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[不安]いつまでもゴルフ続けたいな…

2016.10.25
近藤kondou

From:近藤雅彦
ゴルフパフォーマンス神田店より、、、

おはようございます!
近藤雅彦です。

先日、妻と飲食店で夕飯を食べていたところ、
他のお客様が話しているのが聞こえました。

「だんだん歳もとってきたな~。
最近は仕事するだけで疲れちゃうけど
ゴルフだけはいつまでも続けていきたいなぁ」

「だよな~。
俺なんか身体も固くなってきたし、
若い頃と違って飛距離も出なくなってさぁ。」

お話に小耳を立てて聞いていると、
要は、体力の衰えも出てきたが、
いつまでもゴルフを楽しんで続けていきたい。

ということで悩んでいるみたいでした。

あなたも、最近身体の衰えを感じたり、
身体が固くなってきた、飛距離が出なくなった。。。

というお悩みを抱えてはいませんか?

たしかに体力の衰えにはかないません。
生きている限り、誰でも歳は取っていくものなのです!

昔のようなプレイはできなくなってくると思います。

ですが、安心してください。

若い頃のようにできなくなったのは、
現在の身体でも、若い頃のままやろうとしてしまっているからなんです。

年月がたったら、
物を買い替えていくように、

年齢を重ねていったら、
それに合ったやり方に変えていけば良いんです。

そのやり方とは。。。

どう変えればいいの?

いきなりやり方を変えるといっても、
何から手をつけてよいのかわからないと思います。

そこで、飛距離アップの方法と、
ストレッチ方法などをいくつか
ご紹介したいと思います!

1.ドローボールを打って、飛距離アップ

こちらは、バックスピン量を抑えた捕まった球を打って、
最大飛距離を稼ぐやり方になります。

前に転がるだけでなく、
捕まった球は、上へ上がるエネルギーよりも
前に進むエネルギーが強くなることによって、飛距離が出ます!

練習方法の一つとして、
軌道がアウトサイドから入る、上からの打ち込みすぎを抑制するために、
水平素振りがオススメです。

胸の高さにあたりにボールがあることを想定して横振りをしてください。
これによって自然なアームローテーションも身につけることができます。

小原プロが以前、詳しく解説しておりますので、
下記の画像を参考にしてみてください!

2.クローズドスタンス、ストロンググリップ

体が固くなってきたと感じたら、
バックスイングで肩を回しやすく、
ダウンスイングがインサイドから下りやすい、
クローズドスタンスも一つの方法としてオススメです。

また、肩甲骨、肩関節が固くなって
どうしてもフォローで左肘が引けてしまう方には、
ストロンググリップがオススメです。

長くゴルフ楽しむためには

いかがでしたでしょうか?

これからのゴルフに悩みを抱えているならば、
上記のように、今にあったゴルフのやり方に変える。

そんな風に変えていくことがオススメです。

また使う道具を変えるというのも一つの手段です。

それは、フェアウェイウッドを多めに入れてみる、
ということです。(例えば 3、5、7、9)

理由といたしましては、
フェアウェイウッドはアイアンよりも
クラブヘッド自体のエネルギーがあり、

弾きの良いウッドは、
使い慣れるとスコアメイクにとても有効なんです。

特にショートウッドはオススメです!
是非試してみてください!

日々の身体のケアも重要!

もちろん、日々の身体のケアもとても重要です。

フィジカル面でいえば、
柔軟体操や無理なく筋力アップすることが挙げられます。

・お風呂上がりのストレッチ
・自分の体重で行う、スクワット、腹筋、腕立て伏せ

などです。

器具を使用したトレーニングは
無理をすると怪我に繋がる恐れがあるので、
自分の体重を負荷にして行うトレーニングから
スタートすることをオススメします。

あなたがいつまでも元気に
ゴルフを続けていけるよう、

私も精一杯サポートいたしますので、
気軽に相談してくださいね!

では、またメールします!

近藤


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ドリルの役割を誤解していませんか?

2016.10.24
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「ドリルの役割を誤解していませんか?」

について、お話ししたいと思います。

いわゆるゴルフ雑誌やゴルフのレッスン本で
ドリルが紹介されているのを
あなたもご覧になったことがあると思います。

あなたがもしレッスンをどこかしらで受けていたとしたら
レッスンプロからドリルを教えてもらって
それを毎日やっているのかもしれません。

ですが、このドリルというものの役割を
誤解していらっしゃる方が多いように思うのです。

以前教えていた生徒さんの話

私のところに来た生徒さんで
以前に別のレッスンにかよっていた方がいらっしゃいました。

その方、仮にSさんとしますが、前のコーチには
いわゆるヘッドアップを指摘されていたようでした。

Sさん「前のコーチに、ヘッドアップを指摘されていて
    何とか直そうとしていたんですが、
    なかなかよくならなかったんです」

古賀 「そうですか。
    参考までに、どんな指導を受けていたんですか」

Sさん「そうですね… 頭にクラブをポンと置かれて、
    それを動かさないようにというレッスンを受けていました」

古賀 「なるほど」

Sさん「でも、レッスンを受けているときはなくなるんですが、
    いざ自分でコースに出ると、やっぱり直ってないみたいで
    ミスショットが出てしまうんですよね。

    それに、頭のことばかりを気にするようになって、
    余計スイングがぎこちなくなったように感じてしまって」

古賀 「まあ、そういう方は多いですね。
    でもそれはある意味、そのような指導では限界があって
    実は仕方のないことなんですよ。
    だからSさんが悪いわけではないです」

Sさん「え、それってどういうことですか?」

直接的によくするのはドリルではない

ヘッドアップのことは前にも書いたかもしれませんが、
あくまでヘッドアップは結果であって、
原因はその前の動作部分にあります。

正しく骨盤が動けばヘッドアップも起こりませんし、
引っかけもなくなります。

このSさんが受けたレッスンのように、
ヘッドアップするからといって、直接その形を直そうとしても
実はよくならないことがほとんどなのです。

そこで登場するのがドリルなわけです。

このどこにあるかわからない問題点を
パーツ別に正しい動きが確認できるドリルを使用して
明確にあぶり出す。

そして正しいスイングに必要な各パーツの動きを
少しずつ調整することで、正しい股関節の使い方など、
必要な動きを手に入れることが出来るようになる。

これが、本当の意味でのドリルの役割です。

よく「速効性のあるドリルを紹介してほしい」と
言われることもあります。

もちろんそうした速効性のあるドリルもないわけではありませんが、
そうしたドリルは得てして、すぐに元に戻ってしまうことのほうが
多いのではないでしょうか。

これが、私が冒頭で述べた「ドリルへの誤解」という意味です。

自分に「質問」を向ける

今日のドリルの話とは少し
話がそれてしまうかもしれませんが…

ゴルフは、自分自身の心と身体、
そしてクラブをコントロールするゲームです。

今、自分が何をコントロール出来ていて、
何をコントロールできていないかをチェックしながら
自分のスイングを作って行く必要があります。

そのために有効なのが、
自分に「質問」を向けることです。

◆今自分にできていて、できていないことは何だろうか?

◆クラブの重さを感じるポイントは?

◆スイングのスタートのタイミングはどうとるか?

◆コアマッスルをどのように使うか?

◆クラブを持たずどんなトレーニングをするか?

◆どうすれば距離感を養うことができるか?

◆どういう考え方をすればいいか?

◆どうしてアプローチの弾道を変えるか?

などなど、自分に対する質問を自分で開発することが、
ゴルフを理解する上で効果的です。

そのことによって、気付かなかった点やわからなかったことが明確になり、
上達するためのマイルストーンも見えるようになります。

そのためには知識を得ることも大切になりますし、
あるいはドリルを行うことも大切になってくるのです。
 

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。
 

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違いのわかる男の話

2016.10.24
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

お客さんの前で調理して
「はやくて美味しい」を実現した
某うどんチェーン店。

5年くらいそのうどん店でアルバイトをしていた方によると
1秒でもゆで時間が変わるとうどんの味が全然違うそうです。

ベテランになると
季節やその日の天気、麺の出来によって、茹で時間を微妙に変えているそうです。

我々には絶対にわからない微差です。

しかし、その道に精通した人のこだわりがあるからこそ
それを感じ取れるということです。

あなたも自分のゴルフに関わることがあれば、
一般の人ではわからない微差に気づくことがあるはずです。


ボール位置がいつもより1センチずれているとか
いつもより1センチティーアップが高いとか。

例えばこの1センチ
最近、私が経験した微妙な違いというと・・・

実はつい先日
ちょっと徳嵩さんにクラブを作っていただきました。

今まで 46 インチでしたが47 インチにして、
1 インチ伸ばしたんです。

そうしたらなんと
飛距離が20 ヤードほど、伸びてしまったんです。

ヘッドも変えて、それがかなり上手くマッチしているというのもありますが、
クラブの長さを1インチ変えるということで、
ヘッドスピードは上がるということを実感しました。

1インチが与える影響

ではなぜたった1インチが私の飛距離を20yも伸ばしたのか。

「徳嵩さん、先日見てもらったクラブ、最高でしたよ!
 いつもより20yも飛んじゃったよ。」

…徳嵩さんはわたしの結果を知っていたかのように
ニヤリと笑って飛距離が伸びた理由を話してくれました。

当然、クラブ長が長いほうが助走距離がかせげるので
そういう意味ではクラブ長を長くするというのが
ヘッドスピードを上げる上での一番近道。

それはなんとなくわかりますよね。

では長ければ長いほどいいのか!
と私と同じつっこみをした方もいらっしゃるかと思いますが、
徳嵩さん曰く、そのへんは限界があるようです。

やはり重さの面もそうですし、
そのプレイヤーに適した最大限の長さ、最大限の重さというのがあるので、
その度を越えてしまうのはかえってヘッドスピードが上がりません。

要するに振りづらくてしょうがない
という形になってしまうんですね。

ゴルフのクラブのルールで、
長さが 48 というルールがあります。

この 48 インチ、一応ルール上の最長の長さになりますが
徳嵩さんは以前にちょっとテストしたことがあるようです。

それが・・・・

10人中何人が48インチを使いこなせる?

まったくそれまで 48 インチを打ったことのない
10 人の方に 48 インチのクラブを打っていただいたそうです。

その結果・・・
10 人中 4 人の方、何の問題もなく 48 インチを打ててしまう。

残りの 6 人の内のもう 4 人は
ちょっと練習すれば使いこなせそうなぐらい。

残りの 2 名がもうまったく無理だろう。
という感じだったそうです。

なので、10人中 8 人ぐらいが
使える可能性を秘めているという結果に。

もちろん何でも長くすればいいという問題ではないので、
ある程度その長さに対応できるヘッドというのが
必要にはなってくるんですけれども…

その話を聞いている途中から
私の頭の中は48インチにすることでいっぱいです 笑

今、47 ですから 48 もいけるかな。。

上手く打てたとして
単純に 1 インチ長くなるとヘッドスピード2m/s早くなる。

ヘッドスピード 1m/s に対して 5 ヤード と言われていますから、
2m/s 早くなったら距離にすると約10ヤード。

それも1 つの作戦。

しかし、やっぱり長くしてヘッドスピードが上がっても、
ミートができなければ意味がなくなりますので
このあたりもまた徳嵩さんと色々話して決めていきたいと思います。

あと、私自身がちょっとクラブを長くして
もう一つ感じていることがあります。

クラブが長くなると変に手打ちというか、
手に力んで振れないんです。

これは長いクラブを振った方だったら
ちょっと体感できていると思うんですが
リズムで振っていくしかありません。

だから力みに悩んでる方は、
力まずになめらかなスイングの中で飛距離が出せて
スイングへもいい影響を及ぼすということもあるのかなと思います。

たった1インチが私に与えてくれた影響は大きいですね。

今日はわたしの最近のクラブ事情についてお話ししましたが、
飛距離についてお悩みの方は「1インチ」考えてみてはいかがでしょうか?

やはりその道に精通した人と話すのは
刺激があって面白いです。

徳嵩さんはやはり偉大なフィッターだなと改めて感じました。

またメールします。

小原大二郎


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ゴルフを真面目にやればやるほど
細かいポイントって気になりますよね。

なんとなく、振り上げて
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[ビデオ]自分のクセ知っていますか?

2016.10.23
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

みなさんは飛距離アップのために
どんなトレーニングをしていますか?

飛ばすためにどのような練習をしたら良いか分からない。
そう思っている方もたくさんいるのではないでしょうか?

実は私が密かに行っているトレーニングがあります。

今回特別にそれをご紹介していきます。

テークバックをいつもの倍以上かけてゆっくり行い、
トップで5秒キープしてからスイングするという
一見変わったトレーニングです。

普段速く行うスイングを、敢えてゆっくりやることによって
重心の位置や身体の使い方で
間違えている箇所を正確に把握できます。

そこを直して、青空に
完璧なショットを打ちましょう!



スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。


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「技」重力を活用して飛びにつなげる

2016.10.23
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・重力を活用して飛びにつなげる」

というお話をさせていただきます。

あなたはトップからいきなり腕やさらには上半身全体の慢心の力で
クラブを振りに行っていませんか?

それでは重力という強い味方とは無縁になってしまいます。

トップから腕とクラブが自由落下することに対して
逆行する方向に力が入るほど、重力を使えないで体の中で消費してしまい、
クラブに落下による位置エネルギーを伝えることができません。

以前にも重力の凄さについて触れさせていただいていますが、
今回はもう少し別の観点からお話させていただきます。

今回は、重力を最大限に利用するためのバックスイングでの
具体的な体の使い方と、切り返しからトップ、
ダウンスイングへのつなげかたを中心にお伝えします。

バックスイングでの下半身と腕の動き

バックスイング開始から脚で動いて下半身の動きで
ヘッドが腰から胸の高さあたりまで動いてきたら、
そのヘッドの重さを感じてそこまでヘッドがたどってきた軌道を
そのまま延長します。

ま、これはバックスイング開始から下半身が正しく動いて
ヘッドに良い軌道をたどらせていた場合の話ですが。

バックスイング開始を手で行っていると、
手はクラブをいろいろなところに運ぶことができるので、
なかなか良い軌道をたどらせることができません。

しかし、下半身の動きなら、
手に比べてクラブを運べる軌道は限定的になります。

ですから、バックスイングを下半身を使って行うことは、
根本的にバックスイングを簡単にできるための極意です。

自由度は大きい方がいいように感じますが、
自由度がありすぎると逆に悩んでしまうということになります。

お買い物に行って、同じような商品がたくさんあると、
どれを買ったらいいのか悩んでしまうのと似ています。

行動経済学でも選択肢が多いと選べなくなってしまうという
現象が研究されていて、選択肢が多すぎると
逆に購買率や満足度がさがるなどという現象があったりします。

まさにネットでオススメサイトがはやっていることが理解できます。

また、手は器用で脳細胞のかなり多くの部分が関係してます。

そのため、微妙に色々調整できます。

しかし、逆に緊張した時にはその緊張の影響を大きく受けてしまい、
まさに手が動かないというような状況にもなります。

でも、脚なら動かないということはまずありません。

何れにしても、脚を正しく使うことを一旦覚えたら再現性も高く、
緊張の影響も受けにくいので、脚は信頼できるパーツです。

手の動きとしては右肘とコックを曲げるわずかな力だけを使って、
ヘッドがそれまで下半身の動きでたどってきた道のりの先にヘッドを運びます。

ところが、トップに向かって腕の力、特に右肘を上にあげようとする力で
上に高く押しあげようとしては多くの問題が発生してしまいます。

右肘はヘッドの動きで上に引きあげられる感じで十分です。

右肘とコックを曲げる以上の力を入れると、
ダウンスイングでは腕が重力を受けて落ちることが難しくなってしまいます。

セットアップで打ち出し後方から見て、
シャフトの付け根と首の付け根を結んだラインをショルダーラインと言います。

このショルダーラインをトップでクラブが上に超えると、
腕のなんらかの余計な力を使っていることになります。

体が柔らかくトップでシャフトが水平よりも下に垂れるぐらいの場合は、
シャフトが打ち出し方向の右を向くシャフトクロスとなって
ショルダーラインの上にヘッドがはみ出したとしても、
腕の力を使いすぎているわけではないので問題なしです。

下半身の動きでの重力

また、下半身の動きにも重力が関係してきます。

バックスイングで下半身を使って骨盤の前傾角度に従って
背骨を中心にして右にターンすると、
背骨の前側にある重い内臓が右斜め上にあがることになります。

重い内臓が持ちあげられたことで、体全体の重心としては上にあがります。

背骨を中心にしてセットアップでの前傾角度を維持してターンすれば、
頭の高さは変化しないまま、重心が上にあがってきて
位置のエネルギーを溜めることができます。

そして、この内臓の位置エネルギーはダウンスイングで
スイングパワーに活用できます。

ここで重力を利用できるために大切なことは、
まずはセットアップでしっかり骨盤を上半身の前傾角度分前傾させておいて、
バックスイングではその骨盤の前傾角度に従って斜め回転することです。

バックスイングでうまく骨盤の斜め回転ができれば、
ダウンスイングで重力を使って元に戻りやすくなります。

骨盤を斜め回転させるコツは今まで何どもお話してきていて、
私のメルマガをずっと読んでいただいている方々には、
そろそろ耳にタコができるぐらいとは思いますが、もう一度確認させていただきます。

右脚を長くする動きで、右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込むようにします。

右膝は伸ばせるだけ伸ばしますが、
右股関節はセットアップでの骨盤の前傾角度を維持できる程度までで
伸ばし切りません。

そして、左サイドは右足つま先方向に向かって斜め下に落ちてきます。

左脚は船の錨(いかり)をつないでいる鉄の重い鎖だとイメージすると、
左サイドは自然に落ちてきます。

左脚がバックスイングの骨盤の回転を邪魔することが多いので、
特に左脚が重い鎖というイメージを大切にしてください。

また、左サイドが落ちることをイメージすると、右脚を伸ばそうとしなくても、
体全体が下に落ちないように右脚は自動的に伸ばされて、
骨盤が斜め回転してくれる場合もあります。

右脚を伸ばすことをイメージするとやりやすい場合と、
左サイドを落とすことを意識したほうがやりやすいケースにわかれます。

ですから、どちらもやってみて、
やりやすいほうのイメージで骨盤を斜め回転させてください。

ダウンスイングで腕とクラブを下に落とすための要

ダウンスイングでは、肩と手首は限りなくリラックスさせて、
腕とクラブが下に落ちようとする力を極力じゃましないことが大切です。

この点がわからない、できないと言うことが本当に多いです。

このリラックス感の納得のためには、まずはバックスイングから腕に
できる限り余計な力が入らないようにすることが最も大切です。

バックスイングで腕を上に押しあげようとする力は、
ダウンスイングを開始してもすぐには消え去りません。

脳や脊髄からの神経伝達速度や筋肉の反応時間はゼロではなく有限で、
0.03~0.4秒というオーダーです。

トップからボールヒットまでは平均的には約0.3秒ですから、
力を入れた筋肉を緩めるための時間の遅れは意外と大きく影響します。

ですから、バックスイングで脚をしっかり使い、
トップに向かう切り返しで下半身を先行動作させることで、
腕に使われる力は少なくでき、ダウンスイングで腕が自然に下に落ちやすくなります。

まっすぐに立って肩を誰かに上に持ちあげてもらってストンとしたに落とした場合と、
自分の力で肩を上に持ちあげて落とした場合では、下に落ちる滑らかさが全然違います。

誰かに肩を持ちあげてもらった場合は、ものすごく滑らかに肩はストンと下に落ちてくれます。

同じことが、バックスイングから切り返し、
そしてトップに入ってダウンスイングする状況で発生しています。

たくさん重力のエネルギーを受けるために

トップに向かうための力を下半身で出しているので、
それを解き放つ時間が欲しいこともあり、下半身は上半身の動きに対して先行させます。

特に切り返しではクラブの動きが一瞬止まるので、
その前に下半身を先行して動かすことで、下半身の神経系と筋肉の反応時間を相殺して、
下半身に重力を十分働かせることが可能となります。

また、重力というすごい力を使うためには、
できるだけ長い時間重力を受けることができるほどいいです。

ということは、トップからいきなりクラブを下に引きずり降ろすような力は使わない方が、
重力をたくさん使うことができ、あなたが持っている体のエネルギーは
ボールヒット直前のヘッドの加速にとっておくことができます。

とにかく、トップからは腕の力はできるだけ使わないで、
腕とクラブが下に落ちることに任せることが、重力を存分に使うための極意となります。

また、トップから手の親指側に折れるコックを早く解いてしまうほど、
腕とクラブ全体は早く下に降りてしまい、その分重力のエネルギーを得られなくなります。

手首のコックはトップから胸の高さあたりまでむしろ深くなるぐらいの気持ちで、
胸の高さで最大になるイメージです。

最近の大型ヘッドのドライバーはコックは早めに解くと言われますが、
ほとんどの方ではまだまだコックを解くタイミングは早すぎています。

また、コックは胸の高さから腰の高さにかけて解けてきます。

しかし、右手甲側に折れるヒンジは、腰の高さぐらいまでは
コックがヒンジに変わってきてより深くするイメージが大切です。

そして、腰から下ではヒンジだけが残り、
ヒンジはボールヒットではまだまだ解放されている最中で、
セットアップのときよりも深くヒンジが入った状態でボールヒットです。

ダウンスイングで重力を活用して下半身を動かす

バックスイングにおいて下半身の動きで重い内臓と腕とクラブが
斜め右上に持ちあげられていますから、
その内臓や腕とクラブを下に落とすようにします。

そうすると、重力が内臓などを下に向かって引っ張る力で、
体はセットアップの向きに戻ろうとします。

同時に、体の重心全体が下に落ちてきます。

この重心の上下での移動は、頭の高さが一定ですが、
内臓などの移動によって発生するということが重要です。

ここで、トップから腰を自ら回そうとしては腰は水平に回りやすく、
骨盤の前傾角度に従った斜め回転にはなりにくくなります。

そうなると、内臓の重さを使ってターンすることができず、
その分の重力のエネルギーはどこかに消えていってしまいます。

特にトップに向かう切り返しでは、下半身を先行させて
両脚で地面を踏んで下半身だけ先にセットアップの形に戻ろうとすると、
内臓を早い段階で下に落とすことができ、体のターンに重力を活用できます。

そもそも重力の凄さとは

重力は重力加速度という数字をもとに表現されて、
9.8m毎秒毎秒と言われます。

しかし、この数字と単位を見てもどれほどの強さなのかイメージできませんね。

重力を1秒間受けたらどんなものでも秒速9.8mに加速できる力が重力です。

秒速9.8mという速さは時速で言うなら約35km毎時です。

だいたいママチャリ(普通の自転車)を平地で死ぬほど漕いだとき、
これぐらいの速さにはなります。

こんな速度に1秒でどんなものでも到達させる力を発生させるのが重力です。

また、腕の重さは平均的には体重の6%ぐらいです。

体重70kgなら約4kg、
焼酎の4リットル入りペットボトル一本分以上の重さがあります。

両手ならその倍の約8kgです。

4リットル入りのペットボトルを持ちあげようとすると、かなり重いですね。

腕だと普段から動かしているので、その重さを気づかずにいるだけです。

そんなにも重い腕をどう動かすかはかなり重大な課題となります。

背骨の前側にあるあなたの内臓だって、ものすごい重さです。

しかも、普段からせっせとおなかを育てていたりしますし。

せっかくある体の重いパーツは、
最大限に飛距離アップなどに利用したいものです。

使えるものは何でも使う

とにかく使えるものは全て動員して、
エネルギーを無駄なく飛びに集結させたいものです。

スイングというと、どうしても自分の力を使って
クラブを振ろうとしてしまいます。

しかし、まずは、重力からできるだけたくさんのエネルギーを得て、
そこに体からのエネルギーをプラスして、
全身のエネルギーをボールに限りなく伝えたいものです。

本当はボールヒットしたらクラブも体も止まってしまっているぐらい、
全てのエネルギーをボールに伝えられたら最高です、
まそんなことまでは不可能ですが。

また、クラブをリリースしてくれることにも
内臓の重さと重力の働きを利用することができますが、
このお話はまた別の機会にさせていただきます。

何れにしても、重力というすごい味方を忘れないようにしましょう。

では、また。
 

<本日のオススメ>

レ テークバックをどう引いたらいいのか迷う…
レ ダウンスイングの適切なフェースローテーションが曖昧…
レ トップの正しい位置はどこかわからない…
レ スイングの感覚を常に覚えていることが出来ない…
レ スコアが不安定、スコアがまとまらない…

上記の一つでも当てはまるあなたに紹介したいのが
「ゴルフ初心者を3日でコースデビューさせる」
この『PlaneSwing』です。

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※台数限定ですのでお早めに

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