From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「コックを深くすると手元はインに落ちる」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
ダウンスイング序盤で
手元とクラブがインパクトの面にできるだけ早く乗るほど、
スイングは簡単でパワフルになります。
手元をインサイドに落とそうとすれば、それが可能となります。
では、そのためにはどうすればよいか?
(続きはビデオにて)
コックを深くすると手元はインに落ちる
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
↓
https://g-live.info/click/omrpdf190818/
※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
コックを利用
そこで、手元をインに落としやすくできるためのコツを
見てみたいと思います。
それは手の親指側に折るコックを意識することです。
コックは体の動きはできるだけコンパクトな中で、
ヘッドをたくさん動かして
ボールを精度良く遠くまで飛ばす要にもなります。
まずはバックスイング開始で次のことを意識するだけで、
コックがちょうど良い具合に入ります。
下半身で骨盤から首の付け根である体幹を右にターンさせながら、
手元は体幹のターンでインサイドに入ることに任せて、
ヘッドを真っ直ぐに動かします。
同時にフェースを軌道の延長でボールを向いているようにすれば、
手あげによるフェースを開く動作を封印することもできます。
そして、バックスイングでコックを入れていくことができると、
ダウンスイングでもコックを上手く使って
しなりとしてのエネルギーの溜めをつくることができるようになります。
ここからはダウンスイングでコックを深くすることを中心に見てみることにします。
コックは力を抜けば入る
ところで、ダウンスイング序盤でコックを深くするためには、
力で手首を曲げる必要はありません。
ダウンスイング序盤でリラックスするだけで、勝手にコックが入ります。
手首はもちろんですが、忘れがちなのが特に左肩周りです。
コックは左肩甲骨のスライドに連動
そもそもコックは、手首を曲げるだけのことではありません。
コックは左肩甲骨のスライドに連動します。
このことを忘れていると、正しいコックを入れることはできません。
トップに向かう切り返しでは、右腕が支点となれば
バックスイングで勢いづいたヘッドが力点となり、
作用点としてグリップエンド側を肩から遠ざけてくれます。
右腕が支点として機能すれば、このテコの動きが発生します。
バックスイングでの自然なコックが要
そして、ダウンスイング序盤でコックを楽に入れるためには、
まずはバックスイングでの自然なコックが要です。
バックスイングで自ら出そうとする腕の力でクラブを持ちあげようとすると、
右腕は力で曲げることになり支点としての働きはできなくなります。
バックスイング開始から脚の動きで
腰から首の付け根である体幹を右にターンさせて、
それに腕とクラブが置いていかれないように耐えるようにします。
スタンスの幅を肩幅ぐらいに広げていれば、
右膝を伸ばしきると手元は胸の下あたりまであがります。
右脚を縦に使って伸ばして右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込めば、
体幹は前傾角度を維持して右にターンするからです。
そうすると脚の動きだけでも、かなりヘッドは勢いをつけています。
さらにそこにコックをプラスするだけで、
ヘッドはスイング中最も高い地点の手前で
シャフトは垂直ぐらいまでになります。
そこからはヘッドの勢いと、垂直を過ぎてからは
ヘッドの重さでクラブをシャフトが水平になるぐらいまでは
楽々持っていくことができます。
右腕を力で曲げようとしなくても、
脚の動きとヘッドの落下でトップは十分につくることができます。
ここで理解しづらいのは、
腕の力は入れなければクラブは動かせないという点です。
大切なのは、腕は自らこう動こうとして力を出そうとするのではなく、
下半身の動きで置いていかれないように耐える力だけを出して
ひたすら耐えるだけにすることです。
スイング中上半身で意識的に出す力は、コックを曲げる力だけです。
しかも、それは親指側に手首を曲げようとするのではなく、
右脚を伸ばしながらバックスイング序盤で
ヘッドを真っ直ぐに動かそうとする気持ちだけで十分です。
ちょっとバックスイングのお話で長くなってしまいましたが、
バックスイングで自然なコックが入り始めれば、
ダウンスイング序盤でもコックは入れやすくなります。
ダウンスイングで下半身は両脚で地面を踏もうとして、
右斜め上にあがってきたお腹が下に落ちることを意識します。
その間、手首と左肩周りをリラックスさせるだけで
コックはガッチリ入ってきます。
そのための要がバックスイングでの自然なコックです。
そして、ダウンスイング序盤で
コックをさらに深くすることができるようになると、
パワフルで正確でしかもダフリやトップが激減したショットに変貌します。
ダウンスイング序盤でのコックのメリットの理由
ダウンスイング序盤でのコックのメリットである、
パワーと正確性などの理由を見てみましょう。
コックが深くなるということは、
自ら力でクラブを振りにいっていないことになります。
さらにコックは左肩甲骨のスライドに直結していますから、
コックが入るほどしなりも多くなります。
しなり=パワーですから、
コックはパワーを出すための要となります。
また、トップはダフリそうに感じて
起きあがるなどのコントロールが入ることで、
やり過ぎてトップになりますから根本原因はダフリにあります。
そして、ダフリの1番の原因はタイミングが早すぎるリリースです。
ところがダウンスイング序盤でコックが入ることで、
クラブのリリースは遅くなります。
その結果として、ダフリにくくなります。
スイングでクラブが振られると、体の色々な部分が伸びます。
リリースが早過ぎて上半身の各パーツが伸びてから
ボールヒットに向かうと、セットアップのときよりヘッドは体から離れ、
その分ヘッドはボールの手前に入りやすくなります。
ところが上半身がしなっていれば、
それだけヘッドは体に近くなります。
ということは、ボールヒットではしなりが残って
ヘッドが体に近い状態なら、ダフリにくくなります。
コックは下半身の動きも良くする
さらに良いことにダウンスイング序盤でコックを入れようとすると、
下半身の動きも良くなります。
ダウンスイング序盤でコックを意識するだけで、
ダウンスイング序盤で腰を力で回そうとしなくなります。
腰を自ら力を出して回そうとすると、水平に回そうとするものです。
ダウンスイング序盤から腰を回そうとすると、
右膝が体の正面方向へ出る形で右膝が外を回りながら動きます。
当然、体幹の底辺である腰が水平にターンしたら、
体幹の前傾角度は狂ってしまいます。
そして、さらに悪いことに腰を水平に回すほど手元はボール方向へ出て、
地面に対して斜めになっているインパクト面に落ちにくくなります。
右膝外回りではもっと悪いことが続きます。
それは脚がパワーを出しにくい方向への使い方となって、
がんばった割にはパワー不足のスイングとなることです。
脚は骨格の方向に対して縦に伸ばそうとして
地面を踏みしめる方向へ力を発揮することで、
大きなパワーを地面に伝えることができます。
ところが右膝外回りでは脚は体の正面方向となる地面に対して
横方向の力を加えることになるため、
足元が滑りやすいばかりか脚のパワーを使いきることはできません。
コックでダウンスイングでの「間」ができる
そこでダウンスイング序盤でコックを深くしようとするだけで、
両脚で地面を踏もうとする「間」が自然にできてきます。
トップの体勢では、脚はパワーを出しにくい状態です。
トップでは背骨を中心に右にターンしているので、
重い内臓が右を向くことで体重は右脚にかなりかかっています。
要するにトップでは、片脚で立っているような状態です。
高くジャンプしたときに、片脚でジャンプする人はいません。
必ず両脚で地面をしっかり踏んで、
股関節を曲げて脚を伸ばせる体勢をつくってからジャンプします。
ゴルフでもそれと同じで、ダウンスイング序盤で
いくら下半身をがんばらせて腰を回そうとしたところで、
片脚ジャンプと同じで持っているパワーの半分も出せません。
単に体勢を崩してスイングを難しくしているだけです。
ダウンスイング序盤では、まずは両脚で地面をしっかり捉えて
パワーを出せる体勢を整えます。
さらに、手元とクラブを下に落として
インパクトの面に乗せておくコントロールを、
ヘッドスピードが遅いダウンスイング序盤で完了させたいものです。
追伸:SW15yCをご存知でない方へ
私が監修した「ショット基礎アプローチ」(SW15yC)の
入門プログラムを、このメールマガジンをお読みのあなただけに
特別価格(70%OFF)でご提供いたします。
↓
詳細はコチラをクリック!
まだこのメールマガジンをお読みになって日の浅い方は
「SW15yC」と聞いてもピンとこないかもしれません。
この教材は、そんなあなたのためのものです。
ここからなら、最安値で手に入るので、
まだ一度もご覧になったことのないあなたは
ぜひ下記をチェックしておいて下さい。
↓
詳細はコチラをクリック!
予告なく終了することがあります
では、また。