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飛距離アップ3原則

2019.07.06
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

おはようございます、
服部コースケです。



今日のブログでは先週お伝えしきれなかった
飛距離アップにおける
“ヘッドスピード以外の重要な要素”
紹介していきます。



先週のブログでは
ヘッドスピードを上げるための
3つの基本動作を見直しました。

アームローテーションでスイングの質を上げ、
体重移動でヘッドスピードを加速させ、
バックスイングで正しいスイング軌道を作る。

これらの動作を見直すだけで
ヘッドスピードは上がると思いますが、
更に飛距離を伸ばしたいのであれば
まだ他にもするべきことがあります。



先週もお見せしたこの表をご覧ください。

女子プロ 男子アマ
飛距離 250.5y 229.7y
ヘッドスピード 42.9m/s 45m/s
打ち出し角 14度 12度
バックスピン 2,500RPM 4,000RPM
ボール初速 62m/s 60.75m/s



女子プロと男子アマの平均数値でしたが、
男性の方が筋力があるのか、
女子プロよりヘッドスピードは速いですね。

しかし、
飛距離が女子プロより劣っています。

なぜでしょうか。
表をじっくりと観察してみてください。





そう、
打ち出し角とバックスピン
そしてボール初速が
女子プロと男子アマでは違っていますよね。



今日お伝えしていく飛距離アップの
ヘッドスピード以外の重要な要素はこの3つ

  • 打ち出し角
  • バックスピン
  • ボール初速


  • 私はこの3つの要素を
    “飛距離アップの3原則” と呼んでいます。



    先週の内容は
    「飛距離アップの3つの基本動作」で
    少々ややこしいですが頑張って覚えていきましょう。


    打ち出し角

    まずは打ち出し角についてです。

    打ち出し角とは、
    インパクト後にボールが飛び出す角度ですが。



    例えば、打ち出し角が0度だとすると、
    ボールは地面を這うように打ち出されます。

    こんな弾道では遠くへ飛ばないのが想像できますよね。



    反対に打ち出し角が大きすぎて
    高くボールが上がってしまったらどうでしょうか。

    失速して距離は出ませんよね。

    野球で言うところのフライボールのような弾道です。



    ・打ち出し角とボールの弾道
    kakudo



    このように、適正な角度でボールを打ち出す必要があります。

    一般的にドライバーショットの打ち出し角は、
    10度~14度にすると最も飛距離が出ます。




    バックスピン

    次にバックスピンですが、
    これも飛距離に直結する大事な要素です。

    バックスピンの回転数が多いと
    途中からフワッと浮く弾道になり、
    逆に少ないと失速して飛距離が出ません。



    バックスピンでボールが持ち上がる現象は、
    飛行機が飛ぶ原理と同じく
    『揚力』という力によるものです。

    ボールの周りの空気の流れが、
    ボールの回転に助けられ速く流れることで
    圧力の違いが生じます。

    同じ原理を用いればサイドスピンで
    ボールが左右に曲がるのも説明できます。



    ・バックスピンとボールの弾道
    spin



    バックスピンにも打ち出し角と同様に、
    適切な回転数というものがあります。

    一般的には2,200~2,600 回転/毎分(RPM)が
    最も飛距離が出るバックスピンの回転数です。




    ボール初速

    3つ目にインパクト後にボールが飛び出していく速度、
    ボール初速についてです。

    実はヘッドスピードが速くても、
    ミート率が悪いとボール初速は上がりません。



    ボール初速は下記の計算式によって算出されます。

    ヘッドスピード × ミート率 = ボール初速



    ミート率の最大値は1.56とゴルフルールで決められていて、
    ゴルフボールはこの数値を超えないように作られています。

    つまり、ボール初速は最大で
    ヘッドスピードの1.56倍の速度が出るのです。



    一般的なアマチュアゴルファーのミート率は1.3前後、
    プロゴルファーでも1.5弱と言われています。

    ですので皆さんは、ミート率を上げる練習をして
    1.56に近い数値を出すことで、
    飛距離アップ3原則であるボール初速を上げることができます。




    まとめ

    飛距離アップ3原則について理解いただけたでしょうか。

    これがわかれば、
    ヘッドスピードが劣っても飛距離を出している
    女子プロの凄さがおわかりいただけると思います。

    彼女たちは飛距離アップ3原則を理解して、
    打ち出し角、バックスピン、ミート率
    これら全てを最適な数値でショットを打っています。



    今日の私のブログを読んで、
    3原則のうちどの部分が適正値から外れているのかを見つけ、
    そこを修正いただければ
    あなたの飛距離は大幅に改善されることでしょう。



    すこし堅苦しい、難しいお話をしましたが、
    これからも飛距離アップを目指して頑張っていきましょう。




    服部コースケ




    <本日のオススメ>

    今ゴルフライブでは
    新しい書籍が出版されたことを記念して
    キャンペーン中らしいです。

    しかもこのキャンペーン、
    大盛況なんだとか。

    ぜひ皆さんも一度は
    覗いてみてくださいね!

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    【ビデオ】風を読み、風を知ってスコアアップ

    2019.07.05
    obara小原

    From:小原大二郎
    千葉のゴルフ場より、、、

    おはようございます、
    小原大二郎です。

    今週、私と同じくメルマガ講師の
    森崎 崇プロが書籍を出したそうで、
    今絶賛キャンペーン中みたいですね。

    この書籍のタイトルが
    「ゴルフのマネジメント」

    このメルマガでしばらく触れていなかったので
    今日は私もコースマネジメントについての
    動画
    をお送りします。

    皆さんは「風」を意識していますか?

    100切り、90台、80台と目指す目標は様々かと思いますが、
    風への対処はどのレベルでもしておくと
    スコアアップに結びつくでしょう。

    それでは今日の動画です。
    「風を計算に入れる」と題して
    お送りします。


     

    動画の中で、スマートフォンを使って
    「風の情報・方角」を確かめる
    場面がありました。

    自身のスイングを動画で撮影して確認出来ることもそうですが、
    スマートフォンはゴルフをする上でも非常に便利です。

    現代の技術を上手くゴルフに取り入れていく

    水泳選手のドキュメンタリーなどでも
    コンピューターで動きを分析して
    図解するような場面もよく見ますよね?

    ゴルフも同じで、

    ・あと何ヤードか
    ・番手ごとの自身の飛距離はどの程度か
    ・風はどの方向にどれだけ強く吹いているか

    こういった情報が「見えている」かどうかで
    スコアが大きく違います。

    もちろんその前に技術がなければ元も子もありませんが、
    こういったアプリなどはあなたの助けとなります。

    ぜひ一度試してみることをおすすめします。

    小原大二郎
     

    <追伸>

    冒頭でお伝えした森崎プロの
    「ゴルフのマネジメント」書籍。

    これを読めば、

    ・コースマネジメントとは何なのか…
    ・どうすればスコアのばらつきを減らせるのか…
    ・自分のスイングに見合ったスコアを出すには
     どうしたらいいか…

    その答えがわかります。

    数にも限りがあり今しか手に入りませんので、
    この機会を逃さないでくださいね。

    詳しくはこちら

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    「20yが10万円」…あなたは買いますか?

    2019.07.04
    tokutake

    From:徳嵩力一
    千葉の自宅より、、、

    こんにちは。プロクラブフィッターの
    徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
     

    さて、今日はこんな質問をいただきました。
     

     「いつも有益な情報ありがとうございます。
      最近、スコアの伸び悩みを
      クラブのせいにする自分と戦っています。

      試打でドライバーは今まで使っていたものから
      「20ヤード伸びる」と言われて
      定価10万円超のものを買いました。

      自分に合ったものを選ぶのが基本ですが、
      やはりゴルフショップ店員の
      アドバイスに頼ってしまいます。

      クラブの性能と価格について、
      記事を書いて頂けましたら幸いです。」

     

    どうもありがとうございます。
    定価10万円超のドライバーをご購入とのこと。

    定価からして、まあまあいいクラブを
    お買い上げだったのかなと推察します。

    ですがこれ、単刀直入に申し上げますと。。。

    値段と性能は一致しない

    このドライバーが実際にどうだったのか、
    そこに関しては記載がないのでわかりませんが。。。

    おそらく想像するに、その「伸びるはず」だった20ヤードが
    思うように伸びていないから、質問をしてきて下さったのでしょう。
     

    このメールマガジン上でも
    何度もお伝えしていることではありますが
    必ずしも、値段と性能(=得られる結果)は一致しません。

    もちろん、価格の高いクラブには
    最先端のテクノロジーが搭載されていたりして、
    高いには高いなりの理由があります。

    ですが(これも再三お伝えしているように)だからといって
    あなたにピッタリ合う、万人に合うかどうかというのは、
    全くの別問題なのです。
     

    「クラブのせいにする自分と戦っている」
    この質問者さんが、今回自分と戦った結果
    勝ったのか負けたのかはわかりません。

    ですがただ一つだけ、
    この質問者さんにお聞きしたいなと思ったのは。。。

    「何を根拠に、20ヤード伸びるんですか?」

    その時のやり取りがわからないので何とも言えませんが、
    そのゴルフショップでの店員さんに
    こうした質問をなさったのか。。。ということです。
     

    もし、質問者様が今お持ちでいらっしゃる自前のゴルフクラブを
    その店員さんが見た上でそうおっしゃったのなら、少しは理解できます。

    ですがもし、現在使っているクラブを見ないで
    「これ、20ヤード伸びますよ」とオススメしたのであれば。。。
     

     「何でそんなことが言えるのか? 言えたのか?」
     

    と聞いてみたいなと思ったのです。
     

    そして。。。もう一点気になること。
     

    店員さんの「これ、20ヤード伸びますよ」の言葉を
    質問者さんが聞いて。。。
     

    その言葉をそのまま信じて、ご購入されたのでしょうか。。。???
     

    信じたくはないですが、もしそうであるならば
    ある意味すごいとしか言えないですが。。。
     

    そもそも、
     

     ・質問者様が今使っているクラブが何なのか

     ・質問者様にそのクラブが本当に合っているのかどうか
     

    もし、合っていないのなら合っていないで
    それをきちんとセッティングしさえすれば。。。
     

    そもそも20ヤード飛距離アップだけでは済まない話で、
    飛距離どころが方向性もよくなったり、
    スコアもよくなったりする話かもしれないのです。
     

    ちょっと言い方は悪いですが、
     

     「たった20ヤードのためだけに、10万円も払ったんですか?」
     

    そんな言葉も口について出てしまいそうです。
     

    別の10万円のかけ方次第では、
    もっともっといろいろな可能性があったかもしれない。。。
     

    そんなことを考えると、
    もったいないなあと思わずにはいられないのです。

    クラブを選ぶ際に、一番やってはいけないこと

    そのゴルフショップでは、どのように
    クラブをオススメしているのかはわかりません。

    ですが、たとえば私がフィッティングをする場合、
    フェアウェイウッドの具合を見たいのであれば
     

     ・新しいクラブとお客様の7番アイアン

     ・新しいクラブとお客様のフェアウェイウッド
     

    これを、交互に打っていただきます。

    これは、お客様のもともと持っているクラブと
    新しく入るクラブのマッチングを見たいからです。
     

    逆に、クラブを選ぶ際に一番良くないやり方は、
    新しいクラブをひたすら試打して購入する方法です。

    人間というのは、たとえそのクラブが合っていなくても
    アジャストしよう(合わせよう)としてしまうので。。。

    そういう意図が働くと、フィットしているかどうかの評価が
    適切に出来なくなってしまうんですね。

    そして。。。
    そのクラブが「合っている」と勘違いして、
    ついつい購入してしまう、というわけです。

    このへんのカラクリについては、
    以前にコチラでもお話をしました。
     

    ドライバーの交換を検討中の方へ
    2016.12.15

    http://g-live.info/click/161215_nikkan/

     

    そんなわけで、ほとんどのゴルファーが
    合っていないクラブを使って飛距離ロスをしてしまっています。

    道具を合っているものに変えるだけで
    伸ばせる可能性があるのに、もったいないです。

    ちなみに自分の場合は、道具についてはすでに頭打ちで
    たとえ最新のものに道具を変えたとしても
    「飛ばないっす」となります。。。(だから、あなたが羨ましい 笑)
     

    自分は車が好きなので、
    クラブをよく車にたとえて話すのですが。。。
     

    車なら、排気量をあげれば早く走れる可能性があがります。

    ですがゴルフだと、性能が高いクラブを使ったら
    すぐに飛距離もアップするかといえば、そう単純ではないんです。

    この場で何度も申し上げている通り、
     

     「その人の振る力に合ったクラブが飛ぶ」
     

    一にも二にも、もうこれに尽きます。ですので、
     

     ・今、何のクラブを使っているか

     ・今、ゴルフでどういう症状が出ているか

     ・今、あなたのスイングはどうか
     

    最低でも、この3点を確認したうえでクラブを選んでほしいです。
     

    自分がどうしてこのフィッターという仕事をしているかと言えば
     

    ・何の根拠もないのに「20ヤード飛ぶ」と言われて、
     10万円のクラブを買ってしまう

    ・それでもって、結果が出ない

    ・一番喜んでもらいたいユーザーさんが喜ばない
     

    そうした現実は、ハッキリ言って本当にイヤなので、
    そういうことで悩んでいるゴルファーの方を減らしたい。

    これらが当たり前にまかり通るゴルフ業界を変えたい。。。
     

    それが、自分の一番の願いです。
     

    それを改善するための方法、
    スコアをよくするために最大限の効果を出せるのが
    フィッティング、ということになります。

    「チーム徳嵩」フィッティング

    ということで、あなたに最適のクラブを提案させていただく
    「ゴルフパフォーマンスのフィッティング」では。。。
     

     ・あなたのクラブに対する疑問、悩みをお聞きして

     ・あなたの現状を診断・分析して

     ・その解消する適切な方法、そしてクラブをご提案
     

    させていただいています。
     

    枠数が少ないのですが、
    少しだけご用意することが可能です。

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    各3店舗でお申込みいただけます。

    しかしながら、こちらからのお申込みで予約確定ではなく
    後日担当者から連絡が行きます。

    そこでのやり取りの上での日程確定となりますので、
    その点、あらかじめご了承ください。
    (必ずご連絡は行きますので、ご安心ください)
     

    繰り返しになりますが、
    ゴルフパフォーマンスのフィッティングは有料で、
    かつ、ゴルフクラブのご提案もさせていただきますが。。。

    必ず購入していただく必要は全くありませんので
    どうぞご安心してご来場ください。

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    なんと「チーム小原」の人気コーチでもある
    森崎プロの書籍が今週リリースされました。

     『コースマネジメント・戦略の秘訣』

    この書籍に書いてあることは
    シングル達成も現実にする
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    7月8日(月)まで
     
     

    それでは、また次回。

    徳嵩力一
     

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    今年の夏ゴルフはクーラーを着ましょう

    2019.07.03
    kondo

    From:近藤雅彦
    神田のドトールより

    おはようございます、近藤です。

    暑いですね。
    さらに梅雨時ということも重なって
    ジメジメしたまさに日本の夏です。

    そして、梅雨が明ければ
    本格的な夏が到来。

    熱中症が猛威を振るい、
    あなたもご家族に

    「明日30°超えるのにゴルフ行く気?」
    「熱中症って恐いんだからね」

    なんて、言われてしまうかもしれません。

    ですが、そんな恐怖とは
    今年でお別れです。

    なぜなら、今年の夏は
    「クーラーを着れば」いいからです。

    売り切れ続出の空調服

    数年前から、工場や建設現場で
    作業する方達に爆発的ヒットしている
    商品をご存知ですか?

    それが

    「空調服」です。

    download

    構造は至って簡単。

    腰に装着されたファンが
    服の中に風を送り込んでくれて、
    汗を弾き飛ばしてくれるスグレモノです。

    今や日本の夏は35°が当たり前。

    外に出るだけでも大変なのに、
    その中で作業する方達にとっては
    もはや必需品だそうです。

    私も建設会社に勤務する生徒さんから
    教えてもらいコースで実際に着たのですが、
    本当に暑さが吹き飛びます。

    それにゴルフ以外でも
    レジャーやスポーツ観戦のときにも
    もちろん使えます。

    1つ持っておいても、
    損はしないと思います。

    死亡事故も…ゴルフと熱中症

    あなたにはいつまでも
    楽しくゴルフをしてほしいと思います。

    そのためには、上達に関する情報と共に
    こういったゴルフに関わる健康面についても
    常にお伝えするのが私の役目でもあります。

    懇意にしているゴルフ場に
    話を聞いてみても、

    「月に数件は救急搬送される方がいらっしゃいます。
     
     しかも高齢の方だけではなく3,40代の方も多く、
     年齢が原因というよりは、対策をいかに
     心がけるかが重要です。」

    とのこと。

    ゴルフ場も冷やしタオルや
    氷を常備するなどして、
    暑さ対策をしていますが、

    やはり自衛をすることも大事。

    その一環として今日は
    空調服をご紹介しましたが、
    他にも

    ・氷のう
    ・冷却タオル
    ・日傘

    などなど、お金を使わずとも出来る
    対策はたくさんあります。

    あと数週間もすれば、
    暑さの厳しい時期が到来します。

    ゴルフの時だけではなく、
    夏を快適に過ごすテクニックを
    是非身につけてくださいね。

    追伸

    私達がレッスンする
    ゴルフパフォーマンスで

    「ベストスコア達成率No1」

    を達成した森崎プロが
    遂に本を出しました!

    http://g-live.info/click/msmng1906/

    なぜ、森崎プロのレッスンを受けると、
    軒並みベストスコアが出るのか?

    その秘密を全てこの本に凝縮。

    是非、お手に取って御覧くださいね。

    http://g-live.info/click/msmng1906/

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    ダウンスウィングを安定させていい球を打つ

    2019.07.02
    ezure

    From:江連忠
    神戸の自宅より、、、

    こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
     

    今回は、
     

     「ダウンスウィングを安定させていい球を打つ」
     

    というテーマで、お話ししたいと思います。
     

    私はコーチ・スタッフとスウィング映像を見て
    研究するのですが大好きです。

    プロ、アマチュア問わず、いろいろなゴルファーの
    スウィングを見て研究しています。

    ところで、
    アマチュアゴルファーのスウィング映像を見ていると、
    ダウンスウィングに大きな特徴があるのに気づきます。

    それは。。。

    アマチュアは「スティープ」が多い

    アマチュアゴルファーの方は
    ダウンスウィングがスティープの方が多いということです。
     

    これをお読みのゴルフに熱心なあなたには
    今さら説明は不要かもしれませんが。。。

    スウィングは「オンプレーン」が基本なわけです。
    ダウンスウィングでは、
     

     ・トップからダウンで、シャフトがシャフトラインと平行になり

     ・途中からシャフトラインをなぞるように下りてくる
     

    これが理想ということですね。この時、
     

     ・ヘッドがシャフトラインよりも上から
      急角度で下りてくる動きを、スティープ

     ・ヘッドがシャフトラインよりも下から
      下りてくるの動きを、アンダー

     

    と呼んでいます。

    自分ではオンプレーンと思っていても、
    アマチュアの8割の方はスティープだと思います。

    逆に、ジュニアからゴルフを続けている人は
    アンダーになる傾向にあります。

    ジュニアは力がなくて、ダウンスウィングでクラブが
    重力に従って落下するのを支えきれず、
    その名残が身体に残っているのでしょう。

    スティープだと軌道はアウトサイドイン?

    ここまでの説明で考えると
     

     ・スティープだと、オンプレーンに対して
      外から下りてくるから、アウトサイドイン

     ・アンダーは、オンプレーンに対して
      下から入るから、インサイドアウト

     

    そんな説明が成り立ちそうですが、必ずしもそうとは言えません。

    スティープやアンダーというのはあくまで
    一瞬のシャフトの角度のことですので、軌道とは別の話なのです。

    実際、研修生やプロの中でも、ダウンの初期はスティープで
    インパクト直前にアンダー、という打ち方をする人もいます。
     

    もちろんアマチュアの場合は、スティープになると
    アウトサイドインの軌道になりやすいのは確かです。

    ですが、これはハッキリ申し上げておきますが。。。
     

    スティープやアンダーそのものは悪ではない

    ダウンスウィングでのスティープやアンダーも
    インパクトまでにオンプレーンに近づけることができるのなら、
    それほど問題ではありません。

    実際にプロのスウィング連続写真などをご覧になると
    よく分かると思いますが、プロたちも若干スティープだったり
    ややアンダーだったりしています。

    もちろん、その度合いがひどくなると、
    球に対する入射角が急になりますので、
    インパクトゾーンも短くなります。

    その結果、ラインが出ずに
    球の高さやスピン量のコントロールも難しくなるわけです。

    さらにはエネルギー効率が悪く、
    アウトサイドイン軌道もひどくなるために
    スライスしか出ないという悪循環にもおちいるのです。

    では、アマチュアゴルファーが
    スティープになってしまう原因は何なのでしょうか。
     

     ・グリッププレッシャーが強い

     ・下半身に比べて上半身が強い

     ・体を回転させすぎる

     ・オーバースウィング

     ・フェースオープン
     

    などが考えられます。
    (これらが自身に当てはまるかどうか、チェックしてみましょう)
     

    ですが、これらを引き起こす根本的なポイントとしては、

    クラブを自分の力で動かそうとしているから

    ダウンスウィングでクラブを
    自分の力で動かそうという意識あるからです。
     

    これがやはり、最大の原因です。
     

    では、そうならないためには
    どうすればいいかというと。。。?
     

     ダウンスウィングは自分で振るのではなく、
     クラブに働く力や遠心力、慣性にまかせて振られるものと考える

     

    ここに集約されるのではないかと思います。
     

    そもそもダウンスウィングというのは
    自分の意思ではどうにもならないポジションです。

    だから、いったん正しい軌道から外れてしまうと、
    なかなか元の軌道には戻すことはできません。

    ですが、こうした点からダウンスウィングを理解すると、
    ダウンの早い段階でクラブをオンプレーンに乗せるのが合理的だと
    納得できるのではないかと思います。

    ダウンスウィングドリル(3つ+1つおまけ)

    そうしたことが体感しながら学べる
    2つのドリルをご紹介します。

    1.フェイスタオルを使ったドリル

     ・まずは、フェイスタオルを細長く持ち、
      一方の端を左脇の下に挟みます。

     ・反対の端はグリップの要領で右手だけで握ります。

     ・このタオルをクラブに見立て、タオルが緩まない状態まで
      バックスウィングのように引き上げます。

     ・ピンと張った状態がトップの位置、というイメージです。
     

    この右手の動きを、身体になじませるように繰り返しましょう。

    2.クラブを使ったドリル(トップ)

    さあ、タオル練習に慣れてきたら、今度はクラブです。

     ・右手だけでクラブを握り、
      1のタオル練習で上げたトップの位置まで手を上げます。

     ・重力を感じながらクラブを落とすという動きを繰り返します。

     ・重力で落とす感じを身体に覚え込ませたら
      今度は両手でクラブを握り、
      フェース面をスクエアにしたトップを作ります。

     ・トップの位置でフェース面が45度から60度
      上を向いた状態がスクエアです。

    3.クラブを使ったドリル(ダウン)

    さあ、いよいよ両手でクラブを握っての
    ダウンスウィングです。

     ・トップからクラブの重心と重力を感じながら
      右ひじを真下に落とし、切り返した所でいったん止めます。

     ・次はトップから手が腰の高さまで下りてきた所で止めます。

     ・その次はトップからシャフトが地面と平行になった時に止めます。
     

    これらの動きを鏡を見ながら行い、
    腕の位置、シャフトの位置、フェース面を納得するまで
    確認してみましょう。
     

    そして。。。実はゴルフクラブでなくても
    スティープを矯正するのに便利な方法が他にもあります。

    4.長いものを振る(おまけ)

    長い棒やバットを横に振るのも効果的です。
    長い物、重い物を振ることで振られる感覚が身に付きます。

    それから意外なのが「竹ぼうき」です。

    インパクトゾーンを低く長くという意識を持ちながら、
    静かにゆっくりする掃き掃除が、実は有効な練習になるのです。

    掃き掃除だったら、家の外もキレイになって、
    ご家族も喜ぶかもしれませんね。

    ぜひ、こうしたドリルもお試しください。
     
     

     真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

     ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
     
     

    江連忠でした。
     

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