From:近藤雅彦
千葉の自宅より
おはようございます、近藤です。
先日のレッスンでのこと。
ある生徒さんがスライスが直らないと
ひどく落ち込んでいました。
ショットを見せてもらうと
何球打っても右へ曲がっていく。
「ね?ひどいもんでしょう?」
と皮肉を交えておっしゃりました。
私はこう言いました。
「おお、これは凄い武器になりますね!」
え!?と生徒さんが驚いた顔で
私を見上げました。
たとえ大きなスライスだとしても
いつも同じ球が打てるというのは
最強の武器になるのです。
(因みにこの方にあるアドバイスをした次の日
初の100切りを達成しました^ ^!)
実は上達できないと悩むアマチュアが
ある”勘違い”でスコアを損しています。
自分の持ち球を把握していますか?
フェード系、ドロー系と言ったりしますね。
アマチュアの多く(7割くらい)は
フェード(スライス)系でしょう。
右にも左にも曲がるという人もいますが
どちらかに偏りが強いはずです。
我々プロから見れば1球見るだけで
どっち系かわかりますが、、
ちなみにプロを含めても
ストレート系という人は少ないです。
多くのアマチュアの方は
スライスを直そうとしますが
持ち球と割り切れば攻め方も変わります。
真っ直ぐ打つことばかりを目指してませんか?
初心者の方に特に多いのですが
「とにかくまっすぐ飛ばしたい!」
「曲げないようにしたい!」
という思い込みが強いです。
これはとてもモッタイナイです。
なぜなら必ずボールをまっすぐ打つのは
プロでも不可能だからです。
必ず右か左に曲がります。
勘違いしやすい点ですが、
ゴルフはストレートに打つことが目的ではないのです。
ボールの曲がりをコントロールすることで
スコアはどんどん良くなりますし、
持ち球に合わせた攻め方をすることで
コースを攻めやすくなります。
ほとんどの方がまっすぐ飛ぶことを想定して
ショットを打ってしまうので、
少しでも曲がるとイメージとズレて、
「なぜ??」と頭を抱えてしまいます。
認識を変えてください
ボールが曲がる前提でコースを攻略すれば
ゴルフはすごく簡単になってきます。
例えばフェード系が持ち球の人は
右に曲がりやすいから初めから
左を狙って打っていく、、
右に曲がることを想定して
このくらいなら許容範囲、、
といった感じです。
真っ直ぐ打つことを目指すと
ちょっとでも曲がってしまうと
落ち込んでしまいますが、
初めから曲がることを想定して打つだけで
許容範囲が広がりますよね。
このストレスの差は相当に大きいです。
持ち球を武器にする3つのポイント
曲がることを想定して打つには
何が大事になるのか?
それは、自分の持ち球を認識することです。
・どっちに曲がる確率が高いか?
・その確率はどのくらいか?
・曲がり幅はどのくらいか?
この3つのポイントで考えてください。
具体的には練習場に行って
データを取っていきます。
10球打ったら何球右に曲がるか?
狙い通り曲がるのは何球か?
どういうスイングをするとどっちに曲がるか?
曲がることを想定して狙った場所に打てるか?
このような視点で練習します。
真っ直ぐ打つための練習ではなく
曲がりを想定した練習をやる。
ゴルフに関する考え方が
大きく変わってくると思います。
そしてスライスを直すという意識ではなく
曲がり幅をコントロールすることも
すごく大事です。
どう打てば大きく曲がるか?
どう打てば小さく曲がるか?など。
本当に大事です。
ぜひこの視点を練習に取り入れてください。
近藤雅彦
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