From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、
皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!
さて、今日は
「スコアラーさんにかけられた意外な言葉」
ということで、あなたにお話をしてみたいと思います。
前回のメルマガで、
日本オープンのお話をするとお約束しました。
ツアートーナメントですと、競技者以外の人が
スコアラーとして特定の組に付いて、
その組のスコアをチェックします。
各ホール終了後、速報本部に連絡をして、
場内の速報板やテレビ中継で使われます。
それで、出会ったスコアラーの方から
こんなふうに声をかけられました。
「いつも読んでいます」
スコアラーの方がゴルフライブの読者さんだったようで
そのような言葉をかけていただきました。
結果はよくありませんでしたが
そのように声をかけていただけて、嬉しかったです。
ありがとうございました。
さて、そんな嬉しい話もありながら、本題です。
毎年タフなセッティングの日本オープンですが
今年は例年よりも厳しいセッティングでした。
テレビでご覧になっていても、
ラフが深かったことは十分に分かって頂けたと思います。
正直、僕の力では出すのが精一杯になってしまうことも
少なくありませんでした。
「ラフに行くとボギーになってしまう」と思うと
非常にティーショットにプレッシャーがかかってきます。
あなたも左右OBのホールは固くなりますよね。
それが18H続くのです。
精神的なスタミナもかなり消耗します。
そしてラフから打つと、ネックに絡んで
フェースがかぶってしまうことが多々ありました。
腕力、握力が足りなかったという事です。
月例でハーフ3時間のラフ…
ちなみにこのラフですが、
8月くらいから伸ばし始めたそうです。
狭山GCの月例では、ロストボールの打ち直しで
ハーフで3時間くらいかかっていたらしいです。
試合中はボールの落下地点にボランティアの方がいて
見つけて旗を立ててくれます。
ですからスムーズに進行できますが
練習ラウンドでは球探しが結構大変でした。
ラフの次には、距離が長かったですね。
500Y弱のパー4のホールがいくつかありました。
プロの中では飛ばない部類に入る僕は
度々ウッドでグリーンを狙いました。
これだけウッドで打たされるコースもめったにありません。
フェアウェーウッドの精度不足でした。
フェアウェーは硬く、
いい意味でとらえると転がって距離が短くなる。
悪く考えると転がってラフに行きやすい。。。
調子の悪いときはマイナスのイメージが出てきてしまいます。
フェアウェーが硬いとターフがとりにくいので
フェースコントロールが難しくなります。
アイアンもなかなかバーディーチャンスに付けられませんでした。
改めて… 応援ありがとうございます
パッティングも速いグリーンにてこずりました。
もともと強めのタッチで打つ僕ですが、強すぎることも何度かあり、
スピードをコントロールできませんでした。
レギュラーツアーに毎週出場していた頃のようにはいきませんでした。
ここまで話していて、言い訳がましくなってしまいましたが
単純にいうと、今回難しいコースに僕自身が負けてしまった、
という事でした。
自分が試合でうまく出来なかったことを
分析、反省し練習で補っていくのがツアープロの生活です。
現在ではこうしたゴルフライブなどで活動も並行して行っていますが
レギュラーツアーに行くといつも思うのは、練習環境の良さです。
再びレギュラーツアーに毎週出られるよう
精進を続けていきます。
最後に、ゴルフライブレッスン会に参加頂いた
Yさん、Iさんは18Hついて回って応援してくれました。
お忙しい中、応援してくださったことに感謝します。
追伸
先ほど、パターのことを少し書きましたが、
すでにご存知の通り、僕の新作教材
「梶川武志のパッティングを極める」
が発売されました。
制作を担当した事務局とやりとりをしていてわかったのですが、
僕が今まで「当たり前に」やってきたことというのは
どうやらアマチュアの方々には新鮮に映るようです。
聞けば他のプロたちが言っていることとは
ちょっと話している内容が違う、とのことでした。
ともあれ、パターの上達のための知識や技術は
一通り網羅したつもりですので、興味があれば
こちらから詳細をご覧になって下さい。
↓
http://g-live.info/click/kjkp161027/
※明日11/2(水)までの期間限定だそうです
それではまた、次回も楽しみにしていてください。
ーツアープロ 梶川剛奨