他の工房とゴルフパフォーマンスの違いは？

From:徳嵩力一
千葉の自宅より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一（とくたけ・かついち）です。
　

実は最近、こんな質問をお客様から受けました。
　

　「徳嵩フィッターのところと
　　他の工房とかお店との違いって、何ですか？」
　

うーん。。。

まだ伝わってないのか…

いや、これはもう自分の不徳の致すところかもしれません。

これだけの情報発信をしているにもかかわらず
まだまだなんだなと。。。
　

まあ、ひとまず気を取り直して、
先週のメールマガジンの住吉様のお話。。。
　

実録！会員様のフィッティング体験記
↓
http://g-live.info/click/181129_nikkan/
　

> ありとあらゆる新商品は、
> ほとんど全て徳嵩さんは必ず試している
　

住吉さんもこうおっしゃっていましたが、
これについては、本当です。

ちょっと裏方的な話になりますが、
ニューモデルの試打クラブについては、
いきなり全店に投入することはしていません。

新商品はまず千葉店で投入して、
千葉で吟味をしてから、他の店舗に投入しています。

千葉店で使ってみて
「思ったよりもよくないかも」というものは
全店舗に入れることはありません。
　

では、その判断基準は何かというと。。。

「どういうゴルファーに使わせたいか？」

この明確なコンセプトがハッキリあるかどうか？
　

何よりこれを一番の、判断基準にしています。

これは、自分の師匠である
竹林隆光（たけばやし たかみつ）さんから
教えられたことでもあります。

ターゲットがぼやけていては意味がないのは
試打クラブにおいても同じだと、自分は思っています。
　

ということで、他の店舗に比べて
千葉店は試打クラブが多めです。

新しいものを「テスト投入・試打」しているからです。

営業の話を聞くだけではわからないので、
一回シャフトを吟味してから決めさせていただいています。

たとえば、あるシャフトは
カタログでは「元調子」と書いてあるのですが、
実際に打った感覚は
　

　「先調子」あるいは「しなりほぼナシ」
　

こんなことも、日常的だったりします。

ちなみにシャフトの「調子」（キックポイント）について
詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。
　

シャフト調子の特徴とスイングの相性の関係
↓
http://g-live.info/click/170119_nikkan/
　

このように、営業の話やメーカーの説明を鵜呑みにして
お客様にオススメすることは、しません。

それは自分たちが掲げている
「ゴルファー・ファースト」に反すると
普段から思っているからです。

実は試打クラブを組むのが一番難しい

そして、これも裏方的な話になりますが
実は、試打クラブを組むのが一番難しいです。

いわゆるドライバーの「カチャカチャ」が付いていれば
クラブの性能を変えることができます。

ですが、アイアンやフェアウェイウッドは、
ヘッドとシャフトをどういう組み合わせにするかで。。。

そのクラブの意味合いが、大きく変わってくるのです。

つまりヘッドとシャフト、それぞれに設定された
ゴルファーのターゲット層が、違うものを組み合わせたら。。。
　

　「コレは一体、誰に向けて作られたクラブだ？」
　

ということになってしまうからです。
　

たとえばドライバーの簡単な例で言えば、
ロフト角が9度で強い球が出るのに
シャフトが40グラムのペニャペニャのものだったりしたら。。。

それがマッチするゴルファーも
中にはいるにはいるかもしれませんが、
あまりにピンポイント過ぎるクラブになってしまいます。

ロフト9度なら、シャフトは重め＆硬めになるのが普通です。

試打クラブを組む場合は、
こうしたことに一番頭を使うから、難しいのです。
　

自分の営業時代の話…

そして（どこのお店が、というわけではありませんが）
自分がメーカーで営業に出ていた頃の話ですが、
商品のストック自体が少なかったりすると。。。

新しいヘッドが出ても、そのへんに遊んでいた
古いシャフトを適当に刺したり、

試打クラブがそうしたチグハグなクラブばかりのお店も
以前はあったように思います。

もちろん、全てのお店がそうだと言うつもりはありません。

ですが個人でやっているお店の場合、
仕入れた在庫でどうやって
資金回収できるかを、考えざるを得ません。

ゴルフパフォーマンスでは当然、そういう組み方はせず
その店、自分たちのところはそれなりに
試打クラブにもお金をかかけさせていただいて、

新しいヘッドが出たら、どういうシャフトを入れようかと
フィッティングチームで検討して、話し合って決めています。

試打クラブを組むのに時間がかかるのはそのためですが、
なので信頼されて、お客さんも来て、
結果が出てるんだろうとは思っています。
　

以上、話がいろいろ飛びましたが
　

　「徳嵩フィッターのところと
　　他の工房とかお店との違いって、何ですか？」
　

もちろん違いはこれだけではありませんが、
このあたりまででお答えになっていたら、嬉しいです。

「チーム徳嵩」フィッティング…

そして、そんな違いをご理解いただいた上で
ゴルフパフォーマンスのフィッティングを体験をしたいなら。。。

枠数限定でご案内している
「ゴルフパフォーマンスのフィッティング」
若干名の枠をご用意しています。
　

東京、千葉、大阪の
各３店舗で「枠数限定」でご用意しています。
　

先着順ですので
なくなり次第の終了となります。

繰り返しになりますが、
ゴルフパフォーマンスのフィッティングは有料で、
かつ、ゴルフクラブのご提案もさせていただきますが。。。

必ず購入していただく必要は全くありませんので、
どうぞご安心してご来場ください。

この機会にぜひ、下記よりお申込み下さい。
↓
http://g-live.info/click/abcstudio180510/
　
　

それでは、また次回。

徳嵩力一
　

＜本日のオススメ＞

期間限定のご案内。12/10（月）まで

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徳嵩 力一

高校・大学とゴルフ部に在籍。大学卒業後、クラブデザイナーの第一人者である故竹林隆光氏が設立、代表を務めた 株式会社コンセプト（現、株式会社フォーティーン）に入社。当時ゴルフクラブを数値で表して、クラブ設計を行う、中空アイアンの発明、 タラコ元祖UTなど革新的なクラブ設計で著名だった竹林氏の元でクラブ理論、フィッティングを学び、3,000名以上にフィッティングを行う。 また、プロゴルフツアーにも参加し、選手のフィッティング、セッティングの提案に従事。有名ツアープロも多くフィッティングしてきた。 在籍時代に競技出場中の小原プロと出会い、小原プロのクラブフィッティングを担当。その後、小原プロのスタジオ、フォースワンカスタムフィッティングの代表としてアマチュアゴルファーのベストスコア達成に貢献中。これまでにクラブに費やした金額は軽く1,000万を超えるほどのクラブ博士。古今東西あらゆるクラブに精通する生きるゴルフクラブ辞典。

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