「技」飛びと方向性を生むグリップエンドの向き

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2017.09.10
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・飛びと方向性を生むグリップエンドの向き」

というお話をさせていただきます。

私は「頓服的な技」はあまりお伝えすることはないのですが、
今回は、即効性のある、

 「飛ばしと方向性のための特効薬」

をお伝えします。

普段私のメールが長いと毛嫌いしているあなたにも
今日だけはぜひ、読んでいただきたい内容です。

さて。。。その「特効薬」とは?

と、本題に入る前に

業務連絡です。

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どの日程も定員に達し次第終了となりますので、
ご希望の方はお早めにどうぞ。
 
 

では、話を戻します。

腕とクラブを真下に落とす

ダウンスイング開始でグリップエンドを打ち出し後方へ向けたまま、
腕とクラブを真下に落とすイメージです。

これは、あくまでもイメージですから、
本当にグリップエンドを打ち出し後方へ向けたままで
ダウンスイングする必要はありません。

グリップエンド打ち出し後方の意識で発生すること

グリップエンドを打ち出し後方へ向けたままにするつもりで
ダウンスイングするということでは、
どんなことが発生するのでしょうか。

それは、次の3つの飛ばしのためのキーとなることを誘発します。

(1)腕でいきなり振りにいかなくなる

(2)腕とクラブを真下に落としやすくなる

(3)コックのリリースが遅くなる

腕でいきなり振りにいかなくなる

腕でいきなり振りに行くことは、
かなり多くのゴルファーで問題となっている悪い動きです。

そして、トップからの打ち急ぎは、
がんばってクラブを振っているのに、飛ばない、曲がるという
悩みの根源となってしまっています。

さらに、トップからの満身の力が入ったショットは、
ヘッドの軌道もアウトサイド・インのスライスを誘発する軌道となります。

アウトサイド・インでは、打ち出し後方から見て、
インパクトのときのシャフトのラインに対して、
外側から入って内側に抜けながらボールヒットします。

そして、アウトサイド・イン軌道では、
上半身をしならせにくく、基本的には飛ばしにくい軌道です。

ドローは飛ぶ

クラブは基本的には少しインサイドから振るほうが、
上半身のしなりを作りやすく、その分鋭くクラブを振ることができます。

ターゲットの少し右に出てターゲットに戻るボールをドローと呼びますが、
ドローが飛ぶ最大の理由は、インサイドから振ることで強く振ることができるからです。

そして、体もクラブもしなりやすいため、
ロフトが減った状態でボールヒットしやすいことでも、
バックスピンが減って飛距離が伸びやすくなります。

体がしなれば、ボールヒットでの右手甲側に折れるヒンジも
セットアップよりも深く入った状態になるので、
ボールヒットでの実質ロフトが減ります。

腕とクラブを真下に落としやすくなる

クラブをしなりで振るためには、インサイドから振らなくても、
トップからできるだけ早い段階で手元とクラブを
インパクトの面に乗せるだけでもかなり効果的です。

ダウンスイングのできるだけ早い段階でインパクトの面に乗れば乗るほど、
上半身はより大きくしならせることができます。

そして、インパクト面に素早く乗せるための極意が、
腕とクラブを真下に落とすことです。

さらに、インパクト面ににクラブが一旦乗ってしまえば、
後はコントロールするというよりも、そのまま振り切ることに専念できます。

グリップエンドを打ち出し後方へ向けようとするイメージは、
まさにクラブを真下に落とすことを誘発してくれます。
 

では、また。
 

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「大森さん、
 今日は珍しく即効ドリルなんて、どうしちゃったんですかーー!」

 

いや、せっかくこうして毎回一生懸命書いているので
できれば少しでも多くの方に読んでほしいと思っただけです。

ですが、もう少し「硬派な」内容が欲しいという人のために、
もうちょっと補足的な内容を書いてみます。
 

というわけで、続きをどうぞ。

柱にグリップエンドドリル

さて、そこで グリップエンドを打ち出し後方へ向けたまま、
胸の高さまで落ちてくる感覚を確認するために、
是非やってみると良いことがあります。

それは、トップの形を作ってから、柱などにグリップエンドをくっつけて、
ゆっくりダウンスイングする「柱にグリップエンドドリル」です。

グリップエンドが柱から離れないで、
柱に沿ってまっすぐに下に向かって降りてくるようにしてみます。

できるだけ細い柱などが、よりまっすぐに下に落とせるのでお勧めです。

柱に真下に伸びるラインを書いて、
そのラインをはずれないようにグリップエンドをたどらせると良いです。

さらには、細めの円柱状の柱などを上から下に向かてたどらせれば、
最高のドリルになります。

円柱では少しでもグリップエンドが左右にずれると感覚でわかりますから。

そして、全身の可動域が許すところまで、
グリップを柱づたいに下に降ろしてみてみましょう。

グリップエンドが膝の高さぐらいまで降りてくるまで、
グリップエンドが柱から離れないようにできたら最高です。

下半身の動きについては、グリップエンドが胸の高さ辺りまでは、
通常のショットでのトップに向かう切り返しから、
一旦両股関節を入れる動きと同じになります。

まさに、トップに向かう切り返しでの「間」の動きとなります。

さらに、胸の高さから膝の高さ辺りまで降ろして来てみると、
下半身は通常のショットではありえない動きとなりますが、
上半身にとっては最高の動きの感じがつかめます。

コックのリリースが遅くなる

グリップエンドを打ち出し後方へ向けようとするイメージは、
まさにコックを深くしながら腕とクラブを真下に落とす動きです。

このトップから胸の高さ辺りまで、
コックがさらに深くなるようにダウンスイングできたなら、
絶対に手で振りに行っていないことになります。

さらには、下半身もまだパワーを出していないことになります。

どっちみちトップでは右脚に多くの体重がかかっているので、
左脚をほとんど使えない状態です。

そのため、トップ近くでは無駄に力を使い果たすのではなく、
地面に対してパワーを伝達しやすくなるための準備を行ったほうがお得です。

トップに向かう切り返しでは、
下半身では単に両脚で地面を踏もうとすれば、
最高の下半身の動きとなります。

下半身は両脚で地面を踏もうとしながら
上半身ではコックをさらに深くしようとすることで、
リリースのタイミングが全体にボールヒット側にずれます。

また、一般的に、ボールヒットではヘッドが加速しているほど、
ヘッドがボールに当たり負けしにくくなります。

当たり負けが少ないほど、
ヘッドスピードの割にボール初速は速くなり飛びます。

さらに、フェースの向きも当たり負けで変化しにくく曲がりにくくなります。

いわゆるミート率がアップします。

女子プロがヘッドスピードの割に飛距離が出るのは、
このミート率が良いからです。

そして、ミート率は単にヘッドの芯にボールを当てるだけではなく、
ヘッドを加速させながらボールヒットすることで良い数字になります。

ところが、ヘッドが加速中にボールヒットするということは、
ヘッドスピードが最大となる手前でボールヒットすることになりますから、
なんだかもったいない気はします。

しかし、ヘッドスピードと、加速度での当たり負け防止の、
総合的な効果の結果としては、加速度がプラスのときにボールヒットすることで
ミート率が良くなります。

ヘッドが加速状態でボールヒットするためには、
まさにリリースしている最中にボールヒットさせれば良いです。

ということで、リリースを遅らせるほど、ボールヒットでの加速度はアップできます。
ミート率を高くすることができ、ボールが飛んで曲がりにくくます。

大型ヘッドドライバーではリリースは早め?

ところで、大型ヘッドドライバーでは、リリースは早めにすると言われます。

そして、よく勘違いしてトップからいきなりリリースさせようとして、
飛ばなくなっているケースをよくみうけます。

ドラコンチャンピオンでしっかり体をしならせて
ショットしているケースを見てみると、
胸の高さまではリリースを遅らせています。

前腕の力で飛ばしている場合はそうでもありませんが。

ドラコンでは長尺で、
しかも大型ヘッドのルール限界のクラブを使っているわけですから、
リリースのタイミングは参考になります。

世界ドラコン連続チャンピオンのジェイミー・サドロウスキー(Jamie Sadlowski)は
柔軟性を最大の武器として飛ばしていますが、まさに胸の下でコックが最大です。

ただし、胸の下からは大型ヘッドになるほどリリースは早めになります。

これをやればリリースが遅れても大丈夫

ただし、ここで大型ヘッドでリリースを胸の高さまで
抑えることを成功させるために大切なことがあります。

それは、まずはバックスイングで前腕を力で右に捻って
フェースを開かないようにすることです。

手首が親指側に曲がるコックがはいることで、
軌道に対してフェースは少し開きます。

そして、コックが適正に入って前腕を右に捻る力を使っていなければ、
腰の高さあたりでヘッドのリーディングエッジは
上半身の前傾角度と垂直の真ん中より寝ています。

腰の高さでのリーディングエッジの角度をチェックすることで、
バックスイングで前腕を右に捻る力を使ってフェースを開いたかどうかわかります。

そして、バックスイングで前腕を右に捻ってフェースを開かないようにすれば、
ダウンスイングでコックのリリースを胸の高さまでキープしても大丈夫です。

バックスイングで前腕を右に捻る力でフェースを開かなければ、
ボールヒットではフェースがセットアップの向きまで戻りやすくなります。

また、バックスイングでのリーディングエッジの傾きをチェックしなくても、
前腕を右に捻る力を入れないようになるコツがあります。

それは、バックスイングの出だしの1mぐらいは、
ヘッドが打ち出し後方へまっすぐに動くようにしながら、
フェースをボールに向けておくようにすることです。

ただし、やり過ぎは禁物です。

バックスイングでリーディングエッジが
セットアップでの上半身の前傾角度よりも倒れることをシャットあげといいます。

シャットになってしまうと、右肘が体の右横に外れやすくなり、
振り遅れを誘発してしまいますから注意しましょう。

普段スライスを打っている場合

普段スライスを打っている場合に、
グリップエンドを打ち出し後方へ向けたままのダウンスイングのイメージで
変化する点を見てみましょう。

スライスするということは、手の力でトップからいきなり振りに行こうとすることで、
軌道はアウトサイド・イン軌道傾向となっていることが多いです。

そこで、グリップエンドを打ち出し後方へ向けたままのダウンスイングのイメージによって、
いきなり手の力で振りに行く程度が小さくなります。

そうすると、軌道はストレートに近づくことになります。

それだけで、スライスしにくくなり、
さらにはアウトサイドから振る程度が少なくなることで、
上半身もしならせてショットしやすくなり、強くボールを叩けるようになります。

普段フックを打っている場合

普段フックということは、右に出て左に曲がるとか、
最初から左に出て左に曲がるなど、いろいろありますが、
基本的には前腕を左に力で捻っているパターンは多いです。

ところが、リリースをするタイミングが遅くなることで、
前腕を力で左に捻るタイミングも遅くなり、
結果として前腕の捻りによる悪影響は減る方向になります。

前腕を左に捻るつもりはなくても、
右腕を伸ばしてクラブをリリースしょうとすることで、
前腕は左に捻られてしまいます。

右腕を体の前に突き出してパンチを出そうとしてみてください。

そうすると、右腕は左に捻られながらパンチを出したほうが、
より力強くパンチを出すことができます。

これは、筋肉が捻じれて腕に付いているからです。

そのため、右腕でクラブを振り回そうとして右腕を力で伸ばそうとすると、
同時に右前腕は左に捻られます。

ということは、リリースが遅れるほど、前腕は左に捻られないことになり、
前腕を力で左に捻ることでフックになってしまう程度が少なくなります。

ボールヒットで右肘がまだ曲がっていて、
右手甲側に折れるヒンジもセットアップよりも深いほど、
前腕が左に捻られる程度も少なくなります。

ドラコンチャンピオンのスイングでは、
ボールヒットで右腕が伸び切っている人は、私が知る限りではゼロです。

まだまだしなりが大きく残っていて、
強くボールを押せる体勢でボールヒットすることが、
遠くまでボールをまっすぐに飛ばすために大切だということがわかります。

ということで、フックでお悩みの方にとっても、
グリップエンドを打ち出し後方へ向けたままダウンスイングするイメージは朗報です。

コックとヒンジを正しく理解する

コックとヒンジを正しく理解することは、
良いショットのためにはものすごく重要です。

コックとは手首が親指側に曲がることです。

ヒンジとは、右手甲側に折れることです。
コックもヒンジも右腕が支点となって、
左肩甲骨が胸の方向へスライドすることで曲がりが大きくなります。

そして、前腕を右に力で捻っていなくても、
骨格の構造でコックが曲がるほど軌道に対してフェースは開きます。

まっすぐに立ってコックを作ってみるとわかります。

まっすぐ立った状態で、グリップを作ってシャフトを水平にして
ヘッドのリーディングエッジが垂直になるようにします。

ヘッドのリーディングエッジはヘッドの向きに直角となりますから、
リーディングエッジを見れば、
体が回転したときにヘッドがたどる軌道に対するヘッドの向きがわかります。

シャフトを水平にした状態から、コックを曲げて行ってみましょう。

そうすると、リーディングエッジは少し右に倒れてきます。

ようするに、コックでフェースが軌道に対して開きます。

となると、コックを入れたままでは
フェースは軌道に対して開いた状態となります。

しかし、ダウンスイングでコックが胸の高さ辺りまでは深くなったとしても、
左肩と手首の力を抜いておけば、コックは右手甲側に折れるヒンジに
勝手に変化していきます。

それは、体の回転でヘッドが置いて行かれようとする力を受けるからです。

そして、右手甲側に折れるヒンジはいくら入っていても、
軌道に対してフェースは真っ直ぐに向いています。

まっすぐに立った状態でシャフトを水平にして、
右手甲側に折れるヒンジを入れてみればわかります。

ヒンジはいくら深くしても、リーディングエッジは垂直を保てます。

そして、ダウンスイングで左肩と手首をリラックスできていれば、
リリースが遅くなったとしても、コックがヒンジに変化して、
ボールヒットでフェースは開きません。

コックとヒンジの区別をしっかり行なうことで、
リリースを遅くしても大丈夫だということを頭で理解して、体でも納得したいものです。

グリップエンドを打ち出し後方へ向けたままでダウンスイング序盤を過ごすイメージ、
やってみると今までのスイングのイメージが大きく変わります。

クラブって、力で振り回すのではなく、
体がしなってしなり戻ることで強く振られるという感覚が目覚めてきます。

グリップエンドを打ち出し後方へ向けるイメージで、
しなって、しなり戻ることをしっかり明確に行なうことで、
飛距離と方向性を手に入れましょう。
 

私のレッスンでは、今日お話ししたような
即効性のある話についてもお伝えしています。

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これで、今日は本当のおしまいです。

では、また。
 

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大森 睦弘
大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
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カテゴリー: ドライバー, メルマガ, 新着メルマガ, 飛距離 | 投稿日: | 投稿者:
大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

「技」飛びと方向性を生むグリップエンドの向き」への6件のフィードバック

  1. 芝刈り名人

    大森コーチへ

    『普段フックを打っている場合』のチャプターでの解説で、何故右腕が左に捻じられてしまうのかが良く分かりました。
    ヒンジを溜めて、リリースさせるタイミングを遅らせることでインパクト前に右腕を左に捻じる悪癖を矯正していきたいと思います。
    ところで、『これをやればリリースが遅れても大丈夫』のチャプターで、「腰の高さでリーディングエッジの角度をチェックすることで、バックスイングで前腕を右に捻じる力を使ってフェースを開いたかどうかわかります」という解説がありましたが、「フェースを開いたかどうか」ではなくフェースを適正な角度(上半身の前掲角度と垂直の真ん中)に閉じたかどうか・・・ではないでしょうか?
    頭が少し混乱していますのでアドバイスをお願いいたします。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      Q:「「腰の高さでリーディングエッジの角度をチェックすることで、バックスイングで前腕を右に捻じる力を使ってフェースを開いたかどうかわかります」という解説がありましたが、「フェースを開いたかどうか」ではなくフェースを適正な角度(上半身の前掲角度と垂直の真ん中)に閉じたかどうか・・・ではないでしょうか?」

      フェースを適正な角度に閉じたかどうかでは、ありません。

      バックスイングでは、フェースを閉じる動きは行いません。親指側に折れるコックを入れると、骨格の構造でフェースは軌道に対してほんの少しですが開くことになります。そして、バックスイングの出だしでは手元が体の回転でインサイドに入ってきますが、ヘッドは出だしの1mぐらいは打ち出し後方へまっすぐに出て、フェースがボールを向いたままのイメージにすることで、コックが少しだけ、ある意味適正な入り方で入ってきます。そうすると、ほんの少しだけフェースは開くことになります。そのバックスイングの出だして前腕を右に捻ってフェースを開く動きを行っていなければ、コックによってフェースが開く分を考慮すると、ヘッドのリーディングエッジは上半身の前傾角度と垂直の真ん中よりは上半身の前傾角度側に倒れています。

      また、ボールヒットで前腕を左に捻ってフェースを力で閉じる動きを行なう人は、ほぼ100%バックスイングでは前腕を力で右に捻ってフェースを開く動きを行っています。ようするに、開くことで閉じる動きを行いやすくしているということです。とうことで、ボールヒットでの前腕を力で左に捻る動きを行わないようにするためには、ヘッドスピードが速くなっているボールヒットでの動きを修正するというよりも、バックスイングでの前腕を右に力で捻る動きを封じることが効果的となります。まさに、バックスイングの手元が腰の高さ辺りまでは、ヘッドが打ち出し後方へまっすぐに動いて、フェースがボールを向いている感じにしようとすることで、バックスイングで前腕を力で右に捻ってフェースを開かなくなるようにすれば良いということになります。

      ちなみに、バックスイングでフェースを開かないようにしょうとして、フェースを閉じることを力で行ってしまうと、ほとんどの場合が右肘を上に持ちあげる動きを行ってしまいます。そして、もし右肘を上に力で持ちあげすぎて、ヘッドのリーディングエッジが上半身の前傾角度よりも被ってしまうと、右肘は体の右横に外れた形となり、スイングは難しくなるというか、トップから右肘外れで振り遅れになりやすくなる、シャットあげの状態となり、危険ですので、注意するようにしましょう。

      返信
      1. 芝刈り名人

        大森コーチへ

         同じチャプターで『まずはバックスイングで前腕を力で右に捻じってフェースを開かないようにすることです』
        と書いてありましたので「前腕を力で右に捻じることによってフェースを開かないようにする」と理解してしまったために混乱が生じてしまいました。
        コーチが解説されたかったのは、『前腕を力で右に捻じるとフェースが開くので、そうならないようにする』と判りましたので自分のバックスイングと合致して安心いたしました。

        もう一つ分からない点は、『コックが適正に入って・・・ヘッドのリーディングエッジは・・・上半身の前傾角度と垂直の真ん中より寝ています』という解説のリーディングエッジの角度は垂直より若干前傾角度よりになっているという解釈でよろしいでしょうか?
        また、その角度で腰のあたりを通過すれば、ボールヒットではフェースがセットアップの向きまで戻りやすくなるということでよろしいでしょうか?
        何度もお手数ですが、アドバイスをよろしくお願いいたします。

        返信
        1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

          Q1:「リーディングエッジの角度は垂直より若干前傾角度よりになっているという解釈でよろしいでしょうか?」

          違っていますね。

          リーディングエッジの角度は上半身の前傾角度と垂直の真ん中より寝ていることが許容範囲です。ということで、Q1のご解釈よりももう少し寝ている感じです。ま、微妙ですが。

          また、ついでながら、バックスイングで下半身を使い切るまでは、上半身が行なうことは、コックを入れる動きだけです。そして、下半身を使い切ってからは、ヘッドの勢いに任せることで、右腕が押されて、右腕は押された分だけ押し返す感じですが、トップに向かうに従って右肘は曲げさせられてきます。コックと右肘の曲がりでは体幹の回転によるヘッドの軌道に対して、骨格の構造でフェースは開いてきます。ダウンスイングでは、体幹の左回転でヘッドが置いて行かれることで、コックがヒンジに変化し、フェースは体幹の回転による軌道に対して骨格の構造でスクエアに戻ってきます。この一連のバックスイングからダウンスイングにかけで、前腕を左右に捻る動きはゼロです。骨格の構造でヘッドは開いてあがり、閉じながら降りてきます。

          Q2:「正しいリーディングエッジの角度で腰のあたりを通過すれば、ボールヒットではフェースがセットアップの向きまで戻りやすくなるということでよろしいでしょうか?」

          はい、そのとおりです。

          返信
          1. 芝刈り名人

            大森コーチへ

            『リーディングエッジの角度が寝ている』の意味が解りません。
            ①上半身の前傾角度 ②エッジが寝て居る角度 ③前傾角度と垂直の真ん中
            上記を比較した時、②は①と⓷の間に位置するということでしょうか?
            ゴルフ用語が判らずお手数をおかけして申し訳ありませんがお教えください。

          2. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

            Q1:「『リーディングエッジの角度が寝ている』の意味が解りません。」

            リーディングエッジの角度が寝ているということは、リーディングエッジが垂直よりもフェース側に倒れていることを表現しています。

            Q2「①上半身の前傾角度 ②エッジが寝て居る角度 ③前傾角度と垂直の真ん中、この3つを比較した時、②は①と⓷の間に位置するということでしょうか?」

            はい、そのとおりです。

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