From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、上達するための環境づくりについてお話しします。
少しオーバーに聞こえるかもしれませんが、これを知っているかいないかで、
上達のスピードは2~3倍は違うのではないかと思います。
■東京のランチ
私は仕事柄、普通の人よりも身体のケアには気を使っています。
筋トレやストレッチなんかも毎日欠かさずやっていますし、
食事にも気を使っています。
先日も打合せで東京に行った時に、
ミーティングのメンバー全員でランチをすることになりました。
東京って本当に美味しいお店がたくさんあるので、
どの店もいいなあと目移りしてしまいます。
店を選んで歩いていたとき、あるスタッフの一人が
「あ、あそこいいんじゃない?」と言ったお店は、、、
「ナポリタン専門店」
いやあ、、、それはちょっと待った!
さすがにナポリタンは、ちょっと。。。。(汗)
結局、いろいろ探して、そば屋に落ち着きました。
(同じ麺類でも、そばのほうが血糖値が上がりにくいんですね)
■ガマンすると・・・
でも、昼間に見て、ガマンしたナポリタン。
家に帰っても頭から離れません。
ナポリタン、美味しいんですよねえ。。。
食べたい。。。食べたい。。。
人間って、ガマンすると無性に食べたくなるのは、どうしてなんでしょう。。。
今までナポリタンのことなんて全然考えていなかったのに、
見てしまったが最後、知ってしまったが最後、食べないことには気が収まりません。
おそらくこれが自分で「ダメダメ」と思っていなかったら、
禁止していなかったとしたら何とも思わないのでしょう。
しかし、自分で禁を作っていて「考えちゃいけない」と思っているからこそ、
つい食べたくなってしまうのですね。
その「考えちゃいけない」が実はよくないということを実証した
「シロクマの実験」というのがあります。
シロクマの映像を3つのグループに見せて、
それぞれのグループに別のことを伝えます。
「シロクマのことを覚えておいてください」
「シロクマのことは考えても考えなくてもご自由にどうぞ」
「シロクマのことだけは考えないでください」
そして1年後、、、内容を一番克明に覚えていたグループが、
「シロクマのことだけは考えないでください」
と言われていたグループだったそうです。
■「禁止⇒モチベーション」の不思議
またさらに少し話はそれますが、、、
駅前で無料で配っているポケットティッシュを受け取らない人がいますよね?
無料でもらえるのに、なぜもらわないのでしょうか?
それはきっと、ポケットティッシュがいつでもどこでも手に入るもので、
「別に今受け取る必要がないや」「どうせいつでも駅で配ってるから」
と思っているからでしょう。
人は、いつでもできること、いつでも手に入るものは、
欲しいとは思わなくなってしまいます。
先ほど話したシロクマの実験も、駅で配るティッシュも、、、
これはもしかしたら、ゴルフの練習にもちょっと通じるところが
あるんじゃないかと思います。
それはどういうことかというと、、、
いつでもできるとなってしまうと、別に今、練習する必要がありません。
おそらく時間があればあるほど、自分の練習への欲求は下がっていきます。
逆に、仕事が忙しかったりして、練習の時間が取れなかったりすると、
その分「ゴルフをやりたい!」という気持ちが沸き上がってくるものです。
今身体を壊しているとか、病気を克服したなんていう後なんかも同じですね。
禁止されている(今までされていた)わけですから。
ですので、多少忙しくて練習する時間が取れないぐらいのほうが、
実はゴルフはうまくなるのではないか?
アマチュアゴルファーにとっての「忙しいから」は、
実はゴルフがうまくなるための大きなチャンスをいただいているでは?
そんなふうに、私は思います。
忙しいのを言い訳にして練習をしないのではなく、
いっそ忙しいのを利用して、ゴルフがうまくなっちゃいましょう。
またメールします。
小原大二郎
追伸
その後、結局ナポリタンの誘惑に負けたかどうかは、、、
ここでは言わないでおきます(笑)。
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