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「心」イメージ力でスイングを変える

2016.10.16
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「心・イメージ力でスイングを変える」

というお話をさせていただきます。

練習場でボールを打つことだけが
スイングを良くすることではありません。

むしろ、ボールを打たない方がスイングの基本は良くなります。

ボールを打つのは一応確認のためと、
応用の幅を広げるために打つというぐらいの感じです。

これは私の経験と、とあるツアープロの経験からの確信です。

とあるツアープロの話

ゴルフ場に所属しているとあるツアープロは
なかなかシードが取れず、苦悩の日々が続いていました。

そこに来て、その年、ゴルフ場のいろいろな仕事が舞い込んできて、
落ち着いて練習やラウンドすらできない日々が続いたそうです。

そこで、考えたのが、シャドースイングです。

シャドーシィングと言ってもちょと変わっています。

野球のバットを使って振るのですが、
次のように一風変わったシャドースイングでした。

(1)ハーフウエイダウンで一旦止まってシャフトの位置を確認
(2)そこから再びトップに行ってフルスイング
(3)フォローで右足の内側を地面にズリズリ擦ってフィニッシュ
(4)右足の擦れた痕を30ヤードとかまっすぐな跡を残す

これって、靴がすぐにすり減ってしまい、
まさにプロで靴とかも何足も支給されていないとできないことですね。

でも、この右足ズリズリフォローが内転筋群を
しっかり使った動きを行う誘発剤となります。

そして、その超~忙しかったその年のQT
(ツアーに参戦するために上位に入らなければならない試合)
に見事通過して、次の年のツアー参戦の権利をゲットしました。

こんなちょっと変わったシャドースイングまで行かなくても、
普通にゆっくり一回のスイングを20秒以上かけて行えば
効果はてきめんに出ます。

ボールフライトを見てしまう問題

ボールが飛んでいく様子であるボールフライトを見ると、
どうしてもターゲットにボールを運ぼうとしてしまいます。

ターゲットとは違う方向へ飛び出して
さらにターゲットとは離れる方向へ曲がるボールを打ってしまったら、
次の打球は絶対に修正してしまうものです。

しかし、ここに落とし穴があります。

それは、せっかく良い方向にスイングは変化してきているのに、
それを帳消しにしてしまう調整をすることです。

スイングを改造している時は、
ボールをうまくコントロールできなくなる魔の時間を
ゴルフと一緒に過ごさなければならない場合もあります。

そして、ボールの行方は無視して、
正しいスイングを行いながらボールを打ち抜いていれば、
ある日突然ボールがあなたの意思に従ってくれる日が訪れます。

ですから、スイング改造ではボールを打つとしても、
屋内練習場などで、ボールフライトがそれほど見えないところで
じっくりスイングを作り変えます。

本当は、ボールは打たないでシャドースイングや長い棒などを
振っていた方がいいにはいいのですが。

時々ボールが飛んでいく様子がわかる大きな練習場で
ボールを少し打って、ボールフライトを確認します。

そして、また屋内練習場に戻るというやり方が、
スイング改造には最高に良いやり方です。

ボールフライトを見ないことで、
イメージしている体の動かしかたがやりやすくなります。

ゆっくりシャドースイングを否定したくなる気持ち

ところで、私がゆっくりシャドースイングをお勧めすると、
よく言われることがあります。

それは、普段どんな風にスイングしているかなんてよくわからないから、
ゆっくりなんてスイングできないというお言葉です。

確かに、そうとも思ってしまいます。

しかし、間違っていてもいいので、
まずは意識的に体を動かしてみることが
上達のための重要な鍵を握ります。

人はショットしているうちに、
やっぱりボールをターゲットに運びたくて、
色々無意識での動きを行ってしまっています。

例えば、グリップがウィークなままボールをまっすぐに飛ばそうとしたら、
ボールヒットに向かって前腕を左にねじらなければ
ボールはまっすぐに飛んではくれず、スライスしてしまいます。

本当はグリップを正しく修正しなければならないのに、
グリップには手をつけず、スイング動作でなんとかボールを
まっすぐに飛ばそうとしてしまっていることは多いです。

そして、いつしか前腕を左にねじりながらボールヒットさせている動きは
意識には登らなくなり、無意識で自動化されてしまいます。

そのときグリップを正しくすると、ボールは左に引っかかってしまいます。

なぜなら、無意識で前腕を左にねじっているわけですから。

ですから、グリップを正しくして、
それまでグリップがウィークで悪かった状態からの前腕を
左にねじるという代償動作をだんだん消していく作業を
していかなければならないのです。

でも面白もので、無意識で前腕を左にねじっている人の
ゆっくりシャドースイングを見ると、やっぱりゆっくりな動きの中でも
前腕を左にねじりながら仮想のボールヒットに向かう動きを行っています。

前腕を左にねじっているご本人は全く意識できていないのに、
ねじってしまっています。

そうです、普段どんな風に体を動かしてスイングしているのかなんて
意識していない人でも、ゆっくりシャドースイングをすることで、
え、こんな動きをしていたんだということが見えてきます。

見えてきた動きに対して疑問を持ち始めたら、
もう良いスイングを半分は手に入れたようなものです。

疑問に感じたことに関して実際にはどうあるべきなのだろうと
考えをめぐらせ始め、色々やってみる日々が始まるからです。

ですから、普段どんな動きを行っているのかわからないとしても、
まずはゆっくりシャドースイングをやってみることが
あなたのゴルフを劇的に飛躍させる第一歩となります。

そして、無意識での動きと意識的な動きを
はっきりさせることが大切となります。

スイングで意識したいポイント

スイングで意識していただきたいポイントは無限大にあります。

しかし、その中で私が一番大切にしているイメージがあります。

それは、下半身で上半身をしならせるイメージです。

スイングは上半身の力を意識的に出して
ボールを打ち抜くものではありません。

下半身で上半身の筋肉と腱を伸ばして、
それが勝手に縮もうとすることに任せてリリースすることが理想です。

まさに、弓の弦を引っ張って、ポンと放すようなイメージが大切です。

上半身は自ら筋肉を縮めて動くのではなく、
下半身の動きによってしならされて、
そのしなりが戻ることが主体として動くことが一番大切なイメージです。

そして、しなりを意識しないで長年スイングしてきた場合、
体をしならせる動きは全く別次元の感覚となります。

クラブを腕の意識的な力で振り回していたなら、
しなった腕が勝手にクラブを振ってくれるなんてイメージすらできません。

やはり、この上半身を下半身の動きでしならせるイメージは
ゆっくりシャドースイングで作るしかありません。

まずは、クラブを手にしてバックスイングしてみましょう。

バックスイングの出だしで下半身が先に動き、
上半身、クラブヘッドの順に動くことができたなら、
下半身の動きで上半身をしならせる動きのきっかけの感覚が体験できます。

下半身が右にターンし始めて、
それによって体幹である腰から肩の間の胴体か回転してきて、
体幹の先につながった腕が動き、腕の先にあるクラブが動いて
一番最後にヘッドが動けば上出来です。

そうです、ヘッドが一番最後に動くような
ゆっくりシャドースイングをやってみようとするだけで、
あなたのゴルフのイメージは一新して、
最高の体の使い方の世界に突入です。

動画でのイメージトレーニング

そういえば、ボールを打たないでうまくなる
もっと楽ですごい方法があります。

本当に楽なのかどうかは?ですが。

おすすめしたいのは
動画を観ることによるイメージトレーニングです。

あなたが望むスイングをしている動画を、毎日30分、
3か月ぐらい観続けることができた暁には、
あなたのスイングはその動画のスイングにかなり接近してきます。

ヒトの脳の中にはミラーニューロンというモノマネをする神経細胞があります。

ミラーニューロンは目で見た動きを、
あたかも自分自身が同じように体を動かしたように
脳の中で神経を活動させます。

あくびをする人を見たら、
ついあなたもあくびをしてしまったなんて経験が
あるのではないでしょうか。

美味しそうなものを食べている人を見たら、
同じものを食べたくなりますね。

これらの反応は全てあなたの脳の中にある
ミラーニューロンの働きによるものです。

動画を見るイメージトレーニングはこのミラーニューロンを活動させ、
あたかもあなたが見た動画のスイングを、あなたご自身も行っているような
神経活動がまさにあなたの脳の中で発生します。

まるで、同じように体を動かしているように脳の中では信号が行き来します。

ですから、見ているだけで、
あたかも同じ動きを練習したかのような効果が出てきます。

そして、同じ動きを見続けたなら、3か月もするとその動きは
小脳にプログラムされ、大脳の活動としての意識にはあがってこなくなります。

そうです、目で見た動きが自動化されます。

やろうとしなくても、
勝手に小脳プログラムで体が動いてくれるようになります。

ですから、頭、ようするに大脳でごちゃごちゃ考えなくても、
同じような動きができるようになります。

大脳で論理的に考えて動きの指令を出さなくても、
小脳が勝手に無意識下で運動を制御してくれます。

大脳での指令では体全体の動きのバランスは悪く、
なかなか良い動きはできません。

しかし、小脳からの運動指令は
体全体の動きの調和がとれたものとなります。

ですから、たまには小脳プログラムだけで
ショットしてみることも大切です。

練習していてもチェックポイントをいつも考えるのではなく、
時々何も考えないでショットしてみればいいです。

そうすれば、大脳の指令ではなく
小脳からの調和のとれたコントロールが働きます。

また、このミラーニューロンのおかげで
霊長類は効率よく動きを学ぶことができるようになりました。

さらには、相手の行動を脳の中でシミュレーションすることで、
相手を理解することにもつながります。

社会的活動を円滑に行えるようになったのです。

こんな進化の過程で発達してきたミラーニューロンの力を
信じてみるのもいいですね。

実際にお勧めしたい動画

実際にお勧めしたい動画として、
YouTubeにはたくさん良いイメージのショットがあります。

私はサム・スニード(Sam Snead)が好きです。

(YouTubeの検索でできるだけたくさんヒットできるために、
 英語表記も入れておきました)

サム・スニードは時代を超えて素晴らしい動きをしています。

年齢を重ねても変わらぬ世界一リズム良いショットを放っています。

まさに、下半身で上半身をしならせてショットしています。

PGAツアー82勝で歴代1位、その他優勝回数165回、
52歳10ヶ月8日でのPGAツアー優勝の最年長記録、
67歳2ヶ月21日でのPGAツーア最年長予選通過記録など、
数々の記録を打ち立てています。

サム・スニードで検索するだけでかなりの量の動画が出てきますから、
ぜひ見てみて、気に入ったものがあれば毎日続けて見るようにしてください。

また、ジェイミー・サドロウスキー(Jamie Sadlowski)
2008,2009のRE/MAX World Long Drive Championshipの2年連続優勝、
パーソナルベストは445yのドラコン王者のショットも、
学ぶ点が多く参考になります。

ジェイミー・サドロウスキーの場合はパワーを体の柔軟性、
すなわち体を大きくしならせ、それを一気に解放する使い方の天才です。

また、ボールヒットでフェースをターンさせないように
左肘を引くようにしてフェースの向きを安定させています。

さらに、左肘の絶妙な使い方に加え、
右手甲側に折れるヒンジをボールヒットで一気に解放することが絡み合って、
爆発的なパワーを精密にボールに伝えているところも魅力的です。

などなど、数えあげるときりがありませんが、
この二人はぜひご覧になっていただけたらと思います。

サム・スニードもジェイミー・サドロウスキーも
体の使い方はかなりわかりやすくはっきりと動いてくれていますから、
観てあなたのミラーニューロンを活性化するには最高の動画です。

秋の夜長を利用して良い動画を眺めて、
知らないうちに上手くなっているといいですね。

追伸

来週、10/23(日)、10/24(月)、10/25(火)
岐阜でワンデーレッスン会を開催します。

ご興味のある方はぜひ、下記のご案内をお読みの上
お申し込み下さい。お待ちしております。

http://g-live.info/click/ohmlg161023/

※定員に達し次第終了です。お早めに

では、また。
 

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これ、来ちゃったな…上達の前触れ

2016.10.15
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて、今日は

 「これ、来ちゃったな…上達の前触れ」

についてお話しようと思います。

ゴルフが上手になる時というのは、
いきなりその時がやってくるのではありません。

必ず「前触れ」となるものがあるんですね。

でも、その前触れというのは、
あなたが思っているようなものではない可能性があります。
それは何かというと。。。

その前に、こんなお悩みをいただきました…

今日も読者の方からお悩みをいただいています。こちら!


> プッシュ、チーピン、てんぷら、とあらゆる悪い所が出て
> どうすれば良いが分からない状態です。
>
> 十年程前適当にやっていた頃は100前後で回っていましたが、
> 真面目にやり出したここ二年程今までにないスランプです。
>
> スクールコーチに言わせると
> スイングそのものは悪くないと言いますが。

なあるほどお。。。

スクールコーチと書いてあるので、
おそらくどこかでレッスンを受けているのでしょうね。

でも、この今の症状が出ているのが、
どれぐらいの期間、レッスンを受けているのかによって
回答のしかたが異なると思います。

もし、この状態がたとえば、レッスンを受けて
1~3ヶ月ぐらいのものだったとしたら。。。

 「おめでとうございます~!」(∩´∀`)∩ワーイ

まさにこれは「好転反応」の時期に違いありません。

何かを作り上げる時というのは、
今までの既存の物事がぶっ壊れる時期です。

何かを作り変える時は、
スイングも崩れることが多いんですね。

「あらゆる悪い所」とおっしゃいますが

それはあたかも、車を新車に乗り換えたのと同じです。

車が好きで、よく乗り換えるという人であれば、
分かってくださるのかもしれませんが。。。

初めて乗る新車というのは、アクセルの踏み具合、
ブレーキの感じ、ハンドルの感じ、などなど
初めは慣れませんよね。

あとは、サイズの違う車に乗り換えたのなら、
車の幅がよくわからなかったりとか。。。

慣れてないからうまくいかないんですね。

でも、そういう不慣れも、何回か乗ってみてよくやく
慣れてくるという感じのはずです。

そういう生徒さんに対して、モンゴだったら
まずはこんな言葉をかけると思います。

 「今がちょうどいいときですね」

 「生まれ変わる産みの苦しみを味わってますね」

このような声がけのしかたは、
前にもあなたに紹介したような気もしますが、

長年レッスンしていての実感で、
まさにそうなって来ています。

一見すると、あらゆる悪い所が
出ているように見えるかもしれませんが、
それは違うとモンゴは思います。

そう、あたかもさなぎから蝶になるように!

いわゆる昆虫の「さなぎ」でいる間というのは、
ダイナミックな何か大きな変化があるようには見えません。

でも、このさなぎでいる間に、
身体の大改造が行なわれるんだそうです。

たとえばチョウであれば、飛べる運動性を得るために
さなぎの間に、身体に大きな変化があります。

簡単に言えば、チョウの羽根ができるんですね。

その運動性によって異性と出会うことが可能になって
自分の子孫を残すことができるわけです。

モンゴたちのようなプロでも、練習していて
何かを変える時というのは、このさなぎと一緒です。

さなぎの時が来たら、
何をやってもうまくいかなくなります。

でも、うまくいかないことは知っているので、

 「あー、これ、たぶん来ちゃったな」

 「やばいなー、これからうまく行っちゃうな」

と思うわけです。

他にも、さなぎの時期を乗り切る方法はいくつかあるんですが、
まずはこんなふうに思えるかどうかが、上達の第一歩!

 「あらゆる悪い所が出てきた」

 「どうすれば良いが分からない」

こうなったらチャンスと思いましょう。

この考え方は絶対、裏切りません。
モンゴが保証します!^^

追伸:小原プロ「ゴルフはタイミング!」

すでに見たかもしれませんが、
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以上、少しでも参考になればうれしいです!

それでは、今日も楽しいゴルフを!
 

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【ビデオ】ビジネスゾーン:一打目の重要性

2016.10.14
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

ゴルファーにとって
ドライバーの出来はとても大切です。

力みすぎて気持ちが空回りしてダフった。
こんな経験ってありますよね?

ドライバーさえ上手く行けば
良いリズムでラウンドできるし、
確実にスコアアップにつながります。

ビジネスゾーンの練習で基礎を身に付け
安定したドライバーを身に着けましょう.。

今回のビデオはドライバーをどのように練習したらいいか
段階を踏んで解説しています。


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
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筋力とフィッティングは関係ない?

2016.10.13
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、あなたに

 「筋力とフィッティングは関係ない?」

という話をしたいと思います。

筋力があるから、重いシャフト。
ないから軽いシャフトに…

こういう話はよく聞くことが多いと思います。

ですが、その話には思わぬ落とし穴があるというのが
私の基本的な考えです。その理由とは?

筋力はみんなに「ある」

はじめに、このような質問をいただきました。


> 重めのシャフト軽めのシャフト、
> 「筋力」によるとすれば、握力、背筋力等々
> 具体的には何が指標になるのですか?
>
> 小生もあるレッスンプロにもう少し重いシャフトの方が
> よいと言われたことがあります。

自分はこの場でよく「重めのほうがいい」と言っているので
それを気にしてのご質問なのかなと感じました。

筋力といっても、人によって違いますし、
何よりゴルフクラブというモノは
重いものでも500グラムもありません。

結論から言うと「筋力があるかないか」だけで
選ぶものでもないとは思います。

それに、筋力があると言っても、あるということを
どこから判断するのかということもあります。

もちろん、女性はそれなりに軽めだったりしますが、
普通のゴルフバックが担げる人であれば、
筋力が「ない」とは言えないと思います。

前にもちょっと言った気がしますが、
女の人をフィッティングするとき、本当に
「箸より重いものを持ったことがない」なら話は別ですが、

買い物で野菜やお米の入った買い物袋が持てるわけですから、
クラブより十分に重いはずで、力としてはそれで十分です。

では、どこを判別するのか?

先ほどもお伝えしたように、クラブを振るのに必要な筋力の
具体手な判断基準はありません。

たまに、握力が問題になることがありますが、
握力で持ち上げてクラブを振るわけではないのですから、
それは問題になりません。

もちろん、2~3キロの握力なら問題がありますが、
重いパターですら1キロもないわけですから、
握力という要素をあまり重要視してもしょうがないわけです。

クラブの中でも一番軽いドライバーであれば300グラムぐらい。
その気になれば、ステーキでペロッと食べられるレベルの重さです。
(もちろん、長さが違うので比較にはならないですが 笑)

どんな筋力を持っているのであれ、
クラブを振って振り回せないのは問題外として。。。

スイングの途中で手を使って軌道を変えてしまえる
(=遠心力に勝ってしまう)のも問題です。

そして、自分たちもお客さんが振っているクラブを見て、
「重そうだな」「軽そうだな」というのはわかるのですが、

それが筋力から来るものなのかといえば
ちょっと違うのかなというのが実感です。

もちろん、基準が欲しいというの気持ちはわかります。

でもそもそも、自分の背筋力が何キロとか、そういう数字すら
知らない方のほうが通常は多いのではないでしょうか?

「よいしょ」が適切な重量

これはあくまで想像ですが、質問者さんが
「重いシャフトがいい」とアドバイスされているのはきっと、
クラブが軽すぎて手打ちの感じに見られているのだと思います。

でも「ちょっと重くした方がいいですよ」と言われて
「じゃあ、具体的に何グラム重い方がいいの?」
というところに、基準というものはありません。

これは日本語の難しいところなんでしょうが、
「1g」でも「100g」でも、
重たくするという点では同じです。

そこで合わせているためのカギになるのが
やはり「振り心地」になってきます。

いちばん簡単なのが、言葉で言うのなら、

 「手では上げにくいけれど、
  カラダを使って上げたら、上げられる重量」

これが理想です。

クラブといっても、先ほどもちょっと言ったように
それほど重くないわけですから。

ちなみに、自分がフィッティングを担当する場合は、
「きっとダメだろうな」というクラブ重量のものも
打ってもらっています。

そうすると、重すぎるものでも軽すぎるものでも
ミスショットが多くなるので、
その結果をヒントに見極めていくわけです。

物を持ち上げる時をイメージしていただければ
理解して頂きやすいと思います。

軽いものは手で上げることはできますが
重いものは身体を使わなければ上げることができません。

「よいしょ」と言っているときに上げるものは
身体を使っているだと判断できます。

その「よいしょ」の適切な重量を見つけること。
これがクラブフィッティングには大切だということです。

ちょっとあいまいに聞こえるかもしれませんが、
筋力うんぬんで選ぶよりも、よりフィットした
クラブを見つけることができるはずです。

追伸:緊急!仙台&北海道フィッティングが決定

大変お待たせしました。
多くの方からご要望をいただいていた、
東名阪以外でのフィッティング会が決定しました!

徳嵩式ビジネスゾーン最短養成フィッティング
10/29(土)仙台空港CC@宮城県名取市

http://g-live.info/click/sdi161029/

※本日よりお申込み開始!お急ぎ下さい
 

また、北海道での開催も決定しています。

ですがこちらの申込みは後日なので、
北海道の参加をご希望の方は、
下記のページにて「最優先案内」を受け付けます。

実施枠には限りがありますので、
ご興味のある方はこちらからご登録下さい。

徳嵩式ビジネスゾーン最短養成フィッティング
11/26(土)北海道千歳市(場所は後日お知らせします)

http://g-live.info/click/hkd161126ysn/

※後日改めて、優先的にご案内をお送りします。
 この登録が参加を決定するものではありません

追々伸:交流ラウンド、まだ間に合います

交流ラウンドが来週10/21(金)に迫って来ました。
まだ間に合いますので、どうぞお早めにお申込み下さい。

クラブのお悩みなどにもお答えできると思います。
ぜひお待ちしております。

http://g-live.info/click/glcp1610gn/

※人数限定ですのでお早めに
 

それでは、また次回。

徳嵩力一

 
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あなたの練習の目的はなんですか?

2016.10.12
morisaki_catch

From:森崎 崇
ゴルフパフォーマンス新宿店より、、、
こんにちは。森崎です。

今日は、3連休明けの2日目。

昨日の間に溜まった仕事を全部片付けたから、
今日は早く家に帰ろうかなという方もいらっしゃると思うので、
サラッと読める内容を書いていきますね。

きっとお疲れだと思いますから。

「人間、夢と欲があるから努力するのとちゃうか」

先日、レッスンが終わって
帰宅している最中にゴルフの名言を
見ていたんですね。

最初は生徒さんとの話のネタになるようなものとか無いかなー

というくらいの軽い気持ちだったんですが、
その中でこの言葉を見つけました。

この言葉は、日本プロゴルフ界のドンと言われた
杉原輝雄プロの言葉です。

杉原輝雄プロは、小柄な身長ながらも
豊富な練習量に裏打ちされたテクニックとフィジカルで、
長らく第一線でご活躍された伝説的プレイヤーであることは

言うまでもありませんが、
僕はこの言葉を目にした時、非常に強く心を打たれました。

なぜなら、この言葉があらゆることを物語っていたからです。

あなたの練習の目的はなんですか?

はっきり言えば、練習は手段です。

理由は何であれ、その練習の先には
何かしらの「夢と欲」が存在していると思います。

健康のため、
スコアアップのため、、
仲間とゴルフを楽しむため、、、

そういったものが当てはまるのでしょうか。

恐らく、このメルマガをお読みのあなたなら、
スコアアップという目指すべき夢をお持ちなのでしょう。

僕は、そういった目指すべき夢があるからこそ、
ゴルフライフは充実してくると思います。

目指すものがあるからこそ、
今にしか感じられない充実感を
感じられるようになるものです。

私自身、高校時代は
全国大会で優勝するという夢があるからこそ
苦しい時でも努力することが出来ました。

今は一人でも多くの生徒さんにゴルフにおける夢を実現してほしい
という夢があるからこそ日々頑張れています。

そして、一見、欲と聞くとネガティブなイメージを
持ってしまいがちですが、夢を実現するための行動力の源が
欲になっていると思います。

なので、欲を持つことは決して悪いことではないと思います。

。。。少々偉そうに書いてしまいましたが、ならば、
明日から何をすればいいのか?

そう思った方も多いでしょう。

その答えは至ってシンプルです。それは、、、

今まで通り練習していきましょう

この言葉を聞いたからといって、
何か特別な行動を起こす必要はありません。

なぜなら、あなたは既に努力しているからです。

これまでに、あなたは5分という短い時間ですら
時間を確保して練習なさっていますよね。

そして、そのように練習しているならば、
その先に、どんなゴールがあるのかを具体的に
イメージできていると思います。

だからこそ、今まで通り練習していきましょう。

そうすることで、
その努力が必ずやあなたの夢と欲を
満たしてくれるはずです。

日々の地道な積み重ね、楽しく頑張っていきましょう!


<本日のオススメ>
20年ゴルフをやっても
“100切りを達成することが出来ない”

でも梶川プロが教えているある素振りを
“そのまんま”実行すると、、

・わずか2週間後のコンペでベストスコアを更新
・しかもその1ヶ月のコンペでは
「89」という驚異的な結果を出しました。

梶川プロが教えたあることとは?

http://g-live.info/click/kjks161006/

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