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打ちっぱなし好きのゴルファーへ[お盆の過ごし方]

2016.08.14
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

今日はお盆の日曜日。
お墓参りや旅行に行かれている方も多いのではないでしょうか。

私は実はというと、お盆も通常通りレッスンで
しばらく長期の休みも予定していないほど
忙しい毎日を送っているので、

みなさんがちょっとうらやましく思います(笑)

きっと、私の手紙をお読みの方は
ゴルフに熱心な方でしょうから、

このお盆休み中もラウンド、または打ちっぱなしでの
練習に励んで下さっていると思います。

なので、このまとまった休みを有効活用しようと
自分のミスや、スイングの課題の修正に
特に時間を使おうと考えていらっしゃるでしょう。

なので、今日はあなたの長期的な上達に役立つ話をしたいと思います。

実は、最近開かれたゴルフに関する見本市の一つでもある
スポルテック2016という場に行ってきました。

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そこで改めてゴルフ上達に必要なある要素について再認識したので手紙を書きました。

あなたが今まで見て見ぬふりをしてきた
ゴルフ上達のためのあるヒントに気がつくかもしれません。

特にこのヒントは、90台以下のスコアを目指す方は
必ず忘れないようにして下さい。

テクニックはフィジカルが支えている

※ざっくりと説明するとテクニックとは、ゴルフスイングの型や振り方、アドレス、テンポ、グリップなどの総合的なゴルフ技術のこと。フィジカルとは、あなたの基礎体力、柔軟性、筋力、怪我や病気とのつきあい方などのこと。

ゴルフに取り組む方にも様々な目標の方がいます。
そして、ほとんどの方はコース上でまっすぐ飛ばしてスコアメイクできるよう

打ちっぱなしに行く回数を増やしたり
レッスンを受講したり
ゴルフのテクニックを身につけようと頑張ります。

これは、決して悪いことではありませんし、
初心者や駆け出しゴルファーにとっては最も大事なことです。

しかし、ある程度ゴルフを学んできたあなたが90台以下を
コンスタントに出すことを求めているのなら、

テクニックはフィジカルが支えているということ
を忘れてはいけません。

例えば、タイガー・ウッズのスイング。
左膝をつっぱって、スイングする独特の打ち方は
全世界で注目を浴びました。

あなたも一度は真似したことがあるのではないでしょうか。

しかし、それを真似してスイングしようとして
型さえ知っていれば誰でもできるでしょうか?

そんなことはありません。

あのスイングを支えるためには
足回りと腰回りの柔軟性と

左股関節を中心とした、丈夫さがあるからこそ
左の壁をしっかりとキープすることができるんですね。

つまりは、タイガーのスイングもフィジカルを前提とした
テクニックだということです。

もし、あなたが90台を切るスコアを手に入れたいけど
飛距離や、スコアが頭打ちで悩んでいるとしたら

もう一度フィジカルについて少しでもいいので意識してみてください。
ウォーキングや、ちょっとした筋力トレーニング、柔軟トレーニングも効果的です。

年齢によってフィジカルに課題が出来てきた方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、それぞれの方によって状況は違うと思いますが、

「テクニックはフィジカルが支えている」ので、
どうしてもテクニック強化だけでは
スコアのキープが難しくなってきてしまいます。

さらに、誰かのスイングを見たり、雑誌で見たテクニックを覚えようとして
過去に上手く行かなかったものも、

今後、フィジカルをもう少し強化すれば
実は、思ったよりも簡単に出来て
さらなる上達の可能性が見えてきたかもしれません。

なので、あなたがより高いゴルフの目標をもっているのであれば、
テクニックだけを伸ばすのではなく、
フィジカル強化は重要な課題の一つにおいて欲しいのです。

成功事例1:ダスティン・ジョンソン選手

現在世界ランク2位、賞金ランク2位のダスティン・ジョンソンは、07年のPGAゴルフツアー初出場以来、恵まれたそのパワフルなスイングと、飛距離でファンを驚かせてきています。

彼は、他のプロゴルファーと変わらず、専属のゴルフコーチをつけていますが、
それと同時に、彼の体や筋力、柔軟性等を担当するフィジカルトレーナーもつけています。

彼の栄養管理や、フィジカルトレーニングについてのメニュー作成やサポートを行います。
さらなるフィジカル強化として、5kg減量して、筋肉を増やす計画もあるそうです。

その結果、生み出されているのがあれだけの豪快なショットと
ドライバーも使う必要がないほどの3Wです。

成功事例2:松山英樹選手

松山選手も、元々パワープレーヤーとして知られていましたが、
その代償として、左手親指の母指球筋の強い痛みという故障を抱えていました。

実際、当時つけていたトレーナーもこれはかなり重度だろうと判断しており、
練習場で20~30球ボールを打つとしびれてくるような状態だったそうです。

その後左親指近辺の治療だけでなく、左肘等に治療部位を伸ばしていき
痛みは和らいでいったのですが、当時は全力の10~20%ほどの力しか出せなかったそうです。

プロ選手にとっては、当然かも知れませんが痛みがある状態では実力を全て発揮することはできません。
痛みと向き合い、それを解決すること、

そして、それと同時にトレーニングを行ってしっかりと筋力強化と上半身下半身のバランスをキープすることで
ちょうどいいタイミングでインパクトしやすい体のバランスを作っていったそうです。

理想のスイングを手に入れるためには=フィジカル

よりあなたが、理想のスイングを手に入れるためのポイント。
それがフィジカル。

松山選手や、片山選手などトッププレーヤーは
たまにそのトレーニング風景がテレビで流れることもありますが、

その他のアスリート選手と同等かそれ以上の鍛錬を行っています。
それがあれだけのスイングに隠されているのです。

ゴルファーのための体の手に入れる、またはそれに近づけられれば
今まで以上に上達しやすい体が手に入るでしょう。

そのためには、自分と向き合う時間を増やすことが大切です。
そこそこうまく行っているショットにNoを告げ、
体の感覚と向き合うということ。

どうしてもレッスンコーチはテクニックばかりに注目しがちです。
これは、私たちコーチの責任でもあるのですが、

フィジカルを鍛えながら行うレッスンであれば、
その方の可能性をさらに高めて上げられる可能性があります。

フィジカル強化には、決断と勇気と忍耐が必要です。
今までダイエットや、筋トレが続かなかった方も多いでしょう。

そして、このトレーニングを始めたいと思うなら
一度真剣にあなたの今の目標について考えてみてください。

もし、それが90台以下のスコアであれば
フィジカルは無視できないものだからです。

それでは、良いお盆をお過ごしください。

ー服部コースケ

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「心」パッティングは最初のイメージを大切に

2016.08.14
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「心・パッティングは最初のイメージを大切に」

というお話をさせていただきます。

あなたはパッティングのときに、
一番最初にイメージしたラインを信じますか。

それとも、そのあとじっくりライン読みしたラインを選択しますか。

せっかくじっくりラインを読んだのだから、
いろいろな情報を元に見えたきたラインの方が
絶対最良だと思っていませんか。

実は、パッと見た瞬間にイメージできたなら、
そのラインを採用すべきなのです。

ただし、第一印象のラインを選択して
良い結果を生むためには、3つだけ条件があります。

第一印象のラインを選択が有効な3つの条件

 (1)潜在的な能力を信じきれる

 (2)正確にイメージしたラインにボールを乗せる

 (3)イメージしたスピードでボールを打ち出せる

この3つの条件のうち(2)と(3)は
基本練習を積めばクリアーできます。

特に打ち出したい方向へボールを送り出せるということは、
パターフェースの向きやヒッティングポイントも
安定している証拠ですから、タッチも合いやすくなっています。

(2)のラインに乗せる能力がアップすれば、
(3)のタッチも自動的に良くなってくるという関連性があいrます。

今回は技術的なお話というよりも、
(1)のあなたの脳の潜在能力を信じることができるための
ヒントをお伝えします。

ヒトの計り知れない能力

ヒトには計り知れない能力があります。
私はいつも思うことがあります。

それは、高校生になるまでのジュニアはエスパーということです。

パッティングがうまいジュニア選手のパッティングを見ていると、
まさにエスパーだと思わざるを得ない瞬間があります。

いろいろなタイプがあるにせよ、わたしが一番印象に残る
ジュニアのパッティングスタイルがあります。

強く打って2ヤード以上オーバーさせても、
その返しのパッティングをことごとくホールに沈めるのです。

通常は5ヤード以上距離があるパッティングではできるだけ寄せ重視で、
極端にショートやオーバーしなければいいかという戦略です。

1ヤード以内なら強めに打って曲がる前に入れてしまえです。

ところが私の印象に深く残っているジュニア選手のパッティングは、
どこからでも強く打って、絶対ショートしないで
ホールの反対側の壁にガツンと当てて入れるという記憶ばかりです。

しかも、それほど時間をかけてライン読みもしていないのです。

でも、頻繁に5ヤードぐらいの長いパッティングが入ります。
2ヤード以下の短いパッティングは外しません。

しかし、そんなエスパーのようなジュニア選手も
高校生ぐらいになってくると、論理的に考えることが強くなり、
だんだんエスパーとしての特殊能力がなくなってきます。

そして、それまで自信満々だった状態から、
突然パッティングがわからなくなります。

パッティングの低調にひきずられショットも乱れ、
それまで何も考えずにできていていことができなくなってきて、
不調の谷底に落ちてしまいます。

このようなケースは意外と多いのです。

直感がうまく働く人の特徴

ジュニア選手がエスパーでいられるのは、
直感を頼りにしているからです。

ジュニアに限らず大人であっても、
直感がうまく働いている人の特徴は次の3つです。

(1)第一印象に従う

(2)他の人の表情の変化に敏感

(3)人を見分ける目がある

3つの特徴の(2)と(3)は何?と言う感じでしょうか。

なぜ、人の表情の判断が直感をうまく使えるための指標になるのか、
さらには、人を見分ける目は関係ないのでは?

いろいろ疑問に思われることでしょうが、
多少なりともその疑問にお感じの事について、
補足させていただきます。

最新の脳科学は証明している

驚くことに最新の脳科学では
第一印象がかなり正確であることを証明しています。

いろいろあるのですが、例えばわかりやすい例として
新しい住居を探している場合。

不動産業者などにエスコートされて紹介された物件に入って
30秒以内にはその物件が自分にとって良いものかどうかを
すでに判断できているらしいのです。

間取りのこまかな寸法とか配置がどうのこうのとか、
論理的に考える前に、これは自分に合っているのか合っていないのかを
30秒以内で判断しているとう不思議です。

無意識は判断しているのに、
意識ではいろいろ論理的なことを考えて判断に悩みます。

もうあなたの脳の中ではいい悪いは判断できているのに、
ヒトっておもしろいものです。

また、ちょっと余談になりますが、
人の顔を認識する実験でもおもしろい結果が出ています。

あなたは人の顔を覚えようとして顔の特徴を細かく言葉にすると、
後で思い出しやすいと感じていることと思います。

一瞬見ただけでは記憶に残りにくいと認識していることと思います。

ところが実験ではその逆だったのです。

実はヒトは表情を認識することは
脳の中でも特別な部分が関係して認識しています。

それは扁桃体という部分です。

扁桃体は2つあって、両耳の前あたりで頭の表面から
数センチの深さのところにあるアーモンド状の部分です。

扁桃体は脅威や不愉快なことに反応します。

そして、扁桃体の判断はあなたの意志に関係なく素早く反応します。

論理的思考を行う前頭葉に対して、
情動的判断を行う扁桃体となります。

ですから、扁桃体は論理的判断もせずに、
脳の中の感覚を司る部分に対して信号を送り、
脅威や不愉快なものに対してその感覚を鋭くするように働きます。

さらに扁桃体は初期記憶に深く関係する海馬にも信号を送り、
感情的な経験をよりうまく記憶できるように働いています。

このことは扁桃体の損傷の状況によっては
人の表情を見分けることができなくなることからもわかります。

目も視覚神経も正常なのに、人の表情がわからなくなるのです。

特に誰かが自分を脅している場合の表情からの察知が
できなくなる場合があります。

ヒトは表情の判断は論理的に行っているというよりも、
特に脅威に関することは扁桃体が行っています。

扁桃体は論理的な処理を行うことはできませんから、
判断も高速で、その判断過程は意識にはあがってきません。

ですから、顔の特徴を細かく言葉で表現して覚えるよりも、
一瞬見ただけで強い印象がある方が記憶に残りやすくなります。

このことがパッティングとどうつながっていくのかは、
実験結果などは私を見つけられないので、これ以上のお話はできないのですが、
ただひとつ言えそうなことがあります。

ゴルフーをたくさんプレーしてきたら
パッティングのラインの経験はたくさん積まれ、脳はパッティングに関して
特別な処理を行えるように変貌してくるのではないかという推測です。

扁桃体のような低次能での処理まではいかないとしても、
脳のなかの神経回路はパッティングライン読みのために
かなり高度に発達しているのではないかと思います。

あなたの潜在脳を信じる

ヒトはあなたが意識している以上に、
かなりすごいことを一瞬の内に判断して行動につなげています。

そして、それが太古の昔からヒトをいろいろな
脅威から身を守ってきてくれています。

同じようにパッティングのラインに関しても、
あなたの意識では認識はできないすごいことが脳で起きています。

ですから、あなたの脳の凄い能力を信じて、
第一印象のラインを大切にしてパッティングできたら、
あなたは一段も二段もパッティングの深いレベルにあがることができます。

ただし、打ち出そうと思った方向へ
精密に打ち出す技術が伴えばの場合ですが。

打ち出す方向の精度がアップすれば、
その分イメージしたラインとボールを送り出すスピードの確認ができます。

そうすれば、あなたのライン読みはだんだん進化できます。

そして、あなたの脳のなかに秘められた
あなたの知らない素晴らしい能力が威力を発揮してくれます。

では、また。

追伸

8/25(木)、大阪でのレッスン会を開催します。

ですが、すでに枠が埋まってきていて、
残りが「1枠」となってしまっているとのことです。

早い者勝ちなので、お早めにどうぞ。

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[ビデオ]ショートパットで引っ掛けが出る…

2016.08.13
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて、今日は

 「ショートパットで引っ掛けが出てしまう。。。」

と悩んでいる方に、
ビデオでアドバイスをさせていただきます。

ショートパットで外すと、
悔しさも2倍、3倍ですよね~(泣)

ですのでこのビデオを見ていただき、
ショートパットでの引っかけをなくして、
更なるスコアアップを目指していきましょう!

その前に、なぜショートパットで
引っかけが出てしまうかという事なんですが。。。

(続きはビデオにて!)

ダウンスイングで腰が開いてしまうから

なぜショートパットだと引っ掛けがでてしまうのか?

それは、パッティングでのダウンスイングの時に、
腰が開いてしまうことでクラブヘッドの軌道が
急激にインサイドに入り込んでしまうからです。

急激に内側に入り込むことで、フェースの面を閉じる動きが
強くなってしまうわけですね。

これが原因で、引っかけというのが起こってしまいます。

では、そうならないためには、
どうすればよいかといいますと。。。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

このへんのカラクリがわからずにいると、
今度はオープンフェースで当てる動きに
変わってしまうのです可能性もあります。

そうすると、今度は右にも押し出しというミスが出てきてしまい
左右の散らばりにも、繋がってきてしまいます。

そうならないためのドリルを紹介しましたので、
ショートパットで引っかけに悩んでいる方は是非、
今回紹介した方法を試してみてください!

交流ラウンド、お楽しみ様でした~

今回はモンゴは行くことができませんでしたが、
ちょうど先週は、チーム小原の交流ラウンドでした。

話には聞いていますが、かなり暑かったみたいですね。。。

でも、参加者全員が「完走」されたと聞いて
とても安心しました~(∩´∀`)∩ワーイ

交流ラウンドについては、事務局のほうで
レポートを作成したとのことですので、
詳しくはこちらからどうぞ!

https://g-live.info/?p=21110

次回は10/21(金)で、場所は千葉県市原の
ベルセルバカントリークラブの予定です。

おそらく10月は、モンゴが行くと思いますし、
暑くもないはずなので、ぜひいらしてください!

以上、少しでも参考になればうれしいです!

それでは、今日も楽しいゴルフを!

追伸:言い忘れました

あ、暑いと言えば、小原プロ監修の室内練習が
とても人気だと聞きました。

 「涼しい家の中で快適に練習できる、室内練習プログラム」

事務局の話では、人数限定らしいので、
気になっている方はお早めにどうぞ~

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※100名限定だそうです!

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【ビデオ】5Wのミート率アップ/ビジネスゾーンとその後?

2016.08.12
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

いきなりですが、あなたに質問です。
次のうち、ビジネスゾーンを前提にした上達法として正しいものは次の内どれでしょうか?

①ビジネスゾーンの練習は、短いクラブのフルショットから行う
②ビジネスゾーンの練習は、『腰から腰』これだけを繰り返せば問題ない
③ビジネスゾーンの練習は、上達に応じてスイングを大きくしていく

正解は…ビデオを見ればわかると思います。

今日はフェアウェイウッド、5Wを上手く打つための
上達法について解説しています。

ぜひご覧ください。


スマホの方、動画が見れない方はこちら

※夏季休業のため、今回のビデオでは字幕はお休みさせていただきます。
 youtubeのシステムにより誤った字幕が表示される場合がございます。

クイズの正解は…

③ビジネスゾーンの練習は、上達に応じてスイングを大きくしていく
が正解です。

腰から腰の重要性はもちろんですが、
上達に応じてスイングを大きくして、フルショットに近づけていく事が大事です。

もちろん、上手く行かない時は、腰から腰に立ち返りましょう。

ー小原


追伸:
猛暑ですので、ラウンドや練習の時も熱中症など
体調には十分お気をつけ下さいね。

もし暑すぎて外で練習するのも危ないと思ったら
コレ試してみてください。

涼しくした家の中で、安全にゴルフ上達する方法をまとめました。

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ゴルフメーカーにとっての不都合な真実

2016.08.11
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、あなたに

 「ゴルフメーカーにとっての不都合な真実」

という話をしたいと思います。

お盆休みにちょっと刺激的なタイトルで恐縮ですが、
この話をしようと思ったのには理由がありまして。。。

実はお客様と一緒にクラブを選んでいると、
こんなふうに言われることがあるんです。

○度でフレックスは△じゃなきゃダメなんだよね

クラブをご提案する前に、よくお客様から
上記のようなことを言われることがあります。

 「オレは9度のSじゃなきゃダメなんだよね」

おそらく今までもそれでうまくいってきたわけですから、
そうしたロフト角やシャフトのフレックス(硬さ)を
選ぶ基準にされるというのはわかります。

なんですが。。。

ゴルフクラブというのは実は、
「統一された規格」というものが存在しないのです。

ゴルフクラブが好きな方の中には、
このことは、すでにご存知の方もいらっしゃると思います。

ですので極端に言うと、フレックスでRという硬さも
A社とB社では硬さが違います。

それだけではありません。

実は同じA社の中でも、アスリート向けのブランドと、
シニア向けのブランドでも、硬さが違うんです。

いわゆる工業製品の「JIS規格」のような統一規格がないからです。

ゴルフクラブの場合は「重さ」を除いて、
それ以外の共通の数字は存在しません。

(もちろん重さの単位はグラムなので、そもそも客観的な数字なのですが)

シャフトの長さまでも…

これはシャフトの硬さだけではありません。
長さについてもそうです。

メーカーによって、同じ「45インチ」でも長さが違います。

でも、こんなことを言うと

 「え、だってクラブには、
  48インチ以内というルールがありますよね?」

とおっしゃる方もいるかもしれません。

はい、確かに長さについては、ルールで「48インチ」という制限があります。
ルールに適合しているかを確認するための測る器械もあります。

ですが、明らかに48インチを超えないものについては、
メーカー側が独自に長さを変えて表示している可能性があります。

正直に言えば、メーカーさんが「45インチ」と言っているのに、
測ってみると「45.5インチ」ということもあり得るわけです。
(というか、けっこうあります 笑)

これもいわゆる統一規格というものがなく、
どこから測るのかで長さが違うからです。

そうすると「45.5インチ」と言っていても
「45インチと書いたほうが売れる」とメーカーが判断すれば。。。

そのクラブを「45インチ」のクラブとして
出す場合もあるということです。

それであなたがメーカーに

 「これは45って書いてあるけど、45.5インチじゃないか!」

と言ったとしても、
「これは弊社の表示だと45インチなんです」
を返されるだけです(笑)。

ロフトについても同様です。

ロフトで「10度」と表示されていても、
実際に測ってみると「12度」というメーカーもあります。

その逆もあって、ロフトが「10度」と書いてあっても、
実際に測ると「9度」ということもあります。

これについても、メーカーとしては
「うちの測定方法です」でまかり通ってしまっています。

表示の決め打ちで選ぶことは危険

そうした業界の事情があるので、冒頭に出したお客様のような

 「オレは9度のSじゃなきゃダメなんだよね」

というお客様の場合、メーカーの「9度のS」の中から選ぶと
本当に合ったクラブを選ぶのが極めて難しくなってしまうのです。

他のメーカーなら、合うのが「10度のR」かもしれませんし、
実際に「9度のS」を渡したら、打てないかもしれません。

でも、そうした事情を理解せずに、
かたくなに「9度のS」から選ぼうとすると、
ゴルフクラブは探しづらくなってしまうということです。

言い方は悪いですが、ただ単に
「S」と書いてあるだけの「R」という可能性もあります。

余談ですが、いろいろなメーカーのものを混合させて
クラブセッティングを行った場合、シャフトの硬さが
ドライバーはRだけど、短いクラブがSRということもあり得ます。

同じメーカーの同じ商品なら、それほどブレはないですが、
やわらかめのメーカーなら硬いフレックスのものを選ぶこともあります。

たとえば、フルセットをご注文になったお客様から

 「え、これってSとRでバラバラに入ってますけど?」

という指摘をいただくことがあります。

ですが、その理由はそういう話です。表示が全てではないのです。

メーカーの責任も…

これも余談ですが、シャフトの硬さだけではなく、
トルク(クラブのねじれる度合い)についても、
ねじる場所の距離が違います。

スパンが長くなれば、ねじりの数値が大きくなるわけです。

ですので「トルクが3.0じゃないと打てない」という人も
何の基準で「3.0」なのかはわかりません。
メーカーごとに違うわけですから。

ゴルフクラブのバランスについては、
ほとんどが「14インチバランス法」なので、大きな違いはありませんが、
測る計器が違うと、微妙な誤差は出ます。

ここまで話をしていて思ったんですが、
これは洋服や靴などでも同じことがありますよね。

自分はMだと思っていても、着てみたら小さかった、とか。
このメーカーだったら自分はLがピッタリ、とか。

こうした違いがあっても、
試着して買えば、失敗はありません。

実はこうした統一規格がない問題については、
ユーザーが困るということで、業界内で統一する動きもありました。

ですが結局のところ、うまくまとまりませんでした。
(一部メーカーが反対したのか、詳しいことはわかりません)

正直、業界で仕事をしている人間が
こんなに違うということを言うのは申し訳ないのですが。。。

お客様をクラブ選択で迷わせてしまう原因、
「クラブ選びはやっぱり難しいんだよね」と言われてしまう原因の一つには、
こういう事情もあるのだと思います。

とはいえ自分も、お客さんとフィッティングをする際には
納得していただくために、数値や表示でご説明をしています。

ですがそれは、メーカーの表示を鵜呑みにせずに
メーカー、ブランドの特徴や特性を理解した上で、
かつ、全て自分の計測という、同じ基準の中での話です。

同じ基準のなかで測っていさえすれば、
あなたに合った最適なクラブは確実に見つかります。

もちろん、唯一絶対の答えはありません。

ですが、こうした事情から、信頼のおけるフィッターに
一つの機械、同じ測定方法で測ってもらうことは、
やはり重要なのかな、と思います。

なんだかいつもより熱の入った話になってしまいましたが、
少しでも今後のクラブ選びに参考にしてみてください。

それでは、また次回。

徳嵩力一

追伸

暑い日が続いていますね。
熱中症には十分ご注意下さい。

そういえば、小原プロ監修の

 「クーラーの効いた家の中で
  快適に練習できる、夏の室内練習プログラム」

がお盆キャンペーン中とのことです。

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100名様限定のようなので、お早めにどうぞ。

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