From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
今日はあなたに、
「古閑美保プロに学ぶ軌道イメージ」
について、お話ししたいと思います。
古閑美保プロは2011年にトーナメントは引退したものの
テレビなどで変わらず活躍しています。
そんな古閑美保プロがテレビでやっていた
ある「チャレンジ」を、最近目にしました。
30メートル先の…
古閑プロがやっていたチャレンジというのは
「30メートル先の玉入れのカゴにボールを入れる」
というものでした。
通常、ゴルフでは落とし場所を考えて打ちます。
しかしながら、このチャレンジの場合、
その通過点を狙って打たなければなりません。
ですので、これはかなり難しいショットだといえます。
ですがその難しいショットを
古閑プロはなんと。。。
なんと「35球目」で成功!
ちなみに、このチャレンジがどれぐらい難しいのか、
関東大会3位の大学生にもやらせていましたが。。。
200球打っても全く入らなかったそうです。
ツアーの第一線は退いても、
古閑プロにはショットの感覚がまだ残っているのだなと、
このチャレンジを見て思いました。
横峯さくらプロの「秘密の特訓」
ちなみに横峯さくらプロは、幅5センチの竹をドライバーで打ち割る
「竹割り特訓」という練習をかつて行っていたそうです。
(横峯プロはその竹にバンバン当てて、竹はボロボロだったとか)
クラブはウェッジとドライバーで違いますが、
この横峯プロの練習も、相当難易度が高いと思います。
ちなみになぜ私が、今回この古閑プロのチャレンジを
紹介したかと言いますと。。。
実は私がジュニアを指導などをする際に、
似たような練習をさせることがあるからです。
古閑プロのやっているような、空中にあるネットに入れるのは
さすがにとても高度なのですが、ショットの弾道をイメージさせるために
アプローチネットに入れる練習を、よくジュニアにやらせています。
玉入れのカゴにしろ、アプローチネットにしろ、
この練習で大切なのは、ショットの弾道をイメージさせることです。
そしてこれはパターなどでも同様です。
私はよくジュニアに、パターでこんなことを言います。
「転がるボールの上に自分が乗っているようにイメージしなさい」
こんなことを言うと、ちょっと荒唐無稽な話のように
聞こえるかもしれません。
ですがこのイメージができるようになると、
アプローチにしろパッティングにしろ、
球のスピードがイメージで描けるようになります。
ボールがどれぐらいのスピードで転がれば入るのか?
あるいはピンに向かっていくのか?
パットにしろアプローチにしろ
このスピードを押さえておくことが重要なんですね。
入るか、寄るかはそれほど重要ではない
そしてもう一つお伝えしておきたいのは、
このイメージという作業は、それをすることによって
入る、寄るということが一番重要なのではありません。
「そういうイメージをしたにもかかわらず、
得られた結果が違った。。。」
この「違った」という経験を積み重ねることこそが
この「イメージする」ことの、本当の目的です。
「この傾斜でも、意外と曲がらないなあ」
「このラインだと、これぐらい曲がるのか」
「これぐらいでピンに寄るかなと思ったけれど
思ったより寄らなかったな」
事前にイメージをしておけば、こうした失敗が、
「イメージと違った」ということで
あなたの「経験」として残るようになります
でも逆に、ただ単に「打った。でも入らなかった」だけでは
それは何の経験にもならずに、そこで終わってしまうのです。
ゴルフは、こうした自分なりのイメージ感覚がつかめた時、
その可能性が広がります。
私の紹介する最小形のスイングなどを続けながら、
こうしたイメージを作っていくこと。
そうすることで、経験を積み重ねていけば、
必ずや、あなたのゴルフは上達します。
今日はこんなところにしておきます。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
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古賀プロへ
久しぶりにコメントさせて頂きます。
今日のお話は、とてもハッとさせられ心に響くものがありました。
年間で3千ものショットやパットをしているにも拘わらず、明確なイメージをもってプレーすることが少なかったことで、後で振り返りをしようとしても思い出すこともできないほど、情けないゴルフをしていました。
曲がり度合いをイメージする、転がり具合はこれくらいかな?、ピンは左サイドだから少しセンターからドローで狙ってみようとか、こんなイメージをショット毎に作り結果を評価出来たら、少なくとも一段上のゴルフを目指すことが出来そうです。
梅雨明けごろに40年続いているコンペがありますが、一打々イメージを作り、一打ごとにイメージと結果がどうであったのか自己評価する、そんな充実したラウンドにしてみたいと思います。
素晴らしいアドバイス有難うございました。
芝刈り名人さん
お久しぶりです、お役にたて良かったです。失敗が経験になるよう頑張って下さいね!