From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
今日なんですが、あなたに
「パーシモン、久々に打ってみた。その結果…」
という話をさせていただきます。
実はタイトルの通り、パーシモンのドライバーを
久しぶりに打ってみたところ。。。
そもそもなぜ?
これについては、特に理由というのはなくて、
ちょっとした興味というのもあり、
ゴルフパフォーマンスの近藤プロと
「ちょっとやってみよう」ということになりました。
クラブは自分の自宅に、
パーシモンの古いクラブがあったので
それを引っ張り出して来て、持っていきました。
で、打ってみたんですが。。。
「とにかく、飛ばない!(笑)」
近藤プロと二人で打ってみたんですが、
球は上がらないし、スピン量も少なくて。。。
とにかく、飛ばないのです。
(ちなみに、計測は千葉店のトラックマンで実施しました)
「ええー、どうすりゃ飛ぶんだろう。。。」
と、二人で考えた結論は、
「じゃあ、昔のスイングに戻してみよう!」
パーシモン時代を知っている方なら
わかると思いますが、当時の打ち方は
逆Cの字スイング
という、いわゆる球を上げる打ち方、
ボールに対して、スピンをかけていく打ち方だったので。。。
その打ち方に戻して、打ってみたんです。
すると。。。
「あっ、これなら球、上がんじゃん!」
とはいえそれでも、
キャリーで200ヤード飛べば
「飛ばし屋」と呼べるか。。。
というレベルの飛距離でしかないのですが、
最初に打ったときよりは、明らかに飛んでいました。
でも、この近藤プロと「面白半分」でした実験で
改めてわかったことがあります。それは。。。
道具の進化が、スイング理論を変える
これは以前にもこのメールマガジン上で
お話ししたことがあると思いますが、
多くのゴルファーの方が
「スイングが固まっていないから
フィッティングなんて自分はまだまだ。。。」
「クラブが悪いんじゃなくて、
自分のスイングが悪いんですよ。。。」
というふうにおっしゃいます。
ですが、ここで改めて考えてみてください。
ゴルフというスポーツが
クラブというものでボールを打って
穴に入れるというスタイルは、変わっていません。
ですが、いわゆる「スイング理論」というものは
時代とともに変わっているわけです。
ではなぜ、スイング理論が変わっているのか?
それはまさに、
道具の進化が、新しいスイング理論を作っている
からではないでしょうか?
でなければ、
冒頭のパーシモンで飛ばないという話は、
そもそも成り立たないことになりますよね?
もちろん、計測器とかのシステムが進化して、
感覚的だったゴルフが変わってきたという面もあります。
ですがそれよりも、
道具の進化がスイング理論を変えていった。。。
こちらほうが、はるかに大きいのです。
ということは実は、
スイングとクラブは、クラブのほうが先!
なので「スイングが固まっていないから」
「クラブじゃなくて自分のスイングが悪い」という考えは、
だいぶ損をした考え方だ、というわけです。
ということでやはり、球筋がバラけるとお悩みの方は
まずはフィッティングを受けていただくのが。。。
上達の最短距離と、言えるかもしれません。
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それでは、また次回。
徳嵩力一
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