プロゴルファーの「神対応」ビンセンツォ

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2017.08.21
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

「プロゴルファーの『神対応』ビンセンツォ」

について、お話ししたいと思います。

このデ・ビンセンツォの話はとても有名なので、
あなたはもしかしたらすでにご存知かもしれません。

ですが、とてもいい話なので
ぜひこの場でもシェアしようと思いました。

短い話なので、1~2分で終わります。
ほんのちょっとだけ、お付き合いいただけると有り難いです。

ツアー通算「231勝」…

今回のお話の主人公、ロベルト・デ・ビンセンツォ
(Roberto de Vicenzo, 1923 – 2017)は
アルゼンチン出身のプロゴルファーです。
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1938年から2006年まで公式戦に出場。

メジャー大会では、1967年の全英オープンで優勝(-10)しています。

その全英オープンの第2位は、ジャック・ニクラウス(-8)、
そして第3位はゲイリー・プレイヤー(-4、タイ)でした。

ツアー通算「231勝」という記録を持ち、
今年、2017年6月1日に、母国で94歳の生涯を閉じました。

2017-0821_4

獲得したばかりの小切手を…

さて、ご紹介はこれぐらいにして、
ここからの話は、デ・ビンセンツォがとあるトーナメントで
優勝した時の話です。
 

デ・ビンセンツォは優勝賞金の小切手を受け取って、
帰る準備をしていました。

デ・ビンセンツォが一人で駐車場に向かって歩いていると、
一人の女性が彼に話しかけてきました。

彼女は、デ・ビンセンツォに向かってこう言いました。
 

「自分には子供がいて、
 今重い病気にかかって死にかけています。

 ですがお金がなくて、
 医者に見せることもできません」

 

それを聞いて、かわいそうに思ったビンセンツォは
獲得したばかりの賞金の小切手を、彼女に渡してしまったのです。

その翌週の試合で、
デ・ビンセンツォがカントリークラブで食事をしていると、
ゴルフ協会のスタッフが彼のもとにやってきました。
 

スタッフ「先週駐車場で、あなたがトーナメントに勝った後、
     そこで女性に会っていたと聞きましたが。。。」

ビンセンツォ「ああ」

スタッフ「実は。。。その女は詐欺師だったんです。
     病気の赤ん坊なんて、いなかったんですよ!」

ビンセンツォ「えっ?」

スタッフ「結婚すらしていなかったんです。
     あなたはだまされたんですよ!!!」

 

それを聞いて、デ・ビンセンツォはこう続けたそうです。
 

ビンセンツォ「じゃあ、死にかけている赤ん坊なんて
       実際はいなかったということかい?」

スタッフ「ええ、そういうことです。。。」

「そうか。そいつは今週で一番の良い知らせだね」

デ・ビンセンツォはそう言って、
笑いながら喜んだのだそうです。

通常では考えられない、ものすごい度量の大きさですね。
 
 
でももしかしたら、あなたはデ・ビンセンツォの話と聞いて、
マスターズでの「ゴルフ史上最大の悲劇」の話のほうを
思い出したかもしれません。

1968年のマスターズ・トーナメント最終日…

デ・ビンセンツォはその日「65」のスコアをマークして
首位だったボブ・ゴールビーと並びました。

そのまま行けば、
翌日に18ホールのプレーオフとなるはずだったのですが。。。

同伴競技者のトミー・アーロンが、
デ・ビンセンツォの17番、パー4でバーディ「3」のスコアを
不注意で「4」とスコアカードに記入。

そのスコアカードをデ・ビンセンツォに渡し、
その間違いに気づくことなく、サインをしてそのまま提出。

「65」であったはずのスコアは「66」となってしまい、
この結果、プレーオフは行われることなく、
ボブ・ゴールビーがこの年のマスターズの優勝者となりました。

その時、デ・ビンセンツォはこのように語ったそうです。

「2位という結果は受け入れることができないが、
ルールは受け入れる」

同伴競技者のアーロンに対しても、
恨み言のようなことは一切、口にしなかったと言います。

奇しくもこの日、4月14日は彼の45回目の誕生日でした。

デ・ビンセンツォはマスターズで優勝することは出来ませんでしたが、
彼のその潔い姿勢は、世界中のゴルフファンの胸を打ったのでした。
 
 
この二つの逸話のうちのどちらも
もし自分がデ・ビンセンツォの立場だったら
怒りを周りに向けてしまうかもしれません。

ですが、デ・ビンセンツォはそうすることなく、
その全てを受け入れたのでした。

もしかすると、ゴルフをするということは、
良いことも悪いことも受け入れるレッスンを受けていると
言えるのかもしれませんね。
 
 
今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。
 
 
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古賀公治

古賀公治

レッスンプロとして26年間に指導した生徒は延べ15万人、指導時間38,000時間以上。多くのクラブチャンピオンを輩出するなど、アマチュアゴルファーの名指南役として活躍。父は元関西プロゴルフ協会会長として、JGTO初代代表の島田幸作氏や賞金女王3回の大迫たつ子氏を指導した古賀春之輔。主に関西を拠点にレッスン活動を行なう。やり方を一方的に押し付ける指導ではなく、アマチュアの立場に立った理路整然かつ懇切丁寧な指導は、レッスンを受けるアマチュアゴルファーからは絶大な信頼と支持を得ており「カリスマインストラクターの通訳役」とも呼ばれる。2014年6月よりゴルフライブの講師としての活動を開始。
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カテゴリー: ゴルフ業界, メルマガ, メンタル, モチベーション, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
古賀公治

古賀公治 について

レッスンプロとして26年間に指導した生徒は延べ15万人、指導時間38,000時間以上。多くのクラブチャンピオンを輩出するなど、アマチュアゴルファーの名指南役として活躍。父は元関西プロゴルフ協会会長として、JGTO初代代表の島田幸作氏や賞金女王3回の大迫たつ子氏を指導した古賀春之輔。主に関西を拠点にレッスン活動を行なう。やり方を一方的に押し付ける指導ではなく、アマチュアの立場に立った理路整然かつ懇切丁寧な指導は、レッスンを受けるアマチュアゴルファーからは絶大な信頼と支持を得ており「カリスマインストラクターの通訳役」とも呼ばれる。2014年6月よりゴルフライブの講師としての活動を開始。

 

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プロゴルファーの「神対応」ビンセンツォ」への4件のフィードバック

  1. 種田泰久

    ビジネスマンですが学ぶところ大です。海外での生活の中でこの話を広めて行きたいと妻と話しています。ただ感謝。

    返信
  2. 田沼宏之

    古賀先生、素晴らしいお話を有り難うございました。感動しました。

    返信
  3. ダック

    度量が広いというか、到底まねできない考え方に、称賛します。
    得か損かで物事を判断して生きてきましたが、徳を取ることで、人生の考え方が
    ゴロッと変わることを教えられました。
    どう物事をとらえるか、その場その場で心で思うのですが、
    人生の考え方を前向きに考えることが、大切で、その人の成長になることを
    肝に明示されました。

    返信
  4. 糸永允彦(いとなが のぶひこ)

    いやー 感動しました!!
    素晴らしいゴルファーであることは 聞いていましたが これほどとは知りませんでした。

    久し振りに いい話を知りました。 ありがとうございます。
    ご健勝をお祈りします。

    返信

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