From:森崎 崇
ゴルフパフォーマンス新宿店より、、、
こんにちは。森崎です。
僕がメルマガを始めてから早いもので
1ヶ月が経ちました。
そして、今年も既に半分が過ぎましたが、
あなたは目標にしたスコアに近づけているでしょうか?
なかなか順調という方もいれば、そう簡単には…
という方もいらっしゃるかもしれません。
あなたがそのどちらであっても、残りの6ヶ月は、
目標達成に向かって僕も全力でサポートしますので、
どうぞよろしくお願い致します。
さて、今週は以前の続きである
“シングルゴルファーが心掛ける3つのポイント”の
メンタル編をご紹介します。
みなさんは、朝一のティーショットやバーディがかかったパッティングの時は、
いつも以上に力が入っていませんか?
恐らくご経験があるかと思います。
そのプレッシャーも、シングル達成となれば
普段より大きくのしかかることとなります。
ならば、そのプレッシャーをはねのけるにはどうすればいいか。
僕が思うに、シングルゴルファーは以下のことを意識しています。
簡単な低い目標を1つ決める
シングルを目指す方であれば、ラウンド中は
自分自身に色々な目標を課しているのかと思います。
「18ホール全てパーを狙う」
「グリーン周りのアプローチは絶対1メートル以内にのせる」
などなど、、、
ですが、そういった目標はかえって
体を緊張させてしまうのです。
そこで、僕が提案したいのは
簡単な低い目標を1つ決める
です。
上に挙げたような大きな目標よりも、小さな目標を作って、
クリアしていく方が、充実度は上がり
結果的にスコアも上がっていきます。
「パターは1ラウンドに3パットは3回まで」
「OBは1ラウンド1回まで」
「100y以内であれば、グリーンオンさせる」
というように、細かく区切った方が、
その後の大きな目標が現実のものとなっていきます。
しっかり喜ぶ!楽しむ!
ゴルフはミスをするスポーツです。
極端に言うとホールに入らなかったら全部ミスです。
なのでミスショット、自分のウィークポイントと
どう付き合うかがかなり大事だと思います。
別の言い方をすると、
出来ることを増やしていく。
僕自身は、自分のショットが毎回狙った所に行くなんて
思ってないので、フェアウェイの真ん中なんて狙った事ないです。
必ず右か左を決めてから打ちます。
危ない方に行かなければそれで十分!
というのは言い過ぎですが。
ですので楽観的、ポジティブであってほしいですね。
実際ネガティヴで上手くなった人を見たことがないです。
ルーティンを守る
シングルゴルファーに求められること、その1つに
“状況に左右されない精神力”
が必要だと僕は考えています。
練習場とは違い、
風もあれば雨も降る。
傾斜があれば、バンカーもある。
そんな時に、重要なのが
ショットやパッティングの前に行う、
ルーティンです。
ルーティンとは、ゴルフで言うなら
「アドレスからフィニッシュまで常に同じ手順を踏む」
という風に覚えていてください。
そんなルーティンの効果は、
主に以下の3つが挙げられます。
(1)スイングリズムが一定になる
春のコンペの時に感じたのですが、
小原さんが後ろにいると、
すごく見られている感があるようで、
「小原さんに見られると、
緊張して打ちづらいよ(笑)」
と、おっしゃっていた方が何名かいらっしゃいました。
確かに緊張しますよね(笑)
僕も、緊張します。
こんな時でも、いつもと同じ手順で行動し、
ルーティンを守ることで、
いつもと変わらないリズムでショットが打てます。
(2)集中パターンに簡単に入ることができる
ルーティンは毎回同じ動作を繰り返すことで、
同じようなタイミングで同じように
構える手助けをしてくれます。
そして、同じ動作を繰り返すことで
その行為が脳にインプットされ、自然と集中力が高まります。
頭で考えなくても、集中しようと思わなくても、
いつも集中するために行っている動作が脳に指令を送ってくれます。
いわば、機械的に動作が進行し、朝一ドライバーショットや
ここ一番の大事な場面でも、余計な感情が入らず、
やることに集中できるのです。
結果、緊張しながらもいい結果を重ねられるようになります。
(3)覚悟を決めることができる
例えば、
同伴者が、良いショットを打つと
自分も続こうと思い、いつもより力が入りますよね。
セットアップに入っても、
「あのショットの後だから打ちづらい、、、」
というように迷いが生じます。
こんな状態では、ミスの確率も高くなり、
スコアにも悪影響を及ぼします。
次にボールを打つ場所を決めたら、迷いはゼロにすることが、
ショットを成功させるためにはかなり重要です。
ですから、アドレスの前に、これだと決めて覚悟をして、
一旦ルーティンに入ったら、何も考えない。
いつも通りのルーティンを守るだけ。
これが、本当に大切です。
いかがでしたしょうか?
スイング編の3つと合わせると、計6個のポイントを
紹介させていただきました。
・スイングの課題は1日1個まで!
・フィニッシュを決める!止まる!
・リズムとテンポを意識する
・しっかり喜ぶ!楽しむ!
・簡単な低い目標を1つ決める
・ルーティンを守る
これらのポイントは、お金も時間もかからないものばかりです。
是非次回のラウンドで取り入れてみてくださいね。
森崎 崇
PS.来週は初の動画レッスンを配信したいと思います。
1981年東京都生まれ。
ゴルフパフォーマンス新宿店ヘッドコーチ。
14歳の時にスコア100を切ったことから、ゴルフの道に進むことを決意し、高校時代は団体・個人共に全国大会に出場。大学卒業後、レッスンプロとしての活動を始め、10年間で指導したゴルファーの数は実に2,500人以上。活動の最中、宮本プロと出会ったことがきっかけで、ゴルフパフォーマンスの立ち上げと共に新宿店所属のレッスンプロとなり、クールな外見とは裏腹に情熱的なレッスンを行うことで、ジュニアからシニアまで幅広い世代に絶大な支持と信頼を寄せられる。また、プロキャディとしてツアープロのスイング、トレーニングを1番間近で見てきた経験から、最前線で闘うプロならではのテクニックやコースマネジメントを、アマチュアゴルファーが実戦でも活かせる指導法を確立。その結果、片手シングルを達成するゴルファーを量産したことからついたあだ名は「片手シングル養成マシーン」。現在はゴルフパフォーマンス史上、最速でヘッドコーチに就任し、更に活動の場を広げている。
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森崎崇
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