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フックを解消する2つの裏ワザ

2015.12.08
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先々週はスライスが出た時の4つの応急処置
ついてお話ししました。

とても好評だったので
今回はフックを解消する2つの裏ワザをお話します。

ある程度ゴルフが上達してくると、
フックに悩む方、多いですよね。

一度フックでつまづいてしまうと、
抜け出せなくなる矯正が難しいミスです。

そこで今日はフックが起こる原因と、
フックを解消する2つの裏ワザをご紹介します。

フックが起きる3つの原因

フックが起こる原因には、主に3つあります。

1. クラブフェースが左に向いている

フックが起きる最大の原因が、クラブフェースが左に向いていることです。

クラブフェースとボールの方向は直結してくるので、
クラブのフェースを左に向けてスイングした場合、
打球も左にフックして左へ逸れていってしまいます。

無意識にクラブフェースが左に向いている方も多くいらっしゃいます。

一度ゆっくりスイングをして、自分のクラブフェースの向きを確認して、
フェースの矯正が必要かどうか確認するようにしましょう。

2. ストロンググリップになりすぎている

「ストロンググリップ」とは、
構えた段階から自然にフェースが閉じた状態のことをいいます。

上から見た時に左手の小指が見えるほど被せて握っていると、
スイング中に手首が返りやすくなってしまい、フックボールが出やすくなってしまいます。

左手は中指までが見える程度に押さえましょう。

3. リストターンが強くなり過ぎている

リストターンが強くなり(手首を返し)過ぎて、
ボールを左に引っ張りすぎないように気をつけましょう。

フックが多い方は、一度「フォロースルーが正しく出来ているか」
「手首は折れていないか」の確認も行ってみましょう。

フックを直す2つのコツ

1. コックの角度をキープする

クラブフェースが左に向かないよう、コックの角度をキープしましょう。

アドレスで構えたコックを、バックスイングからダウンスイングに来ても、
左手首を動かす無く、小指、薬指、中指の3本指をしっかり固定して、
スイングすることを心がけて見てください。

2.左に壁があるようにイメージして重心をキープする

スイング時に左に壁をイメージして、身体の重心をキープするようにしましょう。

手首を返しすぎて、リストターンが強くなる原因は、
身体の重心が左に突っ込んでしまうことです。

この、身体が左に突っ込むことを防止するために、
スイング時に左に壁があるイメージをもって身体の重心をキープするようにしましょう。

左足をイメージの壁に沿って残し、重心をキープすることを意識してスイングをすると、
自然と手首の返りが丁度良くなります。

最大の決め手は手首とグリップ

フックは、手首とグリップが最大の決め手となります。

グリップの位置と手首の返しを十分に意識して、
フックの原因と2つのコツを活用すれば、
フックのミスは格段に少なくなります。

手首とグリップの練習をして、
次のゴルフでは、フックのミスはゼロを目指しましょう!

ミスを少なくしていくことが、スコアをアップさせる一番の近道です。

またメールします。

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ゴルフは「努力」しても無駄なのか?

2015.12.07
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「ゴルフは『努力』しても無駄なのか?」

についてお話ししたいと思います。

 「努力は報われる」

 「だからあきらめないで頑張れ」

別にスポーツに限らず、
そんな言葉が語られることが多いですよね。

ところで、ちょっと前のことになりますが、
元オリンピック選手の為末大(ためすえだい)選手が
こんなことを言っていたのをご存知でしょうか。

為末大さんの発言が炎上した理由…

以前、為末さんはネットでこんな発言をしたそうです。

> 成功者が語る事は、
> 結果を出した事に理由付けしているというのが
> 半分ぐらいだと思う。
>
> アスリートもまずその体に生まれるかどうかが99%。
> そして選ばれた人たちが努力を語る。
> やればできると成功者は言うけれど、
> できる体に生まれる事が大前提。

冒頭でもちょっと言いましたが、
いわゆる成功者と呼ばれる人というのは往々にして、

「自分が成功できたのは、
 生まれや運や才能ではなく、努力したから」

そんなふうにおっしゃる方が多いです。
もちろん、間違いなく努力もしていると思います。

ですがそこで為末さんのような「成功者」が
「努力なんかより、生まれ持った才能のほうが大事」
と言ってしまったら。。。

一般人としては、身も蓋もないわけです。

ですので、こうしたコメントに感情的に噛みつく人が出てきて
ネット上で炎上してしまうのも、無理はないのかもしれません。

才能だけでは十分ではない

陸上などは体格差が如実に出るスポーツだと思いますが、
ゴルフはどちらかというとその要素が少ないです。

ゴルフというスポーツは、努力が報われるので、
練習好きの人にとっては最高のゲームです。

もちろん、よいゴルファーの中には生まれつき
大変優れた身体能力を兼ね備えている人もいます。

ですがハッキリ言って、あまり才能のない人であっても
いいゴルファーにはなれます。

私はいつも思うのですが、いわゆる運動センスをもって
生まれた人というのは、周りが思うよりも
ゴルフにフラストレーションを感じていると思います。

それはなぜかというと、
「すぐにいい結果が出ないから」です。

そして、身体能力の高い人ほど、
早々にゴルフをやめてしまって、
別の他のことをしようとする傾向があるように感じています。

運動センスがあることが
逆に仇になってしまうというわけですね。

才能がなくてもクラチャン!?

ゴルフというのは比較的平等なスポーツだと思います。
異論反論はあるでしょうが、少なくとも私はそう思います。

あまり才能がない人であっても、
即効性を期待せずに忍耐強く練習すれば、
少しづつでも上達できます。

いつかクラブチャンピオンになる可能性だって
十分にあるのです。

PGA選手権の優勝者であり、
ライダーカップの選手でもあったジェリー・バーバーは
間違いなく忍耐派でした。

2015-1207

才能が特にあっただけではなく、
何時間も熱心に練習した人の代表的な例と言えます。

バーバーはいつか誰かに、
こんなふうに言われたのだそうです。

「(あなたは)ラッキーだね」

と。。。

それに対してバーバーはこう答えました。

「その通りだ。
 私は練習すればするほどラッキーになる」

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

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良いクラブに出会える人とは?

2015.12.06
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

「ゴルフはクラブは関係ない
 もっと上手くなるまでは、今のクラブで行きます」

よくレッスンでいただく宣言です。

しかし、それと同時に
「来週のラウンドで必ず目標スコアを達成したい」

という期待も同時に伺います。

ゴルフがスイングだけでなく
クラブによっても影響することを考えると、

もし、すぐに結果を出したいのであれば
短期的にも、長期的に見ても
クラブは無視することができません!

だから私はレッスンでは
必ずこう答えています。

「今のクラブを大切にされているのは素晴らしいと思います。

 しかし、もっとあなたにあったクラブを使えば
 苦労せずに上達することが出来ますし、
 上達スピードが2倍には上がるでしょう」

クラブの価格は関係がありません。

20年前に40万円の価値が合ったクラブセットも
今のあなたに合っていなければ、

3万円のクラブセットよりも
価値が低いかもしれません。

だから、あなたが
「今のクラブがもしかしたらあっていないかも」
という不安を抱えているなら、

それを理由にイライラしたり、
言い訳の原因にしてしまったりしたら
いい結果にはつながらないでしょう。

ですので、あなたの上達にとって
クラブをどう捉えるかは、

自分にあったクラブとは何なのか?
を勉強して、スイングと同様に
研究を続けるということです。

新しいクラブを毎シーズン買い換えたり
流行のクラブや友人が使っているドライバーを
試し打ちさせてもらって、よかったら購入する

ということではありません。

自分の身体とスイングに
どんなクラブがあっていて、

長期的に見ても良いスイングを作っていくことができる
クラブと出会えるように努力すること。

そのような方が
まさにいい結果を出せるゴルファーですね。

スコアの原因をクラブにぶつけるよりも
「どんなクラブを使っているか?」

ということまで

自分が選んだ責任がある
とかんがえられる人の方が
次のクラブ選びがもっとうまくいくと思いませんか?

もし、あなたが
なんとなくクラブを選んでしまっているのであれば

自分のクラブのスペックを知ることから始め、
どうすれば、もっと良いクラブを選べるか
考えてみてください。

これからアイアンのシャフト選びについて
参考になる情報をお伝えしますので
あなたのクラブ選びの参考にしてください。

アイアンのシャフト選びは?

アイアン以外にも言えることですが
軽すぎるクラブ、重すぎるクラブは
よくありません。

何事も、自分にあっているか?
を判断できるようになると
あなたのクラブ選びは一気に変わることでしょう。

アイアンのシャフトで言えば、
カーボンシャフトは50g前後〜
アイアンの軽量シャフトは80g前後〜
となっています。

30gしか違いませんが
これがスイングでは大きな違いになります。

特にシャフト選びで悩まれるかたは
クラブが重くなってきたり、
インパクトで肩が痛くなってきたことを理由に

カーボンシャフトを選ばれる方も多いですね。

ドライバーの重さに比例させる

あなたが、アイアンのシャフトを選ぶとき
ドライバーの重さがどうなっているか?

を基準に選ぶといいでしょう。

今のドライバーの重さが、
軽量なのか、普通なのか、重いのか。

そして、その重さを重く感じるのか?
軽く感じるのか?

クラブは、振れる限りは
重い方が飛距離も、方向性も安定します。

そのため、
アイアンのシャフトの重さを
検討するためにも、

ドライバーの振り心地と重さをまず調べて
そこから判断するのがいいでしょう。

あなたはこれがいいよ。
65歳ならこのシャフトがいいよ。

そんな風に紹介できれば一番いいですよね。

しかし、その人によって全く違ってくるのが
クラブ選びです。

店員さんやフィッターさんに任せるのではなく
自分で、いいクラブを選ぶ!

という責任を持って
研究してみてください。

他の方よりも、良いクラブに出会えますよ。

ー服部コースケ

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「体」体で打つその第一歩

2015.12.06
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「体・体で打つその第一歩」

というお話をさせていただきます。

体で打つとか言われたりすることもありますが、
どんな感じか、まずは、経験してみたいですね。

もし、あなたが、ゴルフ以外の他のスポーツでも、
体を使う感じを手に入れたことがあるとお感じなら、
それをおさらいしてみましょう。

そこで、手先でやっていたことを、
体で行う簡単な動きをやってみます。

そうしたら、ゴルフでも、体で打つということの、
本当の動きが見えてくるんです。

引き戸で体を使う

今回は普段の生活で実感できる動きを
お伝えすることにしました。

また、普段から体を使って動作することを習慣化すれば、
ゴルフでも知らないうちに体で打つことができてきます。

引き戸などをスライドさせる時の動きの例をやってみます。

一つは、腕の動きだけで引いた場合。

もう一つは、体の動きを使って引いた場合です。

ものすごく単純な例をやってみましたので、
まずは、この2つの動きを実際にやってみましょう。

2015-1206

体で引き戸を動かす方法では、次の3ステップを実行します。

(1)引き戸の左横に、引き戸の面と平行に足を並べて立ちます。

(2)足元はそのままで、体の右側にある戸に向かって、
   腰を右に45度ぐらい向けながら、左手で戸を軽く持ちます。

(3)両脚で地面を素直に踏むイメージで、両股関節を入れ、
   重心を落とします(腰を回そうとする必要はありません)。

引き戸をスライドさせる時、腕だけで引いても、
体で引いても、スライドできます。

しかし、それぞれのやりかたで、
引き戸の動きが、全く異なった動きになります。

この違いが、クラブで起きたら、
とんでもない差になると予感されます。

腕だけで引くと、ずるずると
同じぐらいの速さで引かれて止まります。

体で引くと、一瞬、溜めがあってから、
グンと加速して引かれてきて止まります。

体で引くと、楽に加速できる感じがわかります。

ここで、体で動かすコツとしては、まずは、下半身から動いて、
上半身は下半身の力を受けるだけに徹することです。

そのためには、上半身、特に左の肩と腕、手首をリラックスさせて、
自らは、力を出そうとしないようにします。

そうすると、先に動き始めた下半身と、
まだ止まっている引き戸の重さと摩擦抵抗で、腰から戸を持っている手までの間の、
左肩甲骨、左腕、左手首につながる筋肉と腱が引き伸ばされてきます。

そうです、上半身の筋肉と腱には、伸ばされることで、
ゴムのように、エネルギーが溜まってきます。

その溜まったエネルギーを解放されることで、戸が勝手に引かれてきます。

自ら動こうとする部分は、先行動作する下半身だけです。

しかも、実は、下半身は力を出すのではなく、
力を抜いて、落ちればいいのです。

戸を持つ手も、伸ばされて縮もうとする体に引っ張られて、
戸を離さないように、支えるだけです。

引っ張られて、手先が滑らないぎりぎりの力で、
戸が手の中から抜けないようにします。

これは、やってみると、な~るほど、こんな感じかとわかります。

これが、体で引き戸をスライドさせる感覚です。
絶対、やってみてくださいね。

なぜ、体で振ることが重要なのか

ゴルフでもクラブを、腕だけで動かしていると、ズルズルっと動いてしまい、
エネルギーを溜めて、それを一気に吐き出す動きにはなりません。

筋肉を自ら縮めて骨格を動かそうとする動きに比べ、筋肉と腱を伸ばしてから、
それを解放させた方が、より大きな力を出せます。

人の体には、単なるゴム以上の仕組みがあり、
単純に筋肉を縮めることで出せる力の、2倍以上の力を、
同じ筋肉から引き出すことができるポテンシャルがあります。

いずれにしても、下半身の動きで、上半身の筋肉と腱を引き伸ばし、
それを解放させるように、体を使ってクラブを振ることができたら、
楽にパワーを出せます。

引き戸でやったみたいに、ゴルフのスイングでも、エネルギーを体に一旦溜めて、
その溜めたエネルギーを一気に吐き出します。

そうすれば、クラブの先端であるヘッドは、加速しながらボールヒットできます。

遠くにボールを飛ばすためには、ミート率(ヘッドスピードに対するボール初速)
をあげることも、重要な要素です。

ミート率を良くするためには、ヘッドの芯に近いところに、
ヘッドが加速しながらヒットすることがポイントです。

ヘッドが加速しているなら、ボールに当たり負けしないで、
ボールを強く打ち抜けるばかりではありません。

ボールヒット前後で、フェースの向きはより安定し、
直進性や曲がりのコントロールがやりやすくなります。

そして、軌道に対して、フェースが真っ直ぐに当たるほど、
さらにミート率は良くなります。

また、アイアンなどで、グリーンに落ちてからずるずる転がるのではなく、
ボールにバックスピンをかけて、できるだけ早く止まるほど、
狙ったところに安全にボールを運びやすくなります。

ま、バックスピンが多すぎて、戻り過ぎるということもありますが、
一般的には、バックスピンが少なくて、苦労することの方が、多いですね。

バックスピンをたくさんかけるためにも、
加速しながらのボールヒットが重要となります。

ロフトとヘッドスピードが同じなら、
加速度が大きい状態でのボールヒットになるほど、
ボールがヘッドのフェース面でつぶれやすく、
よりしっかりヘッドの上をボールが回転して、スピンがかかります。

また、よりロフトの大きなクラブ(短いクラブ)ほど、
バックスピンは多くなります。

バックスピンで落ちてからの転がりが少なくできれば、
グリーン手前のバンカーなどに落ちないで、
かつ、グリーン奥の下りのパッティングを残すことなく、
ピンの手前にボールを置くことができます。

ですから、飛距離や方向性を確保して、やさしく安全に狙えるためには、
ヘッドが加速しながらボールに当たることは、ものすごく重要なことです。

バックスピンを多くして打てるなら、バックスピンを減らす打ち方もできます。

これって、スコアに直結することばかりですね。

引き戸の動きをゴルフにつなげる

引き戸でやった動きを、ゴルフのスイングにつなげてみます。

引き戸を振るわけではないのですが、トップでの切り返し動作のイメージと、
引き戸を引く動作を一致させてみます。

引き戸を体でスライドさせる方法では、
重力で重心を落とす両股関節を入れる動きで、何も力を加えてようとしなければ、
骨格の構造で、骨盤は左に回転します。

ところが、引き戸の重さとスライドする摩擦力で、
少しの時間、引き戸が動かない時間ができます。

そうすると、骨盤につながった体幹が左にターンする動きで、
戸と下半身の間にある上半身の中の、特に左肩甲骨が体の正面方向へスライドされ、
左肩甲骨の後ろ側の筋肉と腱は引き伸ばされます。

左肩から手首にかけて、リラクスさせておくほど、
この「間」ともいえる時間の流れの中で、左肩甲骨は
体の正面方向へのスライド量は大きくなり、より多くのエネルギーが溜められます。

同じ力で伸ばすなら、たくさん伸びた方が、より多くのエネルギーを蓄積できるのです。

地面を両足で踏もうとして、両股関節を入れるだけで、
右に45度向いていた腰は、自動的に左回転し、正面を向くこの動きは、
下半身にとって、ものすごく重要です。

ゴルフのスイングでも、トップからの切り返しで、
下半身がこのように動くことができると、上半身は素直に引っ張られてきて、
下半身とクラブの間にはさまれた上半身に、エネルギーを楽に溜め始めることができます。

あなたご自身から、上半身の筋力を使って、上半身をねじるような動きをしなくても、
下半身の動きで上半身にエネルギーが蓄積されます。

クラブも引き戸と同じで、重さがあります。

さらには、クラブはバックスイングで右回転しています。

引き戸の摩擦抵抗の代わりに、このクラブがまだトップに向かっている最中に、
下半身の先行動作をすれば、さらに強力にクラブの重さを利用して、
下半身とクラブの真逆方向の動きで、その間にある上半身、
特に左肩甲骨の後ろ側が引き伸ばされます。

さらに引き伸ばされることを実感するために

引き戸の運動で、さらに、左肩甲骨の後ろが引き伸ばされて、
その長さが戻ろうとする力で戸を閉めることをやりたければ、次のことを強調します。

肩と手首を出来る限りリラックスさせて、重心を落とす速さを、
自由落下並に早くします。

この時、思った以上のパワーが出て、戸は結構素早くスライドするので、
右膝を前に出すように腰を落としてしまうと、
右膝に戸がぶち当たるので注意してください。

ようするに、両足の力を抜いて、
下にちょっとだけ落ちることを邪魔しないようにしてみるだけです。

そうすると、速くなった腰の落下速度で、上半身の左肩甲骨の後ろや左腕が、
より速く大きく引き伸ばされます。

その結果、さらに大きなエネルギーが上半身に蓄積され、
引き戸のスライドは、さらにスピードアップします。

しかも、単に下半身の力を一旦抜いて、重力をたくさん使っただけですので、
楽に、高速に引き戸をスライドできますね。

下半身すら自らは力を足していないで、
無駄に地面を支えていた力を抜いただけです。

この腕だけで動かそうとした場合と、
体と重力を利用した場合の違い、すごいですね。

ゴルフのダウンスイングでの体の使い方のキーポイントが、
この両股関節を入れながら、重心を落とす動作です。

実際のショットで、ちょっとだけでも、この下半身から先行して、
重力と下半身を使って上半身にエネルギーを溜める感じが出せたら最高です。

クラブではなく、引き戸が相手なら、
ちょっと極端にやってみることも簡単ですね。

実際のショットでは、ほんの少し両股関節が入る感じで重心を落とすようにして、
両脚で地面を踏める体勢をつくろうとするだけでいいです。

このダウンスイングでの「間」ができたら、クラブが胸から下、
さらには腰から下に降りてきてからは、もっとすごいことが起きます。

なんせ、クラブが胸から下に降りてきた頃には、
ダウンで少しおとなしくしていて、しかも重力によるエネルギーを溜めてきた下半身を、
いよいよお目一杯爆発させることになるのですから。

ま、ここまでは、敵を前にした剣士のような、リラックスはしているけれど、
緩んでいるのではなく、全身に張りがあり、エネルギーが溜まり始めている状態ですね。

まずは、ダウンスイングの出だし、まさに、切り返しの部分の感じをつかむことが、
ボールヒットに向かってのすごい事への第一歩となります。

では、また。

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自分のイメージ通りのスイング、出来てる?

2015.12.05
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて今日は、

 「自分のイメージ通りのスイング、出来てる?」

についてお話ししたいと思います。

自分のイメージと動きが一致していれば、
あなたはかなりのレベルに達しているはずです。

でも、そのへんのイメージが一致している感じが
あまりないとしたら。。。(汗)

練習が必要です!(キッパリ)

あ、そういえば先日、
レッスンでこんなことがあったんです。。。

ビジネスゾーンレッスン会にて。。。

ビジネスゾーンをマスターする、
レッスン会を、小原プロ、宮本プロと行いました。

平日にもかかわらず、
本当に多くの方にご参加いただいたんですが、
(どうもありがとうございます!)

そこでちょっと衝撃的なことがあったんです。

お話を聞いていると、たいていの参加者の方は、
小原プロのビジネスゾーンの教材を
買って練習をしていたといいます。

みなさん、本当に一生けんめいです!^^

で、もちろんみなさん、DVDを見ながら
練習をしていらっしゃるんですが、

 「あれ、ビジネスゾーンを
  やっていただいているのに、なんか違う。。。」

もちろん、細かいところでは足の幅が違うとか、
グリップがウィークっぽいとかはあったんですが、

そんなことよりもっと大きな違いだったんです。
それは何かといいますと。。。

振り幅が大きい!

はい、みなさん圧倒的に違ったのが振り幅です。

みなさん、けっこう大きいです!

人によっては、
肩から肩ぐらいまで行っている人も。。。

前回は映像を見せたりはあまりしませんでしたが、
ビジネスゾーンの振り幅は、コレぐらいですよ~♪

(↓コレ)

b-zone

でも、参加されたほとんどが、小原プロのビジネスゾーンを
「こういう感じだろうな」という感じで自主練をされていて。。。

本当に素晴らしいと、思いました!^^

で、ビジネスゾーンのレッスンで一番
おっしゃってくださるのが、この言葉なんです。

 「こんなに辛いんだ。。。」

 「こんなに違和感ありまくりなんだ。。。」

これについては、ほぼ100%同じ回答です。

「アドレスだけで、こんな苦しいなんて。。。」

そうなんです。

ちゃんとアドレスをしていると、
体勢として、腰のところが苦しいはずなんです。

参加された方はみなさん、
いい姿勢をずっとキープしないといけないのが
相当辛かった様子でした。

アドレスがどちらかというと猫背になっていて
みなさん起き上がってきてしまうんですね。

このビジネスゾーンでのスイングは、
股関節から前傾するというのが大事なポイントです。

ですが、辛いと感じる人は、
普段から股関節から前傾できていないんですね。

みなさん、お腹からお腹を折ってしまっています。

もちろん、お腹のほうが身体を折りやすいので、
比較的、楽な体勢です。

しかも前傾している雰囲気は出せます。

でも、このへんのアドレスのイメージが変わると、
あなたのゴルフは間違いなく、変わります!

もしあなたが、小原プロのビジネスゾーンの教材を
お持ちなのであれば、まずは、このイメージで
身体が動かせているか、チェックしてみてください。

もし、

 「ええー、こんな体勢なの!?」

って思えたら、きっとあなたのスイングは変わりますよ~♪( ´▽`)

以上、少しでも参考になれば嬉しいです!

それでは、今日も楽しいゴルフを!

<本日のオススメ>
飛距離を伸ばすのに

・スイングをイチからマスターしようとする必要はありません。
・「自分のスイングのどこがいけないのか?」
 と考える必要もありません。
・多くの時間や大金を使う必要もありません。

日本中に多くの飛ばし屋ゴルファーを生み出した、
3ステップ・ドリルとは?

http://g-live.info/click/7hsp/

※12/7(月)までの期間限定です。

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