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「心」チェックポイントは1つだけ

2016.11.06
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「心・チェックポイントは1つだけ」

というお話をさせていただきます。

ショットするときスイングをチェックするなら
チェックポイントは一つだけにしましょう。

練習場で練習するときも、一回のスイングで
二つも三つもチェックすることを同時に考えていると、
どれもうまくできません。

そして、毎回チェックポイントを意識するのではなく、
時々何も考えないでショットすることもやってみましょう。

そうすると、体の動き全体に調和がとれて、
チェックしていなくても修正しようとしていたことが
できている場合があります。

そして、ラウンドに出たら。。。

二つ以上のことを同時に考えると

ラウンドでは、ボールをターゲットに運ぶことだけを
イメージしましょう。

ターゲットのこと以外を考えていると、
体の動きがバラバラになってしまいます。

二つ以上確認しようとすると、どれもうまく行きません。

試しに数を1から順に数えながら
本などの文章を読んでみてください。

聖徳太子並みの頭の使い方ができなければ、
何を読んでいるのかわからなくなってしまいます。

1から100までの数字を順に足し算するとかになったら、
さらに他のことがわからなくなってしまいます。

数字を数えたり、足し算することは日常生活でいつもやっていることで、
そんなに難しいことではありませんね。

そんな簡単なことをやろうとするだけで、
他のことはおろそかになってしまいます。

車の運転をしていて携帯電話でしゃべっていたら、
運転に対する注意力はガクッと落ちてしまいます。

電話で話すなんていつもやっていることだし、
たいしたことないと感じる行動ですね。

しかし、そんなついでに出来そうなことであっても、
他の動きに対しての影響が思った以上に大きいのです。

運転中の携帯電話使用は交通規則違反ですから、
本当に影響が大きいことを認識したいものです。

ヒトは確かに複数のことをこなすことはできます。

歌を歌いながら踊るとかは、訓練の賜物ですね。

ところがそれぞれが簡単なことだと、
一つのことをやっているときと同じように複数のことを同時に行っても
それぞれを同じようにできるとイメージしてしまう大きな罠があります。

そんな罠にはまらないようにしたいものです。

さらに状況が悪いことに、ゴルフのショットやパッティングでは
一つ一つの修正したいことは以外と難しいことばかりです。

そこで、こんな罠に陥らないための色々な方法をお伝えしますので、
これらをヒントにあなたなりに最適なやり方を見つけてください。

チェックポイントの代わりにイメージ

あなたは何もチェクポイントがない状態でショットしていては
直したい問題は修正できないと思っていませんか。

ところが、練習でもラウンドと同じように、
どこをどう直そうとしないでターゲットを狙うことだけを意識するということでも、
実はスイングの問題を修正することができます。

それは、イメージ力による方法です。

練習に来る前とかショット直前に、
どんな風に体を動かしてショットをしたいのかイメージします。

シャドースイングまでやらなくても、
ここをこう動かすという感じだけでいいです。

ま、シャドースイングまで出来れば最高ですが。

そして、実際にボールを打つときには修正点に関しては何も考えず、
ターゲットを狙います。

ただこれだけです。

これが結構効果を発揮しますからぜひ試してみましょう。

フィニッシュが大切

そして、フィニッシュが大切です。

フィニッシュして、左脚一本に静かに立って、
今行ったショットを反省します。

パッッティングならフォローの最後でしばらく停止します。

ここで、ショットでフィニッシュがぐらついているとか
左脚一本に立てていないとかでは反省できません。

左脚一本に静かに立って、左手片手でクラブを持っていたら最高です。

ちなみに、右手でクラブを握りしめたフィニッシュだと、
スイング中に右手を使いすぎた証拠となります。

ボールヒットで右前腕を左にねじろうとすると、
フィニッシュしたら右手でがっちりグリップを握っているものです。

そして、セットアップに入る段階からフィニッシュをイメージすることで、
スイングを良くすることができます。

これは騙されたと思っていただいていいのですが、とにかくやってみましょう。

フィニッシュで左脚一本で静止。

フィニッシュで右手ではなく左手でクラブを持っている。

この二つのことをイメージするだけで、あなたのスイングはどんどん良くなります。

想起のすごさ

考えるのではなく、イメージします。

さらには、できると思い込みます。

できると思い込めば、イメージはさらにはっきりしたものになり、
脳の中では実際に体を動かしたのと同じように信号が走り回ります。

この現象は「運動想起における脳活動」ということで、
いろいろ研究されています。

イメージすれば、予行練習を行っているのと同じ事が脳の中では起きます。

想起するだけで、筋力までアップするという、
とんでもぶっ飛んだ話もあります。

さらに小脳は先を予測し、運動が起きる前に
運動するための信号を神経に伝達しています。

それによって、体全体が調和のとれた動きが実現されます。

ですから、そのような小脳の機能を最大限に活用するために、
セットアップ前にしっかりイメージして、
あとは何も考えないでショットしてみましょう。

このイメージ&無の境地のショットは本当は一番オススメですが、
なかなかうまくできないという場合、最低限次のような作戦を実行しましょう。

一回のスイングでチェックするポイントは一つだけ

一回のスイングでチェックするポイントは一つだけに絞ります。

ただし、セットアップでは
複数のチェックポイントを設定しても問題ありません。

実際にスイングを開始してからのチェックポイントは
一つだけにするということです。

ただし、30分以上練習場でボールを打つという方には、
もう一つアドバイスがあります。

練習でのチェックポイントの設定方法

15分以上同じ動きを続けていると、脳は飽きてしまいます。

ですから、15分以内ぐらいに色々動きを変えるといいです。

練習ですから何か直したいチェックポイントを設定して、
それをクリアしたいと願いながらショットしますね。

しかし、同じ修正点を30分以上も続けていては、脳が喜ばなくなります。

脳はなかなかできないと判断すると、それ以上は追い込まなくなります。

これは脳のあきらめ行為です。

その代わり、夜寝ている間に神経回路をつなぎ直して脳の中を整理整頓し、
それまでできなかった問題に対して対応できるように変化します。

そのためのあきらめなのかもしれません。

その場では脳は今の回路ではこれは無理だ、
回路をつなぎ変えてから対応しようとするという感じでしょうか。

ですから、15分ぐらいやったら別のチェックポイントに移ることで、
脳はあきらめるタイミングを逸してリフレッシュされて、
次のチェックポイントに向かってまっしぐらに走り出してくれます。

だいたい3?5つのチェックポイントを設定しておいて、それぞれを15分ごととか、
毎ショットごとにひとつずつぐるぐる回してチェックしていくといいです。

そうすると、脳が常にリフレッシュされながら効率よく練習することができます。

仕事でも一つのことだけをやっているよりも、幾つかの仕事を抱えていて、
それを30分?2時間ぐらいに区切って取っ替え引っ替え行うと効率が良いです。

努力していないように見えて上達する人

時々感じることですが、努力していないのに
物事をうまくこなせているように見える人がいます。

本当は影で努力しているのかもしれませんが。

でも、脳の仕組みからは努力すればいいというものではないことがわかります。

とにかく一生懸命になって同じことを
毎日1時間とか4時間とか練習しようとして、
長い時間連続して練習したとします。

しかし、それは実は最高の効率にはなりません。

実験的には、1時間同じ練習をするなら同じ時間かけるとしても
15分づつ4日に分けて練習したほうが小脳への運動の定着率が高くなります。

私もそのように実感しています。

寝ているうちに脳はそれまでできなかったことへの対応を
一生懸命に行います。

ですから、1日にまとめて行うよりも、
睡眠を挟んで複数回に分けて行った方が、素早く順応できます。

サボっているように見える人は、実は脳が飽きたらぼーっとすることで
脳神経回路の再構成を行うことの良さを本能的に知っている人かもです。

実際、脳は睡眠時以外にもぼーっとすることで脳神経回路のつなぎ変えを行います。

小脳プログラム

動きを定着させるためには、正しい動きを一定の時間、
3か月とか1万時間とか続けることで、
やろうとしている動きは小脳にプログラムされます。

「1万時間の法則」と言われることがあります。

これはフロリダ州立大学のK.アンダース・エリクソン博士が
いろいろな分野で名人と言われるまでには
どれぐらいの時間がかかっているのかを調査した結果です。

色々な分野でトップに立つ人たちは、
それまでに練習時間の合計が1万時間を費やしているという統計です。

これは毎日8時間練習したとして約3年半です。

「石の上にも3年」ということわざもありますが、
3年ぐらいそれに全てをかけて一生懸命にやれば、
何かが達成できるという経験則です。

ただし、この統計は達人の統計を見たものであり、
小脳にプログラムされるまでの時間というわけではありません。

こんな名人という統計まで行かなくても、
あなたの普段の行動は小脳にプログラムされます。

あなたも、箸を持って食事するとき
指はどう動かすとか考えたことはないですね。

歩くとか、自転車に乗るときもそうです。

車を運転するときも、加速するときはアクセルを踏んでとか、
止まるときはブレーキを踏むとか考えません。

勝手に体が動いてくれます、不思議ですね。

潜在意識は意識全体で言うと、氷山の水面下にある部分のイメージです。

氷は水面上には全体の1割程度が出ているだけです。

やり始めのころは、考えながらでなければ動かせなかった体です。

しかし、ある時から何も考えなくても何をやりたいかだけが明確なら、
後は勝手に体が動いてくれます。

これは脳科学的には「小脳プログラム」と言います。

ところで、小脳は大脳に比べて大きさは10分の1ぐらいですが、
脳細胞全体の半分ぐらいの数の脳細胞を持っています。

わたしは、その数字を聞いたときあまりにもの小脳の凄さに驚きました。

難しさのレベルや程度にも当然依存しますが、
小脳にプログラムされるためには3か月とも1000時間とも言われています。

まあまあのレベルなら24時間、
要するに毎日1時間練習すれば約1ヶ月で到達できます。

私の実感では、3か月ぐらい毎日少しでも続けると、
自動的に動けるようになると感じています。

小脳プログラムとして定着するまで練習すれば、
その練習した動きが何も考えなくてもできるようになります。

この何も考えなくてもいいという状態を作りたいのです。

そんなとき、大脳は考えないけど小脳は目一杯働いています。

考えると何が起きるのか、考えるという事は言語処理になりますが、
ほとんどの人では左脳の動きになります。

しかし、右脳に言語中枢がある人もまれにいて、
その場合は言語処理では右脳が主に働きます。

それに対して、言語中枢がない側の脳はイメージ脳とも言われ、
図形判断、空間判断、イメージ処理、動きの調整などを行います。

とはいえ、明確に右・左、言語・非言語と分けることは多少疑問もありますが。

いずれにしても、考えると体の動きはギクシャクしてしまいます。

せっかく鍛えて小脳プログラムしても、
考えるということにより大脳が邪魔して、
小脳はうまく使えなくなってしまいます。

せっかくの練習成果に封印をして、
使えなくしてしまうということですね。

小脳プログラムを最大に活用

小脳に良い運動プログラムが構築されていても、
それを動員できなければもったいないですね。

そこで、小脳プログラムを活用できるための作戦を一つお伝えしておきます。

それは鼻歌などを歌って
大脳のうちの特に言語野の中心的な働きを持つ左脳をそっちに気を取らせ、
右脳や小脳の邪魔をさせないという作戦です。

先ほどの一つのことに集中ということの真逆的発想です。

特にパッテイングでどうしても動きがぎこちないという場合は、
まさに鼻歌を歌いながらストロークするとぎこちなさが消えて
スムーズにストロークできます。

さらには、滑らかなイメージが出る声を出します。

例えば、スースーという声を出します。

バックスイングしながらスーと声を出し。

ダウンスイング開始からまたスーと声を出します。

恥ずかしい感じはしますが、
とにかく滑らかなストロークのために絶大な効果があります。

このスーというのがいいのかどうかは、いろいろやってみるといいです。

私はいろいろやってみて自分にはこのスースーが合っていました。

スーシュパーンというのも良かったですが。

こっちはちょっとだけしなりを多くしてボールヒットに向かって
放り投げるように直線的にヘッドを出しながら
ヘッドの加速を強めにしたいときに効果的です。

声を出すときは他には技術的なことは何も考えません。

ひたすらターゲットと声を出すことだけに意識を集中させます。

意識することについていろいろお話してきましたが、
いくつも同時にチェックしたい気持ちはなかなか抑え切れませんね。

とはいえ、それではいつまでたっても良い練習はできません。

脳が最高にうまく働いてあなたのために変貌してくれるためにも、
チェックポイントは一つだけに絞れるようにしましょう。

それによってキビキビした練習ができて、
良い動きが効率よく小脳にプログラムされ、あなたの体をより滑らかに
よりバランスよく自然に動かしてくれるようになります。

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では、また。

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当てるを捨てたら、タメはできる

2016.11.05
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて、今日は

 「当てるを捨てたら、タメはできる」

についてお話しようと思います。

おお、のっけからワケのわからないタイトルだ~
(∩´∀`)∩ワーイ

ああ、だからってここでメールを閉じないで、
くれぐれも、ちゃんとついてきて下さいね。。。(汗)

実はですね、モンゴがお客様から受ける質問で
意外と多いのがこの質問なんです。

 「タメを作るって、
  実はイマイチわからないんです。
  どうやったら、タメはできるんですか?」

はい、あなたはスイングの「タメ」って
どうやって作られると思いますか?

こんな質問をいただいています


> いわゆるタメを作って下半身から回転させる動きが
> なかなか身に付きません。
>
> また、左足に重心を移すタイミングが
> いつもバラバラになってしまいます。
> どうすればよいのでしょうか?

 

はいはい、来ましたね。。。
タメ、重心移動のタイミング。

まずですね、前提のドリルとして、
肩から肩のスイングをゆっくり、振ってみてください。

ゆっくり、これが大事です。
ゆっくりと、肩から肩のスイングを、やってみます。

ここで注意する点は、バックスイングで90度、
フォロースルーも90度、身体を回すことです。

これを、ベタ足でやります。

ベタ足ゆっくりスイング、そして身体の90度回転、
両方同時に気をつけられるのなら、
両方いっぺんにできたらベストです。

が、難しいようであれば、
まずは片方ずつ意識してやってみましょう。

まずは脚から、ベタ足ができてから、
バックとフォローの90度を作っていきます。

ちなみに、これもよく言われるんですが、

 「ベタ足はわかるんだけれど、
  身体の90度というのがわかりづらい」

これは、バックスイングでは背中が目標に向くまで。
そしてフォローでは、胸が目標に向くまで、です。

はい、ここまでができてはじめて、
タメと重心移動の下準備が完成となります!

ここまでは序章に過ぎなかった…

さて、そのゆっくり振るというのが
どれぐらいなのかということなんですが。。。

クラブを持たなくていいので、肩から肩のスイングで、
テイクバック(動き出し)からフィニッシュまでが
5秒ぐらい、でしょうか。

トップまでであれば、2秒ぐらい、です。

このとき、ボールは置かずに打ったほうがいいです。

なぜかというと、タメが出来ていない人は
たいてい、ボールを打つことに集中してしまうからです。

そうすると、当てることに意識が持って行かれてしまいます。

そうするとたいてい、手からクラブが降りてしまいますから
それでタメができないんです。

はい、これがまさに冒頭でお伝えした

 「当てるを捨てたらタメができる」

なんです!

はい、ここからまた詳しく説明しますね。

タメというのは、切り返しで(下から順番に)
下半身からねじれてくるさまのことを言います。

そうやって、フォロースルーに向かっていくわけです。

ただ、どのタイミングで、その切り返しの
下半身リードが始まるのかが、わからないという方が
多いのかもしれません。

わからないから、いろいろなタイミングで
やってしまうんですが。。。^^;

いわゆるでんでん太鼓の動き

この切り返しには、一つの目安があります。

 「バックスイングで90度回ったら、そこがスタート」

先ほどの5秒スイングをしてる時に、
バックスイングで90度回ったら、そこがスタートです。

左肩があごに来るあたりのところ、
肩の縫い目があごに来るところですね。
そこに来ると同時に下半身の動きをスタートさせます。

なので、ここで注意してほしいのは、
この時はまだ、上が回り切っていない状態です。

バックスイングで周りきってから下半身を動かすのだと、
そのタイミングでは、おそらく間に合いません。

それだと手も一緒に降りてきてしまいます。
手が降りてくる間を、与えてはいけないんですね。

「でんでん太鼓」って、わかるでしょうか。

あれって、一回どちらかが右に回って、
球が太鼓に当たる前に、左にギュンと回しますよね。

そうすると「ポン」といい音がするはずなんです。

一緒に止まっては、ダメということですね。
むしろ「常に止まるところが一つもない感じ」が理想です。

たとえば、トッププロのスイングのトップを
見てみてください(YouTubeでも何でもOKです)。

トップで止まっているように、見えるかもしれません。

ですがあれは、上半身と下半身にねじれの差があるので、
たまたま止まるように見えているだけで、
実は動きとしては継続しているんですね。

(タメが大きいために、
 それが止まっているように見えるだけなんです)

一度時間を取って、プロたちがどういうタイミングで
切り返しをしているのか、本気でよーく観察してみると、
きっと何かに気づくと思います。

この感覚、言葉で説明しにくいんです。
でも、ちょっとでも言葉で通じてくれればうれしいです!

とにかく、新しい動き、身に付けたい動きがあるときは、

・極端にスピードを落としてやること

・プロたちの動きをよーく観察してみること

この2つは必須だと思いますので、
ぜひ、気にしてみてください!

以上、少しでも参考になればうれしいです!

それでは、今日も楽しいゴルフを!
 


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【ビデオ】私のダフリ連続記録…

2016.11.04
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。小原大二郎です。

突然ですが、あなたは何球続けて
ダフリやトップを経験したことがありますか?

私はと言うと…

「十数回…」
多すぎてもう詳しくは覚えていません。(苦笑)
今でこそなくなったものの…

アマチュアの頃は一度ダフると次もその次も
スイングを崩して連発していました。

ダフリ→トップ→ダフリ→ダフリ…

もうこんな感じです。(苦笑)
何度クラブを叩きつけようと思ったことか…
あのもどかしさって言ったらないですよね…

実はある練習をするようになってから
ダフることはなくなりました。

その方法とは…

ダフりやトップはとても簡単な方法で防ぐことができます。
ダフりはスイング時のクラブの最下点の位置のズレが原因です。

肩から肩を意識し、肩90度、フォロースルーも90度のスイングを行う。
バックスイングで右土踏まずフォロースイングで左土踏まずを意識する。

両足の土踏まずにしっかり重心を乗せることを意識して
スイングすることで、クラブの最下点の位置が安定します。

その意識だけでスイングが激的に安定しますよ。

ぜひ、やってみてください。


スマホの方、動画が見れない方はこちら

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飛距離が落ちた…7年前のクラブ、変える?

2016.11.03
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、あなたに

 「飛距離が落ちた…7年前のクラブ、変える?」

という話をしたいと思います。

飛距離が落ちてきたりすると、
クラブを変えることでどうにかなるんじゃないかと
そんなことを思ってしまいますよね?

もちろん、その選択は決して悪いことではないのですが。。。

選択基準が、分からない

その前に、こんな質問をいただいていますので、
この場で紹介したいと思います。


> 飛距離が落ちてきました。
> クラブは7年前に購入したもので
> 買い換えてみようと思っていますが、
> 選択基準が全く分かりません。
>
> スイングの特徴とクラブ選択基準などが
> 分かれば助かります。
 

どうもありがとうございます。

が。。。

正直、これだけのアバウトな質問では、
何とも答えようがないというのが、本音だったりします。

少なくとも、今現在何のモデルを使っているのかは
一番お聞きしておきたいことです。
 

前にもどこかで話しましたが、自分がクラブを見る場合、
この「今何をお使いですか?」の質問は必ずします。

さすがにフィッティングにいらっしゃる方は
ゴルフクラブをお持ちになっているので
モデルがわからないということはありません。

が、試打会などをしていて、
来ているお客さんとやり取りしていますと
 

 徳嵩 「今、何を使っていらっしゃるんですか?」

 お客様「えー、なんだっけな。わからないな。。。」
 

ということも、実際にあります。

厳しい言い方ですが、クラブがよくわからないと言う人が
上達するかというと、厳しいものがあると思います。

だってそれって、自分の使っている道具が
全くわからないということですからね。。。

少なくとも、どこのメーカーのものかはわかった上で、
使っていてほしいなと、思います。

ヘッドスピードは、いらない?

クラブとスイングを見ることが出来る
しかるべき人間がいたとして、

・今、何を使っているのか?

・今、どいういう症状が出ているのか?

この2つの情報がわかっていることは最低条件ですが、
それでさえ、実際にスイングを見ないことには
ハッキリとしたことは言えません。

実は、よくお客様から「今のヘッドスピードはいくつで。。。」
という情報をいただくことがあります。

ですが実は、ヘッドスピードというのは
お客様から聞いても、あまり意味がない情報だったりします。

 「え、それってどういうこと???」

もしかしたらあなたは、そう思ったかもしれません。

もちろん、ヘッドスピード自体が無意味な情報、
ということではありません。

ですがそこに「何の機械で測ったか」という情報がないと
情報としては不正確だからです。

測定器によってヘッドスピードの出方が違う人もいますし、
実は機械によっては、たとえばアウトサイドインだと
早く出る機械があったりもするのです。

逆に言えば、インサイドアウトだと
遅く出る機械があるということですね。

構造としては、単純に光が2本走っていて、
その間のスピードを測っているはずなので、
真っ直ぐではない軌道に何らかの誤差が出ているのだと思います。

(どのようなロジックなのかはわかりませんが)

クラブを変えたらヘッドスピードが上がる!?

というわけで、実はヘッドスピードは測定器によっても
出方が違うので、お客様に聞くとしても「目安程度」です。

やはり、お客様から聞く情報として大切なのは、

・今現在使っているクラブは?

・どんなミスが出ているのか?

・実際のスイングは?

この3つの情報がメインということになります。

ヘッドスピードの話で言えば、たとえば軽いクラブでも
普通に振れば出るのに、それを曲がるからこわごわと
振っている人なら、スピードが上がりませんよね。

以前の人の例では、アイアンがあまりに軽すぎて、
ふんわり打っているために、その人のポテンシャルの
50~60%も使ってなかったこともありました。

そのようなわけで、今のヘッドスピードというのは、
「今使っているクラブのヘッドスピード」であって
潜在的なスピードは別にある可能性が高いわけです。

ですので、自分にフィットしたクラブにしたら、
ヘッドスピードが上がることも、けっこうあります。

どこかで気持ちよく振れないクラブがあると、
スピードもパワーもクラブごとにばらつきが出てしまいます。

逆に、14本全てのクラブで気持ちよく振れていたとしたら、
クラブによってヘッドスピードばらつくこともありませんから、
全てのクラブで気持ちよくスイングができます。

実際、合っているクラブに変えただけで、
気持ちよく振れて飛距離が20y伸びるなんていうことも
ざらにあることです。

そういうときは、ヘッドスピードも当然
以前より上がっていますね。
 

ちなみに、ウチで測るときは同条件、同機械で測りますので
誤差も少なく、比較的信用のおける数値が出るはずです。

フィッティングでは、ドライバーも含めて
クラブを変えるか迷っている方の相談も受け付けていますので。。。

機会があればぜひ一度、フィッティングにいらして下さい。
 

それでは、また次回。

徳嵩力一

 
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ラウンド当日に朝寝坊したことがある方へ、、、

2016.11.02
morisaki_catch

From:森崎 崇
ゴルフパフォーマンス新宿店より、、、
こんにちは。森崎です。

今日はこの話をしようかどうか迷いました。

本当は言わない方が良いかもしれませんが、
ゴルファーならやりかねないこともあると思うので、
自戒の意味も込めて今日は書こうと思います。

では行きます。。。

今から遡ること3年前。

この時久しぶりに高校ゴルフ部時代の同級生と
ラウンドしたんですね。

彼とは高校3年間しのぎを削った仲で、
今でも年1回は一緒に回ってる20年近い友人です。

彼はプライベートゴルフと言えど、
常に僕を負かそうとするゴルファーなので、
いつも手に汗握りながらラウンドしているのですが、

その時は前から行きたい千葉のゴルフ場があったとのことで、
予約などは全部彼任せにしていました。

いくら気の置けない友達と言えど、
色々やってもらっていてはバツが悪いです。

そこで彼に電話して、


森崎「明後日のラウンドだけど、車はこっちで出すよ。
色々やってもらって悪いし」

友人「お、それは助かる! スタート8:30で行くのに1時間半くらい
掛かるから5:30にうちの前で良い?」

森崎「それくらいあれば大丈夫かな。じゃあまた明日」

こんな感じで電話し、
荷物などを全部車に詰めて、就寝したんです。

翌日。。。

僕はアラームの音ではなく、電話の着信音で目が覚めました。
画面を見ると、友人の名前が表示されています。

ふと時間に目をやると時刻は6:00を指していました。。。

とにかく僕は電話に出て、開口一番

「ごめん」

と謝り、即座に家を出ました。

友人宅についた時は6:30近く。

今から向かって順調に着いたとしても到着はスタート30分前。
それでは、ギリギリもといほぼアウトの時間です。

ひとまず、ゴルフ場にはギリギリになることを説明して、
僕はとにかく冷や汗をかきながら車を走らせました。

じつはゴルフ場に遅刻したのは、その時が初めて。

他の人が遅刻したという話は時折聞きますが、
自分だけは絶対にやらないな・・・なんて
油断していたのが最大の反省点です。

しかも途中、通勤ラッシュと
鉢合わせしまってスタート30分前到着も怪しくなってきました。

そして、このままでは間に合わないと思った僕は、
ここで大人げない行動を取ってしまうのです。。。

早く進んでくれー!

はっきり言って、僕はそこそこスピード出しながら
走っていたのですが、最後に乗った高速が二車線になったり
一車線になったりするような道路だったんですね。

二車線の時なら追い越せますが
一車線の時は当然無理です。

更に、そういう時に限って、
前の車が明らかに法定速度より遅い。。。

今思えば、本当に恥ずかしい限りですが、
僕は前の車を相当煽った上に、二車線になった瞬間、
あからさまなやり方で追い越していました。

その時、僕は友人からこう言われたんです。。。

「森崎ダサいことするなよ」

友人「確かに焦る気持ちは分かるんだけどさ、実際俺も焦ってるし。
にしても、今の運転は正直ダサい。曲がりなりにも
紳士のスポーツやってるんだからさ、そういうのはやめようぜ。」

僕は猛省しました。

結果的には30分前には着いたのですが、
その日のスコアがふるわなかったのは
言うまでもありません。

持ち直そうとすればするほど、思わぬところでダフったり、
バンカーにハマったりなど、、、

せっかくの久しぶりのラウンドだったのに、
非常に申し訳ない気持ちでその日の18ホールは終了。

帰り道は友人が運転してくれていたので、
僕は助手席に座って今日のことを振り返っていたのですが、
そこで交わされた会話が、その日の僕を救ってくれました。

友人「今日は色々と散々だったと思うけどさ、
この経験はお客さんとのレッスンに活かせるじゃん」

森崎「どういうこと?」

友人「ゴルフなんて失敗が多いスポーツだからさ、そこからどう持ち直して
いくかって重要じゃん。自分をコントロールする方法って感じだと思うけど、
それに関しては今日の森崎は身に染みて理解したわけじゃん。
言葉に説得力が生まれたんだから、まあそう落ち込むなよ!」

僕はハッとしました。

失敗したことにただ引きずられ、
そこから何も学ぼうとしていなかったのです。

ここで学んだ教訓

今でもそうですが、当時は今以上に若造だったので、
失敗を次に繋げて活かすことが上手に出来なかったんです。

失敗することは誰にでもあります。

これのお読みのあなたも、
顔が青ざめるような失敗をしてきているかもしれません。

そういう時って、
頭では理解していてもとにかく焦りますよね。

ゴルフも同じで、なぜかアプローチだけ突然調子が悪くなったり、
スライス気味のボールばっかり打っていたのに急に
フックボールが出始めたり。。。

ただそういう時って回ってる最中に
どうにかしようとしても大抵どうにもなりません。

だからこそ、その日の失敗を振り返って、
次に活かすことを考える時間がとても必要です。

僕はこの失敗を機に、

「失敗を機会にする」

ということを教訓として得ました。僕はこの日以来、
ティーショットでラフに入ったとしても、どうセカンドショットを活かして
ショットすれば3打目に繋がるリカバリーショットになるのか、

グリーン周りで大叩きしてしまったなら、そもそもどう寄せていれば
大叩きしなかったのかなど、失敗を次に繋げるために常に考えることで

より成長を実感することが出来るようになりました。

あなたにそういう習慣はありますか?

始めは深く考える必要はありませんので、
徐々にクセを付けていってくださいね。

P.S.

ゴルフ場に行く前日は、
とにかく早く寝る、ネットサーフィンしない、
今となってはこれが僕の鉄則です!


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