From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
今日はあなたに、
「御年87歳の、忘れ得ぬ人」
について、お話ししたいと思います。
先日、とても感動する文章を読みました。
と思ったら、今日は「敬老の日」。
内容的にちょうどタイムリーかなと思いまして。。。
あなたにご紹介したいと思います。
(ゴルフに直接関係のない話かもしれませんが、
きっと回り回って、ゴルフにも役に立つ話です)
87歳でも、生きる最後まで人生を輝かせ続けた、
ある素敵なかわいいおばあちゃんの話です。
忘れ得ぬ人。アメリカのとある大学の入学式で…
大学に入学した初日。
自己紹介を済ませた教授は、
私たち生徒に知らない人同士で声をかけてごらんとおっしゃった。
その時やさしく肩を触られ思わず立ち上がって周囲を見渡すと、
背後にまばゆいばかりの笑顔で見つめてくる、
背の低いしわだらけのおばあさんが立っていた。
「ハンサム君はじめまして。
ローズと申します。87歳よ。
あいさつ代わりに、ハグしてもいいかしら?」
などとうやうやしく聞いてくるので、
僕は笑いながらどうぞどうぞと返事をすると、
とても優しいハグをしてくれた。
「そんな若さでどうして大学に?」
そう僕が聞くと、
「お金持ちのおぼっちゃまに出会って、玉の輿に乗って、
子供を2~3人授かり、定年後は旅行三昧で過ごしたいからよ」
と、冗談たっぷりに答えた。
この年齢の人がなぜ大学に戻ってきたのか、
本当のところが気になってしかたなかった。
「真面目に教えてよ」
そうせがむと、
「ずっと大学で勉強したかったのよ。
今がそのチャンスってわけ」
と教えてくれた。
学期末パーティーでの出来事
授業が終わった後、僕たちは一緒に学食へ行き、
チョコシェークを飲んだ。
あっという間に親友となってしまったわけだ。
それからも、授業の後に延々と語り合う日が3か月続いた。
特におばあちゃんの知恵袋や昔話は、
まるでタイムマシーンで連れ去られたような気分で、
飽きる事は無かった。
学生生活を過ごすうちにローズおばあちゃんはすっかり
大学内の有名人となり、行く先々に友達を作っていた。
おしゃれを楽しみ、学生の中に溶け込むことを
心から楽しんでいるようだった。
ローズおばあちゃんを招いた
フットボールチームの学期末パーティーでの出来事は
生涯忘れる事はないだろう。
名前を呼ばれたローズおばあちゃんは壇上に上がったのだが、
準備してきたスピーチの紙を出そうとモゾモゾしている時に
手のひらサイズの5枚の紙の束から3枚ほど下に落としてしまった。
紙を拾おうと前かがみになったら今度はマイクにぶつかってしまい、
恥ずかしいやら、困ったやらでローズおばあちゃんは
「本当にすみません」
というのが精いっぱいだった。
「イースター前だからビールを止めていたんですよ。
今日のウィスキーですっかり酔っぱらっちゃったわ。
スピーチの紙の順番がわからなくなっちゃったので、
書いてきた内容はあきらめて、
私が知っている話をすることにします」
会場がどっと笑いに包まれた中で、
ローズおばあちゃんは咳払いを一つして話し始めた。
歳をとることと、成長する事は全く別物よ
「歳をとったから活動を止めるのではありません。
活動を止めると年老いてしまうのです。
いつまでも若々しくいられて、幸せで、
そして人生に成功する秘訣はたったの4つよ。
まずは毎日笑う事。
つまり面白いと思う事を見つける事ね。
それから夢を持つこと。
夢が無くなったら生きているとは言えないわ。
周りにそんな死んだような人がうじゃうじゃいるわ、
本人は気づいてないけどね。
歳をとることと、成長する事は全く別物よ。
19歳のあなたが1年間何もしないで布団の上で横になっていたって
1年後には20歳になるわ。
87歳の私だって1年寝ていても88歳にはなれるわけ。
1歳年をとるのに才能とか技術は要らないのよ。
でも成長するためには常に変化していくチャンスを
見つけていかなくちゃいけない。これが3つ目。
それから、後悔しちゃいけないわ。
歳をとるとどういうわけか
過去に自分がしてきた事を後悔はしないのよ。
それよりやらなかった事に猛烈な後悔をするわけ。
死ぬことを恐れる人って、大体後悔ばかりの人よ」
そしてローズおばあちゃんは「The Rose」という歌を高らかに歌い上げ、
この歌詞をかみしめながら精一杯生きていきなさいと
皆に言い含め、話を終えた。
数年の大学生活を学び切り、
無事卒業を迎えたローズおばあちゃんは、
卒業式の1週間後に、眠るように亡くなった。
約2000人の学生が葬儀に参列し、
彼女の生きざまに哀悼の意を表した。
「好機逸すべからず、始めたい時が始め時」
そんな事を教えてくれた
生きた見本ともいうべき素晴らしい女性だった。
歳をとるのは自然の摂理、成長するのは自分次第。
The Rose
Some say love it is a river
誰かがいう 愛は川のようだ
That drowns the tender reed
柔らかに生きる葦さえも沈めてしまう
Some say love it is a razor
誰かがいう 愛は鋭い刃なのだ
That leaves your soul to bleed
魂は傷つき血を流すのだと
Some say love it is a hunger
誰かがいう 愛は飢えのようなものだ
And endless aching need
永遠に満たされることのない苦しみだと
I say love it is a flower
私はいう 愛とは花
And you its only seed
あなたはその種のひとつなのだ
It’s the heart, afraid of breaking
心が傷つくことを恐れているから
That never learns to dance
いつまでも踊ることができないでいる
It’s the dream, afraid of waking
夢から覚めることを恐れているから
That never takes the chance
いつまでもチャンスを掴めずにいる
It’s the one who won’t be taken
誰かに奪われると思っているから
Who cannot seem to give
誰にも与えられずにいる
And the soul, afraid of dying
死ぬことを恐れるその心は
That never learns to live
生きる意味を見つけられずにいる
When the night has been too lonely
一人きりのとても長い夜
And the road has been too long
そして、あまりにも長すぎる道
And you think that love is only
そんな時あなたは思うだろう
For the lucky and the strong
愛とは運や力を持った者の為にあるのだと
Just remember in the winter
けれど思い出して
Far beneath the bitter snows
凍えるような冬の雪の下でも
Lies the seed that with the sun’s love
種は太陽の愛を浴び
In the spring becomes the rose
やがて訪れるだろう春に薔薇という名の花を咲かせるのだと
この文章をお読みになったあなたに、
少しでも何か感じるものがあったのなら、嬉しいです。
そしてそんな私も、
先週誕生日を迎えて62歳になりました。
何とぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。
今日はこんなところにしておきます。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
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