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恥ずかしい話

2015.11.10
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先日、プロゴルファー同士の会食で
とてつもない大先輩と話す機会がありました。

ちょっと名前は出せないのですが
ゴルファーなら誰でも知っている人です。

仮に、Nさんとしておきますね。

Nさんとは初めてお会いしたのですが
そのオーラは圧倒的でした。

で、Nさんにせっかくなので
いろいろ質問してみようと思いました。

その話をシェアしたいと思います。

強い心を保つ秘訣とは

私はレッスンプロとして
今後も活動の幅を広げたいと思っています。

そのためにNさんにアドバイスを
してもらおうと思いました。

例えばこんな質問をしました。

「Nさんほどの選手になってくると
普通の人よりはるかに強い心があると思います。

勝ち続けるために大切にしてきたことや
秘訣って何かありますか?」

そういうと、Nさんはこんな話をしてくれました。

『ある時、何をやっても絶不調の時があった。
何年も予選落ちが続いた。一勝も出来なかった。

その時、本気で死のうかと思った。苦しすぎて。
試合に出れない、勝てないってことは俺だけの問題じゃないから。
家族はもちろん、マネージャー。トレーナー、スタッフにも迷惑がかかる。

実際金回りが足りなくなって借金してた時期もあるし
やりたくない仕事もしてた時期もあった。

でも、負け続けた。
積み上げてきたものが、まるで一切無駄だったみたいな気持ちになる。
惨めでたまらない。相当追いつめられるんだよね』

そんな話をしてくれました。

少しお酒の入っていたNさんは
とても真剣に語ってくれました。

『でも好きなんだろうね。ゴルフが。
つらくてもやめられなかった。

もっと楽しようと思えば
いろいろ道はあったと思うんだけど。

ツアーで勝った時のあの感覚。
あれのためならなんだって出来るなって。』

そして、

『君は、夢はあるの?』

と聞かれました。

・レッスンプロをやっていること
・ビジネスゾーンをもっと世に広めたいこと
・もっと多くの方を上達させたいこと

などをNさんに話しました。

そして、

「いつか日本一のゴルフスクールを作りたい」

と話しました。

するとNさんはこう言いました。

『いいね、やりなよ。応援するよ。』

・・・。

それだけ言うと、Nさんは急に黙ってしまいました。

あれ、なんかアドバイス貰えるんじゃ・・・。

なにか気付きが欲しかった私は

「自分には特別な才能もないのですが
日本一のスクールを作るためには
どういう点を重視すべきでしょうか?」

なんて質問をしました。

するとNさんは急に雰囲気が変わって、こう言いました。

『やるの?やらないの?』

「え、いや、・・・」

今度は私が黙ってしまいました。

やります、と即答したかったのですが
色んな考えが頭を巡りました。

お金、施設、場所、スタッフ、家族・・・

そして最初に出た言葉が
「いや、」だったのです。

『どうするの?』

「や、やります・・・」

『何を?』

「いや、その・・・」

私は恥ずかしさでいっぱいでした。

質問しているうちに、
自分が質問していることが
どんなにレベルの低いことか自覚し始めていました。

『どういう点を重視すべき?
そんなの俺もわかんないよ。俺、スクールやったことないし。
でも大事なのはやるかやんないか、ってことじゃない?

たぶん君の頭の中はいま、あれやったらこうなるとか、
これはできないとか、リスクでいっぱいだと思う。
けど、それが何になるの?君はどうしたいの?』

Nさんはそれだけ言うと、
席を立ってしまいました。

やるか、やらないかを決めるのは自分だけ

私は自分がいつも生徒さんに
伝えていることを思い出しました。

あれこれやらない理由を探す前に
動いた方が圧倒的に上達する。

しかし今回の私は
全く真逆の行動をとっていました。

・自分には特別な才能はない
・自分には難しすぎる
・自分には出来ない

そういう気持ちを持ったまま
Nさんが何とかしてくれるのでは?

なんて心のどこかで考えていたのでしょう。

とんでもなく恥ずかしいです。

そして自分は今できるすべての力を
出し切っていると思っていたのですが、
まだまだ余裕があるんだなと認識しました。

そんな逃げることを考えられるくらい
まだまだやれるんだなと思いました。

あなたもちょっと考えてみてください。

行動する前に、自分にはできないと、
ちょっとでも思ってしまっていませんか?

やるか、やらないか。
それを決めるのは自分だけ。

それを実行に移せる人だけが
成長というものを得るのだと思います。

そして、、、

またメールします

<本日のオススメ>
いくら練習しても結果が出ない・・・
その原因はコレかもしれません。

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*11月11日(水)までの公開です

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【ビデオ】飛ばしに欠かせない2つのライン

2015.11.09
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「飛ばしに欠かせない2つのライン」

について、ビデオでお話ししようと思います。

飛ばすためのポイントとしてあげられるのが、
インパクト直後の左足の斜めと、
胸のライン(背中のライン)が大切になります。

この2つのラインが一直線になった形が欲しいわけなのですが、
では、実際にこのラインをどうやって作るのか?

(続きは動画での解説となります)

肘の動きをチェック

その2つのラインが正しければ、
肘はまっすぐに抜けてくるわけです。

逆に、こねる動きになると、
それだけで45度ぐらい引っかかってしまいます。

ポイントは、何度も申し上げているように、
左手の動きで右手を連れてくるイメージです。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

大切なその動きによって、
腕が正しく振られていないと意味がありません。

そのためには、まずその正しい腕の振りという事が、
ご自身で理解できていないとそこにつながってきません。

ですので是非、頑張って練習して頂きたいと思います。

おまけ:最近見た映画。。。

そういえば最近、こんな映画を観ました。

2015-1109

今から迎えるシルバーエイジの指針となりました。
なんか、ほのぼのともしています。

あなたもよろしければどうぞ。

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

<本日のオススメ>

毎回朝イチのティショットでどスライスし、
OBに突っ込んでいってガックリ。。。

そんな状況にあなたが当てはまっているなら
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ゴルフは金持ちのスポーツ?

2015.11.08
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

ゴルフは金持ちのスポーツだ。
そう周りの人から言われたことありませんか?

大きなどこどこ会社の社長さんだとか、
高級外車に乗っているだとか。

ゴルフが上手いプロ選手もジュニア選手も
親が金持ちだから続けられるんだとか。

たまに、女性でゴルフがとっても嫌いな方もいます。
ゴルフをやる夫とは絶対に結婚したくないとか(笑)

高級ゴルフクラブ、
高級ゴルフレッスンスタジオ、
高級ゴルフ場、

もちろん、上を見ればキリがありませんね。

でも、ゴルフをすればするほど
『ゴルフの上達=お金』
とは全く関係ないと感じさせられます。

技術とお金は関係ありません。
技術は練習をどれだけやったかとしか関係がありません。

今のプロゴルファーにも
裕福な家庭とは言えなかったと、
おっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。

なぜ、ゴルフにはお金がかかると言われるのか?
それは、おそらく
ゴルファーの『素直さ・謙虚さ』がかけたイメージから
ではないかと思っています。

高級ベンツにのって
タバコを吸って、
横柄な態度でラウンドしている。

そんなイメージが周りから見て
染み付いてしまっているのでしょう。

以前に、先輩レッスンプロから

「服部さんは素直だから
 ゴルフ上手くなりますよ」

と言われたことがあります。

社会人ゴルファーは、
他の仕事やスポーツの体験を
ゴルフに生かそうとしすぎてしまいます。

そして、その気持ちが強すぎて
素直にアドバイスが聞けなかったり

キャディやレッスンプロの注意に
耳を貸さなくなったりしてしまいます。

「俺は自分で考えてなんでもできる」

と思ってしまうのです。

私は、ゴルフを上手くなるために
アドバイスされたことを120%
やろうと決めています。

他の人達は、「これは無理」と
苦笑いでスルーしていたことも愚直にやり続けてきました。

その結果、今のレッスンに生きています。

素直だと、「そんな真面目に練習して」
とか皮肉を言う周りの人もいるかもしれません。

しかしその反面、
周りの人が絶対にできない量の練習と経験を積むことができます。

ゴルフは遊びだからと、
楽しいことだけチョイスしたくなります。

もちろん、それで満足な人はそれで構いませんね。
エンジョイ派と、アスリート派。
両方いたっていいです。

その中間だっていいです。

でも、今のスコアや飛びに満足いかないなら
居心地が悪くても、練習や経験を積む必要があります。

無駄だと思えることにも、
プロやジュニア選手が実践してきたような
一挙一動には何かしらの意味があります。

無駄かどうかは
やってみないとわかりませんし、
本気でやるからこそわかることがあります。

もし、あなたが
「こんなゴルフがしたいな…」

そう思ったら、
積極的にアドバイスを素直に吸収して
やることをやるのが近道ですね。

ゴルフとお金と上達には関係ありません。
大切なのは『素直』やれるかどうか?

もし、ゴルフでお金が気になったら
無心で練習するのがいいですよ。

お金で技術は買えませんから。

ー服部コースケ

<本日のオススメ>
「飛距離を落とす3つの間違いの正体」

もしあなたが、
休みを使って必死に練習しているのに、
その割にスライスが全くなおらないと悩んでいるなら、、
このプログラムを見てみてください。

あなたのスイングの3つの間違いに気づき
ストレートショットを打つための方法がわかるでしょう。

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「技」階段の1段=飛距離250y。重力の凄さ

2015.11.08
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・階段の1段=飛距離250y。重力の凄さ」

というお話をさせていただきます。

あなたが今回のメールを読んでいただくことで、
スイングに無駄を省くことが、
いかに飛距離に大切かがわかってきます。

ちなみに森田理香子プロはヘッドスピードが毎秒45m、
飛距離が270yという数字もあります。

身長164cmぐらいの小柄な体では、驚きの飛距離ですよね。

でも、それが実現出来ている秘密は、
男女や年齢を問わず使える「あのチカラ」のおかげなのです。

「階段を1段あがれる力があれば、250yは飛ばせる」

重力のエネルギーの凄さを説明するときに、
私はよくこのように言っています。

多分、ほとんどの方は冗談だ、
わかりやすいように誇張表現しているだけだとお考えのことと思います。

でも実は、もっとすごい数字があります。

階段1段の高さは、約20cm前後です。

階段1段分を飛び降りたときのエネルギーは、
どれぐらいのエネルギーなのか計算してみると、あっと驚きです。

エネルギーの大きさを数字で見ても、ピンとこないと思いますので、
ヘッドスピードではどれぐらいの速さに相当するのかを見てみます。

ちなみに比較のために、まずは、先ほどの森田理香子プロのデータを
もう少し詳しくご紹介します。

森田理香子プロのヘッドスピードは毎秒45mとも言われています。

ヘッドスピードに対するボール初速であるミート率は1.43、
ボール初速は約毎秒64mです。

ボール初速の約4倍が飛距離とも言われますので、
ボールには約260yぐらい飛ぶエネルギーが伝わっていることになります。

(ボール初速が毎秒1mの差で飛距離が7y違うと言う数字もありますが)

ところが、弾道やクラブとボールの組み合わせが、
並の状態よりもマッチングが良くて、270y飛ばせるという感じです。

ただし、飛距離とかヘッドスピードなどは、
1回ごとの測定値ではないので、あまり正確には言えませんが。

では、体重70kの人が、階段1段飛び降りたエネルギーが
すべてヘッドに伝達しら、どれぐらいのスピードになるのでしょうか。

計算してみると、
ヘッドスピードで約毎秒37mものエネルギーになります。

 え、桁が違う?

ただし、これは、飛び降りたエネルギーを100%
ヘッドに伝えられた場合です。

そんな100%もの効率で、軽いヘッドにパワーを伝達できるわけではないので、
せっかくのエネルギーは、ほとんどどこかに消えてしまいます。

しかし、重要なことは、階段1段分の高さで、
ヘッドが毎秒37mの速さになる程のエネルギーが、
やり取りされているという事実です。

もう少し、現実的な計算をしてみます。

トップから上半身が10cm落下して、
腕は50cm落下したときのエネルギーをすべてヘッドに伝えて、
ボールを打ち出す場合の飛距離を計算してみます。

ヘッドスピードに対するボール初速であるミート率が、
理論限界の1.5、飛距離はボール初速の数字の4倍という
一般的な数字をあてはめます。

なんと、トップから上半身や腕が落下するエネルギーを、すべてヘッドに伝えられたら、
それだけのエネルギーでボールは約150y飛ぶという計算になります。

わたしも改めて計算してみて、普段の感覚とは、
一桁も二桁もかけ離れたすごい数字に、アット驚きました。

計算した時の紙を添付したので、高校の物理を思い出して、
検算してみてください。

(単位などを間違えていると、結果の桁がおかしくなるので、注意します。)

2015-1108

図「階段1段分のエネルギーをヘッドスピードと飛距離に換算 & ダウンスイングの重力エネルギーを飛距離に換算」
(m(h)ヘッドの重さ約200g、m(b)体の重さ70kg、v(h)ヘッドの速度、v(b)体の速度、g重力加速度、腕は体重の6%、上半身は体重の54%、h落下する高さ、階段1段は0.2m腕は0.5m落下、上半身は0.1m落下)

重力の凄さを簡単に実感

クラブの中でも、ボールに効率良くエネルギーを伝えやすいドライバーで、
できるだけ力を使わず、肩の少し上ぐらいから落とすようにして、
軽くボールヒットさせてみてください。

結構飛びます。キャリーとランで100yぐらいは簡単に飛びます。

シャフトを短めに持って、ヘッドの芯に当てやすくして、
腕の重さだけでスイングすればいいのです。

ですから、重力をできるだけしっかり利用して、
それにちょっとプラスアルファーしてあげれば、効率の良いスイングが手に入ります。

力よりも効率、ようするに重力を使い、そして、あなたとクラブのマッチング、
ヘッドとボールの組み合わせや、ミート率をあげることです。

ミート率は、ヘッドの芯に当てる、フェースを軌道方向に向けて当てる、
加速しながら当てるなどを最適にすることで良くなります。

体そのものは、かなりの大きさのエネルギーのやり取りを行っているのですから、
そのエネルギーをできるだけ利用することが先決です。

体のやりとりする力の大きさと言えば、普段の生活でも、
ちょっと体をどこかにぶつけただけでも、かなり痛いです。

ほんのちょっとした動きで、力など使っていないと思う程度の動きでも、
思った以上の、かなり強い力で体を動かしていることがわかります。

そうですよね、こんなにも強い力である重力と、
いつも戦って体を動かしているのですから。

たまには、重力と戦うのではく、味方に付けたいものです。

重力をヘッドスピードへつなげる

ここまでで、重力による位置エネルギーの凄さがわかりました。

それをできる限りヘッドスピードへつなげるためのスイングとは、
どんなスイングでしょうか。

トップからは、上半身と腕、そしてクラブが、
重力で下に落ちるようにします。

この自然に落ちることを邪魔しないほど、
大きなエネルギーが体やクラブに蓄積されます。

例えば、手のひらに携帯電話を乗せて、
上から下へゆっくりおろしてみてください。

たとえ1mおろしてきたとしても、手で携帯電話をずっと支えていると、
携帯電話が重力で下に降りてきても、
エネルギーは、体の中で消費されてしまい、運動には使えていません。

携帯電話を手で支えながら、頭の高さから床に下ろしてきても、
携帯電話は静かに床に置けます。

ところが、携帯電話を頭の高さからいきなり離したらどうなりますか。

携帯電話の裏蓋が外れて、中の電池が見えてしまうぐらい、
携帯電話と床には大きな衝撃が発生します。

最初の例では、それだけのエネルギーが、体の中で消費されていたことになります。

それと同じことが、ダウンスイングで発生しています。

上半身や腕に上向きの力を入れていると、せっかく下に降りてくることで、
重力によって発生したエネルギーは、力を入れた体の中に消えて行ってしまいます。

明確に上向きに押しあげていなくても、落ちないように支えているということそのものが、
上向きの力を加えていることになります。

重力を活かした体の動き

重力を活かした体の動きとは、どういった動きでしょうか。

それは、落ちてきたエネルギーを、
ヘッドが体の周りを回転するエネルギーに変換する動きです。

上半身や腕とクラブが落ちて行く向きを、
回転する方向へ変えることに力を使います。

ということは、ダウンスイングでは、体やクラブを、
上へ持ちあげる方向へは力を使わないということです。

上半身や腕とクラブが下に落ちることを、できるだけ邪魔しない方向へ力を使います。

そのためには、トップでリラックスできていなければ、無理です。

下半身では、上半身を支えるというよりも、
回転させることに、できるだけ多くのエネルギーを使います。

両脚で地面をとらえますが、上半身を上に持ちあげる方向ではなく、
体幹である背骨を回転させることに力を使います。

上半身は下に落ちなくても重心は下に落ちてくる

実際に頭の高さがトップの位置から下にさがらなくても、
背骨を中心として、体が地面の方向へ回転すれば、それだけで、重心は下に落ちます。

背骨の前側には重い内蔵がたくさんあります。

ですから、バックスイングで背骨を中心に右にターンすれば、
下を向いている体の正面が右斜め上にあがることになります。

そうすると、重心は自然に右斜め上に移動して、位置エネルギーが溜ります。

これは、起き上がる動きではなく、体が背骨を中心にターンすることで、
重い内蔵が、向いた方向に移動するということです。

体の感覚で言うと、右足の斜め上に、重心が移ってくる感じです。

トップに向かって右脚を伸ばしながら、右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込み、
左サイドは斜め下に落ちてくる動きをすればいいです。

そうするとトップでは、頭の高さがセットアップと同じだとしても、
背骨を中心にターンして、重い内蔵が動かされる分、重心は右斜め上にあがっています。

当然、腕とクラブも体の回転により発生した
ヘッドの動きに引っ張られるようにして、上にあがっています。

そうなると、トップでは体とクラブ全体の重心は斜め上に登っています。

ダウンスイングでは、両脚で地面を踏もうとイメージして、
右股関節を少し入れるようにして、右脚を少しゆるめます。

そうすると、右斜め上にあがっていた重心は、重力に引っ張られて、
勝手に下へ落ちてきます。

そこで、右股関節だけではなく、両脚で地面を踏もうとするイメージがあれば、
左股関節も少し入ってきます。

この動きは、映像で見ても、通常のショットでは、はわかりにくいですね。

両脚で地面を踏む動きをイメージすることがキーポイントです。

そして、この両脚で地面を踏もうとする動きだけで、
腰はゆっくり左へターンを始めます。

さらに重要なことは、この両脚で地面を踏もうとする動きは、
重心が下に落ちてくる動きを邪魔しているわけではないということです。

上半身と腕とクラブの落下に合わせて、両股関節を曲げるように入れてくればいいのです。

この両脚で地面を踏もうとするだけの動きが、
実は重力で落ちてきた上半身と腕やクラブの落下のエネルギーを、
ヘッドを振るという、回転する方向への動きに変換してくれます。

ここまでで、重力のエネルギーを使って、
150y分ぐらいのエネルギーが得られます。

それが、そのままヘッドスピードになればいいですね。

しかし、あなたは、この150y分のエネルギーの何%を
ヘッドスピードへ変換できているでしょうか。

無駄な力を使って、こんなすごいエネルギーをどこかに
捨ててしまっているのではないでしょうか。

あなた、ご自身の力だけを使って、ヘッドを振り回していませんか。

下半身は片脚でも、階段1段分あがる力を持っています。

ということは、両脚を使い切りそのパワーを足せば、
約200y分の2倍ぐらいの力があります。

下半身の400y分ぐらい飛ばせるパワーと、それに上半身のパワーを付け加えれば、
とんでもなっく飛ばせるエネルギーを叩き出すポテンシャルがあります。

なんだか250yぐらいなら、パワーを出すことよりも、全身のエネルギー効率を、
いかに良くするかが勝負だと、思えてきませんか。

上半身の起き上がりは100害あって一利なし

ダウンスイングで上半身が起き上がるなどということは、論外です。
でも、この問題は多くの方に起きています。

起き上がり動作では、せっかく大きなエネルギーのやり取りができる重力を使うどころか、
重力に反して無駄なエネルギーを使うことになります。

当然、その分、エネルギーはヘッドの加速には使えなくなります。

さらに、起き上がるという動きは、クラブを手で振り回そうとするがゆえに、
体を起こす動きで腕を振って、手首をリリースさせようとしていることが原因です。

手首のリリースが早まると、ボールヒットに向かってエネルギーを溜めて、
それを一気に吐き出すことができません。

手首のリリースで急激にヘッドは地面に近づき、
ヘッドの高さのコントロールは劇的に難しくなり、ダフリやトップの可能性が高くなります。

そして、ボールヒットに向かって、早い段階でエネルギーを放出してしまうことで、
ボールヒットではすでにエネルギーがほとんど使い果たされて、
ヘッドは減速しながらボールヒットします。

そうなると、ヘッドはボールに当たり負けして、
ヘッドスピードに対するボール初速であるミート率が悪くなるばかりか、
フェース面も安定せず、ボールは曲がりやすく、さらにはスピン量も不安定で、
ボールの転がりや、あがる高さもバラバラとなります。

飛ばず、曲がり、距離感もコントロールできないボールとなってしまいます。

重力はものすごいエネルギーを発生させるだけではない

重力はものすごいエネルギーを発生させるだけではありません。
地球のどこに行っても重力はほぼ一定です。

ま、重力は一定と言っても、緯度経度や高度、太陽と月の位置でも変化して、
北極と赤道では1%ぐらい違うようです。

いずれにしても、体を動かすぐらいのことに対しては、
問題となるほと変化しないと考えていいです。

重力が一定なら、その一定な力を頼りに、スイングのリズムを作っておけば、
いつも同じリズムでスイングできるようになります。

人は興奮すると、心拍数があがり、動作のリズムも早くなります。

そんなささいと思えることだけで、スイングが崩れるきっかけになります。

再現性の高いショットのためにも、是非、いつも同じでかなりのエネルギーを
発生させる重力を、味方に付けたスイングをこころがけたいものです。

実際には

実際には、無駄が多く、重力はほとんど使いきれていません。
体の動かし方での無駄は、あなたの努力で、なんとか減らせる可能性のある無駄です。

ところが、用具での無駄な消費があります。

ヘッドがボールにぶつかるとき、加速していなかったとして、
ヘッドとボールの重さが同じで反発係数が1なら、ヘッドのエネルギーは100%ボールに伝わります。

しかし、ヘッドとボールの実際の重さの差は大きいです。
ヘッド約200gに対してボール約45g。

実際のスイングでは、ボールヒットでヘッドは単に等速運動ではなく、
まだまだヘッドにエネルギーが加えられ、加速している最中ですから、
エネルギー伝達はもっと複雑です。

ヘッドはボールほど軽くはないし、ヘッドが軽すぎると、
逆に体のエネルギーをヘッドに効率よく伝えられなくなります。

そう言えば、ボールを打ち抜いても、まだヘッドはかなりのスピードを保ったままです。

その分のエネルギーを、ボールに伝えられなかったことになります。

いずれにしても、しっかり心に留めておいていただきたいことは次のことです。

階段を1段登るエネルギーのやりとりで、
ボールを250y以上遠くまで飛ばせるだけのエネルギーを得られる。

そして、重力は一定なので、それを動きに連動させると、リズムは一定にできる。

力ずくではなく、いかに、無駄なくエネルギーをボールに伝え、
リズムをいつもと同じにできるか、これが飛距離は当然ですが、
ボールをコントロールするためにも、ものすごく重要なことです。

では、また。

追伸

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上達上手に学ぶゴルフがうまくなる秘訣

2015.11.07
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

今日は、「ゴルフがうまくなる秘訣」

についてお話ししますね。

気がつけば、もう長いことレッスンプロとして多くの
方にゴルフを教えてきたモンゴですが、

生徒さんには、結果を出している方、中々思うような結果がでない方がいます。
両者を見ている中で、最近、ある面白いことに気がつきました。

上達している人たちの共通を見つけちゃったんです!
それは何かというと。。。

「遊び感覚なんですよ」

これは、ゴルフを初めてからたった3ヶ月で100切りを
達成した生徒さん(Sさん)との会話です。

モンゴ「Sさんの上達スピードには驚きです。
毎日頑張って練習されているんですね!」

Sさん「練習は結構してると思います(笑)」

モンゴ「やはりそうでしたか!ゴルフは地味な練習が多いので、
やらない人が結構多いんですよね^^; アドレスの練習とか特に」

Sさん「確かにそうですね!ボール打ちませんからね。。。
アドレスの練習もしっかりやってます(笑)」

モンゴ「さすがです!地味な練習もしっかりと
やっていてすごいです^^」

Sさん「あまり好きじゃない練習の時は、練習したら自分にご褒美をあげる
ルールを適用しています(笑)」

モンゴ「それは面白い(笑)
ご褒美があるから、つい練習をしてしまいますね!」

Sさん「そうなんです!練習が楽しくなりますしね!
遊び感覚で楽しくやろうといつも考えてます(笑)
楽しくないと続きませんから」

子供のような無邪気さ

Sさんのように、上達スピードが早い人は、
ゴルフをかなり楽しんでいるように見えます。

・地味な練習も自分なりの楽しさを見出している
・遊び感覚で楽しみながら試行錯誤している
・ミスショットをしても、全く凹まない。それ自体を楽しんでいる

などなど上達している人はこんな特徴があると思いました。

上達上手の方の特徴は様々ですが、ほぼ全員に共通することがありました。

上達上手の共通点。。。

それは「子供のようにゴルフを楽しんでいる」ということ。

やり方はいろいろあると思いますが、
ほぼ全員、このような特徴があるな~と思います。

子供のように、どんなものでも、遊び道具としてとらえて、楽しむ。
小さい時は、空き地でも、通い慣れた通学路でも、どんな場所でも
そこに楽しさ、面白さを見出して、遊んでいたと思います。

もし地味であまりやりたくない練習も、
楽しむことができれば、率先してやってしまいますよね。
それが、楽しいんですから(笑)。

どんな練習も楽しむことができれば、練習量が増えるので、上達します。
楽しんで練習している人と、いやいや練習している人、
どちらが上手くなるかわかりますよね?

上達が先か?楽しむことが先か?

私の経験上、中々上達できず悩んでいる人は、

「練習を楽しむ」という感覚を、
「上達したい!上達しなきゃ!」

という思いで潰してしまっている人が多いです。

まずは、楽しむ。ゴルフをやる一番の理由は、”楽しいから”ですよね!
ゴルフが上達すれば、それだけゴルフが楽しくなる。

とはいうものの、上達には時間がかります。
初心者の人が、1ヶ月でプロ並みに上手くなっている。
そんなことはありえませんよね。。。

なので、練習の際には楽しむという感覚を忘れないことが大切です!
その時に、重要なのか「遊び心をもつ」ということです。(^^)

これはあくまで例えですが、

「嫌いなアドレスの練習を10分できたら、ビール1杯自分にご褒美!」

など、何かしらの楽しみ、遊び心をもつといいですね。^^

練習をどう楽しむかは、一人一人違うと思いますが、
嫌な練習、地味な練習にも”楽しみ”を見出すことが、上達の秘訣です。

楽しみを見出してしまえば、練習が楽しくなり、練習量が増えます。
結果的に上達スピードも早くなりますよ!

もっと上手くなりたい、もっとスコアを上げたいなら、ぜひ試してみてください。(*^^*)

以上、少しでも参考になれば嬉しいです!
それでは、今日も楽しいゴルフを!


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たった3ケ所あなたのスイングを変えるだけでそれが叶ってしまうんです!
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