From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
今日なんですが、あなたに
「あなたのそのクラブ、軽すぎかもですよ」
という話をさせていただきます。
さて、こんなご質問をいただきました。
> 自分にとって軽い・柔らかいクラブが
> 良いのか悪いのか(合っていない)迷っています。
>
> よく、自分が振り切れる重い重量が良いとの話を
> 聞きますがいまいち理解できません。
はい、これについてはそもそも。。。
実際にどの重量のクラブを試打しているか?
このようにおっしゃるお客様というのはたいてい
そもそも「重たいクラブ」を打ったことがない
ということが多いのかなと思っています。
どういうことかというと、
実際に「適正」と考えられる重さのクラブで試打したことがない
(=適正の重さより軽いレベルまででしか試打をしたことがない)
つまり「適正重量まで行ききらない試打」しか
したことがないのであれば、
「しっくり来る」はずがないのは当然のことといえば当然で。。。
少し意地悪な言い方ですが、
「1グラム重たい」のも、言葉にすれば「重たい」ですし、
極端に言ったら、「100グラム重たい」のも
同じ「重たい」という部類に入ります。
その中にあって、
・自分にとって一番良い「重さ」を見つけること
・そのためには(当然のことながら)
適切な重量を知るために「振れる重量の限界」を知ること
・その重さの広いレンジの中で、
最適な重さをしっかり見極めること
これらが重要になってくるというわけです。
適切な重さを知る「基準」
しかも、今回ご質問をいただいたお客様の年齢(68歳)を考えると、
おそらくゴルフショップに普通に入って
「クラブを探しています」
と店員さんに伝えた場合、
いわゆるパッと見た感じの印象だけで
シニア向けコーナー
に「こちらですよ~」と連れて行かれてしまったら。。。
軽い柔らかいクラブだけを勧められて、
他の様々な選択肢(重さ)のクラブを振ってみる機会すら
なくなるわけですから。
「試打」をしているといっても、
実際のところは試打をしていないのと同じです。
そんなこともあって、こうした重さを
ゴルファー自身で理解して決めるというのは。。。
実のところ、やはりなかなか難しいかもしれません。
年齢や性別は…
ちなみに、そうした現実は横に置いておくとして
適切な重さを知る大まかな「基準」としては、
ヘッドスピードが高いところで安定している
自分たちがフィッティングをする際には、
そこを見るポイントにしています。
(これにはもちろん、ヘッドスピードが測れる機械が必要ですが)
そして、以前にもお伝えしましたが
自分たちがフィッティングする場合は。。。
年齢や性別は、まず一度置いて考える
ようにしています。
確かに実年齢のことは考慮したくなるんですけれども
その人個人、パーソナルな部分によって
どのぐらいの重さが振りきれるのかは、異なってきます。
ですので、年齢というものをあまり判断材料にはせずに
自分に合ったものを選んでいただくのが
一番よいだろうというのが、基本のスタンスです。
男性でも女性より力が無い方もいらっしゃるかもしれませんし、
(実際、女性でも男性よりも力がある方もいらっしゃいます)
その人の実際の個人の能力としてどうか、ということを
先入観なしに見たほうが、最終的にクラブ選びはうまくいきます。
それを単純に「性別」だ「年齢」だって言って
分けてしまうっていうのは。。。
ちょっとナンセンスかなと、正直思います。
追伸
ということで、今日の話の一部は
以下の「ラジオ」の中でお話ししています。
最近はちょっとした「ラジオ風」にしていますので、
どうぞお楽しみください。
(音が小さいと感じる方はボリュームを上げてお聞き下さい)
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
それでは、また次回。
徳嵩力一
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