
From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「上手くなりたいなら一度止まって下さい」
というテーマで、お話ししたいと思います。
アマチュアの方の練習を拝見していますと
気になることがあるんです。それは。。。?
多くの方が「動きっぱなし」
以前のメールマガジンで
第一の道具はクラブではなく、自分の体
というお話をしました。
クラブより先に見るべき「道具」とは?
↓
https://g-live.info/click/260709_nikkan/
では、その自分の体にどうやって
目を向ければいいのかと考えたとき、
アマチュアの方の練習を見ていると
かなり多くの方が「動きっぱなし」なんですね。
どういうことかというと、
打つ
↓
また打つ
↓
「お、当たった」
↓
「あ、曲がった」
極端な話、これをずっと繰り返しています。
もちろん球を打つこと自体は大事です。
ですが、それだけですと
自分の体の中で何が起きているかを
感じる前に、全部が過ぎてしまいます。
たとえば、
・どこに重心があるのか
・どこに張りがあるのか
・どこで力んでいるのか
・どこでバランスが崩れるのか
こうしたものは、速く動いていると
意外とわからないんですね。
だからこそ私は
「上手くなりたいなら、一度止まって下さい」
と、お伝えしたいんです。
動きを止めると、体の使い方が見えてくる
これは片山晋呉プロとの練習時にも
感じたことですが、上手い選手ほど
途中で動きを止めて確認します。
・トップで止める
・切り返しの途中で止める
・フィニッシュで止める
こんなことをやっていくと
自分の体がどうなっているかが
急に見えてきます。
「江連さん、そんなことして
何の意味があるんですか?」
と思うかもしれませんが、
意味は大きいです。
動きを止めると、
ごまかしが効かなくなるからです。
勢いで振っていると、
何となく形になってしまうことがあります。
でも、途中で止めると
・そのポジションが苦しいのか
・無理があるのか
・ちゃんと乗れているのか
・張れているのか
そういうことが、一気に分かります。
つまり、途中で止めるというのは
スウィングの形をチェックしているようでいて、
本当のところは
自分の体が、その動きに耐えられているか
を見ているんです。
目を閉じると、体の中に意識が向く
そこでさらにもう一つ、
私が大事だと思っているのが
目を閉じること
これもぜひ、試してみて下さい。
この場で何度もお伝えしていると思いますが
目を開けていると、どうしても人は
クラブの形
見た目
外から見た動き
そちらへ意識が行きやすくなります。
ですが目を閉じると、外の情報が減りますから
そのぶん意識が「体の中」へ向きやすくなります。
どこに重心があるのか、どこが動いているのか、
どこが突っ張っているのか、といったことが
分かりやすくなるんですね。
これも以前にお伝えしたように
ゴルフというのはクラブの動きばかりで考えていると
かえって混乱することがあります。
だからこそ、ときには目を閉じて、
自分の体の中を感じることが必要なんです。
1スウィング30秒で
私の一番のおすすめは
1スウィングを30秒かけてやること
ゆっくり、本当にゆっくり
30秒かけてスウィングをします。
普通の感覚からすると相当にゆっくりですが
この遅さの中でこそ、見えてくるものがあります。
速く振っていると
何となく流れてしまっていた動きが
30秒かけると全部、わかってしまいます。
・どこでふらつくのか
・どこで張れないのか
・どこで力んでしまうのか
・どこで体が逃げるのか
そういうことが全てハッキリしてきます。
実際にやってみるとわかりますが、
この練習は見た目より、かなりキツいです。
それは、普段いかに勢いで振っていたか、
いかに流れの中でごまかしていたかが
わかるからです。
ゆっくり動くには、
それなりの体の支えが要ります。
そして実は、これがスウィングに本当に必要な
体の使い方であり、必要な体力でもあるんです。
この練習がキツいということは
裏を返せば、今までそこをあまり使えていなかった
ということでもあります。
だからこそ、価値があるんです。
「江連さん、30秒もかけるなんてしんどいです」
そう思われるかもしれません。
その通りで、しんどいと思います。
ですので最初は、
何十回もやる必要はありません。
まずは「3回」で構いません。
目を閉じてもいいですし、
閉じなくてもまずは大丈夫です。
とにかく、ゆっくり動く。
途中で止める。自分の体を感じる。
ここをやってみて下さい。
以前のメールマガジンでお伝えした
「第一の道具は、自分の体」の意味が
理屈ではなく実感として分かってくるはずです。
ゴルフがうまくなりたいなら、
クラブの動きばかり追いかけないこと。
まずは、自分の体に
目を向けてみてください。
ぜひ、お試し下さい。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
<本日のオススメ>
ドライバーは本来、
飛ばすクラブではありません。
「飛ぶクラブ」
です。
その飛ぶはずのクラブを、
もう一度きちんと働かせる。
そのために必要な考え方と実践法を、
ドライバーの飛距離というテーマに絞ってまとめたのが…
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何時も適切なアドバイス、有難うございます。
“ドライバーは飛ばすクラブではなく、飛ぶクラブ!、、、。”
分かってはいるものの、、、
年齢的に70歳も超えましたが、今だに体力任せに思い切りスイングをしている自分がいます。インパクトで如何にボ−ルに圧力をかけるか、、なんて思いながら。
特に女子プロのスイングを見ていると、何であんなにゆっくりなのに飛ぶんだろう、、、って思ったりもします。
ドライバーが決して飛ばないわけではありませんが、この年になれば、効率のよいスイングが求められますね。
良きアドバイス、今後もお願い致します!