2025.03.09
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「深いトップで楽々飛ばす方法」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
バックスイングしてきて
トップに向かう動きが楽になると
飛距離も楽に出せて、ゴルフも楽しくなってきます。
そこで今回は、トップを深くすることに貢献する
重要なポイントを見てみましょう。
(続きはビデオにて)
深いトップで楽々飛ばす方法
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
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(おまけ付き)
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左脇を開けて左腕を右回転
トップに向かって左脇を開けるようにして
左腕を右回転させることで、トップは深くできます。
そのためにも左腕をリラックスさせて
グリップエンドに引っ張られるままにしましょう。
そうすると、右腕で支えられて
トップに向かって水平になろうとするシャフトの動きを
邪魔しにくくなります。
これは左腕が引っ張られると内側に捻れるからです。
試しに左脇をギユッと締めたままバックスイングして、
できるだけトップを深くしようとして限界で止めます。
そこから、左腕の力を抜いて右回転させてみましょう。
そうするだけでトップはさらに深くなって、
体の正面方向から見たときのシャフトはより倒れて
腕との角度は深くなります。
それなら、最初から左腕の力を抜いて
クラブの勢いが左腕を引っ張ることをできるだけ邪魔しないようにすれば、
楽に深いトップをつくることができます。
トップが苦しいとやってしまう問題
ここで、トップが苦しいとやってしまう問題は、
右腕を曲げるとか右肘を腰から上の体幹に対して横へシフトさせて
さらに体の後ろ方向へズラす動きです。
右腕は本来は体幹とクラブの関係を一定に保ち、
さらに手元を体から離すことで
体幹の回転でのクラブのスピードアップにとって大切です。
また、ストレートパンチを出すとわかるように
腕を伸ばすと内側に捻れるので、右腕を曲げると外側に回転して
ヘッドを開く方向へ動きます。
バックスイングで自ら出そうとする力で右腕を曲げると、
そんなつもりはなくてもヘッドは開きます。
そうすると、ダウンスイングからインパクトでは
その開いた分だけ戻さなければならなくなります。
さらに、右肘が体幹に対して右方向へ動くほど、
厄介な問題が発生します。
それは、ダウンスイングからインパクトまでに
セットアップでのポジションに戻さなければ
ダフりなどの打点が不安定になることです。
このように右腕に悪い動きをさせないためにも、
左肩から左腕全体はクラブの勢いをできるだけ邪魔しない
まさに紐のような状態にしてあげましょう。
飛距離アップのために
また、飛距離アップはダウンスイングでがんばるというよりも、
クラブの勢いを極力邪魔しないで
行けるところまで行った深いトップから素早く脚を使うことです。
バックスイングの腰の高さまでに
しっかり脚を使って体幹を右回転させて、
右腕を支えとして体幹の回転でクラブに勢いをつけます。
腰から上はそれまでのクラブの勢いに任せるだけで
トップまで行くようにすれば、再現性のよいトップになります。
手は器用で色々な動きをできるので、
手で上にあげようとするほど
トップのポジションはなかなか定りません。
しかし、ゴルフで前傾した状態では
それほど多くの動きができない脚を使えば、
再現性よくクラブを動かすことができます。
それなら、脚から動いて体幹を右にターンさせて、
右腕の支えによって引っ張られた手元やヘッドが
最後についてくるようにしましょう。
トップに向かって右腕でクラブを支えながら、
左脇を開けるようにして左腕を右回転させる意識を
しっかり持ってスイングすればよいです。
そうすれば、楽な深いトップでゴルフが
どんどん楽しくなってきます。
バックスイングの腰の高さまでの動き
腰から上でそれまでのクラブの勢いを使えるためには、
腰の高さまでの動きは重要です。
まずは左右両手首の力を抜いて、
脚の動きで腰を回転させてバックスイングを開始します。
このときに手元は体の回転に素直に従って
円軌道を描いてつま先より内側のインサイド寄りに入る中で、
ヘッドは振り出し後方へ向かって真っ直ぐに動かします。
そして、手首の力を抜くことで
ヘッドの重心がシャフトから離れている
クラブの偏重心特性によってヘッドは閉じます。
右腕を支えとして左右両手首と左腕をリラックスですべてよし
ここで、右腕を支えとして
左右両手首と左腕をリラックスさせるなら
すべてよしです。
可動域としては右手首を左に回転させる前腕の回内可動域は90度で、
左腕を右に回転させて脇を開ける内旋可動域は80度です。
バックスイングで手首の力を抜くと左回転して
可動域限界まで回転するなら
どれぐらい回転するかというと。
セットアップで右手がグリップの真横より
10度上から被せて左回転しているなら、
手首は右手の可動域に制限されて80度左回転します。
腕はセットアップからはトップに向かって
完全に力を抜いているなら可動域分右に80度回転します。
これらのことからセットアップで右手首を10度程度上から被せておけば、
そこからの手首と腕の回転可動域いっぱいまで回転させると
その回転角度は相殺されます。
これらの可動域限界まで左右両手首と左腕をリラックスさせ、
右腕はクラブをしっかり支えて体幹とクラブの関係をキープしましょう。
そうすれば、トップでヘッドは
ダウンスイングでの軌道方向を向けることができて、
インパクトまでの上半身の動きはシンプルで簡単になります。
ダウンスイングでは脚の動きで上半身をさらにしならせて
エネルギーをタメることに専念できることで、
再現性よくボールを遠くまで飛ばせます。
右腕を支えにする
ここで、右腕を支えとして
体幹とクラブの関係をキープする意識の中で、
特に重要なポイントがあります。
それは、右肘を体幹に対して横方向へ
できるだけ動かさないようにすることです。
右腕の形はセットアップとあまり変えないようにするほど
再現性はアップします。
とはいえ、左腕がクラブに引っ張られてトップに向かうときに
クラブの勢いをできるだけ邪魔しないためには、
右腕全体は上に向かってあがる必要があります。
そして、この体幹に対して縦方向へ動いた右肘は
ダウンスイングでは腕とクラブの重さで落下することで、
セットアップのポジションまで戻りやすくなります。
そのため、体幹に対する右肘の横移動だけをしないように意識して
クラブを支えるようにすれば、右腕の動きとしては完璧になります。
トップに向かってクラブに引っ張られることに任せるメリット
そして、トップに向かってクラブに引っ張られることに任せると、
ダウンスイングでクラブの重心をグリップエンド方向へ
引っ張りやすくなります。
まさにクラブが手元を引っ張っていることを感じて
その勢いがなくなるまで待てば、
それまでクラブが引っ張ってくれていた反対方向へ引っ張り戻せます。
ゴルフのクラブを加速する場合もスピードの遅いときに加速するほうが、
力を伝達しやすくなり楽にボールを飛ばせますから
ダウンスイング開始が勝負です。
そして、手首の力を抜いた状態のままダウンスイングを開始して
グリップエンドを引っ張るパワーを全開したあとは、
クラブが振り子になるイメージです。
手元が腰の高さあたりまで降りてくるころには動きのモードが変化し、
手元に引っ張られて加速してきたクラブが振り子のようになります。
それまで手元の軌道の接線方向にクラブの重心が引っ張られるように、
シャフトもほぼ手元の軌道の接線にからんで降りてきます。
ところが、グリップエンドを引っ張り続けているだけで、
手でヘッドを振らなくても
遠心力が勝手にクラブを振り子のように振ってくれます。
後は左脚でクラブの重心の回転運動による遠心力に耐えるように
地面を支えながらも、さらに遠心力の真逆の方向である
向心力をプラスする方向に左脚を使います。
そうするだけでクラブはさらに回転速度を速めながら
インパクトに向かいます。
インパクトでは手首のタメは一気に解放されながら
まだ少しタメが残っていて、
まさにヘッドが加速中にボールを打ち抜けば理想的なインパクトです。
手首のリリースはクラブが振り子のように回転することで
勝手に発生するので、自ら出そうとする力で
リリースする必要はありません。
リラックスした左腕による深いトップからなら、
脚の動きで上半身にしなりのエネルギーをタメやすく
楽々遠くまでボールを飛ばせます。
では、また。
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