From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
今日はあなたに、
「ゴルフ上達に欠かせない視覚化とは?」
についてお話ししようと思います。
1980年の冬季オリンピックの直前のこと。
旧・ソ連のスポーツ科学者たちは、
こんな興味深い実験を行ったそうです。
視覚化にはどんな効果が?
旧・ソ連のスポーツ科学者たちは、
世界レベルの運動選手を4グループに分け、
それぞれ異なったトレーニングを行わせたそうです。。
1.100%運動トレーニング
2.75%運動トレーニングに25%精神トレーニング
3.50%運動トレーニングに50%精神トレーニング
4.25%運動トレーニングに75%精神トレーニング
ここで言っている「精神トレーニング」というのは、
いわゆる心にビジュアルな明確な思考を作り出す
「イメージトレーニング」のようなものと考えて下さい。
さて、ここであなたに問題です。
この中でもっとも上達したのは、
果たしてどのグループだったでしょうか?
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(考えてみてください。)
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実験の結果
ズバリ、最も上達したのは4のグループでした。
そして2位以下は、3、2、1の順番だったのです。
もちろん、この場合は運動技能がすでにかなり発達している
運動選手が対象だったということはあります。
ですが、視覚トレーニングというのは、
私の経験上から言っても、どんな技術レベルであっても
誰にでも役立つものだと思います。
その人の最高レベルに近い結果を出すことを
可能にする方法だということです。
人間という生き物には想像力があります。
そして人間は創造的な視覚化が出来ます。
実際に成し遂げていないこと、
存在しないものであっても、あたかも自分が目の前で
体験したかのように、視覚化することができるのです。
これは、人間の脳が持っている
驚くべきパワーなんですね。
これをゴルフに応用すると。。。
では、ここで本題です。
ゴルファーは精神的イメージを
どのように使えばよいのでしょうか?
方法は無数にあります。
最も一般的に話題となるのは、
良いショットを打つためのイメージです。
イメージはグリーン上でボールとカップを結ぶ
スプレーペイントの黄色の線のような
現実的なものであってもいいでしょう。
あるいはスティンプメーターを長くしたような
真っ赤なプラスティックの“V型”をした溝があって、
両側にはティンカーベールのような妖精たちが並び、
ボールが狙ってるラインから外れないように見守っている
といった超現実的なものでもかまいません。
何もよいので、効果のあるイメージを用いることです。
「スイングの進歩にとって大きく影響するものに
スイングの動きの明確な視覚化がある」
ボビー・ジョーンズ(Bobby Jones)
視覚化は、ターゲットをスイングに
結びつけることができる、素晴らしい能力なのです。
今日はこんなところにしておきます。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
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初めてお便り致します。関連している【左手歯磨きでパター技術力up!】も読ませていただきました…やっとこさトップから左手リードで引き下ろせる様になった程度の器用さの左手ですし、試してみましたが相当な不器用ですね左手は!血だらけの口内炎になりましたが少しづつやってみます。ラウンド平均31パットを少しづつ減らしたいと思いますしパターマット、素振り等とりあえず年内毎日やってみます。何かアドバイスが有りましたなら宜しくお願い致します。
マイティさん
パッティングスキルが上達するためには週最低延べ1時間の練習が必要です。つまり1日最低10分でクリアですね。継続は力なり、頑張ってください。
イップスでトップからスムーズに手が下りず、悪戦苦闘の連続です。自然に手がおり、かつての弾道をイメージして、復調を試みます。(81歳)(イップスの原因は、眼底出血で右目の視力を失い、極度のj不調からの自信喪失)
榎本隆雄さん
おっしゃるようにイップスは不安感が原因で起こります。それを克服するには70%以上成功するという自信感をつけるしかありません。復調期待しております。
それはそうですが、視覚化は如何にして可能かということなんです。線も糸もないところに
どうして導きの筋を見出すのか、情熱なのか、修練なのか、やはり経験なのか。ロングパット
とショートパットでは違いがあるかもしれない。どーなんでしょかね。請教一下。
小松紘一郎さん
正しい動きを視覚化(イメージ付け)するには、まずは正しい知識を得るところから始めないといけません。そしてその為の正しい練習、つまりドリル等を取り入れてトレーニングすることです。