最近のブログ

良いスイングと悪いスイング

2013.11.22
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

生徒さんとのラウンドレッスンで
午後、一息いれたくてブラックコーヒーを飲んでいた時のことです。

近くに座っていた
男性2人の話が聞こえてきました。

「◯◯のインストラクターの理論、
 あれはダメだよ。」

どうもこの方もインターネットで
色んな理論を勉強しているようでした。

本当に、インターネットの発達で
ゴルフの様々な情報や理論というのは
手軽に入るようになりました。

「良い」ものもあるし、
「悪い」ものもある・・・

でもゴルファーならぜひ1度考えてみてほしいことがあります。

それは、、、

ゴルフの理論を「良い」、「悪い」
で判断することです。

そのスイング理論は良いのか?

私は生徒さんに
そういった良い、悪いで
考えることをやめて下さいとお話しています。

ゴルフのスイングを

良い・悪いで決めてはいませんか?

新しいスイング理論を知ったとき、
多くの人はそのスイング理論を

良いか、悪いか、で考えてしまいます。

「何故、この考え方がよくないのか?」

というと

それは、スイングの良し悪しの判断は

その理論が良いかどうかは
その人がスイング理論をどう使えたか

ということが根拠になっているからです。

自分が、その理論を再現して、
良かったか、悪かったか、という考え方をしているわけです。

もし、その人のスイングが
今悪くて、新しくスイング理論を
少し試してみても

そう簡単に結果が出るわけではありません。

それはその人のスイングが
元々悪かったことが修正されていないまま
悪いクセがでてしまい

変なショットが出た、
だからよくないのかもしれません。

現時点でいいショットが打てないから
今の理論もよくないと感じるのかもしれません。

自分自身の今の状況が
本来望むべきスイングでないのであれば

自分の価値判断自体を
疑う必要があることに気づくべきですよね。

結局、いつまでたっても
状況は良くならないわけです。

ですから、スイング理論を1つ実行しているなら
それは、長い目で見て、試してみて下さい。

ミスショットが出てしまい、
それで練習場で落ち込んでしまう方がいるのですが、

よい傾向にあるミスショットもあります。

例えば、スライスを打っていた方が引っ掛けを打つようになることは
進歩とも言えますよね。

結果が出やすい生徒さん

結果が出やすい生徒さんの特徴として
「素直に行動する」生徒さんを一番に挙げる
インストラクターは多いです。

もしあなたが

スイング、アドレスの改善
フォームの改善を考えている時
スイング理論とどう向き合えばいいのか?

それは自分のスイングを例えば、
数回の練習で良くしてくれたか?
という判断をやめて

我慢して続けてもらうのと、、、

自分にこういう質問を投げてみて下さい。

「小原なら、こんなスイングをしているとき
 どう直せ、というだろうか」

「服部さんなら、こんなミスがでたら
 どう直せというだろうか」

すると、自分の考えではなく、
インストラクターの視点でゴルフができるようになります。

今までの自分の考えではでてこなかった
スイング改善策が出てくるようになります。

またメールします。

小原大二郎

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

シャフトの重さの意外な話

2013.11.21
hattori

From:服部 コースケ

こんにちは!
服部 コースケです。

また新しいアイアンセットを買ってしまった!

でも、しばらく使ってみてなんだか違う感じがする・・・

そんな思いをしないためにも
事前にしっかりと練ってからクラブやシャフトは選びたいものです。

お店の人にオススメされたので
買った後失敗したな、、、

ということで
返品を申し出たら傷物は受け取れないよ
と言われてがっくり。

で、
また新しいものにチャレンジ。

もし、時間とお金があれば
もっと自分に合うクラブを探せるいい機会ということで
納得できるかもしれませんが、

時間もお小遣いも限られている
世の男性諸君からすれば
なるべく自分に合ったクラブを1度で購入したいですよね。

クラブのミスマッチは防ぎたいところです。

私自身はフィッターではありませんが、
インストラクターとしての
アドバイスはできるので参考にしてください。

クラブが合っているかどうかで
飛びというのは変わってきますので
スイングの練習と同時に検討するとよいでしょう。

前回から引き続き、
シャフトについてお話させていただきます。

服部公翼プロフィール

1983年3月25日、茨城県潮来で生まれる。
代官山の会員制ゴルフレッスンアカデミー、
「K’s Island Golf Academy」の代表。
300yを超えるショットと、飛ばしのレッスンで話題を呼ぶ。
高校卒業と同時に、ゴルフの専門学校国際ゴルフビジネス学院に入学、ゴルフの基礎を徹底的に学ぶ。
その後、さらなる成長のために豪州留学。現地で競技経験を積むと同時に、ツアーにも足を運んでオーストラリアゴルフメソッドを学ぶ。帰国後、独自の飛距離アップ法を作り上げ、ティーチングを始める。その独自の飛距離アップ法が話題を呼び、ティーチングの道に専念。
自身のスイング研究から培った、美しく飛距離のでるスイングが持ち味。スイングからトレーニングまで、飛距離アップのトータルケアは万全。さらに、飛距離をテーマにしたDVD「ロングドライブプログラム」を2011年に発売。その他ゴルフ雑誌に関わらず、多方面のメディアにも出演経験をもつ。
レッスンでいつも生徒に伝えている想いは、、、「あと、30ヤード飛ばすと、ゴルフが100倍楽しくなる」

服部公翼のスイング動画

前回の話のおさらい

先週のシャフトの硬さの話、覚えていますか?

要点だけまとめると、
ヘッドスピードだけでなく、
スイングテンポも

シャフトの硬さを選ぶ際に
考慮しようということでした。

<<まとめ>>
遅 ⇒⇒⇒⇒⇒ HS ⇒⇒⇒⇒⇒ 速
柔 ⇒⇒⇒⇒⇒シャフト⇒⇒⇒⇒⇒ 硬
J、L、A、 R、(SR)、S、X、(XX)

※ スイングテンポが遅い方はもう1つ柔らかいものも検討する
※ スイングテンポが早い方はもう1つ硬いものも検討する

シャフトの種類は硬さだけでなく
重さの違いもあります。

軽いシャフトと重いシャフトの違い

シャフトの硬さ同様に重さもシャフトを選ぶ際の
判断基準になりますので覚えておいて下さい。

まず前提として、クラブヘッド、シャフト共に
ある程度重さがあった方が遠心力が働きますので

重いほうが飛距離が出ます。

ですから、単純に考えればシャフトは重くしたほうが
飛距離アップにつながるでしょう。

とはいえ、人が振れるクラブの重さには
限界がありますし、人によって筋力も違いますから

自分がしっかりと振れる重さのシャフト・クラブを
選んでいただくのが良いです。

その時に注意して欲しいことがあって
1ラウンド終わるまで、しっかりと振れる重さを目安にして欲しい
ということです。

1,2回問題なく振れるくらいの重さを目標にしてはまずいです。

例えば、ラウンドで18H回った後に
クタクタになって、もうクラブを振れなくなってしまっては重すぎます。

それでは、後半にバテて
ヘッドスピードが落ちてしまい
飛距離が下がってしまいます。

ですから、シャフトやヘッドの重さを選ぶときは
1日ラウンドしても問題ないか
素振りして確認してみて下さい。

考慮すべきシャフトの長さ

人によっては、シャフトの長さを選びたい
という方もいらっしゃると思います。

アマチュアで細かくシャフトの長さまで
選ばれている方は少ないのですが

やはりその人にあった長さのシャフトというのはあります。

プロなどで言えば、体格を測定し
その人にあったシャフト・クラブを
選んでいるのですが

アマチュアではそこまでの
ラインナップがなかったり、
選択肢の幅は少ないと思います。

ですが、興味が有る方はリシャフト
などで対応できることがありますから
試す価値はあります。

さて、話を戻すと
クラブの長さが長いか短いかによって
シャフトの重さをどうするかも変わります。

クラブを長くしてゆったり振りたい方は
軽めのシャフトがあっていますし

短めのクラブでプレーしたい方は
重めのシャフトにしてあげるとバランスがよくなります。

長さによって総重量が変わるので
シャフトを長くしたいか短くしたいか
で重さも考えて頂けると良いと思います。

<<まとめ>>
シャフトの硬さは
スイングテンポとヘッドスピードを考慮する。

シャフトの重さは
スイングして振り抜けるか、1ラウンドしても問題ないか
シャフトの長さを考慮する。

参考にしてくださいね。

服部コースケ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【ビデオ】飛距離アップに関する質問

2013.11.20
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日はウィークリーレッスンの配信ですね!

今日のテーマは、
飛距離アップについてです。

動画が見れない方、スマホの方はこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

打ちっぱなし10割、コース6割

2013.11.19
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

あなたは今の自分のスイングやスコアに満足していますか?

私のお話を聞いてくださる生徒さんの多くは
みなさん勿論頑張ってくださっていると思うのですが

勿論、まだまだ満足していませんよね?

ただ、自分の結果に満足できないあまり
ゴルフをやめようかな、と落ち込んでしまうこともたまにはあるかもしれません。

ゴルフじゃなければ、もっとうまくいくのに・・・

仕事だったら、もっと成績が出せるのに・・・

何で、こんなに頑張っているのに、ボールはいうことを聞かないのだろう・・・
何で、ただボールを真っ直ぐ飛ばすだけなのに、うまくいないのだろう・・・
何で、こんなに思い通りにならないのだろう・・・

などなど、ゴルフに対する不満は
数えればきりがありません。

ただ、それもゴルフの深さだなぁ
ということで整理できていればいいのですが

それでもイライラしちゃう。
そんな自分との付き合い方の参考にして下さい。

コースと練習場の違い

上手くいかなかったなと感じる原因の1つに練習場とコースの違いがあります。

普段なんとなしに練習している
練習場やご自宅の庭での感覚で
そのままコースに出てしまっているんです。

そして、普段の感覚で打てると
思って期待してしまう。

自分が頭の中ではそのショットを期待しています。

練習場で調子がいい時に出せるショットの正確性が100%だとしたら、

コースで出せるショットの正確性は
60%くらいだと考えて下さい。

練習場と全く同じショットを
なんで打てないんだ!

と思ってしまうかもしれません。

ラウンドに出ると自分が下手くそになってしまったかのように
感じられますよね・・・。

期待をすればするほどストレスに?

自分が下手くそに感じていて
必要以上に自分を責めてしまってはいませんか?

ラウンド中は良いスコアで回ることで頭が一杯。
練習場で頑張って練習しているから、絶対にいい成績を出せるはず、と。

落ち込んでしまうこともありますよね。

練習場での自分の球筋を
コースでそのまま再現できるとは限らないことを
まず理解して下さい。

コースではそれぞれ状況が違うので
同じ場所、同じ傾斜で打てるとは限らないんですね。

様々な傾斜や、フォロー・アゲインスト
バンカー、ラフ、などなど・・・

だから、練習での100%の力を元々発揮できる
という考え方はしないほうが良いかもしれません。

むしろ、あなたが期待する60%の力を発揮できれば良いんです。

そうすることであなたの
コース上での心の余裕も出来るとおもいます。

またメールします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「心」心を作ることの最短距離は?

2013.11.17
omori

From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、

こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。

今日はあなたに「心を作る」ということについてお話をしてみたいと思います。

いきなり「心を作る」なんて言うと、、、
ちょっと抽象的で難しい話のように感じられるかもしれません。

ですが、今回は心の話だけにとどまることなく、
身体作りの話も含まれていますので、参考になると考えています。

ある日アカデミーでわたしが黙々とトレーニングしていると、
アカデミー研修生のリエンさんが私に質問してきました。

 「なんで大森さんはそんなにしっかりトレーニングしているんですか?」

私がリエンさんに答えた中で、是非みなさんにお伝えしたいことがあります。

実は「心」を作っている

こういうことを言うと不思議がられるかもしれませんが、
私がトレーニングをしている昔からの最大の理由。それは、

実は、「心」を作っているんです。どういうことかというと、、、

 ・やろうと決めたことを、たんたんと実行する

 ・試合などの厳しい場面に直面した時に「やるべきことはやってきた」
  「あとは自分に自身をもって事に臨むだけ」と、
  確信できるだけのことをやっておきたい

この2点です。

これは、私のスキー選手だったころからそうだったのですが、
今でもその習慣が抜けていないんですね。

また、いつも同じコンディションを維持することで、
体の変化が「心」に悪い影響を与えにくくするという事もあります。

そして目標とする体を一旦作ることができたら、それを維持します。

自分に合ったトレーニングメニューを一旦作ることができたら、
あとはそのトレーニングを維持していくようにします。

そうすることで、体のコンディションをいつも同じに保ち、
それによって「心」の状態も維持されやすくなります。

また、時々ご自分の体と会話するように、体を動かしましょう。
そうすれば、心と体が一体となってバランスよく仕事をしてくれます。

また、関節を安定させる働きのスタビリティーマッスル
(インナーマッスルとも言われますが)は、無意識で活動しています。

このスタビリティーマッスルをしっかり正しく機能させてあげることで、
何も考えなくても自然に体がうまく動いてくれるようになります。

そのためには、普段から正しい体の使い方を習得するようにしておきたいものです。

たとえば、以前このコラムでご紹介させていただいた、
「JSNXベーシック体操」を毎日やってみるとかでもいいですね。

YouTubeの動画 —「JSNX お布団の中でもできるベーシック体操 」

これも以前ご紹介したものですが、「ウオーミングアップ」などを
ゴルフの練習やラウンドの前には必ず行うこともお勧めです。

YouTubeの動画 —「ウオーミングアップ風景」

こんな簡単なことでもいいですので、まずは始めてみることですね。

どんな簡単なトレーニングでもいいのですが、一定のトレーニングメニューを決めて、
それを坦々と実行するようにしてみてください。

体はもちろんですが、「心」も安定してくることを実感できます。

そして、基本トレーニングをやりながら、いろいろなトレーニングも組み合わせて、
気分転換といいますか、体への刺激の変化を積極的に取り入れます。

それによって、全身にくまなくやる気を与えます。
これで、体も心もリフレッシュできますね。

トレーニングの開発

私がトレーニングをしているのは、他の理由もあります。

その一つは、いろいろなトレーニング理論や、やり方があるので
それを自分の体で試して、その有効性を確認しようとしている事です。

それぞれのトレーニングは、人によってその効果は異なります。
自分に効いたから、他の方も同じように実感できるわけではないのですが、

 「同じ効果を得るなら、やり方を工夫しよう」

 「うまく組み合わせて実施時間を短縮できないだろうか?」

そんなことを考える事が好きです。

 「何をやったらショートゲームが安定するのか?」

 「何をやったら飛距離が変わるのか?」

などなど、やったことと結果の連動性を、
まずは自分の体で試しています。

ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)でやってもらっているトレーニングは、
私が長年いろいろやってきたトレーニングの中で、
有効性が実感できたものを残してきたのです。

先ほどお話ししたように、トレーニング効果には個人差がありますし、
欠点も各個人によって異なります。

ですから、その欠点を補ってくれるトレーニングには違いがあって当然ですね。

アカデミーでは、各個人差をはっきりさせるためのテストとして、
柔軟性、可動域、バランス、調整力、脳の特性などを検査するいろいろな種目を行ってもらい、
欠点をあぶりだすような事もやっています。

やっているトレーニングに確信が持てなければ、全身全霊を持って
トレーニングに集中することも、真剣に続けることもできませんね。

ゴルフでのショットでも、今から使おうとするクラブに確信が持てなければ、
いい加減なショットになってしまいます。

いったんクラブを選択したら、迷わず思い描いたスイングをしたいものです。

ショットそのものがミスとなったとしても、その確信を持って事に臨んだ事は、
次のプレーへもつながっていくんですね。

個人的問題・左股関節の維持

ここまでが、私が心を作る上で大切にしている
トレーニング上の工夫になります。

そして、せっかくの機会ですので、私がこうしたトレーニングをしている
もう一つの理由を最後に付け加えさせてください。それは、、、

単純に、自分の体の故障のためでもあるのです。

実は、私は「左股関節変形症」で2つの病院で「要手術」と診断されました。

しかし、お世話になっている私の主治医は、筋肉の拘縮(こうしゅく)と
癒着をなくして筋肉の代償動作をなくしていけば、まだまだ使えると言っていただけたのです。

私の左中殿筋(ちゅうでんきん)は、スキーでアイスバーンで強打した時に潰れて、
癒着したまま大殿筋(だいでんきん)がその代償動作を行っていました。

そのため、股関節の軟骨に負担がかかり、すり減ってしまっていたのです。
といいますか、今でも軟骨の状態はそんなに変わらないのですが。

現在ではトレーニング方法をいろいろ工夫して、それによって代償動作がなくなり、
普通にゴルフはできる状態を維持しています。

何よりも、股関節の問題が発覚する以前よりも、ショットしては効率良くなり、
体に無理のないショットができるようになったと実感しています。

そして、いろいろな方を見ていると、スイングを正しくするためには、
スイングに影響する体の部分のコンディションを良くしてあげることが、
上達の早道だということも多いと実感しています。

なぜ、このあまり関係のない話をあなたにしたのかというと、、、
実はこの話は、ゴルフの上達に欠かせない心の持ち方、

 「最後まであきらめない」

ということにつながってくるからです。

手術と言われても、今やろうとすることを完遂するためには、
納得がいくまで今自分ができることをやり尽くして、
それでだめなら手術という手段も選択する。

最良の選択肢というものは、なかなか見つけることも難しいですが、
実際にそれを選択できるまでには、いろいろな困難もあるものです。

そんな困難を乗り越えるために大切なことばが

 「最後まであきらめない」

ということであり、この一言の中に、
そのエッセンスがぎっしり詰まっているんですね。

。。。今日はいろいろ話が前後してしまったかもしれませんが、
少しでも参考になればうれしいです。

では、また。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加