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モチベーションマネジメント

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
「いろんな上達法を試してみたけど、うまくいかない…」

「やらなきゃいけないとわかっているけど、行動できない…」

「仕事やら何やらで忙しくてできない…」

 
このメールをまじめに読んでいらっしゃるあなたにも、こんな経験はないでしょうか?
実際、私のまわりにいらっしゃる方からも
そのような相談を多くいただきます。

 
そこで今日は、モチベーションを維持するための方法をいくつか紹介します。
あなたもすでに知っている内容かもしれませんが、
この機会に自分が実践できているかどうかを確認してみてください。

 
■成功する人・成功しない人の差
まずその前に、成功する人としない人の差は
このモチベーションというものが大きく影響すると思います。
モチベーションが高ければ、何度も失敗しても、前進が遅くても
あとで必ずうまくいくようになるのが現実です。

 
よく「成功曲線」とか「成功のJカーブ」といわれますが、
自分が描いた理想型よりはるかに遅れて成功というものがやってくるのです。
これは、ゴルフの上達も同じだと思います。
しかし、ガンバっているけど結果が出ないという時に、
だいたいの人はあきらめてしまうのが現実です。
つまり、このモチベーションというものをコントロールすることさえできれば、
成功する可能性が極端に上がっていくんですね。

 
■モチベーションをコントロールする3つの方法
さて、それでは本題、モチベーションをコントロールする方法です。
通常人間は、「○○をもらっているから××しなければならない」
という気持ちで動いていますが、このコントロール方法を導入すれば
「自ら××したい」という行動に変わっていきます。
これはゴルフだけではなく、仕事などでも使える方法だと思います。
嘘だろー、と思うかもしれませんが、それなりに効果を感じることができるでしょう。

 
◆1.本当の動機を明確にする
「100を切りたい」
「90を切りたい」
「シングルになりたい」
あなたもこのような目標を持っていると思いますが、
でも、この目標の裏には必ず何らかの動機があるはずです。

 
人は何か行動する際に「動機づけ条件 → 行動」という原則があります。
当たり前ですが動機がなければ動かないのです。たとえば、
「100を切りたい」

→ 仲間とラウンドしていて恥をかきたくない。
いいところを見せたい。
60歳、70歳になっても100を切れれば自信になる。。。
などなど、行動に直結する動機をより明確にする必要があります。
この動機は特に人に言う必要のないものなので、
できれば人には言えないような「ドロドロした」(笑)もののほうが効果があります。

 
◆2.行動ポイントカードを作る
つまらないことと思うかもしれませんが、
「自分でスタンプシートを作って、毎日の練習をちゃんとやったらそこにハンコを押す」
こんなことでも、モチベーションを維持できます。

 
自分なりに決めた行動を実行したら小さなご褒美をあげると
不思議とモチベーションが上がっていくのです。
「パターマットで5分練習をしたら1ポイント」

「ダンベル運動を3分したら1ポイント」

「クラブの素振りを50回したら2ポイント」
こんなふうに、自分の行動を可視化して評価していくのです。
何ポイント貯まったら何かを買うなど、
自分へのご褒美を用意してもいいですね。

 
◆3.行動をグラフ化する
棒グラフ、折れ線グラフなどを使って、
一日一日の行動量を可視化すると自然とモチベーションが上がります。
素振りを何回やった、ボールを何球打った、足腰のために何分歩いた、、、
などなど、紙やパソコンに記録するのです。
できればちょっと面倒でも大きな紙に書いて、
目につく場所に貼っておくとよいでしょう。

 
このグラフ化はよく会社などでも使っている一般的な方法ですが、
やはり効果はあります。
自分の行動を計測し、視覚化することで人は認識し、
それに対して自然と改善案を考え出すのです。

 
以前、「レコーディングダイエット」というもの流行りましたが、
あれは自分が食べたものを記録して、カロリーを書き出すことで、
常に問題意識をもち、ダイエットに対しての危機意識を芽生えさせる方法です。

 
ゴルフも同じで、常に数字を可視化、そして量を日ごと、月ごとに可視化することで
モチベーションを維持していけます。

 
■やるかやらないか
こうした方法は地味ではありますが、やれば結果が出るものばかりです。
ただ、多くの人がこのモチベーションを保つ方法を教えても、
この方法自体をやらないのです。
「やれば結果が出る、でもやらない」
さすがにこれでは無理です。

 
私も「100を切りたい」「シングルになりたい」という人をたくさん見てきましたが、
うまくいかない人はなんだかんだいって行動していないのです。
このメールを読んでいるような意識の高い方はそうではないと思いますが、、、
悲しいことに、行動する方法を教えても行動しないのです。

 
結局、人間は自分が本当にやりたいと思ったことしか、がんばれないものなのかもしれません。
「最近なんだかゴルフに身が入らないなあ」と思っている人は、最初に書いたように、
まず自分がどうなっていきたいのか、その理由をしっかり考えることをオススメします。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

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知っているけれど確認しておきたい“ゴルフルール”(2)

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。
前回に引き続き、今回も
“ゴルフのルール”
についてお話ししたいと思います。

 
■同伴競技者とのボール確認
皆さんは、朝イチのティーショットの際に
自分の使用するボールの銘柄と番号を同伴競技者に知らせていますか?
あるいは、同じボールを使用していて困ったという経験はないでしょうか?

 
もし、同じ組の中でボールが同じ銘柄で同じ番号を使用していて、
ティーショットが同じような場所に飛んだとしましょう。
この場合、お互いにどっちが自分のボールでどっちが相手のボールか
分からなくなってしまった場合には、罰則が発生します。

 
どういった罰になるのかというと、
お互いが自分のボールであると判断できない場合には、
両者とも紛失球として扱われることになります。
つまり、二人とも罰則を受けることになります。
紛失球ということになるので、
OBと同じ扱いで元の場所で第3打目としてプレーしなければいけません。
このようなことがないように、
自分のボールに印をつけておくようにしておくとよいでしょう。

 
■暫定球について
ゴルフボールの話になったので、
ついでに暫定球についても触れてみたいと思います。
・自分の打ったボールが残っているのか

・OBかどうか微妙だ

・紛失の可能性がある
これらのような場合に“暫定球”を宣言してプレーすることができます。

 
では、暫定球とは何でしょうか?
暫定球とは、時間の節約のために暫定的に紛失球やOBの処置をとって
プレーする球のことを言います。
ですから、初めのボールが紛失球やOBであった場合には、
暫定球がインプレーの球になります。
一方、初めのボールが残っていた場合には、初めのボールがインプレーのボールであり、
暫定球は拾い上げることができます。

 
ポイントとしては、必ず暫定球を打つ時には、
マーカーや同伴競技者に宣言することを忘れないようにしてください。

 
こうしたルールというのは、知っていれば何ともないことなのですが、
・知らないことで同伴者にいらぬ罰則をさせてしまったり

・無駄な時間を使わせてしまったり
などなど、同伴者に迷惑をかけることにもなります。
ルールを知っておくことで、
お互いに気持ち良く、堂々とプレーしたいですね。

 
是非参考にしてみてください。
次回はまた違ったことをお話したいと思います。
小原大二郎

 

 

 

 

 

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練習したら飛距離が落ちた?

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。
「小原先生、言われた練習を続けていたら、
ボールが飛ばなくなっちゃったんですけど・・・」
最近レッスンにいらしたSさんが、こんなことをおっしゃいました。
Sさんは30代。
身長も180センチぐらいあってスポーツマンなのですが、
ボールが曲がるという悩みを抱えて私のところにやって来ました。
身体も大きくて、ドライバーで250yぐらいは飛ぶのですが、
私のビジネスゾーンの練習を続けていることで距離が出なくなったとのこと。
220yぐらいしか飛ばなくなったそうです。
■結果が出ずに不安に・・・
Sさんはもともと力任せにボールを打っていたので、
飛距離は出るけど右に左に曲がる、という状態になっていました。
ビジネスゾーンの練習を中心に進めてもらうことで、
その状態から抜け出してほしいと思っていました。
ただ、もともと飛距離に自信を持っていたので、
飛距離が出ないことで、練習に不安を感じてしまったようですね。
Sさんには、
・ミートを重視しているので、今は飛ばなくなって当然

・飛ばなくなったのは、今まで考えがなくクラブをふり回しているのを改め始めたから

・飛んでいたときは右に左に行っていたが、今は方向性も安定してきている

・ミート率が上がれば、元の飛距離どころか、方向性を安定させながら更に飛距離が出るはず

・今後恵まれた身体を生かすためにも、今の結果に落ち込まずに我慢して練習を続けてほしい
こんなアドバイスをしたところ、とても安心されていたようで、
今でも練習を続けています。
■やり方を変えたときには我慢が必要
ゴルフでも何でもそうかもしれませんが、
やり方を変えて結果が出ないときというのは、誰でも不安になるものです。
Sさんの場合は、自分の望まない逆の結果が出てきたわけですから、
余計不安になったのもしかたないと思います。
以前のやり方を続けていようが、新しいやり方を始めようが、
その道のりの途中で誰もが失敗をします。逆境は必ずやってきます。
問題なのは、新しいやり方を始めてうまくいかないときに、
「そのやり方がよくないからだ」と考えてしまいがちなことです。
新しいやり方を始めたばかりで、そのやり方がいいのか悪いのかわかる前に、
短絡的に結論を出そうとしてしまうんですね。
しかし、どんな状況でも結果を出す人というのは、
それでもあきらめずに、ひとまず前に進んでいく人、継続できる人です。
他人から見て、困難から立ち直ったどうかすら分からないほど、
素早く継続の行動をしつづけること。
この能力を持っている人は、間違いなくどんなことでも結果を出します。
冒頭にお話ししたSさんはきっと、今後元通りの飛距離に戻って、
さらには方向性も安定してくると信じています。
またメールします。
小原大二郎

 

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いい練習。だからやらない?

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
「小原さんの練習方法でスイングがよくなってきた気がします。
いい練習法だと思うので、このまま続けたいと思います。」
あるところに、二人のゴルファーがいました。
二人は全く面識がなかったものの、年齢も体格も同じぐらいで、
平均スコアも110と同じ程度。
月のラウンド数もそれほど変わりません。

 
「スライス」という同じ悩みを抱えていたのですが、
その二人が全く同じ教材を買って、私の練習方法を実践。
「これはいい」と判断して、同じように練習を続けました。

 
■そして半年後・・・
しかし、彼ら二人の結果には、大きな違いが出ました。
一人は、念願の100切りを達成。
そのことに自信をつけて、次は90切りを目指しています。

 
しかし、もう一人の方の結果は散々・・・
100を切ることができず、前と同じぐらいのスコアをウロウロしています。

 
なぜ、このような違いが生まれたのでしょうか?
なぜ、片方は成功し、もう片方は失敗したのでしょうか?

 
その原因は、、、
「いい練習法」に対する、二人の考え方に大きな違いがあったのです。
~~~~~~~~~~~~~~

 

■いい練習法だから、やらない!?
「いい練習」に対して、人間はどうやら二通りの考え方をするようなのです。

 
A.「これはいい練習だ。

続けていれば上達するだろうから、これから毎日続けよう」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

まあ、こう考えるのが普通ですよね?
でも、、、人によっては、このように考えてしまうんです。

 
B.「これはいい練習だ。

これならいつやっても上達できるから、今やらなくてもいいや」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ちょっと信じられないかもしれませんが、
こういう考え方をしてしまうことがあるのです。
これは練習法やゴルフクラブなどでもそうかもしれませんが、
いいものを受け取ると、なんかそれだけで安心してしまっていうこと、
あなたもありませんか?
Aの反応が普通なのはそうなんですが、
よく考えれば不合理極まりないBの反応をすることがあるのです。

 
■人間の思考は時に非合理的
こういう反応は、意識的にではなく、
無意識にやっているので、自分では気づかないかもしれません。
しかし、冷静に考えてみれば
「それは明らかにおかしいだろう!」
とラクにツッコめてしまうことを平気でやってしまうのが、
人間なのかもしれません。

 
いいものだったら、続けて欲しい。
もっと言えば、いいものか悪いものかの結果がハッキリ出るまで、続けてほしい。
私はいつもそう思っています。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

 

 

 

 

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知っているけれど確認しておきたい“ゴルフルール”(1)

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。
今回はちょっと趣向を変えて、
“ゴルフのルール”
についてお話ししたいと思います。
数あるゴルフルールの中のハザード内での処置についてです。
あなたはハザード内にボールが入った時の処置の仕方で
困ったことはありませんか?
実際のコースでは、ウォーターハザードやラテラルウォーターハザードなどの
境界線を赤杭や黄杭で示されているかと思います。
では、どのような処置を取るのでしょうか?
■黄杭の場合
黄色い杭のところは、ウォーターハザードとなります。
もしそのまま打てるのであれば、無罰で打つことができます。
しかし、1罰打を加えることでプレーできます。
そのまま打つ場合には、バンカーと同様、クラブをソールしてはいけませんし、
葉っぱや小枝などにも触れることはできませんので注意しましょう。
1罰打を加える時の処置としては、以下の2通りの方法があります。
1.境界線を最後に横切った地点とホールを結んだ後方線上にドロップする

2.前のショットの位置にドロップする
このいずれかです。
■赤杭の場合
赤い杭のところは、ラテラルウォーターハザードになります。
そのまま打てるのであれば無罰で打つことが可能なのは
ウォーターハザードと同様です。
1罰打を加える時の処置方法としては、以下の3通りの方法があります。
1.境界線を最後に横切った地点からハザード外のホールに近づかないところで
2クラブレングス以内にドロップする

2.最後にボールが横切った地点とホールから同じ距離にある対岸で
ホールに近づかないところで2クラブレングス以内にドロップする

3.前のショットの位置にドロップする
この3つのうち、どれか一つの処置を取ります。
こうした処置の方法を知っておくことで、
実際にそのような場面にあった場合でも慌てず対処することができます。
その後のプレーもリズムを崩すことなくプレーすることが出来るのではないでしょうか。
ゴルフのルールはとても数多くありますが、基本的な考えとしては
・ありのままの状態でプレーすること、

・意図的に有利とならないこと
この2つが挙げられます。

 

ゴルフを楽しむ為にも、ある程度のルールを理解しておくことで
困ったりすることもなくなりますので、
ルールについても理解を深めておくとよいですと思います。
是非参考にしてみてください。
次回も引き続き、見落としがちなルールについてお話ししたいと思います。
小原大二郎

 

 

 

 

 

 

 

 

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