From:森崎 崇
新宿四谷店の事務所より、、、
こんにちは、森崎です。
今週で3月も終わりという事で
もうすっかり暖かくなってきたので、
今年も本格的にゴルフのベストシーズン到来ですね!
早速4月のラウンドの予約を入れている方も
多いかもしれませんが、
春ゴルフは番手の選択肢に注意が必要な季節です。
特に冬ゴルフと比較すると、
これからの季節は飛距離やコース環境に違いがでてくるので
ポイントをしっかりとおさえて
適切な番手選びと正しいコース攻略が必要になります。
そこで本日は、
番手選びの基本のおさらいと、
春コースならではの注意点について振り返っていこうと思います!
これからラウンドの予定がある方は、
ぜひ参考にしてみて下さい!
番手選びの4要素
適切な番手を選ぶ上で、基準となる情報は
距離、風、傾斜、ライ の4要素です。
それぞれの内容について、詳しく説明します。
1. 距離
当然ながら、残りの距離を見ることは
番手選びの上で確かめる第一条件ですよね。
できれば高低差機能付きのレーザー距離計などで
正確に距離を割り出すことで、よりコース攻略の安全性と
ショットに対する自信を持つことができますのでオススメです。
※公式競技では、高低差の機能を使って距離測定すると
ペナルティ対象となりますのでご注意ください。
2. 風
春先は1年の中でも特に風が強く吹く季節。
アゲインストかフォローかによって
飛距離に大きく影響を与える場合もあります。
風の強さを調べておくことはもちろん、
ホールごとに遮蔽物などの状況で
風の影響は変わってくるので、
まずは風の状態をチェックしてから
影響を考えた番手選択が必要になります。
3. 傾斜
傾斜については状況によって選択肢は様々。
つま先上がりだとどうしてもクラブを短く持たざるを得ないので
番手を上げるなど、打ち方や狙い方によっても変わってきますが
傾斜の緩急を見たうえで影響を加味して判断しましょう。
4. ライ
芝が枯れている冬芝に比べて、
これからの季節は芝が元気を取り戻すため
フェアウェイとラフでのライの状態の差も大きくなります。
こうした要因も番手選びの要素となるので、
しっかり意識しましょう。
具体的に言えば、ライが悪く
「大振りしたらしっかりミートするのは難しそう…」と感じたら、
番手を大きくしてコンパクトなスイングで安全に運ぶのも
れっきとしたリスク回避です。
ベストを目指しつつも、100点に固執しない
これまで、適切な番手選びについてお話してきましたが、
コースを回るメンタルの上では、
100点満点に固執しない
という意識も大切なことです。
もちろんベストなスコアを目指すことは大切ですが、
「常に100点の結果を目指そう」という意識は時に
リスクを増し、ミスが起きた時に動揺や集中力の低下を
招いてスコアに悪影響を与えかねません。
どんな上級者でも、1ラウンド全てで
100点のショットはできないので、
ミスやトラブルがあった時にも、
冷静に、安全に立て直せるよう
堅実で余裕を持ったメンタルで臨みましょう。
動揺したり大叩きをしかねない例の一つを挙げると、
林に入ってしまい、脱出するシーンがあります。
フェアフェイまで空間が開けていて
安全に復帰できれば良いですが、
なるべく前にボールを運ぼうとして
狭い隙間に無理にボールを通そうとすると
脱出に失敗してしまうリスクを跳ね上げてしまいます。
また、安全にフェアウェイに脱出しようと思っても
「数十ヤード出すだけだからロフト角の高いウェッジで良いか」と
クラブ選択すると、思わぬ形で脱出に失敗することもあります。
そんな場合の対処法についてもまとめていますので、
下記の動画を参考にしてみて下さい!
動画はこちら
↓
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。
春になるにつれて木々の活力が増せば
葉っぱや枝につかまる可能性も大きくなるため、
ますます脱出失敗のリスクは高くなります。
林からの脱出や遮蔽物を避けることは
ラウンド本番だけでしか経験できないような
スコアを落としがちなトラブルなので、
こういったトラブルも最小限の被害で抑えて
盤石にスコアを構築できるように心がけましょう!
森崎 崇
<本日のオススメ>
林からの脱出以外にも、
ラウンドには本番ならではの
スコアを損してしまう状況たくさんあります。
そんな中でベストな結果を安定して出せる人との違いは、
「正しいコースマネジメントを知っているか」
ただこれだけの差です。
練習場では狙った所にきれいに飛ばせていて
90切りくらいは出来そうなスイングのゴルファーの方でも、
コースマネジメントが不十分では
本番で100以上を叩くことも決して珍しくありません。
「コース戦略は、ある程度狙った所に打てる腕前の人向けで、
ミスショットばかりの自分にはまだ早い」と誤解されている方がいますが、
むしろミスショットを減らす事こそが
コース戦略の最大の利点なので、もし今までコース戦略を
取り入れえてこなかった方は、
是非この私がまとめた書籍を読んで、
コース戦略を使いこなすゴルフの楽しさを知ってください!
「ゴルフのマネジメント 基本と原作」
著:森崎 崇
ラウンド中のトラブル回避から実践で役立つショットまで、
スコア改善に即使える武器ばかりの内容です。
2023年の春ゴルフ開幕記念に
少しの間だけ特別特価で公開しますので、
無くなってしまう前にお早めにご確認ください。
ゴルフのマネジメント書籍の詳細はこちらから
↓
https://g-live.info/click/morisaki_book2303/
※現在、一般の書店などで取り扱いを行っておりませんのでご注意ください。
森崎崇
最新記事 by 森崎崇 (全て見る)
- かつて伝説のプロが全英優勝を果たした方法 - 2024.06.19
- ラウンドの前・中・後をフル活用 - 2024.04.24
- 上達の「関所」といわれるミス - 2024.02.28