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100切りを左右する考え方

2025.11.05
kondo2

From:近藤雅彦
神田のカフェより、、、

おはようございます!
近藤です。

 
突然ですが、質問です。

あなたはセカンドショット、
もしくはロングホールのサードショットなど
グリーンが射程範囲に入ったときに

「グリーンを狙う」「安全に刻む」か――
どんな基準で判断していますか?

実は、この選択ひとつでスコアが5打以上も変わることがあります。

 
今日はそんな、
“スイングスキル以外でスコアを稼ぐ”ための、
マネジメント思考
のお話をしていきます。

 
特に、100切りを目指す方に
気にしてほしいのが…

100切りには「ボギーオン率」が大切

スコアの安定を測るうえで、
100切りを目指すなら、パーオン率だけでなく
“ボギーオン率”を意識してください。

100切を目標とするなら、
ボギーオン以下でグリーンに乗せるのが
13~14ホール(約75%)キープが理想です。

 
では、このボギーオン率を意識することで
何が変わるのかというと・・・

1.ティーショットが「ドライバー最優先」でなくなる
2.ハザードやペナルティのリスク回避が安全になる
3.アプローチの“ピン狙い”によるプレッシャーが減る

 
たとえば、ティーショットでも
フェアウェイが狭かったり、ドッグレッグしていたりして、
狙える場所が限られている場面もありますよね。

パーオンを狙うためには、そうした場面でも
ドライバーで距離を稼ぐ必要が出てきます。

 
しかし、ボギーオンを目標にしていれば、
無理せず安全性の高い番手で刻む判断がしやすくなります。

 
また、コース途中にバンカーや池、OBがある場合も、
パーオン狙いより「1打余裕がある」と思えるだけで、
リスクを避けた番手選択で、力みを減らして
リラックスしたショットで安全を確保できます。

 
さらに、パーオンだけを意識しすぎると
多少距離が残っていても無理にグリーンを狙いがち。

 
ボギーオンを許容範囲に入れておけば、
その場のライや風などを見ながら、
安全に刻むという選択肢を自然に取れるようになります。

グリーンからの逆算が基本

実際にどのようにマネジメントを考えれば良いのか?
基本のセオリーは、

「ティーグラウンドからではなく、グリーンから逆算する」
ということです。

たとえば――

・ピンの位置はどこか?
・その位置に打つには、セカンド・サードでどのクラブを使うのが確率が良いか?
・そのセカンド地点に運ぶには、ティーショットで何を使うべきか?

 
このように逆算思考で組み立てることで、
無理のない安全なルートが見えてきます。

さらに、自分の得意な距離・クラブを中心に組み立てることも大切です。

たとえば――
「80ヤードは得意だけど、30〜40ヤードは不安」
という場合、あえて飛ぶクラブを避けて、
得意な距離を残すように設計する。

これだけでも、セカンド・サードショットの安定感がぐっと上がります。

グリーン周りでのマネジメントも忘れずに

アプローチの場面でも、
ピンだけを常に狙って打っている方もいますが、

・ピンのすぐ近くにバンカーがある
・極端に手前や奥にカップが切られている

こうした場面では、ピンを狙うほどミスの許容度が狭くなります。

 
そんなときは、思い切って少しハードルを下げて
「グリーンオンを及第点」と考えて、
グリーンセンターを狙うだけでも
大きなミスを確実に減らすことができます。

 
プロでも100%ベストショットは打てません。

だからこそ、いかにミスの確率を減らすか、
ミスの影響を小さくするかがスコアメイクのカギです。

同じスイングスキルでも、マネジメント次第で
スコアは急激に変わります。

ぜひ、次のラウンドはボギーオン率も意識して、
100切りに臨んでみてください。

近藤

  

<本日のオススメ>

今日の話でもお伝えしたように、
スコアアップのカギは、スイング技術だけではありません。

考え方ひとつでスコアが劇的に変わる・・・
それを体系的にまとめた一冊があります。

それが、森崎プロによる著書
『ゴルフのマネジメント ~基本と原則~』 です。

 
この本には、今回触れた「逆算思考」や
「グリーン狙いの考え方」など、
スコアを安定させるための“本質的な戦略”が
実践しやすく整理されています。

 
単に「安全策を取れ」という話ではなく、
“攻めるためのマネジメント”をどう構築するかを、
具体的なシーン別に解説してくれているのが特徴です。

・100切りを安定させたい方
・90台から抜け出せずに悩んでいる方
・ショットは悪くないのにスコアが伸びない方

こうした方にとって、この一冊はまさに“攻略マニュアル”。

 
マネジメント力は、一度身につければ一生モノのスキルです。
だからこそ、早いうちに正しい考え方を身につけておくことが、
後々の上達スピードを大きく変えます。

現在、増刷を記念して特別特典付きで販売中。
ぜひ、この機会にチェックしてみてください。

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知ってた?間違いだらけのパター上達ドリル

2025.11.04
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「知ってた?間違いだらけのパター上達ドリル」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

アマチュアの方は、あまり深く考えないで
やっていらっしゃるのかもしれませんが。。。

ここでお話しすることを知っているかいないかで
あなたのパッティングそして
もちろんスコアも、大きく変わってきます。

前回のメールマガジンで

ショートパットが入らないとお悩みの方が
やるべきドリルをご紹介しましたが、
 

たった1m少しのパットをよく外すあなたへ

https://g-live.info/click/251030_nikkan/

 

パターのドリル、練習をするうえで
知っておいてほしいことがあります。
 

それは、
 

 練習をする距離にも意味がある
 

ということです。
 

どういうことかというと、たとえばプロの場合ですと
 

◇7~10mの練習

 これぐらいの距離ですと、入れることよりも
 タッチ(距離感)を磨くことが目的になります。
 

◇4~6mの練習

 個人差はありますが、これぐらいの距離というのは
 ゴルファーがもっとも気持ちよく打てる距離であると
 言われています。

 ですので、この距離を練習することで
 自分のリズムを良くしたり、正確なラインを読むことを
 練習のテーマにするといいですね。
 

◇2~3mの練習

 プロはこの2~3mをよく練習します。
 そのくらいの距離が残りやすいからですね。

 つまりプロにとっては、
 バーディを取るための練習と考えてよいでしょう。

アマチュアの方は、1mではなく…

そして、
 

◇1m以内の練習

 最後は1m以内ですが。。。これはプロにとっては
 確実に入れることが目的です。
 

プロは1mですが、アマチュアの方であれば
前回もお伝えしたように、絶対に入る30~40cmから
練習を始めて欲しいんですね。
 

練習方法としては、
以前にフィル・ミケルソンの練習として
ご紹介したこともある方法がおすすめで、
 

超有名…知ってる?ミケルソンのこのドリル

https://g-live.info/click/240123_nikkan/

 

 1.グリーンのカップの周りをグルっと一周するように
   ボールを置いていきます。
  (ボールは8、10、12個。。。いくつ置いても構いません)

 2.そのボールを順番にリズムよく
   1球ずつカップインさせていきます。

 3.30球連続して入れるまで続けます。
 

ミケルソンの場合は、これを試合の朝に
距離は1mで、10個×10周。。。
 

100球入るまで、やめないんですね。
 

外れたら、やり直しです。
 

これを見た片山晋呉プロも
真似して行うようになって、
おそらく今でもやっていると思います。

やるときに気をつけるべきこと

ですがアマチュアの方であれば
30~40cmの距離を、30球でOKです。
 

ですがその時に、以下のことに気をつけて下さい。
 

 ①アドレスでフェースが目標に対してスクエアに向いているのか?

 ②ラインに対してスクエアに立てているのか?

 ③ストレートな軌道でストロークできているのか?

 ④スクエアなフェース向きでインパクトできているのか?

 ⑤ボールを芯でとらえているか
 

これらのことをチェックしながら、やることが大切です。
 

こんな30~40cmの短い距離であっても
いろいろなラインから30球連続して
入れようとすれば。。。
 

ご想像の通り、意外とプレッシャーが
かかってくるはずです。
 

そしてそれが30球入ったら、10cmずつでいいので
距離を少しずつ伸ばしてみましょう。
 

もちろん、ショートパットの練習は
確実に入れることが目的ですから。。。
 

外れたら、やり直しです。
 

ですがこれこそが、本当の意味での
ショートパットが上手くなるための練習なんですね。
 

ちなみに、悪いイメージを消し去って
いいイメージを作るためには
1回の失敗に対して、3回の成功が必要
だそうです。
 

あのジャンボ尾崎さんも
1回ミスパットをしたら、3回カップインさせるまで
練習をやめなかったと言います。
 

言うまでもないことですが、
300ヤードも30cmも、同じ1打です。
 

 「短い距離を外して、優勝を逃した」
 

そんなプロの例は、数えきれません。
 

ですので、短い距離は確実に入れること。
 

そのためのイメージを普段から作っておくこと。
 

短いから適当でいい、ではなくて
短いからこそ、魂を込めて打って欲しい。。。
 

本気で、そう思います。
 

ぜひ、お試し下さい。

追伸:パター上達プログラム… 読者限定で一日だけ延長

私が作ったパター上達プログラム

永久不滅のパッティングバイブル
 

tkspec
 

昨日いっぱいの期限だったのですが
このメールマガジンをお読みのあなただけに
一日だけ期間を延長します。
 

事務局に伝えておいて
本日までは申し込めるようにしておきますので
見逃していた人はお早めにどうぞ。
 

今回、メールマガジンでお話ししたような話だけでなく
パターが本当に入るようになるノウハウを
ギューッと凝縮
して、お伝えしています。

またこのプログラムの中では、マスターズチャンプが
パターイップスを解消したドリルなども
紹介しています。

もしまだチェックしていないのであれば
ご覧になっておいてください。

永久不滅のパッティングバイブル
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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ミート率を下げる膝のクセ

2025.11.03
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
いよいよ11月に入り、
早朝は冬の気配を感じますね。

 
この時期になると、
寒さから体が少し硬くなりやすく、

 
「最近、ダフリが増えた」
「トップが止まらない」

 
といった相談が一気に増えてきます。

 
この季節の変わり目、
寒さで体が縮こまり下半身の動きが硬くなると、

 
スイング中に膝が伸び縮みしてしまい
そのわずかな動きによって、

 
ミート率を大きく下げ、
ミスを誘発してしまうんです。

ミスを引き起こす上下動

ボールを芯でとらえられないとき
原因は「頭の上下動」と思われるかもしれませんが、
「膝の動き」に原因が隠されている可能性があります。

 
バックスイングで膝が浮いたり、
切り返しで沈み込んだりすると、
クラブヘッドが毎回違う高さを通ってしまいます。

 
すると、ほんの数ミリのズレで
ナイスショットとミスショットが
生まれてしまうんです。

 
そこで対策として意識してほしいのが、
「膝の高さを揃える」ということ。

 
特に、アドレス時の脛の角度が
ポイントになります。

ポイントは“脛の垂直ライン”

 
アドレスのとき、
膝から下の脛のラインを
地面に対して垂直に立てるよう意識してください。

 
膝が伸びすぎていても、
曲がりすぎていてもNGです。

 
どちらもスイング中に
膝が勝手に伸び縮みしてしまい、

 
結果的に頭の高さが
ブレてしまう原因になります。

 
目安としては、

 
・脛は地面に対して垂直
・太ももは軽く前傾
・背中はまっすぐ

 
この姿勢が取れると、
クラブが自然に“同じ高さ”を通るようになり、
芯に当たる確率がぐっと上がります。

バックスイングとフォロー

スイング中に意識してほしいのは、
バックスイングでは右膝の裏の角度をキープすること。

 
そしてフォロースルーでは、
左膝の裏の角度を保つことです。

 
この2つを意識するだけで、
スイング中の上下動はかなり抑えられます。

 
それに加えて、冬に向けて体が冷えやすい時期ですから、
膝や太ももの柔軟性を保つ軽いストレッチをしておくと、
動きがスムーズになり、ショットの安定感も増します。

 
寒い季節は、体の小さな動きのズレが
ミスショットを何倍にも増幅させます。

 
でも、膝の角度をキープするだけで、
スイングの安定感は見違えるように変わります。

 
もし最近、「ダフリが止まらない」
「トップが多い」と感じているなら、
ぜひ、次の練習で膝を意識してみてください。

 
上下動が抑えられ、ミート率がグッと上がるはずです。

 
秋から冬へと季節の移り替わるこれからの時期も、
寒さに負けずゴルフを楽しみましょうね。

 
 

<本日のおすすめ>

年齢による衰えを感じている、、、

はたまた、以前は100を切っていたけれど、
最近は思うようなスコアが出ていない、、、

そして、

今まで100を切ったことがなくても、
「死ぬまでに一度は100を切りたい」と願い
ゴルフ取り組まれているのであれば、、、

これは、そんなゴルフ上達に熱心な
あなたのためのものです。

ここではこれまの飛ばしのメソッドとは
全く違う視点から、

シニアゴルファーに特化した
飛距離を伸ばす方法をお伝えしています。

シニアゴルファーに特化した飛距離を伸ばし
スコアを縮める方法とは…?

https://g-live.info/click/nentyan_hs2510/

 

 

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【ビデオ】右脇締めろは百害あって一利なし

2025.11.02
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「右脇締めろは百害あって一利なし」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

トップで右脇を力で締めて、
右肘が浮かないようにしていませんか?

「脇を締めなさい」は
しばしば指導でも言われることですが、

トップでそれをやってしまうと
スイングの問題の根本原因の呪縛から逃れられないばかりか、
右肩や右肘への負担も多くなって怪我しやすくなります。

(続きはビデオにて)

右脇締めろは百害あって一利なし


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf251102/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

右肘は浮かす

では、トップで右腕はどのようにするとよいのでしょうか。

トップに向かって右腕でクラブを支えながらも、
右腕が上下する動きは邪魔しないようにします。

これさえ守れば、スイング全体は劇的によい方向に向かい、
飛距離は伸びて不意の曲がりも減らせます。

ここで最悪な動きは、右肘を曲げて
クラブを手であげようとする動きです。

しかも、この動きに気づいているゴルファーは
非常に少ないことが現状です。

さらに、トップ近くでシャフトが水平のときに
シャフトが打ち出し方向の右を向くシャフトクロスを嫌がって、
トップで右脇を力で締めている場合もあります。

そして、実は右脇を締めるほど、
右肘を曲げる動きは大きくなって悪循環となります。

トップで右脇を締める動きの問題の全体像

そこで、トップで右脇を締める動きの問題の
全体像を見てみましょう。

高いトップをつくってボールを飛ばそうとすると、
トップ近くで右肘の外側を上にあげる動きを誘発して
右肘は体の右外に外れるようになります。

そうすると、トップで右腕は
左手を甲側へ折る方向へ押すことになって、ヘッドは開きます。

そして、トップ近くでシャフトが水平のときに
シャフトが打ち出し方向の右を向くシャフトクロスでは、
ダウンスイングでヘッドはアウトから入りやすいなどの問題を発生させます。

本来はレイドオフである
シャフトが打ち出し方向の左を向いているぐらいのほうが、
ダウンスイングですんなりインサイド寄りからヘッドを入れやすいです。

そのため、スイングでの無駄な動きを減らして
安定したショットを打てるようになるために、
右脇を力で締めて極端なシャフトクロスをしないように言われたりします。

右脇を締める弊害

ところが、トップで右脇を締めることは
一見ボールは曲がりにくくなったとしても、
さまざまな問題を発生させます。

第一に飛距離が出せなくなります。

不意な曲がりを減らしながらも飛距離を出すために大切なことは、
右腕でクラブをしっかり支えることにあります。

ところが、右脇を締めようとすると、
右肘を曲げなければクラブはあがってくれません。

そうなると、まさに手あげである右肘を曲げる動作で
トップをつくることになります。

そして、右肘を曲げるほど手元は体に近くなり、
まさにスイングアークとしてのクラブが辿る軌道が小さくなります。

ダウンスイング序盤でクラブ全体のスピードをアップさせるほど
楽に飛距離を伸ばせますから、
まさに右肘を曲げる動きでは飛距離を伸ばせません。

さらに、右腕がクラブを支えることは
飛距離アップにとって重要です。

右腕が支えとなっていることで
クラブの勢いでグリップエンドが左肩から離れ、
左腕を引っ張ることで左肩甲骨周りをしならせることができます。

ここで、右腕を曲げるとか右脇を締めようとするほど
右腕は支えとして弱くなることで、
左肩甲骨をスライドさせてくれなくなってしなり不足になります。

右肩への負担

また、本来は ダウンスイング序盤では右上腕の内旋動作で手元を加速し、
グリップエンド方向にクラブの重心を引っ張ることで
クラブ全体をスピードアップします。

この腕の内旋動作では右脇は空いているほど
右肘への負担は少なくなります。

右脇を絞めている状態で内旋でパワーをかけることは、
右肩への無理な負担増となって
故障の原因になりますから注意しましょう。

バックスイングで脚の動きでクラブに勢いをつけて、
その勢いを殺さないように右脇も楽に空けて
理想のトップでボールを楽に飛ばしたいものです。

左手甲側へ折るとヘッドが開く

また、手首はクラブなどで引っ張られている状態だと、
左手甲側へ折れるとヘッドは開きます。

これは、手首が引っ張られていない状態なら
左手甲側へ折っても手は開かずにいますが、
手首が引っ張られていると親指を軸に回転しやすくなるからです。

手元は体から離すほど飛距離は伸ばしやすい

そして、手元のスピードを見ると、飛距離が出るゴルファーほど
ダウンスイング序盤で手元を加速させています。

インパクト近辺での手元のスピードは
10m/sぐらいでそれほど大きくありませんが、
ダウンスイング開始でのクラブ全体のスピードアップが飛距離に直結します。

そのためには、 ダウンスイング序盤での動きが
飛距離にとって重要です。

そして、ダウンスイング開始で手元を加速できるためには、
右上腕の内旋動作や右肩甲骨のしなり戻りが効果的です。

また、体重と腹筋でグリップエンドを引っ張ることで
クラブ全体を爆発的に加速できます。

クラブをリリースする手首の角度が大きくなる動きでは、
手元から遠いクラブの重心を動かすことには力がいります。

しかし、クラブの重心をグリップエンド方向へ引っ張るなら
もっと楽です。

そして、同じ体の回転速度なら手元は体から離れているほど
手元の速度は大きくできますから、右脇を締めたりして
右肘を曲げることは飛距離にとってマイナスとなります。

右脇は空けて右腕はなるだけ伸びた状態で、
手首の力を抜いて手元の軌道方向へクラブ全体を引っ張るようにしましょう。

右手の向き

ここで、ダウンスイング序盤で
クラブをボールのイメージで加速することも
楽にクラブを加速できるために重要です。

ボールを投げるときには
右手は甲側へ折れている状態でボールを加速しています。

右手の小指側を先頭にはしていません。

その最大の理由は手首の可動域にあります。

手首を親指側に曲げる橈屈(とうくつ)の可動域は
だいたい25度ですが、
甲側へ折る背屈可動域はほぼ70度あります。

それなら、右手を甲側へ折ることで
手首がリリースされるときの動きを大きくできて、
クラブもそれに連動してヘッドは大きく加速できます。

左手で言うなら手の平側へ折れる掌屈させることになります。

そうすると、右上腕内旋でクラブ全体をボールのように扱って
加速するときの手首の折れる方向の理想が見えてきます。

左手掌屈状態なら手首は深く折れやすく、
クラブ全体をグリップエンド方向へ引っ張りやすくなります。

右腕はセットアップでの形をできるだけ変えないイメージですが、
右肩周りは自由に動かし、手首をしなやかに使ったダウンスイングで
ボールを遠くまで安定して飛ばしましょう。

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では、また。
 

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【ビデオ】飛距離の出るバックスイングとは?

2025.11.01
hattori

From:服部コースケ
沖縄の自宅より、、、

おはようございます。
服部コースケです。

飛距離を伸ばしたいとき、
ついこんな風に思っていませんか?

「ボールを強く打たなきゃ!」

「速くクラブを振らなきゃ!」

確かに、
インパクトゾーンで速く・強く振ることは大切です。

でも実は、
もっと重要なのはバックスイングです。

正しい形でバックスイングを作ることができれば、
身体のパワーをしっかり溜めこむことができ、
結果的にクラブスピードが自然と上がります。

今日は飛距離アップに繋がる
バックスイングについてお伝えしていきたいと思います。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

プロのバックスイングは
なぜコンパクトなのか?

バックスイングは飛距離アップには
重要なファクターです。

大きくバックスイングを作れた方が、
インパクトまでの「助走距離「」が長くなり、
クラブをより速く加速させることができます。

しかしながら、
プロのバックスイングはコンパクトなのに
あれだけの飛距離を出しています。

なぜでしょう?

それは、

プロたちは、

・体が強く体感が強く、
・動作の再現性が高い。

からです。

ですが、アマチュアが同じように
小さなバックスイングをマネしても、
パワーをためきれずに飛距離を失ってしまうケースが多いです。

特に男性は年齢とともに柔軟性が低下するので、
なるべく大きなトップスイングを
私はおすすめします。

飛距離にお悩みの方は、
今回のワンポイントレッスン動画を見ていただき、
ぜひご自身のスイングを確認してみてください。

<本日のオススメ>

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どうぞお見逃しなく!

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本日も最後までご購読いただきありがとうございました。

服部コースケ

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