From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
今日はあなたに、
「学習の仕方を誤解していませんか?」
について、お話ししたいと思います。
実は、何かを上達させたりすることができないのは、
学習のしかたそのものを誤解しているから、
という問題があると、私は常々思っております。
ちなみに、これはある雑誌の調査なのですが…
アマチュアゴルファーの雑誌購読率
アマチュアゴルファーは平均して
2誌以上のゴルフ雑誌を定期購読しているのだそうです。
そしてさらには、
年1冊以上のレッスン書も買っているのだとか。
確かに、ゴルフの技術に関する出版物は、
他のスポーツとは比べ物にならないほど多く
出版されていると思います。
ですが現実は、
「本を読んだだけで上達した」
という人には、正直あまりお目にかかったことは
ないのではないでしょうか?
ある調査によると、日本のシングルゴルファーは
アマチュアの5%以下と言われています。
ですので、レッスン書を読んでいる人の半数以上は、
ゴルフを始めて3年以上たっても90切れずに
悩んでいるような方だと推察されます。
一定のレベルまでにたどりつけないその最大の理由。
それは。。。
ゴルフ雑誌やレッスン書に書かれている内容が、
われわれティーチングプロが読んでやっと理解できる
高度なレベルの記事が多いからです。
そこに書いてある内容を理解できていないことが
一つ目の理由だと、私は思っています。
某有名週刊誌の編集者の言葉…
そして、上達できない2つ目の理由は、
いわゆる部分的な記事を読んで、ポジショニング等、
いわゆる「形を作ること」ばかりを考えてしまうことです。
その結果 スイングに必要な「いい動き」「いいリズム」を
覚える練習を、全くしていないことがあげられます。
某有名週刊誌の編集者に、私が常に言っている、
「最小形の練習の大切さ」
「最小形の動きの中で、
アマチュアの方が誤解してしまう動き」
こうしたことについて、記事にしてはどうかと
提案したことがあります。
でも、その編集者はこう言いました。
「それでは売れないから。。。」
聞くところによると、購読者が望む記事は
いわゆる「高度なもの」が多いのだそうです。
いわゆるスイングの基本的な動きについては
記事にしても「自分にはもう関係ない」と思ってしまい
購買に繋がらない、ということでした。
しかしながら、いわゆる「静の段階」で
正しいインパクトの形が取れないのに、
「動の段階」で正しくインパクト出来ることは。。。
ハッキリ言って、絶対にあり得ません。
本末転倒なのですが
単刀直入に言えば、
多くのアマチュアゴルファーが上達しないのは、
学習の仕方を完全に誤解していると言えます。
「これが出来れば、次はこれ」
これが正しいレッスンであって、
この順番を前後させてはいけません。
ちょっと冷静になって考えてみれば
極めて当たり前の話とも言えます。
ですが、これは教える側のジレンマなのですが、
この正しい指導法を取ると、上達しない間は
指導が毎回同じ内容になる可能性があります。
そうすると、レッスン内容が単純になってしまい、
レッスンの継続率が低くなってしまうのです。
もちろん、そのへんがマンネリしないようにするのが
レッスンプロの腕の見せどころではあるのですが
なんとも頭の痛い話です。
これは別にゴルフに限らず、
私がよく例に出すピアノなどの音楽にも
同じことが言えるのかもしれません。
こうして考えてみると、継続率を考えるレッスンによって
生徒さんの上達が阻害されていると思えてなりません。
これをお読みの方は、どちらかというと
まじめにゴルフに取り組まれている方が多いと思いますので、
これまでの話には当てはまらないと思うのですが、
こうした学習の仕方、上達の真実については
多くの方にきちんと知っておいて欲しいと思い、
一つのテーマとしてお話をさせていただきました。
今日はこんなところにしておきます。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
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