From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
「 だ か ら ス イ ン グ な ん だ っ て ば ! 」
今日は改めて、そのように思ったことがあったので、
ここで書こうと思います。
■あるラウンドレッスンにて
数か月前の話なのですが、、、
ある方のレッスンを見させていただいた時のこと。
その方はSさんという50代後半の男性。
ラウンドレッスンだったので、ラウンドの前に
ゴルフ場に併設されている練習場で軽く練習をしました。
この方は初めて私のレッスンを受ける方だったのですが、、、
ちょっとだけスイングにクセがあったんですね。
他のレッスンプロに定期的に習っているとのことでした。
「他のプロに習っているということもあったので、
最初からあんまりスイングを大きくいじるのはちょっとなあ。。。」
そんなことを考えながら、ラウンドレッスンへ。
他のプロに教わっているところを思いっきりいじるのは
正直はばかられるので、自分としては不完全燃焼の
控えめなレッスンになってしまいました。
■禁を破る。。。
ですが、ハーフを回って食事をして、午後のレッスンに入る時、、、
「いや、このままやっていても、むしろSさんによくない。
だったら思い切ってやるしかないかな。。。」
そんな決意をして、午後のレッスンを開始。
午前とはうってかわって、Sさんのスイングの問題点を指摘しながら
アグレッシブに指導することにしました。
その結果、なんと。。。
午前中のハーフは57だったスコアが、午後は49!
Sさんはハーフで50を切ることがほとんどないので、
ご本人もびっくりされていました。
朝にSさんのスイングを見た時点で、
「たぶん、Sさんの上達を妨げているのはこのスイングだ…」
ほぼそんな雰囲気は感じていたのですが、
午前中はなかなかそこに踏み込めずにいました。
「でもどうする?
このままじゃせっかく1日使ってもムダになる!」
そう思って、100%の確信はない状態から、思い切ってのスイング指導へ。
「やるしかない。。。」
正直、ちょっと不安な気持ちもありましたが、
Sさんとのマンツーマンだったからということもあって、
スイングを指導しながら、スコアをまとめて回ることができました。
「小原先生、ぜひまたご指導お願いします!」
帰りぎわ、Sさんは今日の結果にとても感謝してくださって、
私としても胸をなでおろしました。
■やっぱりスイングが全て
こういうふうに、自分の狙いどおりに指導がうまくいった時というのは、
なにものにも代えがたい安堵感があります。
「 だ か ら ス イ ン グ な ん だ っ て ば ! 」
私がいじったのは、スイングのほんの一部分だけです。
しかし、それを見過ごすことは指導者としてできなかった。
だから、他の人に習っているとは知りながら、
あえて手を加えてしまいました。
他の人に教わっているからなあ、、、というような言い訳をして、
教わりに来ている人を結果のないまま帰すのは、、、
ここで言いたいのは、私の指導がいいとか悪いとか、
そういうことではありません(笑)。
私が言いたいのは、
「その人に合ったスイングが実現すれば、結果は自ずとついてくる」
ということです。
もしあなたが、
「うーん、しょせん自分はこの程度の実力なのだろうな」
「うーん、まあ、この程度でいいか」
そんなふうに思っているのなら、、、
やっぱりスイングから見直すのがいいのではないでしょうか。
「 だ か ら ス イ ン グ な ん だ っ て ば ! 」
この言葉、私も新たに心に刻みたいと思います。
またメールします。
小原大二郎
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