From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、シングルになるための練習方法についてです。
「シングルになるためには、何か特別なことをしないといけない」
実際のところ、本当に多くの方が誤解しているのですが、、、
そんなふうに、あなたは思っていませんか?
これは一面的な見方をすれば、確かに「イエス」なのですが、
それだけでは全てではありません。
今日はそんな話をしたいと思います。
■お金や時間、才能が全て?
「小原先生、どうやっても自分がシングルになれるなんて信じられません」
ある生徒さんが、レッスンの後でこんなことをおっしゃいました。
なかなか自分のゴルフがうまくならないことにいら立ちを感じて、
そんな不満や不安を私にぶつけてきて下さいました。
「身体的素質が優れてないといけない」
「ゴルフにおける全てのことができないといけない」
「毎日長時間の練習やラウンドしないといけない」
実際、こんなふうに思っていらっしゃる方が、とても多いです。
もちろん、身体的に優れていたり、
運動神経がいいにこしたことはありませんし、
ティーショットからパター、コースマネジメントまで、
全てのことができれば、自ずとスコアが良くなるに違いありません。
お金をかければそれなりにゴルフというのはうまくなる。
複雑ですが、これもまた一つの事実でもあります。
■ひたすら一つの練習を続ける
しかし、、、です。
私が指導をさせていただいた方の中には、
「素質がない」
「ゴルフで苦手がある」
「お金も時間もなくて忙しい」
そんな中でもシングルの目標を達成された方というのは少なくありません。
実際、私が教えていてシングルを達成されたUさんという方は、
スコア100程度だったのが、一日わずか10~15分程度の練習で、
たった9ヶ月でシングルになってしまいました。
Uさんは50代の男性。
何か特定のスポーツをやっていたわけではなく、
身体も小さく、飛距離にも少しだけ難がありました。
また、お仕事も忙しくてラウンドにもそうそういけない上に、
練習場に行く時間もないので、もっぱら家での練習だけ。
そんな中、Uさんがひたすら練習したのが、
「ビジネスゾーンの練習」だったのだそうです。
短い時間を見つけては、家の中でただひたすら
腰から腰のスイングだけを練習。
布団に向かってボールを打っていたそうです。
■優れていなければいけない特徴は、たった一つ
正直言って、普通だったらそんなことだけを
ひたすら続けるなんて、できないと思います。
でも、Uさんはひたすら続けました。
私もそのようにアドバイスをしていたのですが、
それを100%そのままこなす人というのは少ないのです。
そこで気になって、Uさんに続けられた秘訣を聞いてみたんですね。
小原 「こんなこと言うのはなんですけど、、、
途中で辞めたくなったことってありませんでした」
Uさん「それはもちろんありましたよ。
こんなことやってて本当にうまくなるのかなって」
小原 「でも、続けたんですよね」
Uさん「ええ、でもある時、『自分ができることをやろう』
って、気持ちを切り替えたんです。
だって、自分が飛距離をアップさせるよりは、
ショートゲームの精度で勝負したほうが絶対いいって思って。
小原先生もそうおっしゃってくださいましたからね。
だからそれを信じて続けました」
この話を聞いて、あなたはちょっと信じられないと思うかもしれませんね。
しかし、Uさん曰く、
Uさん「ここまで来た今だからこそ思うんですけど。。。
下手に身体に恵まれていたり、お金や時間があったら、
自分もそこまでビジネスゾーンにこだわって
練習しなかったかもしれません。
今さらですが、お金や時間、才能が全てじゃない。
続けることが全てだってということを、
この歳になってゴルフに教えられたような気がします」
多くの人は、自分の欠点を無理矢理補おうとします。
もちろん、弱点や欠点はないに越したことはありません。
しかし、そこにあまりにフォーカスしすぎてしまうあまり、
自分の長所を伸ばせるところを伸ばせず、結局結果が出ない。。。
そういうことは、とても多いのではないでしょうか。
別に才能に優れている必要はありません。
優れている必要があるのは、
「自分なりの結果が出せることを続けられるかどうか?」
この一点なのではないかと思います。
「あなたにとって、ゴルフで一点突破が出来るところはどこか?」
これは考えるに値する質問ではないかと思います。
またメールします。
小原大二郎
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