2024.07.07
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「スイング省力化してヘッド激走り」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
スイング中の上半身の余計な動きのやりすぎで
スイングを難しくしているばかりか、
手打ちをやめたいと思ってもやめられず
飛距離や方向性も悪くしているゴルファーは多いです。
では、そこから抜け出すためには
どうすればよいのでしょうか?
(続きはビデオにて)
スイング省力化してヘッド激走り
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
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※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
上半身の動きだけ見るとこれが自然
そこで、誰でもクラブに対して
理想的な力を加えることができるための
上半身の一連の動きを知る必要があります。
その動きとはどんな動きで、
それはなぜ理想なのかを見てみましょう。
腕から先の究極の動き
まずは、上半身の動きを純粋にわかりやすくするために、
真っ直ぐに立ってグリップエンドがおへその高さを向くように
支えてみます。
これが手首が親指側に折れるコックが入った
セットアップでの上半身の形となります。
そこからバックスイングして
インパクトまでの一連の上半身の動きだけを抜き出して、
かなり極端にやってわかりやすく動いてみます。
まずは、脚から動いて手元を一番最後に動かすようにすると、
脚による腰から上の体幹の右ターンで上半身は伸ばされて
しなりのエネルギーをためたあとリリースされます。
そこで、右腕はクラブを支えつつも
左腕と両手首をリラックスさせていると、
体幹の右回転でクラブの重心が置いていかれます。
そうすると、コックが入った状態のまま
シャフトは手元を軸にしてワイパーのように左回転し、
手首にはしなりのエネルギーがたまります。
このときに右手でクラブを支えていると
右手を軸にして右腕は左に捻られて、ヘッドは閉じながら
グリップに左手が巻きつくように左手は手の平側に折れてきます。
同時に、ヘッドを振り出し後方へ向かって
真っ直ぐに放り投げるように勢いをつけます。
ヘッドが最も遠くまで動くと、
それまでの勢いでクラブの重心は上向きに回転してきて
ヘッドは振り出し後方を向いてきます。
そして、今度は先ほどとは逆回転である
右回転するワイパーのような動きもプラスされます。
ここでワイパーというと特別な動きのように感じられますが、
実は普通のスイングでもヘッドはボール方向から背中側へ向かって
横に動くので同じことが発生しています。
そうすると、腕全体は右に回転して左脇は開きながら、
手元も上に引っ張られてきて
左腕は両肩のラインに対して斜め上にまであがってきます。
ここで、シャフトが押してくることに対して
右手の親指側で押さえて支えるようにすると、
右手の平は振り出し後方を向いたまま
そこにある窓ガラスを拭く動きになります。
そして、クラブの重心の勢いで
ヘッドは振り出し方向へ向かって動いてくるので、
右手はさらに甲側に曲げさせられるヒンジが深くなります。
同時に左肩をリラックスさせて左の鎖骨を斜め前に出すように、
左肩甲骨を胸の方向へスライドさせるほど深いトップになります。
ダウンスイングでは手元が下に落下しながら下半身の動きで
腰から上の体幹を左回転させると、クラブの重心が置いていかれる形で
上半身のしなりがさらに深くなります。
このとき、バックスイング開始で閉じたヘッドを右手でキープした結果、
ヘッドは軌道方向を向いた状態でダウンスイングの軌道をたどりはじめます。
そして、手元の軌道の接線方向に向かって
クラブの重心をグリップエンド方向へ引っ張ります。
ところが、回転することでクラブの重心には遠心力がかかり、
クラブの重心は回転軸である体幹から離れる力を受けて
どんどん離れようとします。
それは手元を軸としてクラブが回転運動をする動きで、
それまで手元の動きに追従してきた状態から
手元を中心にする回転運動に切り替わります。
そして、腰の回転力がピークとなる
腰が左に45度程度回転したあたりで、
上半身のしなり戻りの力が最大になります。
上半身のしなり戻りでは
左肩甲骨が背骨に向かってスライドして左腕を引っ張り、
まさにクラブの重心をグリップエンド方向へ一気に引っ張る
回転運動の向心力として働きます。
その向心力のクラブの重心が動く軌道の接線方向成分が、
まさにクラブの重心を加速する力となって
その先にあるヘッドは一気に走ります。
なぜこの動きが理想なのか
ここまでの動きを大げさやってみると、
なんだか変な動きのように見えます。
しかし、体幹と右腕でクラブを支えながら
左腕と両手首の力を抜いて動けば、何かしようとしなくても
ここまで見てきた一連の動きになります。
前傾してやってみると、こんな動きになっているとは
わからないぐらいに見えます。
ここで、なぜ上半身のこの一連の動きが理想なのかというと、
それはクラブの重心と体が引っ張り合い続けた動きだからです。
しかも、トップではすでに
インパクトでの形がほぼ完成しています。
これなら、ダウンスイングでは
下半身の動きで上半身をしならせて、
そのしなり戻りに任せることに集中できます。
ここで重要なことは右腕以外は自らは力を出そうとしないで、
脚の動きによるクラブの重心の勢いに任せて
トップに向かうクラブの重心と体が引っ張り合うことです。
そして、クラブの重心をグリップエンド方向へ引っ張り続けるなら
最高の結果がついてきます。
トップまでにヘッドを閉じるメリット
実はトップまでにヘッドを軌道に対して
開いてしまう要因は多いです。
そして、トップでヘッドを開いていると、
多くの場合インパクト直前にヘッドを閉じようとして
前腕を左に捻るアームローテーションをやってしまいます。
このアームローテーションでは、
まさに手でクラブを振る動きです。
ヘッドは閉じようとすると
右腕が上で左腕は下になる形で前腕を左に捻る動きを使い、
結局のところ手打ち状態になります。
そこで、トップまでにヘッドが軌道に対して
開いていないようにすれば、
インパクトに向かって前腕を左に捻る動きを排除できます。
ヘッドを開く要因
ヘッドが開く要因は多いですが、
まずは次の5点はしっかり意識しましょう。
(1) セットアップでの左手グリップがウィークなために
遠心力で左腕が引っ張られると左腕は内側へ捻れてヘッドが開く
(2) バックスイングで右肘を曲げて手でクラブをあげると
腕を曲げると外側へ捻れやすいのでヘッドが開く
(3) ヘッドのオフセットでヘッドの重心を先行させるとヘッドが開く
(4) トップで右肘の外側を持ちあげると左手甲側へ折れてヘッドが開く
(5)トップで手元が右肩の上に来るとヘッドは開く方向へ動く
右肘を曲げる問題
ここで、バックスイングで手でクラブを
トップに持っていこうとする気持ちから、
「(2) バックスイングで右肘を曲げて手でクラブをあげる」
ケースは多いです。
バックスイングでしっかり脚を使ってクラブを動かせていないと
下半身のターン不足で上半身は苦しくなるので、
つい手でクラブを持ちあげてトップに運ぼうとするものです。
そして、腕は伸ばすと内側へ捻れますから曲げると外へ捻れるので、
右肘を曲げるに従ってヘッドは開いてきます。
バックスイングでは左脚を固めたりしないで
むしろ重りに使い左サイドを落としながら、
右膝は伸びきるまでしっかり伸ばすことで
腰を脚の可動域限界までターンさせましょう。
そうすれば、右肘を自ら出そうとする力で曲げることもなく、
脚で動いたヘッドの勢いでトップまで運ぶことができます。
そして、右肘はヘッドの勢いでシャフトに押されて
曲げさせられるだけにしましょう。
ヘッドのオフセットに従うトップ
そして、知らないうちにハマっているゴルファーも非常に多く、
ほとんどのゴルファーでは問題とも感じない怖いこと、
それは「(3) ヘッドのオフセットに従うトップ」です。
真っ直ぐに立ってクラブを左右に振ってみると、
右に振ったときにヘッドを先行させて前腕を右に捻って
ヘッドを軌道に対して開くと楽に振ることができます。
これは、振り幅はヘッドの重心の移動量で感じ、
シャフトに対してヘッドの重心は離れていて振られる方向に向かって
ヘッドを先行させるほど大きく振った気がするからです。
本来はクラブの重心を大きく動かせばよいだけなので、
ヘッドを先行させるというよりも
クラブの重心を大きく動かすことが飛距離アップに効いてきます。
そこで、右手の親指側でシャフトを支えるようにすることで
シャフトの左回転を阻止すれば、
ヘッドはダウンスイングの軌道方向を向けたトップにできます。
右腕は体幹に対してクラブが安定した動きをするためには、
セットアップでの形をできるだけキープしたスイングが大切です。
そのため、上半身では体幹と右腕は形をキープしようとする力を
入れ続けますが、左肩から左腕全体と左右両手首はリラックスさせて
脚の動きのターンで動くようにしましょう。
そのときの上半身の動きを追求すると、
今回お伝えしたような動きになります。
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