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この話、非常識だと思いますか?

2018.04.18
miyamoto

From:宮本大輔
神戸のスタバより

今から半年前のこと。

丸1日のコースレッスンを
神戸のあるゴルフ場で開催しました。

一部の方だけに募集したのですが
5名の枠は、即日満席。

僕も気合を入れて
当日のレッスンにのぞみました。

そこで、、

驚くべきことが起きました。

参加者の一人(青木さんという男性)の
スイングを見ていたのですが、

どうやらビジネスゾーンの理解を
間違っている雰囲気がありました。

腰から腰の振り幅をやっているのに
肩までスイングが上がっている。

フェースの向きが開きすぎて
ボールが左に飛ばしているのに
軌道の修正に意識が向いている。

そこで一旦レッスンを止めて
ビジネスゾーンの正しい解説を行いました。

青木さんは真剣な顔で
僕の説明を淡々と聞いていました。

一通りの説明が終わり、

「青木さん、この練習だけやっておけば
必ず100は切れますよ。」

とお伝えし、ではレッスンに
戻りましょうと言いました。

すると、、

「宮本さん、とても理解できました。
では、今日はこれにて失礼します。」

といって、帰ってしまったのです!

唖然としました。

まだレッスンが始まってから
たった30分しか経っていません。

不機嫌にさせてしまったのか?
何か伝え方が悪かったのか?

一緒に手伝ってもらっていた
コーチの仲間からも、

「宮本さん、やっちゃいましたね・・・」

と心配そうな目で見られました。

慌てて追いかけたのですが、
もう青木さんの姿は見えませんでした。

レッスンの全行程がおわって
自宅に帰ってからも気持ちがモヤモヤ。。

返金したほうがいいのでは?と思い
青木さんに連絡をしましたが返事はありませんでした。

・・・

それからしばらくして。

先日、その青木さんから突然
僕宛にメールが入りました。

FireShot-Capture-3---お礼---kento.saito.gl@gmail.com---Gmail_---https___mail.google.com_mail_u_0_

もう、本当にびっくりして。

怒っていると思っていたのに、
ベストスコア更新の連絡が入ったのです。

すぐさま、僕は連絡しました。

お祝いを伝えると同時に、
最大の疑問を聞きました。

なぜあの時、途中で帰ったのか?です。

すると、、

「え、だって宮本さん、
これだけやれば100が切れるって言ったじゃないですか。
それだけで収穫は十分ですよ。

むしろそれ以上アドバイスを受けても、
僕のレベルでは全部は理解できないですし」

いろいろと話を聞いてみると、
青木さんは経営者の方でした。

レッスンだけでなくビジネスセミナーなどでも、
「これさえやればいい」というのが分かったら
すぐに席を立って帰るそうです。

最短5分で帰ったこともあるとか。笑

あなたは、青木さんを非常識と思うでしょうか?

でも、事実、結果を出したのです。

練習法や上達法を聞くことに満足して
本質を見失わないようにしたいなと
改めて思いました。

結果を出すためには、
ノウハウやテクニックだけでなく
素直さと、思い切りの良さと、ひたむきさが
すごく重要になってきますね。

たった一言のアドバイスが
全てを変える力を持っています。

ー宮本大輔

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手で手を動かすな!

2018.04.17
ezure

From:江連忠
神戸の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。

マスターズも終わり、国内男子ツアーも開幕。
ゴルフをやるのも、観るのも、楽しい季節ですね。

さて、今日あなたにお話したいのは、
 

 「手で手を動かすな」
 

です。

今日の話は、
 

 ・プレッシャーのかかった大事な場面でミスが出てしまう

 ・いつでもゴルフで何らかのケガをしてしまう
 

こうした方にはぜひ読んでほしい内容です。

この二つ(大事な場面でのミス、そしてケガ)は
一見するとなんの関係もないように感じますが、
実は密接に関係しています。

両手ならうまく打てるのに

もしあなたが、
プレッシャーがかかった場面でミスが出てしまったり
ケガをしやすいのなら。。。
 

 「左手一本での片手打ち」
 

試しにショートアイアンなどで、これをやってみて下さい。

フルスウィングが難しければスリークォーター、
あるいはハーフスウィングでも構いません。
 

  ・

  ・

  ・

  ・

  ・

  ・
 

いかがでしょうか?
 

両手ならある程度打てるのに、左手一本になると
ダフったりトップしたりしていませんか?

それはなぜかというと、まさに冒頭でお伝えした
 

 「手で手を動かしている状態」(いわゆる「手打ち」)
 

に、ほぼ間違いなくなっているからです。
 

手打ちのメカニズム

もう少し詳しく、説明しましょう。
 

両手で持っていた時は、それほど重さを感じていなくても
それをいざ片手で持つと、重く感じるようになります。

重さを感じない両手打ちの状態なら、
手で動かしてもコントロールできますが、
左手一本になると、そうはいきません。

ですので、うまく当たらなくなって、
左手一本でダフリやトップが出てしまうのです。
 

では、そうならないためにはどうすればいいのか?
 

ぜひ、次のことをやってみて下さい。
 

 1.クラブを持たずに、アドレスの姿勢をとって下さい

 2.両手を脱力して、下に垂らして下さい

 3.その体勢のまま、その場で足踏みをして下さい
 

  ・

  ・

  ・
 

いかがでしょうか?

そうやってみると、手を動かそうとしなくても
両手が揺れ始めませんか?

手を動かそうとしなくても、クラブは動く

この1~3の感覚が、スウィングには必要なのです。
 

そしてこれは、クラブを握っても同じです。

腕を茹でたスパゲッテイのように柔らかくしておき、
その場で足踏みをするように左右の体重移動をして
上体の動きを加えると。。。
 

手を動かそうとしなくても、クラブは動きます。
 

手で手を動かさなくなれば、左手一本はもちろん
右手一本でも、安定して球を捉えられるようになります。
 

ちなみに、この片手打ちを続けていると
 

 ・手と身体の一体感

 ・フェースをコントロールする感覚
 

こうしたことに、ある時ふと気づくようになります。

これはもう実際にやっていただく以外に、伝える方法がないのですが
理想のスイングに一歩ずつ近づいて行く感覚がわかってくるはずです。
 

大切なことなので繰り返しますが
 

 「手は動かすものではなく、結果的に動くもの」
 
 

あなたは、手で手を動かしていませんか?
 

たったこれだけでも、あなたのゴルフは
大きく変わるかもしれませんよ。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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だから、いいスコアが出せない!

2018.04.17
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From:近藤雅彦
神田のドトールコーヒーより

おはようございます、近藤雅彦です。

ゴルフにおいて重要な技術として
「怒り」を抑えることが挙げられます。

イライラして、怒りの感情のまま
スイングをするといい結果を生みませんよね。

あなたも経験がありませんか?

ゴルフにおける怒りの感情はどんなことで
発生するのでしょうか?

ちょっと考えてみましょう。

例えば、

・高速が渋滞でコースに到着するのが遅れた
・スタート時間が予定よりも遅い
・前の組のプレーが遅い
・ミスがミスを呼びイライラしてしまう
・バンカーに連続で捕まってしまう
・後ろの組が打ち込んできてボールに当たりそうになる
・打つ直前に「アドレスが変」とか余計なことを言われる
・ミスショットを同伴者に笑われる

状況によって色んなケースがありますね。

僕自身も、若い頃は怒りがコントロールできなくて
ミスすれば露骨に怒っていましたし、
人の話を無視したりしていました。

自分が悪い結果が出れば
周りのせいにして、責任転嫁していました。

今思えば情けないです。

そんな私の価値観を大きく変えてくれた
あるエピソードがあります。

経営の神様と呼ばれる
松下幸之助さんのエピソードです。

ある日、松下幸之助さんが
船を下りて波止場を歩いていたら、
いきなり大男にぶつかられて海に落ちてしまいました。 

大男は気がつかないのか、
無視して歩いて行ってしまいました。

海から這い上がった松下さんは一言、

「ああ、夏でよかった」

と言ったそうです。

それだけでも凄い対応ですが、、

そのとき一緒にいた秘書が、

「社長、大丈夫ですか。私が文句言ってきますよ!」

と言うと、秘書に向かって、

「今から文句を言ったからといって、
私が海に落ちないで済んだのか?

海に落ちないで済むのなら、いくらでも文句を言いに行く。
だけど、そんなことはありえない。

いまさら文句を言ったところで、
私が海に落ちたという事実は何も変わらないじゃないか。」

と言って、ぬれたスーツを手で払いながら、
さっさと歩きだしたそうです。

・・・

器がデカイ!

デカすぎる!!

かっこいいとはこういうことだと思いました。

過去に起きたことにこだわらず、
未来に向かう、変えられることだけに焦点を当てる。

未来だけをみて突き進む人はかっこいいと思います。

そういう人は誰もが憧れます。

怒りの感情をチェンジして
未来に感情を向けるだけで
こんなにも発言が変わるんだなと思いました。

あなたの目指す未来はどこにありますか?

過去にとらわれて、未来への可能性を潰してしまっていませんか?

ゴルフでも人生でも大切な考えと思い
シェアさせていただきました。

来週は新しいアプローチの秘訣を
公開する予定です。

楽しみにしていてください!

ー近藤雅彦

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[Video]インパクトゾーンは金槌&ラケットで

2018.04.16
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、
 

 「インパクトゾーンは金槌&ラケットで」
 

について、ビデオでお話ししたいと思います。
 

ハーフウェイダウンから
いわゆるインパクトゾーンまでの動き。。。

この時の理想の動きを知るための
とっておきのイメージ方法をビデオで解説します。

ぜひご覧になってみて下さい。

(続きはビデオにて)

金槌で釘を打つ&ラケットのイメージ

ここでぜひ一度試していただきたいのが
 

 ・釘を打つイメージ

 ・ラケットのイメージ
 

この二つです。
 

百聞は一見にしかず。
詳しくは、ビデオで確認してみてください。
 

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

釘を打つイメージとラケットのイメージ。

この二つのドリルは、
関連性を考えながらやっていただくと、
より効果的です。
 

ビデオでもお伝えしているように
ここでの動きを、最小形の動きとつなげていって
いただきたいと思います。

今日の名言…

ゴルファーの練習のやりかたには四種類ある。

すなわち、

むやみやたらに練習をするもの。

賢明な練習をするもの。

おろかな練習をするもの。

全然練習をしないものである。

バーナード・ダーウィン
 
 

2018-0319_1
 
 

この名言を残したバーナード・ダーウィン(1876-1961)は、
『種の起源』の進化論で有名な
チャールズ・ダーウィンのお孫さんにあたります。

バーナード・ダーウィンはケンブリッジ大学卒業後、
弁護士になりますが、ゴルフの大会に多数出場。
その腕前は相当なものだったそうです。

ゴルフのエッセイストとして活躍するようになってからは
あっさりと弁護士の職を捨て、生涯に書いたコラムが3000本、
著書37冊など、イギリスが誇る最高のゴルフエッセイストでした。
 

さあ、あなたは四種類のうち、どのゴルファーですか?

今日はこんなところにしておきます。
 

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
 

それでは、今日はこのへんで。
 

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チョロリーマン

2018.04.16
obara小原

From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

先週、ゴルフ場に行ったときのこと
前の組がスタートする時に

「俺、チョロリーマンなんだよ(笑)」

とティショットを打つ前に話しているゴルファーがいました。

チョロリーマンって!!

とてもおもしろい表現使う人がいるなぁと思って
その場で私も思わず笑ってしまいました(笑)

第一打、緊張するティショットの場面。
私もスタートホールなので
近くにいたのですが、

後ろの組に待たれていたら余計緊張感が増しますよね。
これは、誰でも同じだと思いますが、
そんな場面で、冗談を言って場を和ましてくれたのだと思います。

一見、自分に自信がないとか
自分がミスしても大丈夫なように布石を打っている
とも取れる発言なのですが、

私は、その時こう思いました。

「この人は思いやりがある人だなぁ」と

チョロリーマンという表現もそうですが、
本人が笑って、緊張感をいい空気感に変えたことで
他のゴルファーも非常にリラックスしてティショットを打てるようになると思います。

自分がミスすることを
ネガティブに捉えて、迷惑をかけないように回らなきゃと
ストレスを感じる人もいる中で、

楽しい雰囲気を作れる人
場の空気を良くできる人というのは
思いやりがあると思うんですね。

ゴルフは、一人でするものではない
ということがよくわかってらっしゃる方なんではないかと
私は、その言葉を聞いて思ったんです。

ゴルフで人間力が分かる

これって、やっぱり真実なのではないかと思えてきました。

ラウンド中に、自分のショットにイライラしたり
腹が立つことは、いくらでもあります。

私自身、昔からホットテンパーで
ミスショットにあまりにイライラしすぎて
クラブを折ってしまったこともありますし

場の空気を悪くしたこともあったでしょう。

しかし、
一緒にいる同組がいてゴルフが成り立つ。
一緒にプレーする仲間がいてゴルフがより面白くなる。

それがわかった時に、
仲間のプレーヤーとどんなゴルフが出来るか?
その空気感を作れるのかは非常に大事だと気づきました。

それ以来は、腹が立っても
ポジティブシンキングに変えられるよう努力をしています。

実際、チョロリーマンの方は
1Hで、チョロスタート(笑)

だったのですが、その後も機敏で
クラブを複数本持って走っていきました。

若い方の組でしたが、進行はスムーズで
努力して頑張っている姿が見かけられました。

あなたもなにか、
自分のミスを面白く言い換える表現を
他の人とシェアしてみませんか?

コメントで教えてください。

小原大二郎

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