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今年もこの季節がやってきました!

2024.01.24
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From:近藤雅彦
神田のカフェより、

おはようございます。
近藤です。

 
今日から米国で最大規模のゴルフイベント
PGAショー、またはゴルフショーと呼ばれている
PGAマーチャンダイズショーが開催されますね!

 
残念ながら今年は国内での仕事のため
私達ゴルフライブ講師も行けませんが、

前に参加した時には
その熱量を肌で感じ、
非常に良い刺激を受けたのを覚えています。

※過去のPGAショーの様子
PGA

ビジネス関係者だけのイベントなので
一般のゴルファーの方は入れませんが、

その代わりにまだ未公開のアイテムや、
他では見られないゴルフ上達の最新情報が
渦巻いている環境です。

 
私達は今年参加できませんが、
現地の関係者の方が参加がてら
良い情報やコネクションを繋げられるよう
張り切ってくれています!

 
ぜひ、ゴルフライブ読者の皆様に
良い情報を持ってこようとしているので、
楽しみに待っていてくださいね!

 
こういう新鮮な情報に触れると、
今までの常識が変わるような、

固定概念から脱却させてくれる
新鮮な感覚を得られるので、
ぜひ、あなたにもそれをお届けできるように
良い情報を集めてきてもらいましょう!

 
それではせっかくなので、
レッスンのお話として

ラウンド中の固定概念に関する話を一つ、
本日はお話ししていこうと思います。

ゴルフでも固定概念を外す

ラウンド本番、
練習場と違う要素として
傾斜でのショットは非常に厄介ですよね。

 
そのため、事前に調べて
「傾斜の正しい打ち方」を知り
実践している方も多いと思います。

 
それ自体は正しいんですが、
正解はそれだけ、という固定概念にとらわれず
状況によってはあえて常道とは違う
選択肢を考慮するのも大切です。

 
本日はそんな傾斜対策についてお話していきます。

動画はこちら

いかがでしたか?

ラウンド中は毎回違う状況のホールで
同じショットが必ず毎回良い結果になるとは限りません。

 
慣れないうちは無理に選択肢を広げることはないですが、
武器が多いということはそれだけ余裕が出来て
適切なスコアメイクが可能になる
という事です。

 
ぜひ、多くの選択肢と共に
磐石なゴルフの実現を目指し、

スキルや打ち方が増えていくことを
楽しみながらスコアアップしてください!

 

 
近藤

 

 
<本日のオススメ>

これもある意味で、
近年にできたゴルフの新常識ですね。

 
「4ウェッジシステム」

少数のウェッジを使いこなすのではなく、
複数のウェッジで役割を細かく分けることで

より多彩で繊細なアプローチを容易に実現する
いまではプロゴルファーでもスタンダードな
アプローチ改善のシステムです。

(石川遼プロなどは、去年に
ウェッジ5本体制も取り入れていましたね。)

 
今回の動画、私はわかりやすいように
同じサンドウェッジで2パターンの打ち分けをしましたが、

ウェッジの種類を変えれば
もっと楽に、もっと安全に打ち分けをすることも
可能になります。

 
ぜひ、アプローチの幅を
最も簡単に、大きく広げる
このシステムをあなたのゴルフに取り入れてみてください。

詳細はこちら

https://g-live.info/click/4wedgeen/

※4ウェッジシステムなので、
 4本ウェッジがあることが理想ですが、
 今は4本持ってない人は、3本でも構いません。

 実践できてより細かく幅を増やしたくなったら、
 ウェッジを追加することを検討してください。

 
 大体Pwが44°前後、Swが56°前後ですから、
 その間に48°、52°と入れるとベストですね!


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【ビデオ】「FW、嫌だな…」というあなたへ

2024.01.23
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From:石井忍
東京のゴルフスタジオより、、、

こんにちは、ゴルフインストラクターの石井忍です。

私の過去のメールマガジンの記事については
右のバックナンバーからご覧いただけます。
よろしければどうぞ。
 

さて、今日は
フェアウェイウッド
についてです。

あ、もう嫌な顔をした人がいますね(笑)。

でも、安心してください。大丈夫です…

フェアウェイウッドは、難しい

なぜ、大丈夫と言ったのかというと
そもそも上級者の人でも
フェアウェイウッドは難しいんですね。

14本あるクラブの中では
難易度は高めということです。

なぜ、一番難易度が高いかというと
ドライバー以外のクラブで一番長い。

アイアンよりも当然長いですし、
ハイブリッドのクラブよりも長い。
(当たり前ですが)

その長いクラブで、しかも地面から
打たなければいけません。

地面から、一番長いシャフトのクラブを
しっかりボールミートしていくという
その時点で難易度高いわけなんですよね。

そのようなわけで、
そんなクラブをしっかりとミートさせる、
そこそこ当たるようにするには、どうしたらいいか?

その一番大きなカギが。。。

 

なんです。どういうことか?

そのへんのことについて
ビデオでお伝えしていきたいと思います。

それでは、どうぞ。
 


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。


 

カンのいい方なら
すでにおわかりかもしれませんが。。。

ここでお伝えしていることは
フェアウェイウッドだけではなく、

ドライバーでも、アイアンショットでも
この軸について意識することで
ショットの再現性が高くなってきます。

結果、ミート率も上がってきますから
今日お伝えすることを意識していただくと
全てに効果があります。

ということで、ぜひ今日から
やってみてください。

凄すぎ…

アマチュアのダンロップ君、
ただただ、凄すぎです。
 

それでは、また次回お会いしましょう。

石井忍
 

<本日のオススメ>

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超有名…知ってる?ミケルソンのこのドリル

2024.01.23
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From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「超有名…知ってる?ミケルソンのこのドリル」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

フィル・ミケルソンのこの話は有名なので、
知っている人も多いのかもしれませんが。。。

以前のメールマガジンで

練習グリーンでパターの練習をする際には
まずは真っすぐのラインを探してくださいと
何度かお伝えしていますが、
 

2024年、コレがあなたの3パットを減らす

https://g-live.info/click/240109_nikkan/

 

この真っすぐの1メートルぐらいのラインを見つけたら、
その1メートルを半径にして10個、ボールを置きます。
 

そしてその10箇所からを、練習するんですね。
 

ミケルソンの場合、これを試合の朝に10周。。。
 

この1メートルが100球入るまで、やめないんですね。
 

これを傾斜を把握しながらやっていると
20球目ぐらいからはだんだんと
リズムがよくなってきますが、
 

そこから80球、90球を超えてくると
100球連続がゴールですので
もちろんプレッシャーがかかってくるわけですね。

プレッシャーの練習ではなく

ですがこれを試合で活かすのは、
そうしたプレッシャーがかかっている時のことではなくて
 

むしろ、20球目ぐらいからのところの
リズムよくテンポよく打てている時を
イメージするのだとか。
 

いつでもそうしたテンポよく打てる自分を
確認するためにやっているわけですね。
 

まあ、ミケルソンのそうした練習は
どちらかというとメンタルの練習ですが
 

アマチュアの方はまず、この真っすぐラインでは
技術の練習をメインにしていきましょう。
 

この1メートルラインの練習については
上りについてはたとえば1.2メートルなど、
もう少し長くてもいいかもしれません。
 

上りの方は得意な方が多いでしょうから、
でも、下りは1メートルでよいと思います。

「1メートル、私は大丈夫」を作る

この1メートルを練習しておけば
あとはもう距離を伸ばしていけばよいわけです。
 

 「この登りの1メートル、私は大丈夫」
 

そういう自信を持っていけば、
長い距離を決めることが出来るようになります。
 

そのためにもまずは
この1メートルが大事というわけですね。
 

しかもミケルソンのように円になってやれば
短いスライスラインとフックラインも
きちんと練習できます。
 

片方からがスライスであれば、
もう片方から打てばフックなわけですからね。
 

なかなかゴルフ場でそんな練習をしないと
おっしゃる方もいるかもしれませんが。。。
 

ゴルフ場に行ったらぜひ、お試しになってください。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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ゴルファーの大敵・スイングの力みを取るには…

2024.01.22
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
ボールを飛ばそうと思ったら、
どうしても力んじゃいますよね。

 
スイングにおいて
力みはよくないといわれますが、

 
その本当の意味は、

 
ゴルフのスイングにおいて、
力を入れるべきところには入れる抜くところは抜く
ということなんです。

 
たとえば、「脱力」するとは言っても、

 
100%完全に脱力してしまったら
クラブ自体を握っていられなくなってしまいますよね。

 
なので、力を入れるべき瞬間には力を入れて、
脱力すべき瞬間には力を抜くという

 
適切な力の入れ方やタイミングを
身に着けていくことが大切です。

 
ただ、一瞬のスイングの中で
適切な力加減の感覚を掴むことって、

なかなか体感として
わかりにくいですよね。

力のバランスを整える

利き腕による力みのバランスを整えるという意味では
片手打ちだったり、片手素振りがおすすめです。

 
実際にボールを打つ時は、
片手だと当然、飛距離は出ません。

 
ですが、それで構いません。

 
最初は4時8時のスイング幅で
どんどんスイング幅を広げていって
大体5ヤード程度飛ばせればいいです。

 
というのも、片手でのスイングは両手で持ったときよりも
筋肉に対する負荷が大きくなります。

 
なので最初からあまり大きく振ってしまったりすると
肘を痛めてしまう原因にもなります。

 
まず最初は小さな振り幅から始めて
少しずつ少しずつ大きくしていってみてくださいね。

 

最後に・・・

ビジネスゾーンの振り幅ですと、
使用クラブによって違ってきますが、

 
サンドウェッジを使った場合でしたら、
キャリーで10ヤードくらい飛ばせたら十分です。

 
この力のバランスを整えるという点に関して言えば、
左右の力みのバランスを整えるという目的を持って行うので、
遠くに飛ばせばいいということでもないので、

 
飛距離はそこまで気にしないでOKです。

 
ようするに、スイング中に無意識に力んでしまうのを
解消してスイングを作り上げていくための
力のバランスを整えるトレーニングです。

 
ですが、バランスを整えるために反対の手をやりすぎて、
また力みのバランスが崩れてしまうこともあるので、

 
2対1の割合ぐらいで練習されるといいと思います。

必要以上の力みは筋肉が硬直し
スイングの滑らかさやリズム感が損なわれ、

スイング全体のスムーズな動きを妨げてしまったり、 
スイングリズムが速くなったり遅くなったりしてしまいます。

本来の力を発揮するためにも
ぜひ脱力みのスイングを習得してくださいね。


<本日のおすすめ>

FWの常識を打ち破り、
最高の飛びを実現!

業界最大飛距離の記録を持つ
反発チタン搭載した
「新・トライメタルFW」

このトライメタルを手にすることで、
従来にない飛距離をFWで稼ぎながら、
2オンを狙っていくことができるでしょう。

さて、なぜ、この「トライメタル」は
大手のぶっ飛び系FWをも凌駕する
飛距離を出すことができるのか?

そこには、ほかのFWにはない
6つのとある秘密がありました。

詳細はこちら…

https://g-live.info/click/tm2401/

 
 
 

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【ビデオ】筋トレせずに250y飛ばすにはコレ

2024.01.21
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「筋トレせずに250y飛ばすにはコレ」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ドライバーで250yぐらいまでなら、
本来は特別に筋力強化しなくても飛ばせます。

 「えっ、本当? そんなの無理に決まってる!」

そう思った方は、今日の内容は必見です。

(続きはビデオにて)

筋トレせずに250y飛ばすにはコレ


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf240121/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

体重としなりがあれば飛ばせる

本来、体重としなりを無駄なく利用すれば
筋力強化しなくても飛ばせます。

ところが、力を無駄にする色々な問題を抱えていることで、
飛距離を伸ばせないケースは多いです。

そこで、まずは250y以上飛ばすためにやるべきことをお伝えして、
それができるために解決しておかなければならない
色々な問題についても見てみましょう。

250y以上を飛ばすのにやるべきこと

250y以上飛ばすためにやるべきこと、
それはダウンスイング序盤での積極的な加速と
左脚の地面への落下の反動での蹴りと手首の耐える力の使い方です。

一般的にダウンスイング開始で
いきなり手で振ることはよくないと言われます。

そこで、どうやってダウンスイング序盤で
積極的に加速するかというと、
それは体重と腹筋を使うことです。

重いメディスンボールを地面に叩きつける感じで、
体重と腹筋を使って手元を下に向かって
引きずりおろす動きで加速します。

そして、左脚の地面への落下の反動での蹴りとして、
飛ばしたいときほどまさに着地して左脚が曲げさせられた瞬間に
しっかり蹴ることが重要となってきます。

走り高跳びを想像してみましょう。

走ってきて最後に蹴る脚に落下して、
脚が曲げさせられる反対方向へ力を出して地面を蹴っています。

このような爆発的な力の発揮で急激に腰をターンさせて
上半身をしならせることは、飛ばしの要です。

そして、実は思った以上に重要なのが
手首の耐える力です。

インパクトに向かって上半身とシャフトは
しなり戻りでヘッドは加速されます。

そのときに、ヘッドの重心はシャフトに対して
離れているオフセットがあるので、
ヘッドは開かされる力を受けます。

それに耐えることがヘッドを加速しながら
当たり負けを少しでも防ぐことで、
ボール初速をあげることができます。

手首を左に捻ろうとする自ら出そうとする力
で筋肉を収縮しならが短くする「短縮性収縮」では、
思ったほど大きな力は発揮できません。

まさに、ヘッドが開かされる力に抵抗するように、
筋肉が伸ばされながら収縮しようとする
「伸張性収縮」で耐えるように手首を使います。

これらのことは、正直250y以上飛びそうになってから
じっくり取り組めば良いです。

効率よく飛ばせない問題点

ところで、そもそも効率よく飛ばせない問題点があっては、
今お伝えした飛ばしのテクニックの効果は薄くなります。

問題点としてセットアップでグリップがウィークで
インパクトに向かって手打ちになるとか、トップからの手打ちや
ダウンスイングでいきなり右脚で蹴って腰を回そうとしたり。

さらには、ダウンスイングで右肘が体の右後ろに外れて
インパクトに向かってセットアップの右肘と体の関係に戻すために
右腕を伸ばしたり。

これらの飛距離とショット精度に大きな問題となることを放置したままでは、
相当腕力が強くなければ250yまでは飛ばせません。

統計では一般男性のドライバーの飛距離の平均は200yぐらいで、
60歳以上では180yとなっています。

250yとはかなりかけ離れていますが、それは力が足りないというよりも
スイング効率を悪くする問題があるからです。

また、女性は力がないから飛ばないと感じるのは
手で打っているからです。

女性では本来は男性よりも体がしなやかですから、
まさにしなりを正しく使えばむしろ
女性のほうが弱い力でも思った以上に飛ばせます。

実際、ドラコンで女子でも400y以上飛ばせているのは、
効率的な体の使い方としなやかさのおかげです。

スイング効率を落とす問題点は飛ばそうとする以前の課題として、
ひとつずつ地道に解決することはおこたってはいけません。

そして、トップから正しくクラブを加速しはじめることを徹底的にやって、
250y以上飛ばしましょう。

ダウンスイング序盤で使う力

ところで、ダウンスイング序盤で使う力は手ではなく
腹筋と広背筋です。

重いメディスンボールを地面に叩きつける感じで、
体重と腹筋を使って手元を下に向かって
引きずりおろす動きで加速します。

体重を落下させることで腕とクラブを引っ張りながら、
上半身は伸びないでむしろ腹筋を使って
曲げるようにして降ろしてきます。

ダウンスイングで右脚の地面への圧力を抜くと右股関節は曲がり、
さらに左脚に落下して左股関節が曲げさせられますから、
まさに腹筋で上半身を曲げた形になります。

当然、体重を使って落下してこなければ、
腹筋をがんばって使っても体が曲がるだけで
腕とクラブを能力限界まで引っ張ってくることはできません。

まずは、体重での落下が先で、腹筋はそれを支えるように使います。

広背筋の活躍

ところで、広背筋はしなりで飛ばすための最重要な筋肉です。

構造的には体の中でも最も広く上半身の中では最も大きく最も長い筋肉で、
骨盤から背骨や腕の内側の付け根など広い範囲に付着しています。

肩甲骨を下に向かってスライドさせる下制や、
肩をさげる下方回旋したり、背中に寄せる内転に使われます。

広背筋は薄いのでまさにしなやかで伸ばされやすい構造ですから、
しなりのエネルギーをためやすいばかりか伸ばされながら収縮する
「伸張性収縮」向きです。

逆に広背筋のように薄いのではなく太い筋肉は、
伸ばすというよりも自ら短くしようとして収縮させる
「短縮性収縮」に向いています。

そして、広背筋は上腕の付け根の内側にある
小結節稜につながっていることで、
主に腕を引っ張ってそれが乗っている肩甲骨を動かします。

長い腱が腕につながっているので、
腕を上から下におろして体に引きつける作用(伸展)が
主体のように見えます。

しかし、腕と腕の付け根である肩甲骨全体をしなり戻りで
背中の中心に向かって斜め下側へ引っ張り寄せる動きにとっての要です。

大きくて長く薄い形で先端は細くなって
長い腱が腕につながりますから、
まさにしならせてしなり戻す動きに最適です。

肩甲骨に直接つながる大きな筋肉には肩甲骨を背骨側へ引き寄せる
(内転)僧帽筋中部繊維や、下に引きさげる(下制)僧帽筋下部繊維もあります。

しかし、広背筋ほど長く薄くはないのでしならせるならやっぱり広背筋です。

重いメディスンボールを頭の上から地面に投げつけるときにも、
まずは体重と腹筋でボールを下に向かって引っ張ります。

この最初の段階では、広背筋は伸ばされてしなりのエネルギーをため、
体重と腹筋を使い切ったあたりでしなり戻って
一気にボールを地面に叩きつけます。

ゴルフのスイングでも同じように、体重と腹筋で広背筋が伸ばされて
エネルギーをためるイメージはボールを遠くまで飛ばすために大切です。

腕を腕の力で振りおろそうとする前に、
体重と腹筋で腕が引っ張られてからしなり戻って
振られるようにしましょう。

左脚の地面への落下の反動での蹴りで発揮される力

ところで、左脚の地面への落下の反動での蹴りで発揮される力は、
まさに爆発的です。

左脚への落下では筋肉が伸ばされることで収縮しようとして、
普段は固くてあまり伸びない筋肉が骨とつながっているところにある
腱までも伸ばされます。

そうすると、筋肉と腱が元の長さに急激にしなり戻る
「伸張短縮サイクル」での爆発的な力が発揮されます。

そもそも、筋肉が伸ばされて伸ばされた筋肉に対して
脊髄反射で収縮しようとして発揮される
「伸張性収縮」での力は想像を超えるものです。

自ら力を出そうとして筋肉を短くしながら収縮させる
「短縮性収縮」に対して、「伸張性収縮」では
1桁以上大きな力を発揮できます。

さらに、筋肉と腱までもしなり戻る「伸張短縮サイクル」では
さらに発揮される力は大きく、まさに走り高跳びで驚異的な跳躍を
実現しているのが「伸張短縮サイクル」です。

250y以上遠くまボールを飛ばすために
なくてはならない動きを見てきました。

それまでにしっかり無駄をなくすことは先決ですが、
無駄をなくしながらも250y以上飛ばせるための
技術的な準備もやっておくとよいです。

そうすれば、ある日突然飛距離が伸びて
びっくりすることもあるかもです。
 

では、また。
 

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