From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
今日なんですが、
「ウェッジ、何本バッグに入ってる?」
ということで、あなたにお話ししたいと思います。
100ヤード以内があまり得意ではないという人、
実はこのメールを読むだけで、その苦手意識が
なくなってしまうかもしれません。
それぐらいのインパクトのある内容が、
今回お話しすることには含まれています。
ところで、タイトルでも伝えた最初の質問ですが、
あなたのバッグに「ウェッジ」は何本入っていますか?
100ヤード以内でミスが出る
私は生徒さんのフィッティングをする際には
細かいところまでカウンセリングをすることと、
実際にお客さんが打つところを確認させていただいています。
そうしないと、本当にその人に合ったフィッテイングを
することはできないと感じています。
ちなみに数カ月前、フィッティングのお客さんとのやりとりで、
こんなことがありました。
(ちなみに、男性で50代。スコアは100前後で回る方です)
徳嵩 「今、お悩みのことはありますか」
お客様「一番の悩みは、100ヤード以内のショットで
ミスショットがよく出ることですかね。
トップボールが多いですが、ダフリも出ます」
徳嵩 「そうですか。
今日、クラブを持ってきていただいていますけど、
100ヤード以内はウェッジを使いますよね」
お客様「はい」
徳嵩 「ウェッジは何本入ってますか?」
お客様「3本ですね。
PW、AW、SWの3本です」
徳嵩 「なるほど。ちょっと拝見しますね。。。
PWは、お持ちの5~9番アイアンと同じメーカーですね。
AWとSWは、、、別のメーカーさんですか」
お客様「ええ、そうですね。
AWとSWはショップの定員さんに勧められて、
別のメーカーのものを買って使っています」
徳嵩 「そうなんですね。。。
ところで、このPW、AW、SWの3本のロフト角って、
それぞれ何度かって、把握していますか?」
お客様「確か、AWは52度で、SWが56度だったと思いますけど、
PWは、、、ちょっとわからないですね」
徳嵩 「おお、そうですか。
でももしかしたら、今のミスショットが出る問題も、
クラブセッティングをちょっと変えるだけで
解決できてしまうかもしれませんよ」
お客様「え? どういうことですか。。。?」
PWのロフト角、ちゃんと把握していますか?
先程もやりとりにもあったように、このお客様のPWは、
5~9番アイアンと同じメーカさんでした。
アイアンセットの場合は、5~9番+PWで買うことが多いですよね。
そしてAWとSWは、すでにヘッドに「52°」とか「56°」とか
入っていたりもするので、ロフト角がわかるんですが、
PWだとロフト角が書いていないものがあります。
ここであなたに質問ですが、
ご自身でお持ちのPW、ロフト角が何度か、わかりますか?
ロフト角についてはメーカーによって差があるんですが、
最近のPWですと、アマチュア向けはロフトが立っているもの
(=ストロング・ロフト)が多くなってきています。
具体的には、PWだと44度ぐらいのものが
多くなってきています。
実際、先ほどのお客様のPWも、調べてみたら「44度」でした。
PW以上の番手は同じメーカーのものだったわけですが、
たいていのアイアンセット(5~9番+PW)というのは、
ショートアイアンのロフト角の差はほぼ「4度」の間隔です。
つまり。。。このお客様がお持ちのPWと、
別メーカーのAWには「8度」の差があるということです。
だいたい4度で10ヤードぐらいの距離の違いがあると仮定すると、
PWのフルショットが100ヤードなら、AWがフルショットで80ヤード。
わかりますでしょうか?
このPWとAWの間に、20ヤードの距離の差が
空いてしまっているんです。
近いようで遠い「20ヤード」。。。
このPWとAWの間は、言わばちょうど一番手分、
クラブがすっぽり抜けてしまっている状況なわけです。
もちろん、この20ヤードの間、
たとえば残り90ヤードの距離を打ちたいときに
PWでコントロールして打てれば、何ら問題はありません。
また、この8度の差がそのまま100パーセント、
フルショットの飛距離に反映されるわけではありません。
ですが、たとえばフルショットの100ヤードのクラブを
90ヤードで打とうとすると、身体が緩んでしまって、
それがミスを生む可能性が上がってしまうことがあり得ます。
実際、このお客様に話を聞いてみると、100ヤード以内のミスは、
PWかAWかでクラブを迷った時に出やすい、ということでした。
これでは、せっかく一打目(パー5なら二打目)で
ドライバーがいいところに飛んでも、そこから先のグリーン周りで
2打、3打とかかってしまっては。。。
もう見事なまでに、スコアを崩してしまう原因になるわけです。
で、お客様には、その事情をお話しして、
PWとAWの間を埋めるクラブを一本ご紹介し、
お買い求めになられました。
そしてその1ヶ月後に、ご報告をいただきまして、
「徳嵩さん、あの“スキマウェッジ”のおかげで、
クラブに迷うことがなくなって、とってもいい感じです。
おかげでこの前、仲間内のコンペで2位を取りました!
これも徳嵩さんのおかげです。
それで、あのスキマウェッジのメーカーで、
残りのウェッジも揃えたいんですが。。。」
ということで、
その後さらに3本もお買い上げになりました(笑)。
で、残りの3本のウェッジも、これからのゴルフの
力強い味方になるように、という願いを込めて、
フィッティングをさせていただきました。
これでまた、ちょっとはゴルファーのお役に立てたかな。。。
それでは、また次回。
徳嵩力一
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