしないうちに、席を立ってしまいました(笑)

自分のまわりに有害なものがあったら
そこから立ち去るのも一つの手段です!

では、またメールします!

近藤


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「頭を動かすな」と言ってはダメ

2016.10.10
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「『頭を動かすな』と言ってはダメ」

について、お話ししたいと思います。

スイング作りで本当に意識すべきことは、
「下半身」の動きを主役にして正しい順番で体を動かすことです。

正しく骨盤が動けばヘッドアップも起こりませんし、
引っかけもなくなります。

そして、よくレッスンで言われる「頭を動かすな」という言葉。
これは指導する上ではふさわしくないのです。なぜか?

「頭を動かすな」ではなく

スイングの指導・習得を考える上で大切なことは
「“頭の動かない”体の使い方がある」ということです。

そのためにはリズムやテンポを
もっと意識して練習することが大切です。

そしてスイングを一連の動きとして身につけた方が、
結果的にはスイングの形もよくなります。

現在の欠点も自然に矯正できてしまうのです。

かといって、下半身を使う事を意識すれば、
即座にいいショットが打てるわけではありません。

頭で「理解」したことを、
体が正しく「出来る」ようになるまでには
時間が必要だからです。

私はゴルフを音楽の上達にたとえることが多いのですが、
ギターやピアノにたとえるならば、
最初は音の出し方を理解し、考えながら音階を覚えます。

でも、そこから色々な曲を演奏できるようになるまでには、
かなりの時間が必要です。

ここで、以前ピアノレッスン講師の方からいただいた
メッセージを(ちょっと長いですが)引用させていただきます。

ピアノレッスン講師の方より

「根気が要るけれど楽しいレッスン」

小さい子にとって、右手はどっち?左手はどっち?は、
なかなか難しいようです。

そして、ト音記号とヘ音記号を結びつけるのも。

ピアノは88鍵あるけれど、
中央に座って真ん中のドより高い方が右手、低い方が左手。
1回のレッスンで何回も確認します。

五線譜にト音記号を書いて書いて書きまくって、
それでも位置が違ったり、形がヘンテコだったりするので、
また書いて書いて書きまくって、
ようやく綺麗なト音記号が書けるようになってきます。

綺麗に書けるようになると自信がつくのか、
それ以降は得意になって書きますね。

ピアノも同じだと思うのです。

同じような事を繰り返し確認して次第に覚えていく。
根気のいる作業だけれど、
何事も新しい事にチャレンジする事は根気が要るものです。

初歩のピアノレッスンで大事だなと思うのは焦らずに、
覚えるまでじっくり教えることだと思います。
そして、分かったかどうか必ず確認することも。

就学前のお子さんには音符カードが役立っている感じです。
音符を覚えるまで、線の間か線の上かを何度も確認します。

真ん中のド、高いド、低いド、
これも小さい子にとっては覚えるのが大変なようです。

毎回のレッスンで音符カードを使って答えてもらいますが、
今日はいくつ出来るかな~!みたいにやると闘争心が湧くのか、
覚えるのが早いようです。(^-^)

ゴルフも同じ

ここでピアノ講師の方がおっしゃっていることは、
そのままゴルフも同じことが言えます。

無意識に下半身を使えるようになるには、
時間がかかります。

コースに出た時に上手く下半身を使えるようになるには、
経験の積み重ねが絶対必要です。

そして同時に、スイングの改造中というのは、
一時的にミスショットも増えます。

動きを変えると、ボールを打つタイミングが変わって
違和感が発生するからです。

しかし、この忍耐こそが上達の道と繋がるのです。

違和感があったり結果がなかなかでない時は、
新しい動きを体がやろうとしている証拠だと思ってください。

そして、これがとても大切なのですが、
その違和感を怖がらずに、練習してください。

遠回りをしているように感じるように感じるかもしれませんが、
実は、これが最短で上達する近道となるのです。
 

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。
 

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大手メーカーの部長職として活躍していたYさん。
接待ゴルフでゴルフデビューしたYさんは、
それから取り憑かれたようにプレー。

毎月ゴルフを楽しんでいました。

しかし、60歳の時に大病をして10年もの間、
ゴルフを止めざるをえませんでした。
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「もうゴルフなんて止めてやる!」
そう思った彼を救ったのは、これでした。

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注意:練習好きなゴルファーの方へ

2016.10.10
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

最近、ちょっと涼しくなりましたね。

朝、少し肌寒いと感じたり
キンモクセイの香りにふと気が付いたり
ファミレスにいけばハロウィン特集をやっていたり

ちょっとしたことで秋を感じるようになってきました。


「ちょっとしたこと」

私たちゴルファーとしても
この「ちょっとしたこと」はとても重要なポイントです。

ちょっとしたことの積み重ねで
大きな練習の成果を生み出す事が出来るのです。

つい先日、私がある生徒さんにレッスンしていたら
前傾姿勢、グリップ、手首の角度、重心の位置まで
かなりの改善点がある事に気が付きました。

そして、どれもこれも、簡単に直せるようなポイントでした。

「ここと、ここと、ここを意識すればスイングはかなり改善されます。
 ダフってしまうのはここが原因なので、ここを直せば大丈夫ですよ!
 ほぼ間違いなく飛距離アップもできると思いますよ・・」

と、生徒さんに言うと、彼はとても理解してくれて
どれもこれも簡単に直せるということで、こう言いました。

「分かりました。
どれも簡単なので、全部意識して改善してみます!」

これは一見いいように感じますが実はそうでもないんです。

ちょっとしたことに気が付けたことまでは良いですが
ここから先の練習を一歩間違えてしまうと
スコアアップまでとても遠回りしてしまうことになります。

大きな結果がほしいなら、、、

ここでいつもわたしが皆さんにお伝えしていることなんですが、、、

このあと、私が何とアドバイスしたのか
なんとなくおわかりの方は
私の動画やメールをよく読んでくれている方だと思います。

会話は続く、、、、

「そうですね!でも、ちょっと待ってください。

 全部まとめて行ってもダメなんです。
 一つ一つやっていきましょう。
 ”ワンスイングワンポイント”です。

 そうじゃないと結局どれも出来ていない
 ということになってしまいやすいんですよ。」

と私は彼に言いました。

全部まとめてやれば、スイングが改善されるのほぼ確実です。

しかし、全部まとめてやると、
何が効果がでたのか分からなくなりますし
自分の中で混乱してしまうことがあります。

チョットした事が何だったのか?
それが全く分からなくなってしまいます。

特にコースで気をつけるべきポイントとしては、
あれもこれも考え過ぎないことです。

だから意識して実行して頂きたいのが、
”ワンスイングワンポイント”なんです。

その1点ができれば、
仮にそのショットが良くなかったとしてもOKです!

ワンスイングワンポイントでやる事で、
どれが効果がでて、どれが効果がでなかったのか?が確実に分かるので、
一つ一つ着実にスイングを改善できることができます。

この「チョットした事」は、
実は他にもとてもあなたの武器になる面もあります。

どう言う事かというと、この「チョットした事」は、
あまりにも些細なポイントだったりするので、
ライバルがなかなか気が付かないということです。

もし、このチョットした事を見つけたときは
”ワンスイングワンポイント”を意識すること

これができればライバルが遠回りしているうちに
あなたはこのチョットした事を活かして、
あっという間にスコアを更新することができるでしょう・・・

急がば回れです。
ひとつひとつ改善していきましょう。

またメールします。

小原大二郎


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体重計、毎日乗ってますか?(飛距離の話)

2016.10.09
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

あなたは、ダイエットに関心はありますか?
私は、あります。

体調を整えるのは
食事とトレーニングだと常に思っていますし、

体重計や、体組成計は
頻繁に乗って管理をしています。

ゴルフスコアを少しでも
改善していこうと思えば

テクニックだけでなく
フィジカルも同時に重要だと

スコア80切りを考えるあたりから
あなたも大事だと思えてくるはずです。

「飛距離アップには3つのアプローチがあります」

1つは、スイングの向上や改善で飛距離アップすること
2つ目は、フィジカル面での飛距離アップ。

もう一つは、ゴルフクラブの力で飛距離アップしようという考え方です。

ゴルフクラブだけに頼ってもいけませんし、

自分の力だけに頼るのも非効率です。

つまり、すべてをバランスよく取り入れてほしいのです。

飛距離アップの最短の道は
それぞれを同時に取り組むことです。

どれかを諦める必要はありません。

例えば、勘違いされがちですが、
ゴルフクラブで飛距離アップするときは、
決して高いクラブがあなたに合っている

とは限りませんので、予算が少ない方にも
選び方次第で、あなたにあった飛距離アップの武器が見つかるはずです。

体重計に乗るように飛距離アップ

最初に体重計の話を少ししましたが、

飛距離アップをそもそもしているのか?
などあなたの飛距離アップのデータを

毎日体重計に乗るかのように取ることで
あなたの飛距離アップのモチベーションが変わってくるので
おすすめします。

例えば、月に1回しかいかないゴルフ場で
今日イチの飛距離を目測で測っても
あまり参考にならないデータです。

その日のコンディションや状況によって、
その日は悪いデータが出てしまっただけかもしれませんし、
逆に良すぎるデータが出てしまって
自分を過大評価することに繋がるかもしれません。

だから、あなたには
ヘッドスピード計測器や、
ミート率計測器を用いて

普段のスコアのように
ヘッドスピード、飛距離、ミート率のデータを集めてほしいのです。

そうすることで、
自分を過大評価したことによる
実際の飛距離にがっかりすることも減りますし、

飛距離が伸びていれば、
今実践している方法があっているんだ、
と自信を持つことにもつながります。

ユピテル製のヘッドスピード計測器は
ゴルフライブさんでもご紹介しているようです。

http://g-live.info/ec/products/detail.php?product_id=704

体重計に乗るように
あなたのスイングのデータを取ってみましょう。

追伸:
私のマスタードライブプログラムが現在キャンペーン中です。
特に私が70歳以上の方に向けて作った飛距離アップ要素をまとめたプログラムです。

ぜひお試しください。

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16時~17時半 小原大二郎プロ講演
18時00分~20時00分 懇親会(立食パーティー)

場所:JR神田駅徒歩5分
   エッサム神田ホール1号館

セミナーご参加費用:2,980円(税別)
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「体」前腕をねじろうとする動きはエネルギーの無駄使い

2016.10.09
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「体・前腕をねじろうとする動きはエネルギーの無駄使い」

というお話をさせていただきます。

ボールヒットに向かっては前腕を左にねじって
フェースを閉じるようにと言われることがあります。

しかし、前腕を力でねじる動きはエネルギーの無駄使いであり、
かつ、コントロール性が低下してしまいます。

体の骨格の仕組みを利用すれば、
前腕は意識して力でねじる動きは必要ありません。

上半身の動きの抜粋

バックスイングからダウンスイングにかけての上半身の動きは
実はかなりシンプルでいいです。

右肘とコックを曲げることでトップ。

曲げた右肘とコックが遠心力で伸ばされ、
体の回転でヘッドが置いていかれる力で上半身がしならされて
右手甲側に折れるヒンジができて、
ヒンジが解放されながらボールヒットです。

前傾しているとなんだか複雑に見えますが、
実は上半身の動きはシンプルです。

試しに真っ直ぐに立って、上半身の動きだけやってみます。

「図・まっすぐに立って上半身だけの動き」を添付しました。

この図を見ながら、あなたご自身を鏡やガラスに写して、
動きを確認してみてください。

絶対に
「え、こんなに腕の動きってシンプルでよかったんだ」
と実感していただけます。

そして、フェースは自然に骨格の構造で開いてあがり、
閉じながら降りてくることがわかります。

2016-1009_1

真っ直ぐに立って、普通にグリップして、
シャフトが水平になるように体の前で支えます。

実際の前傾したセットアップではシャフトは
おへその高さで左股関節前を向くようにします。

しかしまっすぐに立ってやってみる場合はわかりやすくするために、
シャフトは水平にしておへその少し下を向けておきます。

ヘッドは右にも左にも倒れていないで、フェースが水平方向を向いていて、
一番下の溝が自分から見て垂直に見えるように向けておきます。

これがヘッドが軌道を向いている形です。

両腕にクラブを支える力以外に力が入っていなければ、両手の前後差分、
シャフトが右斜め前に出るので、グリップエンドは左股関節前を向きます。

右肘は右肘の内側である右肘のえくぼを上に向けるようにしておきます。

右肘えくぼを上に向けておくことで、
右肘は本来の位置より右に外れにくくなります。

そこからコックと右肘を曲げて行ってみます。

コックを先に曲げていってそれから少し遅れて右肘を曲げるようにすると、
ヘッドの重さを感じやすくて滑らかに軌道をたどりやすくなります。

コックと右肘を曲げると、フェースは開きながらあがり、
左肩をリラクスさせておけば左肩甲骨は体の正面方向へスライドされてきて
左サイドに張りのある理想のトップとなります。

左肩甲骨を体の正面方向へスライドするほどコックが深く作られます。

実は、コックは手首を曲げて作るだけではなかったのです。

ダウンスイングではコックと右腕が遠心力で伸ばされ、
クラブが下に降りてきます。

右手首をリラックスさせて、体が左へ回転していることを想定して、
ヘッドが体の右方向に置いて行かれるようにします。

ヘッドを体の右方向へ落としながら
さらに左肩甲骨を体の正面方向へスライドさせると、
コックは右手甲側へ折れるヒンジに変わっていきます。

トップで左腕が右方向へ伸びるので、右肘は左腕の動きで
体の右側へ持っていかれていますが、左腕が元のところに戻るに連れて
右肘も自然に体の正面方向に戻ります。

ここで、バックスイング開始で手元を体に対して力で右方向へ動かさないで、
左腕の動きに連動して手元が体の右方向へ自然に動いていることが大切です。

右腕は切り返しに向かって右肘を曲げることと、
切り返しでクラブが押してくることを支えること以外は、
自らは力を出さないでヘッドと左腕の動きに従ってしなるようにします。

そして、右肘を支点として、右上腕が回転しながら、手元が右へ動くので、
右腕がしなってパワーを溜められた形になります。

ダウンスイングでの胸から下では、右肘とコックが伸ばされる動きだけで、
フェースは閉じながら元の軌道の向きに戻ってきます。

手元が腰の高さに降りてきたら、ヘッドは軌道を向き、
左肩甲骨のスライドとヒンジだけが残っています。

左肩甲骨のスライドとヒンジがリリースされてきて、
ヒンジはまだ残った状態でボールヒットです。

フェースは前腕を力でねじらなくても、
骨格の構造で自然に開いてあがり、閉じながら降りてきます。

そこに、力での余計なフェースの開閉は行う必要はありません。

正しく、右肘とコックを曲げてそれが伸ばされる動きを行えば、
後は骨格の構造で勝手にフェースが開いて閉じるだけに任せることが大切です。

ボールヒットで働く力

ヘッドにはシャフトに対してオフセットがあり、
体が回転するとフェースは開かされる方向に力がかかります。

右腕は、そのヘッドが開かされる力に対抗できる準備が必要となります。

ヒトの腕の筋肉の構造から、腕が伸びる動きでは
右前腕を左にねじる力も同時に発生することになります。

単に右腕が伸びる動きだけで、右腕はフェースが開く力を
しっかり支えるだけの力を出すことができます。

自ら、右前腕を左にねじろうとしなくても、
右腕が自然にしなり戻って伸びてくることに任せることで、
十分ヘッドのオフセットによる右へねじられる力に対抗することができます。

それ以上のことを意識して自ら力で行うことは無駄な動きとなり、
タイミングやフェースの方向性を悪くするエネルギーに使われるだけとなります。

ボールヒットに向かってしなり戻る

また、ボールヒットに向かって自ら力を出して右腕を伸ばそうなどとはしません。

さらに、右手甲側に折れたヒンジを力でリリースしようとは絶対行いません。

しなった右腕がしなり戻ることに任せるだけです。

切り返しから上半身では左肩甲骨が体の正面方向へスライドすることと、
右上腕が右に回転する形でしなります。

この左肩甲骨と右上腕のしなりが上半身のしなりの大きな要素です。

右肩甲骨は体の後ろ側へスライドされて、やはりしなりとなります。

しかし、左肩甲骨に比べると右肩甲骨のスライドは少なく、
やはり左肩甲骨のスライドをまずは強く意識することが大切です。

体幹である腰から胸までの間は、
実はしならせるというよりもしっかり安定させて、
下半身のパワーを肩甲骨から先に伝えるようにします。

体幹はあたかもでんでん太鼓の柄から太鼓の部分のイメージです。

しなり戻るタイミング

上半身がしなってそれが戻るタイミングは、
下半身の動きが勝手に決めてくれます。

フィニッシュに向かって下半身はフルターンで
腰が打ち出し方向を向くまでターンさせます。

そして、下半身が正しく動いた場合に回転のパワーが最大となるのは、
だいたい左に45度程度まで回転したあたりです。

腰が左にどれぐらい回転したら回転のパワーのピークになるのかは、
それぞれの人により色々です。

平均的にはだいたい45度左に腰が回転したあたりとなります。

下半身の回転力が下がり始めると、
それまで下半身の力で上半身がしならされていたものが、
一気にリリースされ始めます。

そうすると腰は上半身の回転の反作用を受けて、
左に回転しようとしている力とは真反対の力を受けることになります。

この上半身のリリースの力は半端なくすごいので、
下半身はまだまだ回転しようとしているのに、
ほとんど下半身の動きは停止してしまうぐらいの力を受けることになります。

そうです、一瞬腰の回転が止まってしまう感じです。

そして、その瞬間にヘッドは強烈にボールを打ち抜きます。

こんなにも本来は強烈にしなり戻る上半身の動きの中に、
自らの力で前腕を左にねじってフェースの向きを
セットアップの向きに一致させるなんて、人間業では到底無理です。

ですから、前腕をねじろうとすればするほど、
ボールヒットでのフェースの向きは狂いやすくなります。

そして、前腕を左に自らの力でねじろうとするエネルギーは
無駄に消えていってしまいます。

ボールの打ち出し方向を決めるもの

ところで、ボールが飛び出す方向である打ち出し方向を決める要素は
ボールヒットでのフェースの向きがかなり大きなウエイトを占めています。

アイアン、ドライバー、パターではフェースの向きに
それぞれだいたい75%、80%、90%依存してボールは飛び出します。

実は、軌道の方向にはそれほど依存しないのです。

フェースの向きにより多く依存することは、
ボールが歪んでその歪みが戻ることが大きな要因です。

ですから、ボールヒットでいかに正確に打ち出したい方向へ
フェースを向けるかがものすごく重要となります。

ま、そのためには、まずは打ち出したい方向に
セットアップできっちりとフェースを向けておくことが基本ですが。

ただし、軌道はフェースの向きに影響を与えます。

場合によりけりですが、アウトサイドインのカット軌道では
フェースは閉じやすくなります。

そして、軌道の割にフェースが閉じなければボールは
左に出て右に曲がる典型的な引っ掛けスライスとなります。

いずれにしてもボールヒットは高速

いずれにしても、ボールヒット近辺では、
ヘッドスピードは最高速度に達しようとしている瞬間です。

そんなヘッドが高速に動いている時に、
フェースを意識的に力でコントロールするなんてことは
難しいに決まっています。

そういえば、車でカーブを曲がるとき、まずは減速して、
コーナーの出口が見えたらアクセルを踏んで加速ですね。

ゴルフのスイングでも車と同じで、
ダウンスイング開始ではゆっくりインパクトの軌道に乗せて、
良い軌道に乗ったら一気に加速です。

そして、加速中に意識で何かをコントロールすることが少ないほど、
再現性が高く、目一杯パワーを出せる体の使い方となります。

ゴルフでもトップからはスローイン・ファーストアウトのイメージです。

そして、ヘッドの加速前にあとは
アクセルを目一杯踏むだけの準備ができていて、
前腕をねじる意識がなくても良いスイングをしたいものです。

では、また。
 

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