
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「ヘッドが閉じれないと飛びません」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
ヘッドをどのタイミングで閉じるかは
スイングの重要な要素であるばかりか、
その閉じ方はさらにスイングの質に大きな影響を与えます。
では、どんなタイミングで、どのようにして
ヘッドを閉じるとよいのでしょうか?
(続きはビデオにて)
ヘッドが閉じれないと飛びません
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または
)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
↓
https://g-live.info/click/omrpdf250803/
※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
先に閉じるか、後で閉じるか
多くのゴルファーではインパクト近くで
ヘッドを閉じる動きを行っています。
しかし、それはもっと早い段階である
バックスイング開始から行うと、
簡単に正しくヘッドを閉じることができます。
その理由をじっくりと見てみましょう。
そもそもヘッドを閉じなければならない理由は
そもそも、多くのゴルファーでは
バックスイングで手でクラブをあげようとして
右肘を曲げています。
ところが、肘を曲げると腕は外回転である
外旋してヘッドを開く方向に動きます。
さらに、左腕ではクラブの勢いで引っ張られると
内回転である内旋してヘッドはやっぱり開く方向へ動きます。
左腕でストレートパンチを出すとわかりますが左腕は伸ばすと内旋し、
伸ばす逆で右腕を曲げると外旋して腕全体は右に捻れてヘッドが開きます。
これらのことは気づかずにやっているために、
トップでヘッドが開いていることを意識できていないものです。
そうなると、インパクトに向かってどこかで
ヘッドを閉じなければ、ボールは狙った方向には飛びません。
ヘッドを閉じる動きの理想
そこで、ヘッドを閉じる動きの理想とは
どんな動きかを見てみましょう。
それは手首を回転させてクラブの重心と
グリップエンドを結ぶ軸に対して左回転させることです。
これをスピネーションといいます。
スピネーションならシャフトから
ヘッドの重心が離れている偏重心特性の影響を受けずに、
ヘッドの開閉を行うことができます。
しかし、多くのゴルファーではクラブの重心を引っ張れず
スピネーションできないために、ヘッドを閉じる動きとしては
アームローテーションを使っています。
その理由はヘッドを振りたいと言う気持ちと
ヘッドを閉じなければならないと言う本能からです。
アームローテーションは左腕の上に右腕を被せる動きで、
ヘッドを閉じながらヘッドを手で振ることです。
バックスイング開始から手首でヘッドを閉じる
そこで、バックスイング開始から手首をリラックスさせることで、
クラブの偏重心特性を利用してヘッドを閉じてみましょう。
そうすると、トップでヘッドが軌道を向く
インパクトに近い腕の形をつくることができて、
アームローテーションでクラブを振る動きを封印できます。
しかも、セットアップのポジションから
右手首の可動域限界までヘッドを閉じることで、
左腕の右回転を相殺してヘッドはスクエアになります。
そして、バックスイング開始から手首の力を抜くことで、
その後も手首の力を抜きやすくヘッドを走らせることに貢献できます。
さて、バックスイング開始から手首の力を抜くか、
インパクト近辺でアームローテーションするか
どちらをやりたいでしょうか。
私はヘッドを閉じる方向であるシャットあげをオススメします。
スピネーションできるための条件
そして、スピネーションでヘッドを閉じることができるためには、
それまでにグリップエンド方向に引っ張るだけの力を
使っていなければなりません。
ここで重要なのはスピネーションでの軸はシャフトではなく、
クラブの重心とグリップエンドを結ぶラインだということです。
もし、グリップに対して横方向の力を加えてクラブを振ろうとしていると、
ヘッドの重心がシャフトから離れている偏重心特性のために
ヘッドは開かされる力を受けます。
そして、クラブを振ろうとする力は一定ではないので、
ヘッドが開かされる力もどんどん変化しています。
そんな中でヘッドを正しくセットアップの向きに戻して
インパクトするコントロールはかなり難しい動きとなります。
やはりシャットあげは手首の力を抜くだけで
理想のスイングにしやすい効率的なバックスイングです。
バックスイングで手首をリラックスさせるとスピネーションしやすい
そして、バックスイングで手首をリラックスさせると
スピネーションしやすくなります。
手首の力を抜くことでグリップに対して
横方向の力を加えることができず、
グリップエンド方向へ引っ張るしかなくなるからです。
それをバックスイング開始から行えば、
トップに向かっても手首をリラックスできて
グリップエンド方向へ自然に引っ張る動きをやりやすくなります。
そして、ダウンスイング開始ではスタンスの中央へ落下する体重と
腹筋でグリップエンドを引っ張り、
右サイドでクラブがクルンと回るようにすればよいです。
右サイドでクルンと回転するヘッドがそのまま右に落下してダフらないように、
下半身でターンしてヘッドがボールのところにくるように間に合わせれば
最高のショットです。
そして、ヘッドを能力限界まで加速できるためにも、
ダウンスイングを開始したら手の動きは封印したいものです。
ヘッドを走らせる動き
また、本来はクラブの遠心力で振り子が強く振られるようにクラブを振って、
さらに遠心力の反対方向である向心力をアップさせます。
それによって、さらに振り子の動きを高速化して
ヘッドを走らせます。
向心力アップの原動力は左脚での地面の蹴りに加えて、
左肩甲骨のしなり戻りでグリップエンドを引っ張る動きです。
振り子の動きが速くなることで、
手元に対してヘッドが前に進む形でヘッドが走ります。
手元を止めるのではなく、
ヘッドが手元を追い越すように走ることで
手元が止まるぐらいの感覚になります。
このヘッドが手元を追い越す動きに対して
脚の動きでの腰から上の体幹の回転スピードが間に合うことで、
ハンドファーストでインパクトできます。
ハンドファーストということはまさにヘッドが加速中ですから、
当たり負けが少なくヘッドスピードの割に
飛距離は伸びて曲がりにくくなります。
スピネーションならまさにグリップエンド方向に引っ張っているので、
向心力を増加させることでヘッドを加速しやすくなります。
そのためにも、バックスイングで手首リラックスによって
ヘッドをあらかじめ閉じておくことは、
簡単に飛距離を伸ばすためにはかなり有利です。
では、また。
<本日のオススメ>
大森睦弘コーチ監修の
「ショット基礎アプローチ」(SW15yC)
その入門プログラムを
「70%OFF」でお試しできるのは
このメルマガをご覧のあなただけ…
・最近大森コーチのメルマガを読み始めた
・SW15yCを知っているようで、実は全く知らない
・ツアープロもやっている秘密の練習法が知りたい
そんなあなたは、コチラをクリック!
↓
詳細はコチラをクリック
本案内は予告なく終了することがあります