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自分のゴルフから何を捨てるか?

2024.10.30
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From:近藤雅彦
神田のカフェより、、、

おはようございます。
近藤です。

 
秋シーズンということで、
最近はゴルフ場はどこも賑わって大人気ですね!

 
練習場やラウンドの頻度が増えて
レッスンを受けてくださっている方達も
メキメキ腕を上げていっているので、

ぜひ今年の残り約2か月、
目一杯楽しみながら上達できるよう
練習内容と目標を設定してみてください!

 
さて、先週は関西で
ゴルフパフォーマンスの貸し切りコンペがありました。

 
ご参加いただいた皆様、
本当にありがとうございました!

 
心から楽しんで頂き、
少しでもゴルフ上達のキッカケになるものを
残せるように講師一同で作り上げた企画なので、
無事に成功してホッとしています。

 
実はこういった貸切コンペは
コロナが蔓延してからはできていなかったので
かなり久しぶりだったのですが、

やはりゴルフライブ読者だけで
プレーする環境というのは独特で、

プレーする側も講師陣も
良い意味で肩の力が抜けていて
良いプレーができたという方も多かったです。

 
また次回のイベントも考案して参りますので、
楽しみにしていてください!

 
ところで、貸切コンペやほかのイベントでも
スイングは良いのに、ラウンドで実力通りの
結果が出せていない
、という方が散見されるので、
あるアドバイスをしているのですが、

本日は実力をラウンドで正しく出力するための
一つの例
をお話ししようと思います・・・

既に十分な実力はあるのに・・・?

これは最近レッスンをしていた女性の
話なのですが…

 
その方は、一時期は連続して100切りを
できていたにもかかわらず、

スランプで急に100が切れなくなって
悩んでいたとのこと。

 
実際にその方のスイングを見てみると・・・

 
「あれ?90切りも狙えそうなくらい
 しっかりしたスイングじゃないか・・・」

というのが正直な感想でした。

 
では、何が彼女のスコアの足を引っ張っていたか・・・

それは、、、

カッコ良いスイングに執着していること

もちろん、カッコ悪いスイングをしろと
言っているわけではありません。

 
彼女はコースを回っている最中に
グリーンまで一定以上の距離があると、
8割以上の確率でフルショットの番手を選び、
しかも練習以上に力みやすい傾向がありました。

 
また、ドライバーもややスライス気味でしたが、
スイング時の手首や、アドレスの位置を変えたり
改善を試みてはいるものの、
なかなか安定できずにいました。

 
そこで私は、彼女に

・アイアンでのフルショット
・ドライバーでのスクエアグリップ

この2つを極力切り捨てるようにアドバイスをしました。

 
彼女の中では

「距離があったらまずフルショット」
「昔、このスイングで結果が出せたから」
「このグリップが正しいと教わったから」

これらの思いが、固定概念になってしまっていたんですね。

 
たしかに過去の成功や教えから
自信を持つことは大切ですが、

目の前の問題を解決するときには、
思い切って何かを捨ててみることは
試す価値があります!

 
もちろん合う、合わないは人それぞれですが。

あなたの問題を解決出来ないか一度試してみると、
なにか気づくことがあるとおもいます!

 
人によっては意外な変化で
劇的に結果を変えた人もいます。

例えば…

・グリーン周りのアプローチではグローブを外してみた
・ドライバーのグリップを太い/細いものに変えてみた
・パターをクロスハンドにしてみた
・ヘッドアップ予防に、ショット後ボールを見るまでに
 秒数を数える習慣をつけた

こんな変化を加えたことで、
ショットの結果が大きく変わった場合もあります。

 
今自分のゴルフに課題を感じて言うr方は、
いま自分のゴルフに新しい風を吹かせるために
何を切り捨ててみるか、ぜひ考えてみてください!

 

近藤

 
  

<本日のオススメ>

アマチュアとプロの
パッティングの差を埋める方法。

 
パターは、ドライバーやアイアンに比べ
挙動も小さく済みます。

しかし実際にはそのスキルで結果にも
大きな溝が生まれ、

スコアで言えば100切りゴルファーと
プロではパット数だけでも
10打近い差が生まれます。

 
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【ビデオ】ツアープロも間違えるアレの話

2024.10.29
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From:石井忍
千葉のゴルフスタジオより、、、

こんにちは、ゴルフインストラクターの石井忍です。

私の過去のメールマガジンの記事については
右のバックナンバーからご覧いただけます。
よろしければどうぞ。
 

さて、今日は
ツアープロでも間違える
「向き」の話についてです。

「アライメント」なんていう言い方もしますが、
アマチュアの方で真っ直ぐ構えられないと悩む人も
少なくありません。

ですがこれはアマチュアの方だけの話ではなくて
実はツアープロでも同じなんです。
そんな、まさかって思うかもしれませんが…?

そもそも何が「真っ直ぐ」なのか?

一番最初に起こるのは
アドレスでのアライメントのミスですね。

ですのでまずは、ここを気をつけて
しっかり構えることによって
自分のやりたい動きがやりやすくなります。

じゃあ、どこをどう気をつければいいのか、
というところなんですけれども…

たとえばアイアンで構えた時に
「真っ直ぐ構えてください」と言われたとして、

 ・何が何に対して
 ・どうなれば真っ直ぐなのか

ということですよね?

そのためにあるのが、
あなたも使ったことがあるでだろう

 アライメントスティック

です。

アライメントスティックを二本使って
狙いたい方向と平行になるようにスタンスを作る。

なんですが、あともう一つだけ
気を付けてほしいところがあるんです。
それは…?
 

今回はそんな話について、
ビデオでお話ししていますので
こちらをご覧になって下さい。

それでは、どうぞ。
 


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

これについては、一つずつチェックしていただいても
あまり過度に神経質にならなくても大丈夫です。

ただ丁寧に練習していくようにしてください。

今回お伝えした、あなたのラインがどこを向いているかを
把握するだけで、現場に行った時とバチッとリンクします。

ですのでまずはこれを丁寧に
構えのチェックをやってみてください。

アライメントのズレが直ってきます。

引き続き、どうぞよろしくお願いします

BS松竹東急のゴルフシンデレラ(毎週土曜日・夜8時放送)ですが

BS松竹東急を視聴する方法がわからない方は
以下のページに詳しい説明があります。

繰り返しになりますが、ご自宅のテレビが
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それでは、また次回お会いしましょう。

石井忍
 

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ZOZO6位Tの杉浦悠太にかけた言葉

2024.10.29
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From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「ZOZO6位Tの杉浦悠太にかけた言葉」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが
江連忠ゴルフアカデミー出身の杉浦悠太プロがUSPGAツアー
「ZOZOチャンピオンシップ」を6位タイで終えました。

 

日本勢トップの結果でしたが、その杉浦悠太に試合後
かけた言葉があります。それは。。。?

最終日の18番ホール…

6位というのは結果としていい結果でしたが、
初日、二日目ともったいないボギーとダボがあり、

三日目と最終日のノーボギーは素晴らしかったんですが、
最終18番でのスプーンの引っ掛けもありました。
 

もちろんその18番がボギーにならなくて
本当によかったわけなんですが、

こうしたミスが出たのは
最後のところで気持ちが少し前のめりに
なりすぎたのかもしれません。
 

そういうところが出てしまうと
特に優勝争いをしている時には「致命的」になります。

今回も大きくスコアを落とす可能性もありましたが
結果的にノーボギーで行けたのはよかったです。

「怪我明け」だったけれども…

と、ともすれば致命傷になる場面もありましたが、
なんとかしのいで6位タイという結果は素直に嬉しいですね。
 

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
杉浦悠太は怪我をして試合に出ていなかった後の
この結果でしたので、

それは余計に嬉しいですけれども
やはり最後までスキが無いようと願っています。
 

正直に申し上げて、杉浦悠太という選手は
ものすごく器用なタイプというわけではありません。
 

ですが前より身体も大きくなっていて
日々の努力が目に見えていますので、

そうした成長を感じられるので
見ていてとても楽しみな選手です。
 

メンタル面で緊張してダメになることもないので、
あとは自分でできることをキッチリとやっていくこと。
 

何はともあれ、今回のUSPGAでの経験を存分に活かして
今後も成長していってほしいと思っています。

長く活躍するために

そんな杉浦悠太に、今回私から改めて
直接伝えたことがあります。それは。。。
 

 「アプローチとパターは、
  自分で本当に心の底から『これだ!』という技が
  掴めれば掴めるほど、将来長く活躍できるよ」

 

今回、これだけの上位に食い込んでいるなら
パターとアプローチが悪いということはありません。
 

実際にパターもよかったですし
その点では、安心して見ていられた部分もありました。
 

なんですが、今はアプローチとパターを本気で磨いて
将来のチカラにしてほしい。。。
 

ということを今回、本人には伝えました。
 

もちろん、本人が目指すレベルに行くためには
飛距離も大事なんですけれども、

アプローチとパターにもっともっと
確信が持てるようになってほしいと願っています。
 

というのも、プロアマチュアも関係なく
パターに確信が持てるようになると。。。
 

その確信というのは
ものすごく長続きしてくれるんですね。

 

そのへんのところを杉浦悠太には
掴んでいってほしいなと思っています。

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あなたにもそんな「パターへの確信」を
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江連忠でした。
 

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プレッシャーをはねのけてスコアUPを目指すなら打つ前に…

2024.10.28
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
秋のベストシーズン、
ゴルフを満喫できていますか?

 
私はというと、先週は兵庫県で
ゴルフコンペを開催しました。

 
今回は関西周辺にお住まいのゴルフライブ読者様や
ゴルフパフォーマンス会員様をご招待した集まりでしたので、
アットホームで賑やかな1日となりました。

 
やはりゴルフのベストシーズンだけあって
ご参加いただいた方の熱量も高く、

 
天候にも恵まれ当日は大盛況の中、
幕を閉じることができました。

 
一人でも多くの参加者様が
充実した1日を送る事ができたのであれば嬉しいです。

 
さて、普段の仲間内でのラウンドとは異なり、
独特な緊張感の中でプレッシャーを感じる一打一打。

 
さらに、自分よりも明らかにうまい人が同じ組にいれば、
緊張も加速していきますよね。

プレッシャーはあって当たり前

今回のコンペではラウンドスタート前には、
練習場で少しだけレッスンをさせていただく時間があり
皆さんのスイングを見させていただいていたのですが、

 
緊張やプレッシャーを強く感じる場面や慣れない環境では
いつも通りのプレーをすることができない方も
多いかもしれません。

 
飛ばそうと力んでしまって普段出ないような
ダフリトップが出てしまったと
悔しがられている方もいらっしゃいました。

 
ですが緊張やプレッシャーはあって当たり前。

その中でどれだけ「自分だけの緊張しない方法」というのが
確立できるかが、普段通りのプレーをできるかどうかの分かれ道になります。

 
そこで緊張やプレッシャーを感じてしまい
普段通りのプレーができない方へ
おすすめしたいのがプリショットルーティンです。

 
これはショットの前に
決まった一連の動作や思考をすることで、

 
余計な緊張感を解いて集中力を高め、
自分のペースを作りやすくするためのものです。

 
ですが、プリショットルーティンには、
こうしなさいという決まりはありません。

 
あなたがやりやすい一連の動作をあなたが見つけ、
それをショットの前にやり続けて定着させることだけが大事なのです。

緊張感が高まったときでも普段通りのスイングを

緊張した場面でも練習通りの
良いショットを打つために重要なポイントは、
プレショットルーティンを確立すること。

 
ショット前の動作がいつも一定して
同じことを同じリズムで行うように練習をすることで、

 
たとえコースに行って
緊張感が高まったときでも、
練習通りのショットが打ちやすくなります。

 
実際に昔、私もプレショットルーティンを
1打1打丁寧に練習で行っていたことで、

 
コースで緊張した場面に直面したときでも
練習通りのショットを打てるようになりました。

 
コースに行ったとき緊張してしまって
思い通り打てないという方は

 
ぜひプレショットルーティンを確立して
そしてコースでも緊張した場面でも
いいショットを打てるように練習をしてください。

最後に・・・

プレショットルーティンの一連の動作には
こうでなければいけないという
ルールのようなものはありません。

 
自分にとって1番スムーズで
そして再現性が高いもので、

 
あまり細かく1つ1つを決めすぎてしまうと
難しくなってしまうので極力シンプルに
行えるものがいいかと思います。

 
自分自身のプレショットルーティンを確立できれば
コースに行った時緊張した場面でも
いつも通りのスイングをすることができます。

 
ポイントはよりシンプルであること。

 
あまり30秒も40秒もかかってしまうと
同感競技者を待たせてしまうことになりますので、

 
シンプルでなおかつ手際よく行えるような
プレショットルーティンというものを確立して
練習をしてみてください。

 
自分のショットルーティンをしっかり守って
ラウンドしていただくとえ緊張した場面でもいい
ショットが打てるようになるはずです。

 
ぜひ日頃からプレショットルーティンを意識して
練習に取り組んでいただき、

 
プレッシャーの感じる場面では普段通りの実力を発揮して
安定したスコア、そしてスコアアップを目指していってくださいね。


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【ビデオ】アプローチ成功の鍵はここ

2024.10.27
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「アプローチ成功の鍵はここ」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ショートゲームはスコアの大部分をしめているにもかかわらず、
感覚に頼った動きでなかなか上達できないのが現実です。

確かに手に関する神経は脳の中でも脚より広い面積を占めていて、
手は器用だし複雑な動きもやりやすくなっていて
ツアープレーヤーなどではその感覚を研ぎ澄ましています。

しかし、その手の動きが
さまざまミスを誘発していることも現実です。

では、その中でも特に気づきにくい悪い動きはどんな動きで、
それはどうやったら正しくできるのか見てみましょう。

(続きはビデオにて)

アプローチ成功の鍵はここ


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf241027/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

手首の形をキープのイメージ

まずは、なんと言ってもアプローチ成功の鍵は、
セットアップでの手首の形をキープしようとしたまま
スイングすること
です。

多くのゴルファーのアプローチショットでのミスは、
明らかに手首の動きを使いすぎていることが原因です。

やはり微妙な距離感とかは手だということで、
ついつい手を使ってボールを絶妙なところに寄せようとします。

しかし、普段それほど練習していないまま、
コースの本番ではいきなりはなかなか成功できないものです。

それなら、とりあえず普段どおりのスイングで良いので、
セットアップ終盤で指をギュッと強く握って
そのままスイングしてみましょう。

これは30y以下の転がしやボールをあげる場合でも有効ですが、
番手をあげて100y以内でもかなり成功率をアップしてくれます。

風が強い日は低くボールを出して花道から転がす方法も効果的ですが、
このとき指ばかりか腰から上の体幹や
肩とか腕全体も固めたままショットしてみてもよいです。

普段リリースが早めのすくい打ち傾向になっている
多くのゴルファーでは、いつもよりも低めのボールで
しかも方向性がかなりよくなります。

さらに右腕

さらに、右腕も形を変えないようにすることも
アプローチ成功の鍵であるばかりか、
通常のショットでも精度よくボールを遠くまで飛ばすために大切です。

右肘が腰から上の体幹に対して右にズレると、
簡単にダフってしまいます。

バックスイングで手でクラブをトップに持って行こうとすると、
ほぼ100%右肘は体幹に対して右に動きます。

アプローチだから脚をしっかり使わなくてもよいと考えていると、
この右肘のシフトの罠にはまってダフりトップを増産することになります。

距離はスタンス幅で確定

また、距離感をスイング中に調整することも、
タッチはもちろんダフりやトップの要因になります。

そこで、手ではなく脚を使ってスイングし、
決めたスタンスの幅の中で脚を使い切ります。

スタンスの幅は広げるほど股関節が深く入って可動域が大きくなる分、
脚を使ったときの腰の回転角度は大きくなり
それに連動して振り幅も広がります。

左右の足の母指球の少し後ろの間隔を腰幅程度の30cmぐらいにすると、
バックスイングで右膝を伸ばし切ると脚の動きだけで
手元は腰の高さぐらいまであがります。

そして、ダウンスイングで左脚へ落下して
左脚への落下の反動で蹴ってしっかり左脚を伸ばすと、
ロフト58度のサンド・ウェッジなら15y程度のキャリーとなります。

それを目安にして少しずつスタンスの幅を広げていくと、
スタンスが肩幅ぐらいになると手元は脚の動きだけで
胸の高さぐらいまであがりまさにフルショットの距離になります。

ここで、バックスイングの手元の高さまでのクラブの勢いで、
それ以降はクラブの勢いだけに任せてトップまでいくようにします。

そうすると、セットアップで距離を確定できます。

ショット直前の素振りでスタンスの幅を少しずつ変えながら、
こんなロフトでこれぐらいのヘッドスピードなら
こんな感じの軌道で飛び出すとイメージしましょう。

そして、ターゲットに届くピッタリのイメージがわくスタンスの幅が確定したら、
そのスタンスの幅の中で脚を使い切ることだけを考えればよいです。

たくさん練習していて最も精度が高いのは

ここで、誰でもたくさん練習していて最も精度が高いのは、
やっぱりパッティングストロークです。

それなら、普通のクラブでもパターのイメージで、
まさにパターのようにストロークしてみたらどうなるでしょうか。

通常のクラブとパターの違いは一番はロフトで、
さらに重さや長さも違います。

そして、通常クラブではヘッドの重心がシャフトから離れている偏重心ですが、
最近はフェースバランスと言ってヘッドの重心が
シャフトに乗っているパターも増えてきました。

とはいえ、通常のクラブもパターも
シャフトが自分の方向へ倒れているライ角があって、
大まかな形としてはそれほど大きな差はありません。

それなら、やっぱり通常のクラブをパターだと思って
ストロークしてみることも、何か今までのアプローチに
変貌を与えてくれるかもしれません。

まさにパターとして

そして、通常のクラブでのアプローチで多いミスは、
ダフってヘッドが地面に刺さって抜けずに
大きくショートするケースです。

クラブにはヘッドの下側に流線型の出っ張りがあり、
これをバウンスと言います。

このバウンスをしっかり使う意識があれば、
ヘッドの性能を活かせます。

そこで、多少ボールの手前から入っても
そこそこ距離が合うためには、
このバウンスを滑らせる意識が効果的です。

そのためには、ハンドファーストに
なりすぎないようにしましょう。

まさに、パターのように左目の真下ぐらいに
ボールをセットする感じにすれば、通常のクラブのバウンスは
しっかり芝に当たって滑ってくれます。

特にサンド・ウェッジではボールの手前から
バウンスを滑らせながら入れる感じにしましょう。

成功のコツ

そこで、このようなパッティング風ショット成功のコツは、
指が白くなるほどギュッときつく握ることです。

そうすると、手首も両腕も体幹に対して
固定された感じになって、無駄に使わなくなります。

そして、手首を固定したつもりでも、
実はシャフトと手首もしなってしなり戻ります。

パッティングではシャフトはしならないと思うものですが、
シャフトを交換すると別物に変貌しますから、
やはりパッティングでもシャフトはしなってしなり戻っています。

ちなみに、グリーン上のパッティングでは
指はソフトにグリップを包み込む感じで、手首もしなやかにして
余計な力を入れないようにまさにパターを吊るように扱います。

ヘッドの開閉問題

そして、通常のパッティングで難しくしている最大の要因は、
インに引きながらヘッドを開く動きです。

そうすると、インパクトに向かって
ヘッドを閉じなければなりません。

この閉じる動きでボールを捕まえるとも言われますが、
やりすぎはやっぱりミスを誘発します。

パッティング風ショット

通常のパッティングでも体幹を捻っていると、
ヘッドは円軌道を描いてヘッドの開閉も多くなります。

肩甲骨をスライドさせるだけなら、
ヘッドは真っ直ぐに動かせて
しかもヘッドの開閉を極限まで減らすことができます。

それなら、セットアップでのヘッドの向きに戻すことは
やりやすくなります。

バックスイングでは右肩を上にあげ、
ダウンスイングでは左肩を上にあげるイメージで
左右の肩甲骨を背中の上でスライドさせるようにすればよいです。

アプローチでも同じで、セットアップでターゲットに向けたヘッドの向きを
インパクトで戻すことで狙った方向へ打ち出すことができます。

手首を固定する意識を強めることで、
グリーンを外したショットをキッチリ寄せて
ショートゲームを楽しみましょう。
 

では、また。
 

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