From:徳嵩力一
千葉の自宅より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
今日なんですが、あなたに
「こういう契約あるけど、徳ちゃんどう思う?」
という話をしたいと思います。
以前、自分がメーカー勤務で
ツアーに帯同していた頃。。。
「●●(メーカー)と
こういう契約の話があるんだけど。。。
徳ちゃんどう思う?」
こんな言葉を知り合いのツアープロに
かけられたことがありました。
それに対しての自分の答えは。。。
「ボールは、大丈夫ですか?」
まず自分はこれを、そのプロの方に確認しました。
いわゆるボールを持っているメーカーですと、
ボールを使う使わないで、契約金に大きな差が出ます。
(ブリジストン、キャロウェイ、テーラーメイド、タイトリストなど)
たとえば「ボールまで使うと1000万」とかですね。
逆にボールを使わないと、契約金がかなり安くなります。
本間やプロギアなど、
ボールをそこまで推していないメーカーは別ですが、
契約しても、ボールが使えないと
(自分にとってよろしくないボールだと)
ツアーが戦えないので。。。
「ボールは大丈夫ですか?」という質問を、
まずば聞いたというわけです。
そして、次に聞く質問としては。。。
「ドライバーは、大丈夫ですか?」
このへんは先週のメールマガジンでも
お話ししたことですが
石川遼プロの『不調』は、クラブのせい?(2018.06.07)
↓
http://g-live.info/click/180607_nikkan/
やっぱり、自分がイメージ通り打てるドライバーが
契約メーカーの中にあるのかないのかは、非常に重要です。
実は、ドライバーと違ってアイアンは
プロが使うモデルは形状を変えてくれたりして、
「オンリーワン」を結構作ってくれます。
ここだけの話、アイアンについては
「刻印とかが新モデルでも、中身は前モデルとほぼ同じ」
みたいなことを、選手によってしてくれたりします。
(もちろんこれは、メーカーによって対応も違うと思いますが。。。)
そうすると、アイアンは新商品が出ても
あまり変わらないものが使えるので、
アイアンに関しては問題が大きく出ないのです。
ですがウッド、ドライバーはそうしたいろいろな対応を
フレキシブルにはやってくれません。
ウッドは生産するのにお金もかかる上に
何かを変えたら、そのクラブがルール適合をR&Aに送って、
承認を得て。。。
こうした作業が必要になります。
そんな手間がかかるのに、選手のパーソナルに合わせていたら
とんでもないことになるので。。。
選手に合わせた開発は、基本的にやっていないのです。
ドライバーとアイアン、その乖離…
ちなみにパターは適合リストとかがないので、
個人のプロトタイプは作りやすいのですが、
ドライバーは前述のような事情で、
プロトタイプが作れません。
ということで、ドライバーを選ぶのは
とても大変だということ、そして自分は前々から
思っているのですが
「ドライバーの変化に、アイアンが追いついていない」
正直、アイアンはさほど進化していないのに
ウッドのメカニズムの進化ばかりが
進んでしまっていると感じます。
ドライバーだけが進化してしまっているのです。
もちろん、ドライバーが売上の主力である以上、
それはメーカーとしても仕方のないことなのかもしれません。
ですが「超最先端」と「超ローテク」の融合が
上手くいっていないというのは問題だなあと
感じることはあります。
先週のメールマガジンでも石川遼プロのドライバーのことを
ちょっと取り上げましたが。。。
クラブについては「プロだからこそ」の
難しさというものがあるということです。
「契約金」というお金が発生している以上
何らかの縛りがあるのは仕方のないことです。
ですが、一般のゴルファーというのは
世の中全てのドライバーが使えるわけです。
しかも何のしがらみにも、囚われることなく。。。
「むしろ、何でも使えるから、迷っちゃうんじゃないか!」
そんな声が聞こえてきそうですが
そのような方はぜひ、フィッティングにお越し下さい(笑)。
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それでは、また次回。
徳嵩力一
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