2018.01.07
From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「トップで悩んだらコレを確認」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
以前、シャフトラインについてじっくり見てきました。
今回はトップの良し悪しを確実に見極めることができる
もう一つの「あるライン」について、
ビデオを交えて見ていきます。
(続きはビデオにて)
と、本題に入る前に
業務連絡2点です。
一点目。私のワンデーレッスン、
1月のレッスンを各地区で募集中です。
日程は、以下の通りです。
すでに受付を開始しておりますので、満席の際にはご容赦下さい。
ご希望の方はお早めにお申込み下さい。
神奈川(神奈川県厚木市) ※好評につき今月も開催
1/10(水)のみ
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180110/
大阪(大阪市東淀川区)
1/14(日)・1/15(月)・1/16(火)
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180114/
兵庫(兵庫県神戸市) ※半日レッスン。少人数3名限定。
1/17(水)
10:00~13:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180117/
岐阜(岐阜県各務原市)
1/21(日)・1/22(月)・1/23(火)
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180121/
そして2点目。私のプログラム「JSNX for Golf」が
新年キャンペーン中とのことです。
こちらのプログラムは、正月のおせちでなまった身体に最高です。
今回の御案内は「WEB視聴版」ということで、
申込後自宅ですぐにご覧いただけるようになっているそうです。
↓
http://g-live.info/click/jsnk20180104/
業務連絡は以上です。
では、話を戻します。
トップで悩んだらコレを確認
スマホの方、動画が見れない方はこちら
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
↓
http://g-live.info/click/omrpdf180107/
※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
ショルダーライン
以前、シャフトラインについてじっくり見てきましたが、
今回はトップの良し悪しを確実に見極めることができる
「ショルダーライン」
というものについて見てみましょう。
スイングの軌道を評価する場合に、
ターゲット後方から見て私が使っている3つのラインを
復習させていただきます。
(1)シャフトライン
(2)ライトエルボーライン
(3)ショルダーライン
このどの3つのラインも、
すべてセットアップでのターゲット後方の無限遠方から見たときの
いろいろなところを結ぶラインの延長線です。
見る理想の位置はグリップのポジションの無限遠方ですが、
3m以上離れていればまあまあ正しく判断できます。
シャフトラインとは
セットアップでのシャフトのラインの延長線です。
ライトエルボーラインは
セットアップでのシャフトの付け根と右肘を結んだラインの延長線です。
ショルダーラインは
セットアップでのシャフトの付け根と首の付根を結んだラインの延長線です。
そして、シャフトラインとショルダーラインで囲まれる三角形は、
「秘密のアイスクリームコーン」と呼ばれます。
スイングとしてはこの「秘密のアイスクリームコーン」の中に、
スイング中すべてが収まっていれば、まあまあ良いスイングと判断できます。
今回はショルダーラインに関係することをお話しようと思います。
ショルダーラインとスイングの問題の関係
ショルダーラインとスイングの問題の関係を見てみましょう。
ショルダーラインの上に手元やクラブがはみ出すと、
無駄な力を使いすぎてトップまであげていることになります。
確かに高いトップはボールを遠くまで飛ばせる気がします。
しかし、実は高さはそれほどボールの飛びには貢献してくれません。
高いトップほど、腕とクラブがより多くの位置エネルギーを得ていることになり、
飛ばしには有利に感じます。
しかし、そこに落とし穴があります。
力で高くあげたトップの弊害
力で高くあげたトップの弊害により、
がんばったつもりなのにそれが仇となってスイングを悪くしてしまいます。
では、どんな弊害があるのかをみてみましょう。
(1)シャフトクロスでアウトサイド・イン
(2)右肘外れで振り遅れる
(3)手元がなかなか落ちずインパクトの面に乗ることが遅れる
これらの問題を発生させないためにも、
バックスイングから脚を使って動きたいものです。
脚が動けばその分、腕が動かなくてもよくなります。
スタンスの幅に連動して下半身の可動域は広がりますが、
ドライバーショットぐらいスタンスの幅を広げたら、
脚を使い切ると手元は胸の高さぐらいまでにあがります。
そうすれば、後はそこまで動いてきたヘッドの勢いだけで良いトップです。
ここで、それぞれの問題についてちょっと見てみましょう。
シャフトクロスでアウトサイド・イン
シャフトクロスとは、トップに向かうシャフトが水平になったところで、
シャフトが打ち出し方向の右を向くことです。
大きく左肩甲骨をスライドさせて、
トップが水平よりも下に垂れ下がる場合があります。
その場合は、トップでシャフトが打ち出し方向の右を向きますが、
シャフトが水平のときに右を向いていなければシャフトクロスとは言いません。
そして、シャフトクロスでは打ち方にもよりますが、
正しくスイングする場合にはダウンスイングの軌道は
アウトサイド・インになりやすいです。
正しくスイングするというのは、トップからいきなり手で打ちに行かないで、
一旦真下に落ちるように手元が胸の高さ辺りに落ちるまで力を入れない打ち方です。
一旦下に落ちるということは、シャフトクロスでヘッドがボール方向にあるので、
手元とヘッドの関係はヘッドのほうが手元よりもボール側に出ます。
そうすると、手元がインパクトの面に乗っても、
ヘッドはまだインパクト面の上にあることで
ボールの外から落ちてくる軌道であるアウトサイド・インとなります。
右肘外れで振り遅れる
トップからいきなり手で振りに行く場合には、
シャフトクロスでは逆にインサイド・アウト軌道になりやすいです。
それは、まずトップに向かって振りに行くために
右肘を上に持ちあげて振りあげる動作をするからです。
振りあげるときにシャフトが打ち出し方向の右を向けば、
その反対方向へ動かそうとすることになり、ヘッドはインサイドに入ってきます。
さらに、トップに向かって右肘の外側を上にあげる動きでは、
右肘が体の外側に外れることになるため振り遅れとなりやすいです。
振り遅れでは、ヘッドはインパクト面の下に入り
まさにインサイド・アウト軌道でボールヒットします。
そして、振り遅れの場合は一番OBになりやすい右へ飛び出して
さらに右に曲がるプッシュアウト・スライスが出やすくなります。
さらに、プッシュアウトしそうなことを感じると
前腕を左に力で捻ってフェースを閉じようとして閉じすぎると、
左への引っかけや大きく左に曲がるフックも出ます。
ようするに、右や左のどちらに曲がるかわからないショットとなります。
パワーのある飛ばし屋ほど右肘外れは深刻な問題となり、
飛距離は時々出るのにスコアがまとまらないで悩むことになります。
右肘外れでは、ダウンスイングで力で右脇を締めなければ振り遅れになります。
ところが、ダウンスイングで右腕に力を入れてしまうと、
パワーの源としての右腕が使えなくなってしまいます。
ということは、ボールは飛ばなくなります。
手元がなかなか落ちずインパクトの面に乗ることが遅れる
人は筋肉に力を入れると約0.4秒はその力はゼロにはなりません。
そして、ゴルフのスイングでは
トップからボールヒットまでは平均的に約0.3秒です。
となると、クラブを上にあげる力を入れたら
トップから腕とクラブはボールヒットに至っても下に落ちにくくなります。
そうなると、クラブを下に引きずりおろす力を入れなければ
うまくボールに当たりません。
そして、ボールヒットに向かってインパクト面の上から下に抜ける軌道である
アウトサイド・イン軌道になりやすいです。
そして、ヘッドスピードが最高潮に達しようとしているときに
ヘッドをボールに当てるためにインパクト面にうまく乗せなければならないので、
腕のコントロールが必要となります。
コントロールしながらでは、清々と振れるはずはありません。
調整が入るほど再現性は低くなり、気持ちよく振り切れない分、飛距離も出ません。
どうすれば余計な力が入らないトップとなるのか
では、いったいどうすれば余計な力が入らないトップとなるのか。
それは、冒頭でも少しお話させていただいた、
バックスイングで脚の動きを使うことです。
脚の動きで体幹を回転させて、その先の腕とクラブをトップ近くまで運べるほど、
腕には上にあげる力は入らなくなります。
脚の使い方は単純です。
バックスイングでは右脚を伸ばす動きで
右足母指球の少し後ろで地面を踏みながら、
右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込めば良いです。
右脚の動きで腰がセットアップでの骨盤の前傾角度を維持しながら
右に回転することをじゃましないように、
左サイドを右足つま先方向へ落とすようにします。
うまく脚を使えると、スタンスを広げてドライバーショットぐらいでは
脚の動きだけで手元は胸の高さ辺りまであがります。
そして、下半身を使い切る胸の高さ辺りまで動いてきたヘッドはかなりの勢いになります。
胸の高さから先では、ヘッドの勢いに任せて右肘が曲げさせられ、
右腕はシャフトに押された分を押し返すようにしてシャフトを支えます。
右腕が支点となり、ヘッドが力点で、作用点としてのグリップエンドを動かします。
そのグリップエンドの動きで左腕が引っ張られ
左肩甲骨が胸の方向へスライドする形で
上半身のしなりとしてのエネルギーが蓄積され始めます。
胸の高さからヘッドの勢いを使うことで、
腕の力でクラブを上に持ちあげる力は最小限となり、
ダウンスイングでは腕とクラブは下に落ちやすくなります。
カメラ位置やスマホの便利アプリ
いろいろなラインとスイングの関係を正しく判断できるためには、
カメラなどの位置も重要です。
カメラの位置は、ターゲット後方から見て、
高さや左右方向としてはグリップのポジション辺りが最適です
カメラ位置やスマホの便利アプリについては以前にお伝えしていますので、
下記のメルマガを見てみてください。
【ビデオ】バックスイングで悩んだらコレ(2017.12.10)
↓
http://g-live.info/click/171210_nikkan/
スイングの撮影には、とにかく一度トライしてみると、
いろいろやりかたとかがわかってきますから、
是非練習場などで撮影してみましょう。
撮影のしかたを具体的に教えて欲しいという方は
私のワンデーレッスンに一度来ていただくのもおすすめです。
神奈川(神奈川県厚木市) ※好評につき今月も開催
1/10(水)のみ
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180110/
大阪(大阪市東淀川区)
1/14(日)・1/15(月)・1/16(火)
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180114/
兵庫(兵庫県神戸市) ※半日レッスン。少人数3名限定。
1/17(水)
10:00~13:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180117/
岐阜(岐阜県各務原市)
1/21(日)・1/22(月)・1/23(火)
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180121/
それと最後に、新年キャンペーン中の私のプログラム
「JSNX for Golf」もご案内しておきます。
こちらのプログラムは、正月のおせちでなまった身体に最高です。
今回の御案内は「WEB視聴版」ということで、
申込後自宅ですぐにご覧いただけるようになっているそうです。
↓
http://g-live.info/click/jsnk20180104/
では、また。