
From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「『右だけはダメ!』なのに右に行く…なぜ?」
というテーマで、お話ししたいと思います。
「このホール、右が全部OBか。
朝イチから嫌なホールだなあ。。。」
朝イチにそんな状況で、
「右だけには絶対行かないように。。。」
と強く思った結果、
「わーっ! またやっちゃった」
ボールは無情にも右のOBゾーンへ。。。
こんな経験、あなたもありませんか?
なぜ「右はダメ」と思うほど右に行くのか?
この疑問について、
あなたは答えられますか?
・
・
・
これについては、脳の仕組みが関係しています。
よく言われることですが、
「右に行くな!」
と考えることで逆に
「右に行くイメージ」だけが
強くインプットされてしまうんですね。
これが、
「右に行くな!が逆にスライスを誘発する」
一番の心理的な罠というわけです。
スライス悪化のメカニズム
それと右を嫌がるあまり、スライサーの方の多くは
以下のようなスイングをしてしまいます。
1)右に行かないようにと左を向く
↓
2)さらに左に振ろうとする
↓
3)そのことでアウトサイドインの軌道が強くなる
↓
4)加えて上体が力んで、ヘッドの運動量が減る
↓
5)さらにスライスが悪化。。。
こうやって見ていくと、スライスがひどくなるのは
ある意味「必然」とも言えるかもしれません。
また、今回冒頭でお伝えしたシチュエーションは
「朝イチのホール」でしたよね。
朝イチというのは誰でも体が温まっておらず、
スムーズにスイングできないことが多いです。
・体が回らず、トップが浅くなる
・打ち急ぎ、クラブが外から下りやすくなる
・力んでスイングが硬くなる
こうした要素も合わさって、
朝イチほどスライスしやすくなってしまうのです。
スライスを防ぐための対策
では、どうすれば右がダメな時に
右へのミスを防げるのでしょうか?
いつもお伝えしている
「余計な力みを抜く」は前提として
下記のようなことをやってみて下さい。
1)意識を「行きたい方向」に向ける
「右に行くな」ではなくて、
「フェアウェイのココに打つ!」
と考えるようにしましょう。
意識するべきは「避ける方向」ではなく
「狙う方向」であるということですね。
2)スウィング前に正しい方向を確認
ボールの後方に立って、
明確にターゲットを決めましょう。
スタンスとフェースの向きも
同時にチェックするようにしましょう。
3)ラウンド前のストレッチを行う
ストレッチをしっかりやってほしいのですが
このように伝えても、やらない人もいます。
それならば、
最低でも素振りをして、身体を温める
朝イチに素振りぐらいはやって下さい。
スタート前に素振りだけでもやっておくことで、
朝イチのプレッシャーがある中でも
前より安定したショットが打てるようになるはずですよ。
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ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
