
From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「ゴルフ歴30年。レッスン4年受講で120大叩き」
というテーマで、お話ししたいと思います。
タイトルのようなお悩みを抱えた方から
かなり切実なお悩み相談をいただきました。
30年間、ゴルフと真剣に向き合ってこられた方で
きっとあなたにも重なる部分があるはずです。
その内容は。。。?
ご相談の内容
| ゴルフ歴30年。オフィシャルハンデ24まで行きました。
| もっと上手くなろうと思い、プロのレッスンを週に一回受けています。
| もう4年ほど受けているのですが、スコアが120ぐらいまで落ちてしまいました。
| とにかく飛びません。ドライバーで150ヤードぐらいしか飛びません。
| ゴルフライブが発売している練習道具、DVD、書籍等、全て購入しましたが、
| スコアに反映できないでいます。
| パター数は36以内で収まっています。
| とにかくショットがダメです。
| 毎日、最低限、これだけは練習しろという方法があるのでしょうか?
| どうか、藁にもすがる気持ちで、ご返答をお願いいたします。
「真面目に続けているのに結果が出ない」
その気持ち、お察しします。
まず最初に、ここまで真剣にゴルフに
向き合ってこられたこと、素晴らしいことです。
そして「藁にもすがる思い」という言葉から
その切実な気持ちも強く感じました。
実際、同じような悩みを抱える方は本当に多いです。
ですのでどうか、
自分だけが特別だと思わないでください。
さて、そんなあなたにまずやっていただきたいのは
基本に戻りましょう
基本だなんて言うと
何となく大ざっぱに聞こえますが、
真剣にやっている人ほど、
「もっと飛ばさなきゃ」「まっすぐ行かせたい」
といった気持ちが強くなりがちです。
ですが実は、その頑張りがスウィングを
余計に難しくしてしまうことがあります。
私がどんなゴルファーを教える時でも
必ずお伝えしている大切なことは
・リズム
・バランス
・タイミング
この3つです。
これらのうち、どれか少しでも崩れただけで
ゴルフは不安定になってしまいます。
ですが逆に、この3つが揃っていると
自然と打球が変わり始めます。
質問の中にご年齢がなかったのですが
この3つを大切にすることに
年齢は関係ありません。
これも色々なところでお伝えしていますが
ゴルフは歩ける限り上達できます。
だからどうか、焦らないでください。
あなたにはまだ、伸びしろがあります。
そんなあなたに、これだけはやってほしいのが
素振りをしましょう。ただし…
「毎日、最低限、これだけは練習しろという
方法があるのでしょうか?」
という質問に対して、
私の答えはハッキリしています。
あなたが毎日やるべきことは
ズバリ「素振り」です。
しばらくはボールを打たなくてもいいです。
素振りだけで大丈夫です。
ですが、形だけの素振りではダメです。
意味のある素振りをして下さい。
意味のある素振りとは、
自分で打つ番手や打つ距離などを
意識した素振りのことです。
自分自身で
「10ヤードだったら、この素振りが絶対10ヤード」
「15ヤードだったら、これが絶対15ヤード」
まずはそういう本気の意味ある素振りを
たくさんしてみて下さい。
この本気の素振りについては
以前にこちらでも何度かお伝えしましたが
私がツアープロたちに一番やらせていたこと
↓
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この本気の素振りには
とてつもない効果があります。
・リズムが整う、タイミングが合ってくる
・しなやかに体を使えるようになる
・「当てにいくクセ」が消える
今、ボールを打たない期間をあえて作ることで
スウィングは良い方向に戻っていきます。
普段からどのくらいの頻度で
ゴルフ場に行っているのかはわかりませんが
敢えて今は1~2週間ほど
ゴルフに行かないことをオススメしたいです。
今、だんだんと寒くなっているので
ゴルフに行かないと決めるには
ちょうどいい時期かもしれませんね。
真面目な人ほど…
プロから週1回のレッスンを
4年続けているというのは、
本当にすごいことです。
ここで注意したいのは
おそらくはレッスン自体が間違っているとか
そういうことではないだろうということです。
おそらくは、
考えすぎ
結果が出ない理由は
レッスンの内容がというよりも
これがブレーキになっていることが多いです。
真面目な人ほど「考えすぎて」動けなくなる
これはプロでも、よくあることです。
私も選手などを指導していて痛感することですが
少しのアバウトさを持ったほうが
スウィングも心も、楽になります。
そのために少し意識してほしいのは
自分自身が「50点で合格」と認めてあげること
これはとても大事なことで、
たったこれだけのことでも
驚くほどゴルフがいい方向に行きます。
単刀直入に言って、真面目な人ほど
自分に厳しくなりすぎです。
そしてゴルフでは、その真面目さが
上達のブレーキになることが、よくあるんですね。
ですので今日からは
「今はしっかり頭を動かさずに振れたな」とか
「このショットは飛距離をセーブできたな」とか
「バランスよく振れたな」とか
「芯に当たったな」とか
「ちゃんと右サイドを狙って打てたな」とか
「距離をオーバーしなかったな」とか
「ダフらなかったな」とか。。。
こんなことを、些細なことでいいので
自分に言ってあげてほしいんです。
そうした小さな成功を
自分で褒めていくようにしましょう。
これができるようになると、
自然と心のブレーキが外れていきます。
これはプロでも同じで
うまくいかない時ほど自分への言葉、
プラスの声掛けが大切になってきます。
それでも、現状から抜け出せずに
苦しいというのであれば。。。
「左打ち」をやってみてください
意外に思われるかもしれませんが
これも効果絶大です。
1本だけで構いません。
左用のクラブを手に入れて打ってみて下さい。
(普段から左打ちの方は右用ですね)
番手は、9番アイアンやクリークあたりが
扱いやすくていいかもしれません。
左打ちを続けることで
・スウィングのバランス感覚が整ってきます
・もちろん、身体のストレッチにもなります
・右で打つことが今よりもラクに
感じられるようになります
・いつもと違うことをやることで
頭の緊張、プレッシャーが自然とほどけてきます
左打ちは、考えすぎて凝り固まっているスウィングを
一度リセットする効果があります。
本当に苦しい時ほど、
この「切り替え」が役に立ちます。
あなたは必ず戻れるし、必ず伸びます
今日のお客様からのご相談には
長年の悩みそして真剣さが込められていました。
それだけ本気でゴルフに向き合ってきた証拠です。
どうか、自分を責めないでください。
あなたの努力は無駄ではありませんし、
今が立て直しのチャンスです。
基本に戻り、しなやかにクラブを振って
考えすぎず、心のブレーキを外すこと。
そのために、まずは
意味のある素振りを続けてみてください。
あなたのゴルフは、必ず変わります。
これをお読みのあなたもぜひ、お試しください。
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江連忠でした。
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