From:森崎 崇
ゴルフパフォーマンス新宿店より、、、
こんにちは。森崎です。
先日ひさびさに実家に戻ったときに
タンスの中を開けたところ、
非常に懐かしいボールが出てきました。
ブリジストンのアルタスというボールです。
公式サイトによると、国産初の2ピースボールとして
人気を博し、バブルもあってか飛ぶように売れたそうです。
恐らく20年くらいは経っているはずなので
いまさら使おうとは思いませんが、
せっかくなので大事に取っておこうと思っています。
さて、今日は
「お手軽に脱力を体感する3ステップ」
という話。
ゴルフにはなにかと脱力という言葉が
ついて回りますよね。
腕の力みを取れ、
上半身の力を抜け、
グリップはゆるく握れなどなど、、、
確かにこれらは非常に重要なのですが、
多くの方が「頭では分かってるんだけどな。。。」という
状況ではないかなと思っています。
しかし、正しく力みを取り去ることで安定したスイングと
飛距離の両方を一気に得られることになります。
そこで、今日は頭では分かっている力みを
限りなく取り除いていく方法を書いていこうと思います。
Step1 力んで良いところと悪いところを知る
力むというよりは力を入れていいところですが、
それは下半身、正確には腰から下です。
(お腹まで力を入れるかは、それぞれです。)
逆に力を入れてはいけないところは上半身全てです。
解説すると、多くの人が悩むアウトサイドイン軌道は、
切り返しの時に上半身から始動していることが主な原因です。
自分では無意識でも動画で撮影すると、
「え、、、こんなに動いてるの」と
思うくらい動いていたりします。
なので、いかに下半身から切り返せるかが
重要なのですが、そのためにはまず、
ラジオ体操を思い出してください。
ラジオ体操の項目の中に、
体をねじる運動ってありますよね。
あの時って上半身に力が入っておらず、
腕はダランとしていて、まるで腕を後ろに
放り投げるかのような動きをしているはずです。
あれくらい上半身が脱力するイメージが出来ていれば最高です。
その状態でアドレスすれば、今まで上半身に
かけていた力が下にいくので、土台がしっかりと安定します。
その時、下半身でクラブが上がっていくようにしないと、
インパクトでクラブが戻ってこないので、注意してください。
また、もう一つ力みをとるのは「思考」です。
飛ばそう、ドローを打とうなどと考えすぎてしまうと、
体がどんどんこわばっていきます。
練習場で考えることはとても大切ですが、
コースに出たら何も考えないように心がけてください。
Step2 練習場での練習法
次にどんな練習で力みを取っていくかというと、
宮里藍選手がやっていたような太極拳スイングが有効です。
ゆっくり素振りをしてから、ゆっくりショットを打ち、
スイングスピードを極端に下げてください。
アドレスしてからフィニッシュまで、
1分くらいかけて行うくらいが目安です。
そうやって、ゆっくりスイングして下半身から動くことが
確認出来たら徐々にスピードをあげていって、
体に慣らしていくことで勝手に体が動くようになります。
ただし、これは普通に球を打つより、よっぽど疲れますので、
練習の最初の方にやるようにしてくださいね。
Step3 コースで意識すること
それではいざ本番、となったら
特別なにかをするということなく、
基本は何もしないように心がけてください。
今日まで自分はやることちゃんとやったんだから
気にせずしっかり振り抜くということが重要です。
強いて言うなら、フィニッシュはピタッと
止まれるように心がけましょう。
上半身先行、つっこみなどの症状が出ている
場合は、前後によろけてしまいます。
フィニッシュがしっかり出来ているということは、
逆算してこれまでのスイングが良かった証拠なので、
そこは意識してください。
常に意識は下に下に
本日はゴルフの力みについてお話しました。
上半身:下半身=2:8くらいにまで
セルフイメージを持ってこれると
スイングが安定して、結果飛距離も良くなります。
そのためにも、
・練習ではゆっくりスイング
・コースではフィニッシュをしっかり取る
といったことに専念して、
練習してみてください。
もうすぐ梅雨も明けますから、
8・9月のゴルフに向けて、
是非練習がんばってくださいね。
<本日のオススメ>
なぜ、飛ばす人のスイングを見ても、
そのスイングに近づくことができないのか…?
ここに、どれだけマネしても飛距離が伸びない人に
共通するある問題点があるというのですが…
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