From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「技・左肩甲骨が体幹に遅れてついてくる」
というお話をさせていただきます。
これはいったい何のこと?なんて思いますよね。
「左肩甲骨が体幹に遅れてついてくる」ことは、
ダウンスイングからボールヒットに向かう、
上半身のしなりに大きく関連しています。
え?何それ、まだわからない???という感じかもしれませんね。
では、順番にお話することにします。
と、本題に入る前に
簡単に業務連絡です。
私のワンデーレッスン会、
8月(岐阜)と9月(千葉)の募集を引き続き行っています。
(今回、9月の大阪、岐阜が追加されました)
岐阜(岐阜県各務原市)
8/22(火)のみ
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170820/
千葉(千葉県茂原市)
9/3(日)・9/4(月)・9/5(火)
9:00~16:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170903/
大阪(大阪市東淀川区)
9/10(日)・9/11(月)・9/12(火)
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170910/
岐阜(岐阜県各務原市)
9/17(日)・9/18(月・祝)・9/19(火)
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170917/
二つ目。私のワンデーレッスン会ですが、
前回好評だった神奈川開催(神奈川県厚木市)が再度企画されました。
神奈川開催(神奈川県厚木市)
9/8(金)
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170908/
前回は募集から一瞬で埋まってしまったので、
ご希望の方はどうぞお早めにお申込み下さい。
そして三つ目。これも前回好評ですぐに埋まってしまった
神戸での「半日レッスン」も9月に再募集が決定しました。
兵庫(兵庫県神戸市) ※3時間のレッスン。3名限定
9/13(水)
10:00~13:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170913/
こちらは室内でのレッスンとなりますので、
比較的快適にお過ごしいただけると思います。
二回目の試みとなりますが、よろしければこちらもご検討下さい。
今回はレッスンのご案内ばかりになってしまいました。
では、話を戻します。
肩甲骨とは
まず、肩甲骨というのは、肩の関節の土台です。
肩甲骨は背中側にあって、この肩甲骨の上に、
肩の関節が乗っています。
そして、ボールヒットで腰も胸も左に45度程度回転していますが、
左肩は下を向いているほど、上半身のしなりとして
左肩甲骨まわりが大きくしなっている証拠です。
ボールヒットで胸と左肩の角度の差としての、
左肩甲骨の胸の方向へのスライドが発生していることが、
まさに上半身がしなっている結果です。
そこで、ボールヒットで左肩甲骨の胸の方向へのスライドとしての、上半身のしなりをつくるためのコツについて見てみましょう。
左肩甲骨の胸の方向へのスライドをつくるためのコツ
左肩甲骨の胸の方向へのスライドをつくるためのコツ、それはずばり言って、
ダウンスイングで胸を打ち出し後方へ向けたままのイメージです。
トップに左肩を置いてくるイメージでも良いです。
これは、トップに向かう切り返しでの大切なイメージとなります。
そして、結果として左肩甲骨が体幹に遅れてついてくる動きができるようになります。
イメージですから、実際の動きはイメージした形でなくても、問題ありません。
これらの切り返しでのイメージは、
まさに下半身の動きで上半身をしならせるためには、
ものすごく大切な感覚です。
では、また。
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「大森さん、
もうちょっと詳しく教えて下さいーー!」
ここまでの話で、大切な感覚についてはほぼお伝えしたんですが、
もうちょっと詳しく知りたいという方もいらっしゃるかもしれません。
では、そういう方のために、もうちょっと続けてみます。
というわけで、続きをどうぞ。
トップからの打ち急ぎ
そして、私のコーチングに初めてご参加いただいているお客様を見ると、
トップからの打ち急ぎに多かれ少なかれなっています。
トップからの打ち急ぎの原因はいろいろありますが、
まずは、ボールを強く叩きたいということからきています。
ようするに、心の問題です。
ボールを強く叩きたいということは、
早い段階でクラブを振りたくなるものです。
なぜなら、早めに力を加えはじめたら、長い時間力を加えることができて、
それだけクラブを強く振れる気がするからです。
確かに、それは間違いではありません。
しならせてしなり戻ることのすごさ
ところが、人の体は自らの意思で力を出して動かそうとしたときよりも、
しならせられるならしならせて、そのしなり戻りを使ったほうが、
より大きなパワーを発揮できます。
条件によっては、しなり戻りでは通常の倍以上のパワーを出すことができます。
そして、自ら力を出そうとした場合には、
脳からの司令で筋肉が収縮することになりますが、
脳にはリミッターがかかっています。
火事場の馬鹿力と言われるように、脳は普段の生活では
自分の体の能力を100%出させないで出し惜しみしています。
ところが、しならせてしなり戻る動きには、脳の司令が直接は使われません。
脊髄の反射で、筋肉は勝手に縮もうとします。
ということは、しない戻りでは脳からのリミッターは効くはずもありません。
ですから、能力の限界まで力を発揮できます。
意識して行なう動きは、この自動的に反射が起きるタイミングを
コントロールすることだけです。
ところが、しなり戻りでパワーを発揮する体の使い方は、
普段の生活の中ではそれほど多い動きではありません。
このからくりがあるために、本来の最大のパワーを出す体の使い方ではなく、
がんばって力を出す動きを使ってしまいます。
これが、トップからいきなり力ずくでクラブを振り回そうとすることを誘発しています。
まったくもったいない話です。
打ち急ぎの3つの要因
ここで、トップからの打ち急ぎの要因をまとめると次の3つになります。
(1)ボールを叩きたいという心の問題
(2)早い段階から力を出して加速させようとする
(3)トップからいきなり腰を回して下半身を使おうとする
3つ目の腰を回すことは、まさかそれが打ち急ぎになるとは?ですね。
このトップからいきなり腰を回そうとすることの問題は、少し後で見てみます。
打ち急ぎを阻止する3つのイメージ
これらの3つのトップからの打ち急ぎの要因を一気に解決に向かわせてくれる
強力なイメージが、先ほどお伝えした次の3つのイメージです。
(1)ダウスイングで胸を打ち出し後方へ向けておく
(2)トップに左肩を置いてくる
(3)左肩甲骨が体幹に遅れてついてくる
ダウンスイングの序盤で、左肩甲骨が体幹に遅れてついてくる動きができれば、
ダウンスイングの早い段階で上半身が下半身の動きでしなりはじめます。
上半身のイメージで下半身も変わる
そして、「ダウンスイングで胸を打ち出し後方へ向けたまま」とか
「トップに左肩を置いてくる」とか
「左肩甲骨が体幹に遅れてついてくる」イメージで、下半身も変わります。
下半身を使ってスイングしてくださいと言うと、
まずは腰を水平に回そうとしてしまいます。
ところが、腰を水平にまわそうとすると、
トップから両腕が体の正面方向へ出てくることになります。
そうなると、インパクトの面に対しては、手元は浮いた状態となります。
車でカーブを回るとき、カーブの手前でブレーキを踏むとか、アクセルをゆるめて、
カーブにそって回り始めるように、ハンドルをコントロールできる速さに車速を落とします。
ところが、トップからの打ち急ぎや、腰を急に回転させることは、
車の運転で言えば、カーブの入り口でアクセルを踏むようなものです。
トップから満身の力を出していると、ボールヒットに向かって
ヘッドスピードが早くなった段階でヘッドをインパクトの面に乗せるという
難しい作業が必要になります。
ですから、クラブがインパクトの面に乗るまではヘッドをあまり加速させないで、
まずはきっちりインパクトの面にクラブを乗せることが簡単にゴルフをするために大切です。
車だって、カーブの手前でアクセルをゆるめてからカーブワークしたほうが、
安全で簡単にカーブを回れ、
しかも、カーブの出口で思いっきりアクセルを踏むこともできます。
トップは力を出すには無駄な状態
また、トップの形を見ると、
両腕は胸の前から簡単に体の右横に外れやすい形です。
さらに、体重もかなり右脚に乗っていて、
左脚では地面をしっかり踏めていません。
このような不安定な体勢で力を無理に出そうとしたところで、
大して大きなパワーを発揮することはできません。
ですから、トップ近辺では、まずは両脚で地面をしっかり踏んで、
パワーがうまく使えるまでは、ゆったり動いて体制作りを行なうことを
優先させたいものです。
さらに、トップに向かうヘッドは、
下半身の動きのブレーキとなってくれて、
下半身はゆったり動くことができます。
このトップに向かう切り返しのゆったりした時間を使って、
両脚で地面を踏もうとしながら、両腕とクラブを真下に落とすようにします。
そうすれば、ボールヒットに向かってパワーを清々と全開にできて、
そのエネルギーがすべてスイングパワーに貢献できます。
トップに向かう切り返しがゆったりなら
そして、トップに向かう切り返しがゆったりなら、
まさに「左肩甲骨が体幹に遅れてついてくる」動きとなります。
トップに向かっている切り返しでは、慌てる必要はありません。
ゆったり動いてクラブをきっちりインパクトの面に乗せ、
パワーが全開できる体勢を整えれば良いだけです。
このことは今までも、いろいろ言い方やお伝えする場面を変えてはお話しています。
やっぱりこのダウンスイング前半がパワーと方向性のためにはかなり重要ですので、
何回でもいろいろ言い方を変えてお話していこうと思います。
そして、切り返しで上半身の正しくしなるべき部分がしなりはじめたら、
その後の下半身のパワー全開で、さらに上半身をうまくしならせることができます。
まずは、しなるべきところを少しずつしならせておくことが、
巨大なエネルギーを取りこぼしなく蓄積する要です。
さあ、ここまで来たら、下半身を目一杯力の方向に対して縦に蹴って、
さらに上半身をしならせる準備ができました。
左脚を地面に対して縦に蹴りながら、両腿をキュッとしめることだけ意識すれば、
腰は急激にターンしはじめます。
左脚を地面に対して縦に蹴るということは、
左足の母指球の少し後ろ辺りで地面を踏んで、左脚を長くする動きで、
左のお尻を左後ろポケット方向へ押しこむことです。
そうすれば、左サイドには大きなスペースが空いて、
そのスペースに向かって右脚や手元とクラブが突進できます。
ここで、大切なことは、腰をターンしようとしなくても、左の脚を伸ばす動きで
左のお尻を左後ろポケット方向へ押し込むだけで良いということです。
下半身の動きで上半身をしならせ、下半身のパワーのピークを過ぎた、
腰が左に45度程度ターンした辺りからは、上半身は急激にしなりもどります。
そして、じゃま物のない広いスペースに向かって、
上半身は清々としなり戻りのパワーを吐き出すことができます。
下半身のパワーは左肩甲骨の最後のスライドに貢献
下半身のパワーは左肩甲骨の最後のスライドに貢献します。
下半身の動きで体幹をターンさせて、
左肩甲骨を極限まで胸の方向へスライドさせます。
この左肩甲骨を胸の方向へスライドさせる速度が速ければ速いほど、
左肩甲骨は勝手にしなり戻ろうとするパワーは増大します。
そして、上半身のしなりとしての、
この左肩甲骨の胸の方向へのスライドを急激に行わせる動きが下半身です。
下半身の動き中でも、特に左脚での地面の縦蹴りが
左肩甲骨の胸の方向へのスライドに貢献します。
ボールヒットに向かって、左脚で地面を縦に蹴ろうとしながら、
両腿をキュッと引き締めれば良いです。
腿の骨である大腿骨は、骨盤に横からLの字になって接しています。
そのため、両腿を内側に締める力を入れていないと、
脚を伸ばそうとしただけでは脚が外に広がってしまい、
脚をしっかり伸ばすことができません。
股関節を単純に伸ばす筋肉は、お尻の大きな筋肉である大殿筋です。
この大殿筋がしっかり働けるためには、
腿の内側を締めて脚が外に開かないように支える必要があります。
ですから、脚を伸ばすときには、
腿の内側の内転筋群もいっしょに引き締めるようにします。
いずれにしても、ボールヒットに向かっては、
意識としては左脚で地面を縦に蹴ることをかなり強くイメージします。
そして、右脚も左脚に少し遅れて強烈に地面を踏まされます。
それは、上半身がしならされて、
しなり戻る反作用を下半身が受けることになるからです。
この下半身が受ける反作用については、
また別の機会に詳しくお話することにします。
いずれにしても、自動的なしなり戻りは、
ボールヒットに向かう左脚の蹴りでコントロールすることができます。
左脚を強く蹴れば、その直後に左肩甲骨周りには脊椎反射が急激に発生して、
左肩甲骨をいっきにしなり戻らせてくれます。
強烈なパワーを発生できるコントロール可能な反射動作は、
どんどん利用してボールを飛ばしたいものです。
上半身は静か
全体として見てみると、上半身は静かです。
下半身もダウンスイングしてきて、手元が胸の高さ辺りまではかなり静かな動きです。
そして、手元が胸の下辺りに降りてきたとことからは、下半身を爆発させて、
上半身をさらにしならせることで、上半身の強烈なしなり戻りを使ってショットします。
しかも、ボールヒットでも実は上半身はかなり静かな動きです。
腕を振るというよりも、テコの原理で、クラブが振らされているからです。
スイングの中でこのように、静かにタイミングを見計らって、
対戦相手と対峙する剣士の様な空気が流れると、最高のショットとなります。
先ほどお伝えしたことを、もう一度思い出しましょう。
車での、カーブワークはスロー・インしてファースト・アウトです。
ゴルフのスイングも、トップからボールヒットは車のカーブワークと同じです。
トップに向かう切り返しではヘッドがまだトップに向かっているタイミングを利用して、
ヘッドのトップに向かう動きでブレーキをかけるようにして、上半身をしならせ始めます。
ダウンスイング序盤は、クラブをインパクト面に乗せることに専念します。
そして、クラブと手元がインパクト面に乗る胸の下あたりからは、
カーブの出口に向かってアクセルを踏み始めることと同じで、
下半身のパワーを爆発させます。
どうでしたか、今お話させていただいたことは、
普段のあなたのスイングのイメージとはずいぶんかけ離れているのではないでしようか。
でも、大丈夫です。
まずは、トップに左肩を置いてくるとか、
ダウンスイング序盤では胸を打ち出し後方へ向けたままのイメージからやりはじめれば、
あなたにも可能です。
1回のスイングを20秒以上かけたゆっくりシャドースイングで、
まずは、やってみましょう。
私のレッスンでは、今日お話ししたような
体の仕組みについてもお伝えしています。
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神奈川開催(神奈川県厚木市)
9/8(金)
10:00~17:00
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兵庫(兵庫県神戸市) ※3時間のレッスン。3名限定
9/13(水)
10:00~13:00
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これで、今日は本当のおしまいです。
では、また。
<本日のオススメ>
もしあなたが70歳以上で
継続して練習をしてくださるなら…
これから90日以内に
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その思いから服部プロは70代のゴルファーだけの
飛距離アップ法「飛ばしの3つの秘密」を編み出しました。
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※8/23(水)までの期間限定です
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すみません。お礼は、質問とは関係ないので、回答からははぶいてください。
質問の部分の私の今までのスイングの部分の追加ですが、トップで間を持たせるために、左肩を、あくまでも全体のバランス重視の中で、あごまでいかないまでも、入れるようにして、間を作り、左肩甲骨の伸びた腱を、足をけって左腰で引っ張る感じです。ただ、方向性が、全体のバランスが良い時には、一定の方向へ行くようです。
いつも、ありがとうございます。
今回のお話は、初心者の私にとっては、右半身の腰の上部あたりをねじりながら、ボールヒットする、というものになります。上半身は静かに。今まで、左肩甲骨の伸びた腱を、左腰で引っ張る感覚で、右手は、クラブのてこの中心になるような感じで、振っていました。それより、ゆびぱっちんの感覚にということで、自分では、上のような感覚になります。うまくいくか、毎日行けないのですが、頑張りたいです。
追加のお礼です。JSNXを昨日から始めまして、如何に自分の体がなまっていたかを、体感させられました。しかし、これとの出会いは、自分の宝になると思っています。デスクワークが多いので、昼間は、脚力に負荷をかけた階段の上り下りもしようかとも思っていますが、地域が山間なので、できるだけ獣に出くわさないような、安全なところで、やろうかと思っております。
JSNXのベーシック体操は、毎朝お布団の中で行なうと良いです。体を動かし始める前に関節を安定させる筋肉に活をいれることで、朝イチから体を正しく動かしやすくなりますから。よくいきなり体を動かすことは良くないと思われがちですが、JSNXのベーシック体操は朝イチに行なうことを想定していますから、激しさはなく、静かにあなたの関節を安定させる筋肉達を元気にしてくれます。
また、JSNXトレーニングは、一度に全部やらなくても、毎日2〜3種目ずつ行なうという方法もおすすめです。ちなみに私はそうやって継続しています。
大森コーチへ
技術的な内容が満載された本日の動画を拝見して、以前よりすんなり読めている自分が少しは進歩したのかなあと思う反面、理解できつつも実践しきれない自分にも歯がゆい思いが募る毎日です。
さて、本日のブログの中で『ダウンスイング序盤は、クラブをインパクト面に乗せることに専念します』という肝の解説がありましたが、このことが出来たりできなかったりでスコアー的にも安定出来ないでいます。
そこで質問ですが、コーチの仰る”専念します”とは最初はそのことを強烈に意識して練習しなさいという意味でしょうか?
それとも、他の技術的な対策を繋げ外堀を埋めるようにすることで勝手に『インパクト面に乗せられる』状況を作れという意味でしょうか?
これさえ、できるようになればゴルフの世界が大きくレベルアップするのではと考えています。
ご教授をよろしくお願いいたします。
Q:「専念とは最初はそのことを強烈に意識して練習するということ?他の技術的な対策を繋げ外堀を埋めるようにすることで勝手に『インパクト面に乗せられる』状況を作れという意味でしょうか?」
ダウンスイング序盤は、クラブをインパクト面に乗せることをまずは第一に考えてショットするということになります。とうことで前者の意味合いが強いです。インパクト面に乗る前にフルパワーを出さないほど、スイングは静かでおとなしく見える中で、強いボールを打ち出すことができるようになります。
大森コーチへ
後者の答えでなく、意識してインパクト面に乗せるという回答を頂き、今までの迷いが吹っ切れました。
まずは、20秒ゆっくりシャドウスイングで出来るだけダウンの早い段階でインパクトラインにクラブを乗せられるよう強い意識を持って身に付けていきたいと思います。
明日、同じレベルの友人との交流会がありますので、一打毎に専念してみます。
加えて、ダウンの早い段階でインパクト面にクラブを乗せるために、補完すべき動きや流れがありましたらご教授下さい。
私なりに、肩と手元の力みを取って、下に凸の曲線でヘッドが下りてきて、スローイン・ファーストアウトにスイングすることで”補完”できるのではと考えていますが、合わせてごアドバイス下されば幸いです。
Q:「ダウンの早い段階でインパクト面にクラブを乗せるために、肩と手元の力みを取って、下に凸の曲線でヘッドが下りてきて、スローイン・ファーストアウトにスイングすること以外で、補完すべき動きや流れは?」
やはり、メルマガ本文でお伝えした、トップに左肩を置いてくるとか、胸を打ち出し後方へ向けたままのイメージがかなり強力にダウンの早い段階でインパクト面にクラブを乗せることに貢献します。
さらには、トップに向かう切り返しの「間」で、両股関節を入れて、両脚で地面を踏む動きを行なうことも、トップからいきなり右脚が動いて腰を水平に回そうとしてしまって、手元が体の前側に振られてインパクト面に対して浮くことを防ぐという意味でも重要です。
また、トップからコックが深くなりながら胸の高さ辺りまで落ちてくる動きも、ダウンの早い段階でインパクト面にクラブを乗せることに加えて、インパクトに向かってのリリースを遅くする効果がかなりあり、ボールヒットの音がまったく異なった音になります。まさに、ボールを潰す音が出せるようになります。さらには、ダフリにくくなり、安定したショットと適正なバックスピンと飛距離を手に入れるキーポイントとなります。
トップからコックが深くなりながら胸の高さ辺りまで落ちてくる動きの名手は、穴井詩プロとかアマチュアではこの前の関西オープンで、ベストアマを手に入れた杉原大河選手が、かなり強烈にダウンスイングから胸の下あたりまでコックをさらに深くする動きを行っています。穴井詩プロはまさに技で飛ばしています。杉原選手はボールヒットの音が尋常なくすごいです。大型ヘッドドライバーでも、胸の高さ辺りまでコックを深くしたたとしても、その後コックが右手甲側に折れるヒンジに変化して、少しだけ腰から下でのリリースを早めるだけで、うまくボールヒットさせることができるということを彼らが証明してくれていると言えます。
いつも読ませていただいています 納得することばかりで ありがたいです Golf暦5年で100前後でプレーしています
ここ3ヶ月ほど シャンクが多いです 特にショートでグリーンに乗せたく きっちりスイングした時ほど出ます Topから腰先行で降ろしてくると クラブがアウトサイドからインに抜けてるようですが 何か良いアドバイスあれば よろしくお願いします
Q:「シャンクへのアドバイス」
シャンクの多くの原因はフェースが開いてボールに近づくことです。フェースが開くとヘッドの重心を中心に開きやすいのでそれだけでヒールがボール寄りになります。さらにフェースが開くとヒールが先頭になります。しかし、さらに根本的にはグリップがウィークで普段ボールヒットに向かって前腕を左に捻る力を使ってショットしていると、シャンクしゃくくなります。そして、グリーンを狙っていて方向性とか距離をきっちり合わせようとするほど前腕を捻らないので、シャンクしやすくなります。まずはグリップをチェックすることが第一です。