From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は大晦日、一年の最終日ということで、
「メルマガ特別版」としてお届けします。
2023年の最後に、
あなたにお伝えしたいことがあります。
かれこれ15年のお付き合い…
おかげさまで、こうしてネット上での活動を始めて
今年でおそらく15年ぐらいになりました。
こうしてメールマガジンという形で
ゴルフ上達の情報を発信していて
長いお付き合いのお客様も多数いらっしゃいます。
そう考えると、長い会員さんとは
もう15年間ぐらいもご一緒しているんですね。
ちょっとびっくりです。
私の平均的なお客様の年齢は
だいたい50~70代といった感じでしょうか。
どのお客様も、ゴルフの上達を目指して
真摯に取り組んでいらっしゃるわけですが。。。
ですが長いお付き合いと年月を経て
なんと申しましょうか、上達への取り組みの
「優先順位」
が、変わってきているようにも感じています。
若い頃との、大きな違い…
たとえば、若い時のゴルフ上達というのは
技術的な取り組みだけであっても、
成果というのは出るんですね。
ビジネスゾーン、肩から肩。。。
ですが歳を重ねることで、こうした技術的な点だけでは
補えないところが出てくるのを、私も感じています。
・筋力、体力の低下
・骨格の歪み
・怪我、故障
いわゆるフィジカル的な部分で課題を抱える方が、
多くなってくるからですね。
そうした点に対処するために
技術的な取り組みだけではなく。。。
いわゆるフィジカル的な対策についても
並行して行っていってほしいと思っています。
どちらか一方に偏らないことが大切
歳を重ねれれば重ねるほど
どちらかに偏ることなく、バランスよくやることで
成果が出ます。
実際、60代、70代、80代になっても
着実にゴルフでステップアップしている方というのは
必ずバランスを大切にしています。
たとえば、75歳で230ヤードぐらい飛ばしている人は
普通の同世代の方がやっていない練習を、
必ずしています。
具体的には、練習場でボールを打つ練習だけではなく
自宅で、あるいはジムなどに通って
トレーニングをしていますと、おっしゃいます。
いろいろな方とご一緒していますが、
この点にほぼ例外はありません。
このメールマガジンをお読みのあなたの願いとしては
「長くゴルフを楽しみたい」と
きっと思っていらっしゃると思います。
「生涯楽しむためには、技術の練習」
そんなふうに思っているかもしれませんが、
年齢を重ねて、そういう世代に突入していると
技術的なところだけでは
目標にたどり着けなくなる。。。
フィジカル、健康づくり、身体のメンテナンス。
そのへんを決しておろそかにしてはいけない
ということですね。
具体的な二つの取組み
QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)
という言葉があります。
「単に生きるだけではなく、
充実した人生を過ごすこと」
ゴルフも同じで、体の健康に気をつけることで
より長くゴルフができますし
楽しむことを継続していくことができます。
具体的には、技術練習としてのビジネスゾーンは
もちろん続けていただきつつ、
並行してフィジカルの取り組み。。。
大事なのは二点で、
・骨格のゆがみを起こさせないこと
・筋力強化
私たちが紹介していて
あのジャック・ニクラスも実践の
「エゴスキューメソッド」での骨格矯正。
さらには筋力トレーニングも取り入れて
それを続けていってほしいです。
私はいろいろな方にお伝えしているんですが
「男性、女性関係なく、
今の飛距離を5年、10年と
最低でもキープしてほしい。」
飛距離を大事にしてほしいのは
何もしていないとほぼ100%
飛距離が落ちてしまうのと。。。
飛距離が落ちると、これもほぼ100%
ゴルフが楽しくなくなってしまうからです。
そしてもう一つ、
あなたにお願いしたいのが
「正しい取り組み」をしてほしい
当たり前ですが、どんなに上達したくても
正しい取り組みをしていなかったら
上手くなんてなりませんよね?
なんでこのようなことを言うのかというと。。。
実際にレッスンの現場で
お客様とお会いしていて感じるのは、
多くの方、下手をすると9割ぐらいの方が
間違った認識をお持ちだからです。
では、ここでクイズです。
ゴルフの飛距離アップで必要なフィジカルの強化は
・上半身
・下半身
どちらだと思いますか?
・
・
・
・
・
答えは「上半身」。
ですが多くの方がこの質問に対して
「下半身」とお答えになります。
上半身を鍛えるのに一番オススメなのは
自宅でもできる「腕立て伏せ」ですが、
歩く、スクワットをするなどで
飛距離アップさせようとしても、
残念ですが結果は出ません。
これはフィジカル面だけではなくて
技術練習についても同じです。
「最近は●●理論が流行っている」と言っても
上達に結びつかないことをやっていても
結果が出ることはありません。
物理の法則と一緒で、これに例外がないんですね。
上達は「掛け算」
たとえば、
パターが足を引っ張っているのに
ドライバーの練習ばかりしている
こういうのも、目標達成に直結する練習を
していないという意味では、同じですね。
(上達しない一番の原因とも言えるかもですが)
話をまとめますが、
世代的に50代、60代、70代の方は
フィジカル的なところ
・骨格のゆがみを起こさせないこと
・筋力強化
それに加えて
・上達に結びつく、正しい技術練習
どちらかが欠けてもダメです。
なぜなら、これらは「掛け算」だからです。
どちらがしかやらないでいると
結果、両方とも衰えてしまい
維持どころではなくなってしまいます。
2023年も、今日を残すのみとなりました。
新しい年を迎えるにあたって
私は自分の目標に直結することに
ちゃんと取り組めているだろうか?
今日という一日を、
そんなことを振り返る時間にあてていただけたら。。。
あなたの2024年はきっと
間違いなく大きく変わります。
と、そんな話はさておき。
2023年の最終日をこうして迎えられたのは
こうしてメールマガジンを熱心に読んでいらっしゃる
あなたのおかげです。
本当に、どうもありがとうございます。
来年の2024年が
あなたにとって最高の一年になることを
心より願っています。
それでは、よいお年を!
小原大二郎
追伸:コメントをお寄せ下さい
毎年のことですが、もしよろしければ
あなたの感想などをコメントにお残し下さい。
2023年の振り返り、
そして2024年に向けての目標なんかを
お書きいただいてもOKです。
(下記のコメント欄にお願いします)
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高知市在住の72歳です。小原プロのメルマガを読み始めてかなり目から鱗が落ち、この頃は片目がぼんやりと見え始めてきたように思えます。腰から腰のビジネスゾーンで、肩の回転不足からの右ひじが曲がっていることもビデオで気づかされました。以外に自分では気づかないことが多くあるようです。フィジカル面を考慮しつつ、今のテクニカルとギアの掛け合わせで現在の飛距離が維持できればと頑張るつもりですので、これからもよろしくお願いします。
いつもゴルフ上達するためのアドバイスありがとうございます。
私も60歳過ぎてから飛距離が落ち筋力の衰えを感じ筋トレしなきゃと思いつつ出来てません。もともと外反母趾がひどく、変形性膝関節症があるため上手く体重移動が出来てない事が悩みの種です。ゴルフを長く続けるにはフィジカルが大切だどあらためてわかりました。これからはフィジカルを取り入れた練習をしていき目標達成したいと思います。
今年振り返ってみて、今年は6月にベストスコア76(36•40)が出た事、またレディース選手権で優勝できたのでいい年でした。
来年は、ウッド系が下手なので5番アイアンを入れてましたが、5番アイアンの代わりにユーティリティを入れて練習して選手権2連覇を目標に頑張っていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
いつもメルマガを読まさして頂いています。
ある事から、2ヶ月前から筋トレを始めました。
ゴルフを意識しておらず、別の事がきっかけで
腕立て伏せを、最初は10回がやっとでしたが、
今は、50回をこえることができました。
65歳なって数十年ぶりですが、胸囲が3センチ増えました。
コースにでるとドライバーの飛距離が10〜15ヤード伸びました。「棚からぼた餅」のようで喜んでいます。
今日のメルマガが更に理解できました。
来年も続けて行こうと思っています。
今日の大晦日のブログを読み終えて最後のメモを取り終えました。小原プロとの出会いは、このブログです。ある時、パソコンを触っていると小原プロのブログの記事と遭遇しました。以来約10年前後になるかと思いますが、文章と、プロの人間性に惹かれて、ザ・ビジネスゾーンその他から、別のノートに抜粋して50ページ近くにまとめています。これが、今の私の宝物になっています。
その他、昔から好きなプロとしては、金井プロ、藤田プロ、アマチュアでは、阪田哲男が好きです。
最後に、私の腕前は若い時はHDCP11までiいきましたが、今は19です。来年は今日の小原プロの「大晦日を迎えて」の言葉を課題にして、もう1つ上のクラスで、頑張れるように
おはようございます。
毎回楽しく読ませていただいております。
私の毎朝のルーティーンは、「腹筋運動200回」「ダンベル3K 200回」「スクワット 100回」「背筋運動 100回」
「両腕、胸筋強化 100回」です。ほぼ毎日行っています。
今回のご指導の中で、飛距離アップは上半身の強化とありますので、本日から「腕立て伏せ」を取り入れようと考えています。
年齢は72歳 ドライバーの飛距離は230Y程度です。
私も、上半身強化の必要性をご教授願えれば幸いに存じます。
新年をいい年になるよう祈念申しあげます。
小原先生に出会ってからこの2年間の1ラウンド平均のスコア・パット数・パー以下・ボギー・トリ以上・3パット以上・OBなど数値化しています。2023年は2022年よりすべて向上しました。この数値化したものをゴルフライブさんに送った場合、アドバイスして頂けるのでしょうか?
私は2022年10月にギランバレ‐症候群で立つ事も出来ない寝返りも出来ない、固いものが噛めない寝たきりになり2ケ月入院しリハビリをし4月ごろから普通の生活が出来るようになり8月頃にはゴルフも出来るようになりましたが飛距離がドライバ-で150ヤ-ド位しか飛ばず、家で毎日素振りをしたり鳥かごで玉を打っていますが少しづつですが飛距離は伸びていますが思うように飛距離が出ませんそこで体を安定させるためにインソ-ルを作り履き体を安定させ左の壁が出来るようにしましたが是良いのでしょうか、まだインソ-ルを履いてゴルフはしていません。、
いつも拝読しています。
今年最後に有効なお話、ありがとうございます。
私も60代後半の年齢になって体力の衰えを日々感じています。
一つ気になったのは、飛距離アップで必要なフィジカルの強化には上半身の強化が必要、ということです。
下半身でなく上半身である理由を教えていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
来年も良い年をお迎え下さい。
横山